カテゴリ:香港ふうけい( 177 )

思いのほか多い 香港の花木 ~ 今年もいらして下さって ありがとうございました ~

年末を迎えたおらが町の神社では、初詣に向けての準備が完了。
本殿前のかがり火を焚く松明籠や、その脇に積み上げられた出番待ちの薪の山。
近くの竹林から切り出してきた竹で 大きな門松が設置され、
門松の足元を彩る葉牡丹も添えられて、もうあとは参拝客を待つばかり。
時節の行事を控えた街町では、やっぱり何かしらの花木が活躍するんですね。



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香港でもそれは同じで、花木が季節を伝えてくれているのかも。

春節を控えたフラワーマーケット(花墟市場)には、
桃や水仙の花 ・ ツノナスやキンカンが鈴なりになった鉢 などなど、
縁起を担いだ福々しい花木がズラリ(・・・と並ぶらしい → 写真でしか見たことがない:笑)。
花市(年宵花市)だと、華やかな花木と それを買い求めに来た人々で 賑わうんだろうなぁ。
1度行ってみたいなぁ。

11~12月頃の時期に訪港すると、まずは空港で出迎えてくれるポインセチアが風物詩。
到着ロビーを出て 市街地に向かうバス乗り場へと歩く時、
ゆるく下るスロープのわきに、真っ赤なポインセチアが並ぶのです。
ドーム状の透明な天井なので、適度に陽光が差し込んできてるから ちょうどいいのかな?
冬の香港への里帰りを祝ってくれていて、到着したワクワク感が輪をかけて高まる場所。



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人通りの多い街の中でも、歩道わきに飾り付けられたポインセチアに出会えます。
観光客が多い尖沙咀の廣東道だと、決まって見かけるなぁ。
いや、設置される花々は、なにもポインセチアや特別な期間だけのものではなく、
何月に訪港しても、何かの花が当たり前のように街を彩っていて。

とある日、待ち合わせの約束があって 上環から中環に向けて急ぎ足で歩いてた歩道。
飾ってある花木を一つ一つのぞき込みながら、水を与えたり間引きをしたりする人々が。



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傷んだ物が無いかどうかを確認しつつ、
台車に載せた新しいプランターを「よいしょっ!」と持ち上げて設置したり、
植え替えた花の根元は土が乾き気味になるから、たっぷり水を与えたり。

手入れする様子を見ていたら、
“ 飾られた花 ” と “ 手入れをしている人 ” の どちらからも、和ませてもらえたんですよ。

もしかしたら、花に向き合ってお仕事されてる皆さん自身も、
仕事とはいえ、そのひとときだけは気忙しさの無い気持ちで作業をしてらっしゃるのかな?
・・・とも感じたり。

急ぎ足だったのに立ち止まってぼ~っと眺めてたものだから 約束時間が迫って来て、
和みのひとときとは正反対のダッシュで、徳輔道中を慌てて走ったおバカな自分。。。



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いつも忙しげで時間の流れが早足になってる香港だけど、
花木に出会える空間は、思いのほかたくさんあるんです。

そもそも海に囲まれた緑地帯の多い香港、地図を見れば、そのほとんどが緑色。
山の緑じゃない場所にしたって、どんな街町でも必ず目にする公園に花木があるし、
都市部の幹線道路から1本中に入った道路沿いや住宅街の中にも、大小の公園が。
九龍公園や香港公園のような広い有名どころだけじゃなく、
小さな公園を含めると、かなりの数のオアシスが散らばっています。
そしてどの公園もオアシスでいられるように 人の手がちゃんと入ってケアされてて。

そうそう、余談ですが、
公園の中だけは例外なく禁煙が徹底されている事も、人に優しい場所の証ですよね。
香港のタバコ愛好者、これね、本当に見事にこのルールをきちっと守ってるんですよ。



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高層ビルや高層マンションがそびえ立つ香港、確かにそれは一面だけど、
建物の谷間には花木がけっこう息づいています。
小さな植え込みや小さな公園に 思いのほか恵まれている香港。
「忙しそうにしてばかりいないで、ちょっと一息ついてはいかが?」
花木の声なき声に気付けば、
ついつい倍速で動いてる時間の使い方が 少しゆるやかに出来るかも。
・・・と、
掃除の合間にブログに逃避しつつ あたふた3倍速で動いてる大晦日の自分。。。(笑)

今年もここに遊びに来て頂けて、ありがとうございました。
2016年も、記事やコメント欄に ちょこちょこ覗きに来て頂けるよう、
偏ったローカル記事を綴りたいと思っています(笑)。
よろしかったら、これからも香港製造品を手に取ってみてくださいね。
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by hongkonggaffe | 2015-12-31 14:59 | 香港ふうけい | Comments(20)

雨の日は 雨の日なりの 楽しみを

ふだん仕事をしている日々だったら、朝から雨だといい気分だとは言えない。
「あぁ。。。雨かぁ。。。」
“ 仕事+雨 ” のダブルパンチのような。。。
だけど、
休日だったら雨も悪くないな。
「▲▲しなきゃいけない」みたいな予定さえなければ、むしろ雨だと落ち着くような気がする。
「ゆっくりしよう」「出掛けずに過ごすか」・・・雨天なりに、楽しめて。



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香港に里帰り中だと、日本の休日と同じことで、雨天だって歓迎気分になる。
“ 里帰り中 = 毎日が休日 ” だから。
日本に居ても香港に居ても、雨を味わう余裕さえあれば歓迎気分になるってことかな?

味わうだけの気持ちの余裕を持てていることに、すでに満たされる。
香港で、しとしと降っている程度の雨だったら、気持ちが落ち着く。
・・・新界で、文物径の歴史ある建物を巡ったり、遠くに山々を望んでたりしつつの小雨。
・・・街の路地を散歩してたり、早朝にまだ眠ってる都市部を散歩してたりしつつの小雨。
なかなかいいもんだね。

人が多くない場所だったら、雨傘や歩く速さを気にしないでいられるし、
気を遣わずにゆったり歩いて雨に濡れる周りの物を楽しむ余裕があるから。
だけどこれが、
「この人混みは何!?どこから人が湧いてくるの?」と思うしかない旺角や銅鑼灣だと、
小雨の中を歩くのは、自分には絶対に無理(笑)。



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小雨ですまない場合もある。
いきなり雨雲に覆われてスコールのような激しい雨がやって来たり、
弱まったり強まったりしながら ほぼ1日中降り続けていたり。
そんな時、
タイミングさえ合えば、乗り物に乗って楽しんじゃうのも面白いと思う。

路線バスの2階から眺め通す雨の道や街は、
都市部でも新界の外れの方でも楽しめて。



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広めの横断歩道の前で信号待ちになると、
一斉に渡り始める人々の傘の花が開く。
一番見応えがあるのは、やっぱり銅鑼灣のSOGO前のスクランブル交差点。
苦手な銅鑼灣だけど、見下ろしてるぶんには楽しめる(笑)。

雨が降っていなくても、ただでさえ見応えのある交差点の群衆。
そこに傘の色と動きが加わるんだから、雨の都会を俯瞰してるような気分。
色が交差しながら、それぞれの花がちゃんとぶつからないように歩いてるんだよねぇ。
雨天時の交差点の最前列で、バスやトラムが止まってくれたことが1度もないから、
自分の目で見たこともカメラで撮ったこともない。
いつか、香港最大の雨傘の開花を間近で見てみたいな。



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香港島側だと、トラムの先頭席から眺めるのが楽しみ。
特に夕方以降~夜なんて、きれい。
雨粒が光を引き立ててくれるような気がして。

窓ガラスに溜まった雨粒に焦点を当てれば、トラムの速度に合わせて雨粒が形を変える。
窓ガラスの向こうの景色に焦点を当てれば、雨粒の数だけ光が灯って散らばる。
昼も夜も飽きずに遊んでいられるのは、雨のおかげ。
肉眼だと見逃したり見えなかったりする模様を眺められるのは、カメラのおかげ。



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乗り物だったら、バスやトラムだけじゃなくて、スターフェリーもいいかも。
雨に煙るヴィクトリア湾。
7分間の乗船を雨と一緒に楽しめそう。

楽しむなら、やっぱり下層階に乗らないと(笑)。
上層階と違って 壁や窓が無いぶんだけ、雨に近づける。
手が届きそうな近くに横たわる湾の水面(みなも)に雨が模様を作る。
潮の香りと、雨の日ならではの ぬるい香り。
その香りにディーゼルエンジンや床のワックスの香りが混じる。



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濡れる?・・・・・・濡れる(笑)。
あまりにもひどい風雨の時には、セーラー服の皆さんがビニールカーテンを引いてくれる。
けど・・・・・・濡れる(笑)。

そもそも、日常の中で、雨の日に好んで船になんて乗らないよね。
あり得ない。
船旅でもしてるならいろんな天候にも出会うだろうけど、ちゃんと雨からは守ってもらえる。
なのにスターフェリーの下層階だと守ってもらえる物が少ないわけで・・・。
だから、やっぱり特別な7分間になるんだと思う。



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1度だけヴィクトリア湾に雨のスポットが現れたのを見かけたことが。
西營盤のホテルの窓から偶然見かけた雨のスポット。

「馬の背を分ける」と言われるように、
ほんの一部分だけに雨が降り下りていて。
周りは晴れているのに、雨雲がいたずらした一帯だけ雨の柱としぶきが立ってて。



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スポットのすぐ外に居たフェリーが、まさに雨の柱の中に入って行く。
うわぁ、どんなんだろう?
降ってない場所に居て前方に雨を見て、
その中へある一点から突然入って行ってシャワーを浴び、
またいきなり降っていない部分に入る・・・。
「運賃は少々高くなるけれど、そういうコースをご用意してます。」だったら、
ぜひぜひ乗ってみたいと思う。

香港では、雨を(雨も)楽しもう。
なにも街のSCしか雨宿りが出来ないわけでもない。
・・・テントの下に避難しても、店の主人は快く受けてくれる。
少々の雨だったら、散歩をやめちゃうのは もったいない。
・・・何度か歩いたことがある道や公園が、新鮮な顔を見せてくれる。



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さすがに、ガイドブックや香港案内パンフには、雨天時の写真は出てこないものね。
雨降りの香港島の表情なんて、載ってるのを見たことが無い(笑)。
でも、
・・・というか、
だからこそ、
自分だけの “ 雨の日の情景や情緒 ” を見つけて楽しんじゃうのも良いと思う。
まだ紹介されていなかった香港の顔を 自分で見つけて楽しんじゃうんだから。

・・・なぁんて。
やってみたこと半分、まだ味わっていない or 見つけていないこと半分。
香港に滞在してる間に 雨に恵まれたら、もしかするとチャンスかも。
狙って、は 不可能だから、気まぐれ天気に任せたまま、楽しみにしていたいと思う。

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by hongkonggaffe | 2015-12-16 21:42 | 香港ふうけい | Comments(18)

こころのよりどころ になった子たち  ~ Golden と Shiba ~

人の心を癒してくれるペット、飼い主にとっては、きっと家族。
さほど広くはない香港だから、
香港島側に滞在していると散歩中のワンコをけっこう見かけます。

特に、自分がよく歩く道だったら、お馴染みさんも。
早朝散歩を終えた後に科記咖啡餐廳で過ごし、ホテルへ戻る時、
右に曲がる角のセブンイレブン(七仔)前で出会うのは、ゴールデンレトリバーとお兄さん。
いつも普仁街の坂道を下りてきて太平山街を横切り、荷李活道へと歩いて行きます。
セブンイレブンの前まで来ると店の前で立ち止まり、手が空いたレジのおばさんにご挨拶。
思いきり撫ぜてもらってから おばさんとバイバイするのが、毎朝のコースです。

ノーリードで歩いてるけど、お利口さんでご主人から離れず歩道をゆったり歩いての散歩。
暑さ最高潮の季節だと、胴体と足の毛がサマーカットにされていることが多いこの子。
体を覆うふさふさした毛が特徴のGoldenなのに、刈り込まれた羊のようになってて。
サマーカットにしてもらってるGoldenを見かけるのは珍しいことではなく、
香港のGoldenには しばしば見られる姿・・・ご主人達の配慮なのでしょうね。



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ノーリードのままお利口さんに歩道だけを歩いているのですが、
香港のワンコ達はリードを外されている姿をよく見かけます。
住宅街に近い場所は分かるけれど、都市部と言える中環の2~3本裏手の道でも、そう。

で、ご主人の手にはリードの代わりにペットボトルが。
ワンコがマーキングをした際にピュピュッと水をかけて、散歩を続ける。
お国柄の違いで、リードで繋ぐことよりも、水をかけることの方がマナーなのかな?
アマさんが雇い主のワンコを散歩させている時は、さすがに繋がれてますが。

そう言えば、ワンコの糞が落ちてるのを見かけたことがありません。
郊外の町や村だとゴロンと落ちた糞を見るけれど、飼い犬のものかどうかは不明。
住宅地や都市部に近い場所だとワンコの糞を入れるBOXやトイレが設置されてるので、
糞はきちんと処理されているのかも。

よって、都市部の裏道や住宅街では、
糞よりも、踏まれてペシャンコになったゴキ君を踏まないことの方が注意点です(笑)。



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個人的には、ワンコの中でもなぜかGoldenを目にする機会が多いです。
自分が好きだということから目が向くのかなぁ。
でも、
「一世帯の部屋が狭いはずの香港で、この大型犬とどうやって暮らしてるんやろ?」
と、見かけるたびに不思議に思う回数が多いから、
やっぱりGoldenは香港で多く飼われてる方じゃないかなぁ。
イギリス原産の犬だから、返還前からの名残り?・・・これは考え過ぎか(笑)。
とにかく、見かけることが多くて。

同じように見かける率が増えてきたのが、柴犬。
柴犬は、高めの湿度・気温に強いそうだけど、そういう面では香港向き?
Shibaという犬種として知られていますが、人気が出てきているのかも。



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西營盤を散歩していたら、人が集まっている向こうに 5匹のShibaが。
微笑みながら撫ぜる人あり、飼い主にいろいろ質問する人あり、
大勢の笑顔の中でお利口に座っていました。

5匹の横には、【WE5】とタイトルが記されている写真集が積んでありました。
写真集のキャンペーン中(笑)?
日本でも以前からYouTubeで配信され続けている有名な柴犬が何匹か居ますよね。
ここ香港では、今ブームになりつつあるのかな?
たしかに、Goldenよりは小さくて同居しやすそう。


そう言えば、荃灣で見かけたShibaは、キュートな顔をしながらご主人と一緒でした。
荃灣街歩きをしてて休憩しようと向かった嘉樂冰室。
お腹もすいてたので、あのぶ厚い タマゴサンド (蛋三文治)を食べようかと向かった時、
店の前に1組のカップルが並んでいて。
Shibaは散歩中?・・・いやぁ、こりゃ散歩じゃない・・・デート同伴中?

出入り口前で抱き合ったまま順番待ちしている仲良しカップル。
おやおや、男性ご主人が背負ったバッグの中に Shiba。
Goldenだったら、コレは出来ないよねぇ。



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カップルはずっと抱き合ってるんだけど、Shibaだけ居場所が無さそうにキョロキョロ。
ピッタリくっついて動かないままの背中で、顔だけ動いてる図。
「おらぁ、どうしたもんだ~?ご主人の気持ちは分かるけど、さっきからずっとこうやでぇ~。」
目つきが訴えてます。
飼い主に忠実なShibaだけに、困惑するしかないよね。
この子、いつまで困ってたんだろう?
・・・食べ終えて店を出るまでだったらタイヘンだったよねぇ。おつかれさま・・・。



それに比べて、上環で見かけたShibaは開放(笑)されてました。
こちらは店先のカウンターでブランチを楽しんでたカップル。
脇のベンチで、ずっとご主人の幸せなひとときを見守りながら座ってて。

通りかかって出会ったこの光景に引き寄せられ、近くで見ていたら、
僕に気付いたご主人がニコッと微笑んでスツールから立ち、
カメラの方を向くようにShibaに呼びかけてくれました。

名前を尋ねたら【モリー】とのこと。
うまくカメラを(僕を)見ないので、
ご主人は、わざわざ僕の背後に回り込んでモリーを向かせるまでの温かな配慮。
「モリー。モリー。」
「モリーーーーー。」
呼ぶたびに一瞬ご主人(つまりカメラと僕)を向くんだけど、
モリーはなぜか 右横に立ってる太太ばかり見てて、カメラ目線にならず。
優しい眼差しをモリーに向けつつ苦笑いするカップルでした。



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ワンコやニャンコって、思い出してみると昔はペットとしての姿を見なかったような。
ウチが住宅街を散歩するようなことをしてなかった時代だから、
ペットとしてのワンコが
今のようにご主人と連れだって散歩してる光景を見逃していただけかもしれません。
でも、当時すでに動いてた中環のエスカレーターから茂みの中にワンコを見かけたり、
クルマの下に隠れてて呼ぶと逃げていくニャンコに出会うばかりだったり。
野良ちゃん達が街の片隅でひっそり生きている印象でした。

その頃と比べると、香港のペット事情はいろんな面で変わってきたように感じます。
ペットショップだって、こんなに多くなかった。
今はけっこうあるし、スーパー(超級市場)には普通にペット用品コーナーがあるし。



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愛護動物協會も活動が定着していて人とペット(野良ちゃんを含めて)との距離が縮まり、
飼って “ あげる ” のじゃなく、 「 この子にそばに居て “ もらえる ” 」 というような、
家族として欠かせぬ存在になっているワンコたち。

日本とは暮らす環境も散歩のマナーも、やや違いを感じる香港。
ただ、
以前の事を思えば、とても大事にされているこの子たちが、
人間にとっての 心のよりどころ になってきているのだったら、
それは日本も香港も同じですよね。

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by hongkonggaffe | 2015-12-11 14:46 | 香港ふうけい | Comments(14)

見慣れた場所に 見慣れない物を見つけた時  ~ 変わる街の光景 ~

上環が終点だったMTRが堅尼地城まで延長開通されて、早いもので1年が経ちます。
1年経つのに いまだになんだか違和感を感じちゃうのは、
ウチが日常をここで暮らす住人じゃなくて旅行者だから なんだろうな。
西區(上環よりも西の地区)にMTRが走ってること自体に、なんだか慣れない。

小さな事だけど、街のあちこちに駅の方向を示す表示板が立っている事も不思議な光景。
・・・乾物屋街(海味街)の中に表示板?(西營盤駅用)
・・・石塘咀の高架線の下にも表示板?(香港大学駅用)
・・・トラム終点の卑路乍街にも表示板?(堅尼地城駅用)
「 う~ん・・・ここにMTRマークかぁ・・・なんかヘンやなぁ・・・・」
ずっと見慣れてきた街並みの中に 見慣れない表示板がニョキッと立ってるのは、
いまだに違和感があって(笑)・・・頭のカタイ自分。



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見慣れない物が出現するだけじゃなく、
そのために見慣れていた物が消えて無くなってるというのも、これまた不自然。
石塘咀街市の手前に建ってた古いアパートとカラフルアパートが、そう。
古いアパートが跡形もなく消えてて、カラフルアパートのまわりも変わってしまいました。

道のカーブはそのままだし、道路の黄色い停車禁止ラインもそのまま。
だけど、古いアパートが消えて大きく空いたままの空間。
人が出入りする気配なんてまるでなかった場所に、
人々が常に出入りしてる駅の出入り口があるのだから、
やっぱり見慣れない光景に不思議な感じがして。。。



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   ↓      ↓      ↓
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色が印象的なカラフルアパートと言えば、とても好きな場所がもう1ヶ所あります。
そう、こちらはまだ残っててくれて「あります」だから、「ありました」の過去形ではなくて。
それはホテルLBPの真ん前、皇后大道西と荷李活道が繋がる場所。
乾物屋が仲良く並んでる古いアパートです。
ふだん店を開けて商ってる時間帯は何も感じないのだけれど、
この店たちがシャッターを閉めていると カラフルな色が並ぶのです。



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このアパート、1棟のアパートじゃなくて、
まるでそれぞれが別々に建てられて寄せ集められたように でこぼこしてます。
古いアパートって、壁は灰色一色のことが多いけど、
こちらのアパートは、1棟1棟の壁の色が微妙に違う。
薄いピンク ・ ミントグリーン ・ グレー ・ オフホワイト ・ ベージュ など、いろいろ。

寄せ集めのパッチワークのような壁を足元で引き締めているのが、シャッターと間口の色。
ブラウン ・ オレンジ ・ イエロー ・ グレー ・ ホワイト ・・・
さらに、シャッターの造りとデザインが違うから、開け閉めの方法もそれぞれ。

そうしたこれら全体の美しさは シャッターが閉じられた時に映えるので、
朝~開店時間までや 定休日の日曜が、いちばんの観賞タイム。
LBPに滞在してた時にこのパッチワークに気付いて以来、
早朝散歩を終えてホテルに戻る時、これを観賞するのが楽しみのひとつになりました。

アパートには、それぞれの部屋ごとに、人の暮らしがある。
色と形が違うように、その数ぶんだけ別々の家庭が違う日常を営んでいる。
だから、どれも同じ色同じ造りにされてしまったアパートよりも、こちらの方が味わいがある。
なのに、けっしてバラバラじゃなくて、個を持ちながらも互いに肩寄せあって建っている。
・・・そんな古いアパート ( だろうなと思って惹かれる:笑 ) 。



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ここを通りかかると、観賞タイムが楽しみなこのアパート、
先日見に行ってみた時は、竹で組まれた足場とネットに覆われていました。
あらら、どうしたんだい?どうかなっちゃうのか?

ネットには垂れ幕がかかってて、 “ 樓宇維修綜合支援計劃 ” の文字が。。。
文章を正しく理解できない僕、推測しかできないけど、
“ 建物の修理 ・ 手入れなどに関わる面で、行政側が援助していくプロジェクト ” なの?
正しく理解できないから、あかんね~。

もしそうだとしたら、住人にとって何よりの事だといいな・・・と思います。
それぞれの色形のように違う、それぞれの暮らしが守られると良いな・・・と。
で、
できることなら、
その象徴のようなこのパッチワークの味も、何らかの方法で残ってて欲しいな・・・とも。
勝手なことを想いつつ、ネットの向こう側にあるパッチワークを目に焼き付けてきました。



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MTRの表示板と駅の出入り口、手入れが始められている古いアパート。
建物が変わり、街の光景が変わる。
見慣れた物が消え、見慣れない物が出現した時、
そこに暮らす人々にとって、より良いものになっていれば なによりですよね。
だったら、
「う~ん・・・なんかヘンやなぁ・・・。」
なんて思ってちゃぁおかしいよね、、、と思いつつの散歩でした。

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by hongkonggaffe | 2015-12-06 11:20 | 香港ふうけい | Comments(10)

人々が迎えた2015年9月の火龍 ( FireDragonDance ) ~ 中秋節の香港 その8 ~

香港の中秋節と言えば、火龍 ( Fire Dragon Dance = 舞火龍 ) 。
毎年中秋節の夜に、香港島の大坑と薄扶林村で行われます。
大坑の火龍は、中秋節の 前日 ・ 当日 ・ 翌日 の3日間。
薄扶林村の火龍は、中秋節当日の1晩だけ。
香港島西端の薄扶林村までは往復の交通機関が少ないため、
終了後の混雑と戻る方法を考えた末に、大坑の火龍に行くことにしました。



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3年前の2012年に初めて行ったけど、台風余波の雨で迷った末に遅れて参加。
今回は最初から観ていたかったので、リベンジということで。
里帰りでの目的は【友人に逢うこと】と【火龍を観ること】が最大の目的。
3日間行われる中、2日連続で行ってみました。

大坑の舞火龍は、昔、疫病をはじめ その他の災いから町を救うために・・・と、
中秋を挟んだ前後の三日三晩にわたって火の舞いを続けることから生まれた祈りの催事。
1880年に始まり今年で135年の歴史を持つ 無形文化財(國家級非物質文化遺産)です。

今回、この記事に載せる写真は、とても多いです。
でも、
たとえばこの出来事を2回に分けて載せると、
この日のことが途中で途切れ、ぼやけてしまうような気がしてしまうのです。
順に載せると どれも外せなくて・・・・・・(嫌になるようでしたら流してくださいね)。
火龍の様子を そのまま時系列で載せます。



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ビクトリア公園(維多利亞公園)前でトラムを降り、中央図書館横を大坑方面へ。
町に向けて規制線に従って歩くと、
コミュニティーセンター(大坑坊眾福利會)の出口に、線香を挿す前の龍が。
その前では、火龍を先導する太鼓と中華シンバルがすでに序章を奏していました。
規制線を避けつつ碁盤の目になっている小道を抜け、メインストリート(浣紗街)へ。



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開始時刻の20:15になり、道の両側で待ち構える群衆の前にまず登場するのは、
何人もの可愛らしい女の子達。
しっかりポーズをとりながら女の子たちが行き来している間に、
龍は裏道で 火のついた線香を全身に纏って火龍に変身しつつあるようです。

女の子たちが姿を消すと、遠くから近付いて来る太鼓と中華シンバルの音。
群衆が待ちに待っていた火龍の登場です。
その姿がまだ見えてなくても、沿道の人々から沸き起こる歓声。
どんどん近付く音、鳴りやまない大歓声と拍手。



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燃える線香で全身を着飾った龍が、蛇行しながらやって来ます。
回転しながら浮遊する2つの火の玉を追うように近付く龍。
67mの体から放たれる煙で沿道一帯がいぶされ、周りにたちこめる白い空気。



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練り歩く途中のところどころで掛け声役の一人の叫ぶ声が合図になり、
龍の胴体がうねって、思いきり歩道に近付きます。
担ぎ手の吠える声と、歩道でのけぞる群衆の嬌声が混じり合う、龍のBigWave。
最後尾の火の玉が通過すると、メインストリートから奥の小道に入って龍は歩き続けます。

龍の消えた方角から近付いて来るのは、バグパイプを盛大に奏でて行進する一団。
タータンチェックで着飾った団体が、堂々たる行進で群衆を圧倒します。
後ろに続くのは、アイリッシュダンスを繰り広げる女性達。

整然とした隊列から解き放たれる美しいメロディー と 躍動する素晴らしい踊り。

じつは、くしくも この日は1年前に雨傘運動が始まった日。
香港が香港でいられるために大勢の人間が立ち上がった日、
まさにその日からちょうど1年目の夜。

かつて、イギリスとアイルランドが和解するきっかけの一つになったアイリッシュダンスが、
イギリス領だったここ香港で、雨傘運動のジャスト1年後に繰り広げられる・・・・・・。
これ、楽隊とダンスチームは、今年でなくても毎年出演しているのでしょうか?
それとも、昨年~今年の今日だから なのでしょうか?



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やっぱり胸がいっぱいに。
誇り高き演奏と踊りに向けて、火龍と同じだけの歓声や拍手が送られる。
この夜ここに集う人々の想いが飛び交っているように感じる。
一介の旅行者に、そんなこと、、、気がするだけ、、、なんだけど。
ただ、強くこみあげるなにかがあって、どうしようもなく胸がいっぱいに。

楽隊が去った後は、龍に付け替える線香が道路に準備され始めます。
線香の束と 点火するための着火剤が要所要所に置かれ、
担当する人々の手渡しによって、次々に線香が煙を上げ始めます。
龍が戻ってくれば、いつでも素早く線香を取り替えられるように、
見事な連係プレーで準備が進み、交換を終え、火龍は息を吹き返して また練り歩きます。



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こうした繰り返しが何度も続き、
何往復もする火龍と 沸きに沸く人々を観ながら、1晩目が終わりました。

大坑の町と同じぶんだけ全身に線香の匂いを浴びて トラムに乗り、ホテルへ。
ほんの少し線香の残り香が漂う部屋で眠り、
翌日の夜は、前夜のメインストリートではなく、細い路地の中で火龍を待ちました。
至近距離に迫る火龍と 狭い道を埋め尽くす群衆に もっと近付きたかったので。

建物の谷間で渦巻く 大歓声と拍手。
規制線は、あって無いようなもの・・・火龍を迎える人々 ・ 見送る人々 ・ 追いかける人々。
そんな人々に囲まれ混ぜてもらえること自体が、また胸熱くなるひととき。
火龍にもだけど、2日目は そんな群衆の方に自分の気持ちが行っちゃって。
“ 火龍にカメラを向ける群衆にカメラを向ける小学生 ” って、どうなん?(笑)

災いを鎮め平穏な日々を願って行われる火龍。
誇り高い音色とダンスで、和解と融合を暗に鳴らすようなバグパイプとアイリッシュダンス。
くしくもちょうど1年経ったこの夜、大坑に集まった人々はどんな想いでいたのだろう?



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いろいろと想わずにはいられなかった火龍。
あまりの凄まじいエネルギーに触れてしまい、翌々日まで ぼ~っと過ごしました(笑)。

伝え聞く話だと、会場で燃え落ちた線香は、ラッキーアイテムとされるそうです。
ウチも少しだけ頂いて、特別な夜を後にしてホテルへ戻りました。
声が渦巻き熱かった夜の線香・・・なのに、
持ち帰った1本1本は、香りをかぐと とても静かな香りがします。
今は自宅に飾ってある線香。
あまりに穏やかな数本なので、火龍の夜は 遠い日の出来事に思えます。

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by hongkonggaffe | 2015-11-01 20:07 | 香港ふうけい | Comments(14)

出歩いた場所 & 散歩とトラム旅を楽しむためには始発駅へ! ~ 中秋節の香港 その2 ~

~ 追記 ~
いつも記事UPした翌日あたりに、校正しながら記事の見直しをするのですが、
本記事でも、始発トラム事情について少し書き加えました。




今回は、上環(正確には かなり西營盤寄りの場所)のホテルに宿泊しました。
その理由については、また いずれ書き残しておこうと思います。
   ★ やっぱり団体客を取らないホテルが良いかな。
   ★ 滞在日数を考えると宿泊費を抑えたいな。
等々の理由で。
里帰りのたびに頭を悩ます理由ですけれど(笑)。



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恒例にしている 【 滞在中に香港から自分に宛てて出すポストカード 】 。
今回も その中の一部が今朝 届きました。

投函日から7日間かかって届いてるのは、日本に到着しても おらが町が遠いからか?
でも、いいよねぇ、ポストカードは 片道たった3.7$で飛べる。
今どきの1$≒16円計算なら、60円しないんでしょう?
人間のエア料金を考えると、ポストカードって いかにおトクに飛んでるか。。。
。。。あぁ、できれば自分がシールになって貼られて飛びたい。。。



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ここでは、そこに書いてある “ 出歩いた場所 ” を。
( いずれも発着点は上環のホテルなので、始まりと終わりの「上環」は省略。)

  ◎ 台北経由で香港機場~ホテルチェックイン~石塘咀
  ◎ 西營盤~石塘咀~中環~佐敦~西貢~觀塘~尖沙咀
  ◎ 西營盤~石塘咀~堅尼地城~太古~觀塘~藍田~中環
  ◎ 西營盤~石塘咀~堅尼地城~上環~銅鑼灣~大坑
  ◎ 西營盤~石塘咀~西營盤~上環~大坑
  ◎ 長沙灣~深水埗~旺角~西營盤
  ◎ 赤柱~北角
  ◎ 西營盤~銅鑼灣~灣仔~將軍澳~上環~中環
  ◎ 西營盤~石塘咀~荃灣~おひとりさま自由行動(こえだ:上環、太太:堅尼地城) 
  ◎ 中環~尖沙咀~九龍城~土瓜灣~北角
  ◎ チェックアウト~香港機場~台北経由で なぜか 日本へ。
       ・・・何か書き落としてるかも・・・。

今までブログに来て下さっているかたの中には、
「おや?元朗が入ってない?!」 とか 「あれ?筲箕灣は?」とか 気づくかたも?
・・・そうですよねぇ、故郷というのは何日いたって足りないもの。
また次回のお楽しみです。

こうしてポストカードの記載をあらためて書き写してみると、
“ 上環のホテル出発~西營盤~石塘咀(まで歩く) ” のパターンが いかに多いか(笑)。
上環から西營盤~石塘咀に向けて歩くのは、単純な理由があるんです。
  その①・・・かなりの回数かよった粥麺店(粢飯・炒麺・粥・腸粉・咸豆漿・点心)がある。
  その②・・・その粥麺店の流れで西へ少し歩けば、トラム始発駅が石塘咀にある。
この2つが理由です。



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滞在中はトラムに乗りたいばっかりのウチ・・・でなくても、
どなたにでも、トラムの始発駅というのは魅力的ですよね。
   ☆ なにしろ絶対に乗れる。
   ☆ しかも、望むなら かなりの確率で2階先頭席に座れる。
   ☆ 発車するまでずっとトラムの車体を観察していられる(どうでもいい?)。

上記の その② のトラム始発駅ですが、石塘咀の始発駅は本当に便利(穴場)です。
地図で言うと石塘咀の“山道”西側にあるループ状の線路部分。
ギリギリで写っていないけれど、記事の写真3枚目右後方。
東から「屈地街電車廠」という行き先を出して来るトラムが、折り返し運転をする場所です。

ここからの乗客が少ないのは、
「開通済みのMTR堅尼地城站の方が近いし早い」という理由があるからかも。
それでもやっぱり近辺の住宅から出て来てトラムを利用する乗客はいますが、
その人々は、もう1駅 or 2駅ぶん進んだ屈地街か水街から一斉に乗るので、
やっぱり始発駅は空いているのです。
もっと西の堅尼地城からやって来るトラムは本数が少ないだけに混んでるけれど、
このループ状始発駅には堅尼地城発のトラムは回りこんで来ないので、影響しません。

じゃあ、ホテルからもっと近い上環站の始発はどうなのか?というと、
場所がら利用客が多いし、
朝の時点では東の車庫からここまで到達しているトラムや折り返し車両がまだ少ないので、
混み合ったり 待機している車両が少なかったりする傾向があります。
だから空席にも期待できず、待ち時間もかかっちゃうんじゃないかな。



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・・・というわけで、ウチ的にはお薦めな 石塘咀の始発トラムを利用する方法。
今、ホテルが増えてきたり人気が出てきている上環~西營盤あたりのエリア。
ここに滞在することがあったら、
「朝食に向かったりちょっとだけ散歩を楽しんだりしながら石塘咀の始発駅まで行く。」
という選択肢があっても良いような気がします。

空き空きのトラムに乗り込み、選び放題の席に座って身体を休め、トラム旅を楽しむ。
悪くはないでしょう?

じつはこういうことって、なにも石塘咀じゃなくても出来ます。
銅鑼灣や大坑・天后で遊んでて、電気道を散歩しながら北角へ行き、始発トラムに乗る。
太古や鰂魚涌の後、やや頑張って歩くかMTRで少し動いて筲箕灣から始発トラムに乗る。
今居る場所から始発駅が近いなら、そこへ歩く途中と始発トラムとを選ぶのはお薦め。
トラム始発駅がある堅尼地城や筲箕灣や跑馬地で過ごしている時なら、もちろんです。



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マイナーながらも、銅鑼灣にも始発駅がある事をご存知でしょうか?
ビクトリアパーク(維多利亞公園)や中央図書館に近い RegalHK Hotel の横に、
ひっそりとループ状の始発駅があります。
「え?・・・ここ?」って思うくらいの ひっそりさ(笑)で。
正規の駅なのかどうか判断がつかず、乗っていいかどうか迷う雰囲気だけど、
休憩している運転士(司機)さんに咎められたことは今のところ1度もありません。
今回ウチは使わなかったけれど、前々回までは ここから何度も乗っています。
まだ利用できるはずだけれどなぁ。

「銅鑼灣と言えばSOGO」という印象の香港大厦前からはドッと利用客が乗りますが、
1つ手前だけなのに始発の回転場で待つ人は少ないのです。
ここを使えば、銅鑼灣に居た時に、北角始発駅まで歩かなくても済みますよね(笑)。

こうやって考えると、トラム始発駅(同時に終着駅)って、よく考えられて設置されてる。
東西を結ぶ筲箕灣と堅尼地城にあることはもちろんだけど、
その中間地点の北角と銅鑼灣にも 折り返しが出来る発着駅がちゃんと作られてて。
もともとは HongkongTramWay側 の諸々の都合と交通事情で
折り返し運転が可能な場所を確保してあるのだけれど、
それはそのまま利用客にも都合良い位置にあるんですよね。



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さて。
「上環~西營盤~石塘咀に向けて歩く、単純な理由」の1つめ・・・・・・。
上記 その① の粥麺店での朝食(早餐)は、今回お気に入りの2店になりました。
前まで気になってはいたものの、ゆっくり味わえたことがなく。
お馴染みだったはずのエリアでも、新規開拓を楽しみたいですし。
勝手知っているようでも、入ってないお店や入ったらハマってしまうお店があるものですね。

それはまたいずれ書き残しておきたいと思います。
中秋節の香港シリーズ、よろしかったら また お付き合いくださいね。018.gif
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by hongkonggaffe | 2015-10-10 17:19 | 香港ふうけい | Comments(18)

連絡通路や空中回廊を楽しみながら 自分だけのビューポイントを!!

コメント欄に来て下さるtaroトラベルさんが、記事で空中回廊の事を書いておられました。
「空中回廊を歩きながら回廊沿いの香港の景気を眺めるのが好き。」
そうおっしゃるtaroトラベルさん、
尖東の Hotel ICON から香港理工大学へ繋がる回廊の魅力を紹介してらっしゃって。
僕も回廊を歩くことが好きなので、興味深く&嬉しく 拝見しました。

建物から建物へ、建物から地上へ、歩いて移動する連絡通路や空中回廊。
“ 香港ウォッチング ” は いろんな場所での楽しみ方があるけれど、
連絡通路や空中回廊から外を眺めるのも、おもしろい楽しみ方じゃないかなぁ。



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香港は狭い土地の中に建物と横断歩道のない大きな道路が詰め込まれているから、
横断したくても渡れない場所がけっこうあります。
道の向こう側へ移動したい・・・だけど横断歩道が無く交通量も多いから渡れない。
そういった場所では、
歩行者専用地下道(行人隧道)か連絡通路や空中回廊を使うしかありません。

よく利用され知られていた地下道だと、昔の中環フェリー碼頭から潜る道がありましたね。
ご存知の通り、今は埠頭からIFCや遮打大厦まで繋がる長い連絡通路になっています。
出来た頃はすっごく不評でした(今も?)けど、慣れちゃったんじゃないかな(笑)?

今も残っている地下道は 香港島にも九龍方面にもけっこうあるけれど、
連絡通路や空中回廊に比べると、あまり見かけない印象です。
建物が立て込んでる香港だから、
「いっそのこと建物同士を繋いだ方がいいよね」という結果が、連絡通路や回廊なのかも。



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連絡通路や空中回廊を歩いてると、上から見下ろす楽しみが増えます。
地上にいると見えない、だけど高層ビルの上から見下ろすような遠さでもない、
高過ぎない場所から見下ろせる楽しみがあるような気がして。

こういう場所に立って、好んでトラムを見下ろすことも何度かします。
車体の屋根にトラムの車両番号が白く大きく記してあるのはご存知ですか?
架線とトロリー部分との接触の様子も近くで見られるんですよ(え?誰も見たくない?)。

中環の攊山大厦(手へん無し)と置地廣場をつなげる通路に居ると、
ひっきりなしにやって来るトラムを 大きなガラス越しに眺めていられる。
金鐘の金鐘廊と太古廣場をつなげる連絡通路や 銅鑼灣の円形歩道橋も、そう。
街なかにある連絡通路や空中回廊は 買い物ついでに利用できるので、
便利さと、トラムや2階建てバスを間近に見下ろす楽しさとの 両方を兼ねていて。



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距離が長めの連絡通路や空中回廊だと、雰囲気の違う2つのエリアを結ぶことも。

中環のフェリー埠頭からIFCへ入る青い鉄骨の連絡通路からは、
昼も夜も 中環の高層ビル群や 刻々と変化していく湾岸エリアの様子を眺められる。
そのままIFCへ入ってハイブランドのモールを抜けると、西へ向かう空中回廊のスタート。
上環方面へ長く続く空中回廊(中區行人天橋)は、
洗練されたお洒落なエリアと 昔ながらのゴチャッとしたエリアとを結びます。
回廊の途中から中環側へ下りる通路が何本もあるので、好みのエリアへスマートに移動。

灣仔のフェリー埠頭から空中回廊を抜けて街なかに近い謝斐道へ下りるのも、そう。
のんびりぶらぶらと歩くだけで(もちろん足早にでもいいけど:笑)、
雰囲気の違うエリアをいとも簡単に結んでしまうって、香港ならではじゃないかなぁ。
人混みや歩行者信号待ちで進みにくい下の道を歩くより、速さと景色に恵まれた方法かも。



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低過ぎず高過ぎもしない連絡通路や空中回廊から、下や遠くの景色まで眺める楽しみ。
しかも、通行人が多くないぶん、思う存分遊んでいられる場所。
ただの移動手段だけではなく、自分なりのビューポイントを持っていたら、
歩くことは苦にならないと思います。
というか、
ウチだと歩いて移動する時に「せっかくだからアソコを歩こう」と選ぶことが多い(ひまじん)。
それがいつのまにか、自分の定点観測場所になることも多いんですよ。

香港島側にも九龍側にも、そんな連絡通路や空中回廊が何ヶ所もある香港。
地図(香港街道地方指南や通用乗車地圖など)の中にはグレーの線で載っていますが、
都心部だけでなく 数多いので、関係しそうな場所を見て選んでみるのもいいかと。

自分が好む “ 少し上からのビューポイント ” を持っていると、
歩いての移動が 退屈になりませんよ。

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by hongkonggaffe | 2015-09-16 07:51 | 香港ふうけい | Comments(24)

秋の匂い in おらが町  &  包まれたい匂い in 香港

晩夏があっという間に初秋に変わり、気づけば初秋も本格的な秋に。
栗・サツマイモ・カボチャ が旬の食べ物ですねぇ。
スーパーのパン&お菓子コーナーは茶色系のパッケージで染まってて、
栗・サツマイモ・カボチャの餡や風味を加えた商品がいっぱい。
食欲の秋!もう、どんどん片っぱしから食べてます。控えるという事なんてあり得ない。

魚だとサンマですね。
夕方になって秋刀魚を焼く匂いなんかが漂ってきたら いいんだけどな。
「秋刀魚を焼く匂いがしてきました~」だなんて、そんな都合よくブログに書けはしない(笑)。
祖母が健在だった頃は、いつも七輪で焼いてくれたんだけどな。



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ウチだと、まさに今の【秋の匂い】は “ 稲穂の匂い ” です。
夕方近くに 家の裏を歩いていたり帰宅したりすると、
もう、ほんと、稲の香ばしい匂いが漂ってて、「秋っ!!」という感じ。
ウチは田舎なので周りに田んぼが多く、秋になると こういう匂いは風物詩。

「夕方近く」と書いたけれど ( ↑ ) 、午後遅く~夕方で、風の穏やかな日だと良いんです。
天気が良いと午前中~午後にかけて太陽の光で稲穂が温められて(煎るような感じ)、
熱せられた稲穂が、ふだんよりも匂いを振りまくんですよ。

田んぼの横のアスファルトの道から覗きこんでても匂うけど、もっと近づいた方がいい。
田と田の間にある 細い土のあぜ道 まで降りて、稲穂に両側から挟まれるように立つと、
稲が風を受けてざわめく音と 香ばしい匂いと 懐かしい記憶 に、思いきり包まれます。

そのあぜ道にしゃがんで稲穂の間に身体をすっぽり入れてしまうと もっと良い。
ときどき通る帰宅途中の高校生に怪しまれて “ 危ないヒト ” になっちゃうので、
右見て左見て、高校生が来ないか確かめてしゃがむことが大事です。
まぁ、左右キョロキョロ見ながらしゃがんでること自体が すでにすごく怪しいんだけど。。。



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頭の上でトンボが群舞する稲穂の中で吸い込む(食べる) 秋の匂い(旬のごちそう)。

もうしばらくすると 稲穂の頭が垂れるようになってきて、漂う匂いがまた変わる。
刈り入れのコンバインの音がやんだ後は、藁(わら)を干す匂いに。
さらに何日か経つと、干した藁や もみ殻 を燃やす匂いに。
匂いで季節が伝わる時だけは、「田舎に住んでて良かった」と思うかな。(「だけ」です:笑)



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で、香港。
四季がほとんど無い香港だと、匂いで秋を感じることって 少ないかなぁ。
どうなんだろう?
乾物屋の店先で干してるハムユイ(咸魚)は けっこう強めの匂いで、晩秋~冬ならでは。
みかんの皮を干して作る陳皮は、よほど近付かないと匂わないかも。
屋台の 焼き芋&焼き栗 の匂いは、まさに食欲を直撃する罪な匂い。
こういうのは、香港の秋~冬の 季節便り だと思うなぁ。

でも、香港には 旬のものじゃなくても、1年中楽しめる魅力的な匂いがありますよね。

スターフェリー(天星小輪)の下層階に漂う エンジンオイルや床のワックスの匂い。
街市や乾物街に近付くだけで寄せてくる 肉・野菜・果物・魚・乾物が混ざった匂い。
スコールのような雨が上がった後に地面から立ちのぼる アスファルトや石の匂い。
廟(お寺)の近くや中に入った時に包んでもらえる ぐるぐる線香から生まれる匂い。



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香港の匂い・・・他にもありましたっけ・・・あぁ、ありそう・・・。
思い出せないけど、あれだけ何でもある香港だもの、まだきっとあるぞ。

包まれに行きたい。

香港の事よりも、おらが町のローカルな秋の匂いを延々と書いてしまった。
あまりにも個人的な(いつも個人的なマイナー内容で偏ってるやん)ブログだけど、
「旬のものは旬のうちにね」・・・ということで、まぁ良しとしましょう(してください:笑)。

今日は、旬の物に負けるカエルくん。
珍しく(初めてかも) 稲穂くん ですが クリックをよろしくお願いします。043.gif
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by hongkonggaffe | 2015-09-11 17:03 | 香港ふうけい | Comments(24)

足元で待っててくれる香港 と 記念撮影

香港に里帰りする時、靴は何を履いて行くといいだろう?
ドレスアップする靴じゃなくて、思う存分 街歩きを楽しむための靴。



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滞在中に雨天続きのこともあるし、日に何度かスコールのような雨が降ることもあります。
雨の香港は決して嫌いなわけじゃなく、むしろ、それもいいなと思う事が多々あり。
降ったら降ったで情緒が倍増する場所があるし、
雨の日ならではの明かりや光のマジックを撮り残せるし。
楽しみかたはいろいろあると思っています。

だけど少しだけ気になるのは、雨天時の足元。
靴、どうしたって濡れますものねぇ。
冬の時期だったらまったく気にしないけれど、長雨の季節~台風シーズンに訪港予定だと、
「何を履いて行ったらええやろ?」と毎回迷って。



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混み合う街中や長めの距離を サンダル履きで歩くのは、ちょっと勇気が要る。
かといって、普通のスニーカーだと、雨に濡れた場合に乾きにくくて困ることも。
・・・ならば ということで、近年よく履いて行くのがメッシュ生地のスニーカー。
思いきり濡れてもホテルの部屋で一晩置いておけば朝には乾いているし、
暑くて湿気が多い日が続いても、通気性が良いから快適だし。
サンダルのように軽いのに サンダルよりも足を守ってくれるので、
6~10月の訪港だったら よく履いて行きます。

何度か使って個人的に良かったのは、NIKEのAirFly。
履いていることを忘れるくらいの軽さなので街歩きがしやすくて、
滞在中とにかく歩き倒すウチにとっては 軽さ&乾きやすさを兼ね備えている便利な1足。

そう、香港に出かけるなら、やっぱり歩いて楽しまなくちゃね。
歩いてると見えるものや、歩いてるから楽しめることって、香港にはたくさんありますもん。



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今月号のFRaUは、香港特集でかなりのページを割いて、充実度120% 。
ビギナーさんにもリピーターさんにも嬉しい内容が、てんこ盛りで詰め込まれています。
「こんな楽しみ方してみたいなぁ。やっぱり香港って行きたくなるよね。」
・・・と、ココロを揺さぶられてしまうテキスト&アイデア&写真の数々。
取材・編集に関わったスタッフさん達の香港愛が伝わるので、
“ 情報誌 ” だけに留まらない魅力に溢れているというか、
読み手の気持ちに触れてくるというか。

FRaU表紙に謳われている【あがる香港!】という、まさに あがるタイトル。
その第一章は【歩いてあがる香港!】。
冒頭のP38には、池上千恵さんのこんな言葉が載っています。
     【  「あれなに?」と思ったら見に行っちゃおう。
        いい匂いがしてきたら買い食いしちゃおう。
        香港の町は、歩くからこそできる+α がたくさん。
        シューズのひもをきゅっと締めて、さぁ歩け歩け!
  】
優しく大きな手のひらで背中を押してもらえる嬉しい4行(Web だと3行ですが:笑)。

次回の里帰りでも、この4行そのままで毎日過ごしていきたいな。
気に入ってるAirFlyには靴ひもが無いんだけど(笑)、サクッと履いて+αと出会いたい。



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訪港中にけっこう写真を撮るけれど、なぜだか自分達を撮ることがありません。
代わりに・・・というのもヘンだけど、足元を撮ったスナップ写真が多い。
足元だけだったらどこでも出来ちゃうので、 “ 香港ならではの何か ” と一緒に。

乗り物や乗車記号と一緒に。
地下を伝う配線・配管の標示と一緒に。
道路名や地区名表示の文字と一緒に・・・etc。

足元で待っててくれる香港 と 記念撮影。



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顔の代わりに、足元を。 風景の代わりに、足元の香港らしい何かを。
レンズを向ける対象が少し違うだけで、やっぱり観光客ならではの記念写真。
“ 今ここに確かに居られること ” の嬉しさと、
この年この季節に どの靴と一緒だったかの覚え書きを兼ねての何枚か。
自分にはお約束のこの撮影も、なるほど歩いてなければ出来ませんね(意味が違う:笑)。

次の里帰りでは、どの靴と どこを歩こうか?
【 歩くからこそできる+α 】 が待っててくれる街町へ連れて行く靴を 楽しく選ぼう。
やっぱり、きゅっとしめられるひもがあるシューズがいいかな。

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by hongkonggaffe | 2015-09-07 16:30 | 香港ふうけい | Comments(24)

朝活の折り返し地点は 245番ビールくんと西營盤支店 ~ 新釗記でのこと その3 ~

夜明け前の暗い中、街が目覚める前に欠かせない早朝散歩。
上環か西營盤に泊まる時だと、歩くのはトラム沿線の徳輔道西か皇后大道西。
朝活の〆に太平山街の科記咖啡餐廳へ入るので、
皇后大道西は帰り道にして、スタートや往路は徳輔道西が中心。
この日の朝は5時少し前。ずんずん歩いて、いくつかの定点観測地点で確認。
「ここは、よし。」 「ここも異常なし。」・・・指差ししつつ散歩して回ります(笑)。



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夜明け前だから、徳輔道西を疾走するクルマは ごくわずか。
24時間営業のコンビニに報紙(新聞)の束を届ける配達車か、
仕事し始めたところか 終夜営業を終えて帰るか の的士(タクシー)か、
各地点で運転手達を拾って営業所まで乗せて回る バス会社の送迎バス か、
・・・それくらい。それだけに、どのクルマもすごいスピードで疾走していきますけど。

朝以降だとクルマとトラムで埋まる徳輔道西が、夜明け前はガラ~ンとしてて、
クルマも人影もなく、別世界のように静か。
こういう時間帯の様子は、以前は「香港らしくない」と思ってたけど、
このギャップあり過ぎの様子は「香港らしい顔かも」と、いつからか思うようになってきた。



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脇道に入ったり出たりしてぐるぐる歩き、徳輔道西が西邊街と交差するあたりに来たら、
徳輔道西の道の中央に出て、そのまま線路の上を歩くのが気持ちいい。
時々走ってくる配達車やタクシーに気をつけつつ、線路の上をヨタヨタふらふら。
トラムはまだ始発前だから安心して歩けるし、
始発前に2台だけ走ってくる線路点検保安トラム(ドクターグリーン)が もし近づいてきても、
背後の東方面から走行音とカーブであげる鳴き声がかすかに聞こえてくるので、
静かな街の中ですぐに気付ける。

西邊街 → 水街 まで、一駅ぶんを線路上で歩くと、
目の前正面に居てくれるのが245番のビールくん。(番号はそれぞれ設置地点の表示)
どうでしょう?これ、ビールに見えません?
ん?ソフトクリーム?・・・どっちに見えます?
英国統治時代のなごりでそのまま使われている、道路中央の安全地帯の標識です。

この245番ビールくんも定点観測のひとつ。
「グラスは傾いていない。泡もこぼれていない。よし、異常なし。」
この点検を終えたらレール歩きをやめて、左の歩道に入り、すぐ先の新釗記へ。



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開店時間の6時には、タクシー運転手やトラム運転士が居ることが多いかな。
「タクシー運転手が集まる店は旨い店」と一般的には言うけれど、
この新釗記はそうではなく(不味くはないけれど:笑)、
【一晩ここにタクシーを停めて帰宅してた運転手たち】が乗り込む前に朝食を摂るから・・・
・・・だと思われます。
HongKongTramwayのジャケットを着てる人たちが何人も居るのは、
この新釗記から湾側へ歩くと本部(トラムデポ)がすぐ近くにあって、
朝6時から営業してる広めの茶餐廳が、この辺りだと新釗記くらいだからです。

1日の仕事始めの前に朝食を摂ってる男衆の中に入って行き、
1日の遊び始めの前に朝活で紙コップ1杯の奶茶を外賣する男(僕)。
「皆さんお疲れ様です。すみませ~ん、休暇中で~す。今日も遊びま~す。」と店を出て、
再び245番ビールくんの安全地帯へ。



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奶茶をすすりながらぼ~っと西方向を眺めて待ってると、
トラムの始発一番車両が眠たそうにゴトゴトやって来ます。

ここでトラム駅のひさしの中に入っちゃってると乗ると思われてドアが開いちゃうので、
迷惑をかけないように245番ビールくんからは動かず。
泡の上に奶茶をのっけて、1台2台と続く運行し始めたトラムの観賞。

いちいち手を振ってみるけれど、期待するほど振り返してくれないのは当たり前(笑)。
だけど、
タイミング良く245番ビールくんの上の信号が赤になって信号停止になると、
ニヤッとしてくれたり 片手を上げてくれる運転手さんもいます。
そうなると、振っていた僕の手を いっそう大きく振り返すのは 当然です。



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東の空がだんだん白くなってきて、グラデーションの紺色の空が表れます。
でもね、雨の夜明けもいいんですよ。
雨滴がかからないようにレンズを向けるのは大変だから 撮ることを諦めてるけど、
雨天だと、晴れてる時よりも明かりの数が倍になるんですよね。
濡れた徳輔道西に新釗記やトラムやビールくんの明かりが映り込んで とてもきれいで。

こんな心地よい朝のスタート、訪港のたびに何度繰り返しても 飽くことはなく。

季節によって夜明け時刻は変わるけれど、
7時開店の科記に向けて往復する上環~西營盤の街。
245番ビールくんと新釗記の組み合わせは、香港の朝ならではの 折り返し地点です。
大角咀で泊まった1月は この場所まで定点観測に行けずに科記だけで終わったので、
次回こそ逢いに行かなくちゃね。

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by hongkonggaffe | 2015-08-17 21:26 | 香港ふうけい | Comments(22)


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