<   2014年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧

香港MTR(地下鉄)で楽しみなタイルの色

香港の交通機関って、網の目のように街町に張り巡らされています。
香港自体がもともと狭いエリアだから、乗り物を選んで乗り継いでいけば、
行きたい場所のどこへでも行けそうな。
バス(巴士)で,トラム(叮叮)で,ミニバス(小巴)で,フェリー(天星小輪・新渡輪)で。
もともとタクシー(的士)さえ使えば「どこへでも」なんだろうけれど、
タクシーでない交通機関でじゅうぶん乗り継いでいけるような。

MTR(地鐡=地下鉄)も、そうですよね。
昔と比べたら路線はずいぶん広がって便利になったし、
今はまた新路線や延長路線が開通しようとしているので、
ますます便利になり、街から街への移動が速くなるでしょう。



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昔初めてMTRを利用したとき、ドッキドキでした。
街中のMTR表示入口から入るやいなや、長くて速いエスカレーター。
香港人の皆さんがステップをすたすた歩いて上り下りする横でウチはびっくり。
「どこまで連れていかれるのーっ!?」と思うほど、地下深くまで降下。
やっと券売機の前まで到着し、行先路線の運賃を確かめる。
まだまだオクトパスカード(八達通)なんて存在しなかった時代だったので、
券売機で切符(磁気カード)を買う。
買おうとしても行先ボタンを先に押す要領に慣れなくて、
さらに、財布にたまった小銭を「あといくら?」なんて選んでるものだから、
列の後ろに待ってる人々の視線を痛いほど背中に感じて申し訳なくて。
地底へ連れていかれる感と、切符を買うときや降車するまでの気遣いと、
あれこれひっくるめて、なんだか僕には【疲れちゃう乗り物】でした。(笑)

そんな自分だったけど、当時からMTR乗車中にふたつだけ楽しみにしてたものが。

ひとつは、車内で流れる自動アナウンス。
「ポポポポポ」の電子音と共に停車駅名と「ドアから離れてね」が流されるのです。
その音と声がなぜか気に入っちゃってて。
昔は廣東語の次に英語でアナウンスされてたけど、
いつからかそこに普通話(北京語)が加えられて、
廣東語→普通話→英語の順でアナウンスされるように変わったのかな。
言語が足されて順番も変わったけど、あの電子音とアナウンスは今でもツボです。
できることならセットで製品化してもらって持ち帰り、
自宅でBGMや目覚まし音にしたい。(笑)

もうひとつMTRで楽しみだったのが、各駅のタイルの色なのです。
駅名が記してある、各駅ごとにすべて違う色のタイル。
車両が停止した場所の壁や柱にも、改札口へ向かう通路の壁面にも、
その駅ならではの色のタイルがいちめんに散らばされてて。
今でも茶餐廳・冰室や街角アートでも、タイルは豊富に使われてて、
昔から【香港は美しいタイルでいっぱいの街】という印象でした(今も)。
MTRの駅はすごくたくさんあるのだから、それだけぶんの色のタイル色。
これはもう眺めてて飽きないアート(笑)で、僕には大きな楽しみで。
「次の駅、何色だっけ?」→「あ、これこれ。」「あー違った。」なんて。



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のんびりゆっくり外の景色を眺めながら移動するのが好みなウチ。
だから、バスやトラムやフェリーばかり乗ってるけど、
MTRなら【タイルの色を愛でる】という楽しみを持ってます。
ここに載せた“深水埗の緑″と“中環の赤″。黄色があったら信号の完成。
でも黄色って、まだ撮ってなくて・・・。
黄色は尖沙咀だっけ?ちょっとあいまいな記憶。違ってたらお教えくださいね。

MTR・・・乗車するまでにかなり歩かなきゃいけないし、
一部を除いて、窓からの景色を楽しめないし。
でも、
速さだけでなく、何か他の良さをこっそり持ってるのもアリじゃないかなあ。
電子音・アナウンス とか 駅ごとのタイルの色 とか→あ、これ、暇人の僕の場合。

MTRに限らず、乗り物は利便性だけじゃなくて、
なにか楽しみをプラスするのも悪くないですよね。
香港で。
他の国や日本でも。
きっと、人それぞれの楽しみがあるのかも?っていう気がします。
そういうのがあったら、“乗って移動する目的″に何かがオマケで付いてくるような。

乗り物でそういう部分って、ありません?・・・カエルくんをポチッと・・・。
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by hongkonggaffe | 2014-10-29 07:52 | 香港のりもの | Comments(14)

荃灣の小さな店で おなかいっぱい

訪港するたびに1度は行く荃灣。
いつものように香港島からバス(巴士)に揺られて向かいました。
僕の中では、荃灣は深水埗に少し似た印象の街。
古いアパート(唐樓)が肩を寄せ合ってて、
市場(街市)がいくつかあって、
ごちゃっとしてて。



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バスを降りて歩き回り、さっそくチェックをスタート。
「ここはヨシ。」「あっちもヨシ。」「そっちもヨシ。」
勝手な“ひとりチェック″をして歩いて、
この街の古き良き風景が変わっていないことを確かめて回ります。
暇人の“ひとりチェック″。
街が目まぐるしく変わっていく香港では、建て替えや移転が日常茶飯事。
行けた時に確かめておかないと「えっ?あれれ?」と立ち尽くすことに。
特に荃灣や深水埗などの下町らしさが残る街だと、チェックは欠かせません。

そんなことをしながら歩き疲れたら、公園(賽馬會徳華公園)でつかの間の休憩。
「なぜいつもこんなに大勢いるの?」
・・・と不思議になるおじちゃん・おじいちゃんに混じって、木陰で一休み。
自分で言うのもナンだけど、かなりけっこう溶け込んでいるんです。

木々の緑を見上げたり、その中でさえずり続ける鳥の声を聞いてたり。
ベンチに座ってのんびりしていれば、知らないうちにずいぶん時間が経って。
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待ち合わせの時間があるからね、休憩はここまで。
今日も元気にしてる池の亀たちに挨拶して、公園をあとにします。

現地解散してた太太と落ち合って、新村街へと歩きました。
買い物客が行きかう細い新村街の中ほどにある嘉樂冰廳へ。
「こんなに狭い入口なの?」と思わずにいられないドアから入れば、いつも満席。
この日も入り口で少しだけ待っていて、お客が出てくるタイミングで入りました。
そこだけ2人分ポッカリ空いている椅子に着席。
忙しそうな店員さんにタマゴサンドイッチ(蛋三文治)を注文。



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嘉樂冰廳もですが、
香港の茶餐廳や冰室で出てくるオムレツって、きちんと温かいんです。
今までずっと例外なく【オムレツは温かい】っていう印象だなあ。
注文が入るとそのたびにこしらえる?それとも作り置きをチンしたり焼き直す?
朝食(早餐)の時間帯なんてそんなことしてる余裕がないと思うけど、
いつも温かいのはどういうカラクリなんだろう?
「冷めたものは食べたくない」という香港の人々の嗜好に忠実だから?

「トーストしてね」と追加注文すると、プラス2~3H$ほど高くなるのでしたっけ。
この日はトーストしないまま。
中身はタマゴ(蛋)だけで。



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小さなテーブルの目の前に座っている相席のカップルさん。
デート中かな?若い女の子と男の子の可愛らしい2人。
ハムだったかランチョンミートだったかを加えた蛋三文治をほおばっていました。

日本人だとわかると英語で一言二言。
「ニホンジン ノ カタデスカ?」
「リョコウ デスカ?」
「ホンコン スキナノデスカ?」
「ニホンノ ドコカラ キタノデスカ? トーキョーデスカ?」
等々と、にこやかに声をかけてくれました。
他にもあれこれ。
ウチがこの店にこうして来てることに、とても興味を持ってくれたらしくて。
「ドウシテ コンナ チイサナミセヲ シッテイルンデスカ?」
とも。
知ってる単語を総動員して「日本で有名なんですよ。」と。
あー、間違ったこと言っちゃったか?
有名になってるのは、
あくまでも僕と太太と友達でいてくれる香港迷の中でだけかも?
・・・そのことをちゃんと訂正できず。
それよりなにより、今テーブルに届いたタマゴサンドに気持ちが行っちゃって。
温かくてふわふわのタマゴサンド。
“オムレツが冷めないうちに完食したい″というわがままゆえに、
ろくな返事もできないまま、
カタコトの英会話をはさみつつ、美味しく食べ続けるのでした。
ただね、
このタマゴサンド、口の中に入れると話せないんだよねえ。。。



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ふんわり柔らかなタマゴサンドだけで、おなかいっぱい。
満足 満足。
おやつのつもりでいても、これはもう立派な昼ごはん。
きっとまだ店の外で待ってる人々がいるだろうから、出ることに。
「ありがとう。良い日にしてね。」
「アリガトウ。 ヨイ ゴリョコウヲ。 サヨウナラ。」
おなかは十分すぎるほど満たされて、
相席の2人の満面の笑顔にも満たされて、
また散歩の続きを楽しみました。

ウチはわりと、若い女の子や男の子たちに話しかけてもらうことが多いかな。
そうそう、この滞在中に行った“蘭芳園″のときも、女の子2人だったし。
(中環の蘭芳園、龍記と向かい合う道で区切られて残るかも?の情報有ります)
こういうちょっとした出会いはとても嬉しいのだけれど、
例によって、いつものアノ感覚。
相手と心の距離が縮まるにつれて、自分が思うように話せないもどかしい感覚。
「あー、もっと違う言い方で伝えたいのに。英語でなんて言えばええんや?」
と思うにつれて、
思うように話せないことで自分の笑顔が引きつってくる、あの残念なパターン。

「このパターンに陥らないように、臆せず遠慮せず話したほうがいいよね。」
と、頭では分かってることを 次からは実行したい。
リベンジしに、また行かなきゃねえ。
・・・香港へ行く口実ができました。
そろそろ【行きたい病】が悪化しつつあるので、ムズムズし始めているこの頃です。

トーストしないパンの生地は、とても軟らかいんです。カエルくんのクリックを。。。
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by hongkonggaffe | 2014-10-26 08:21 | 香港たべもの | Comments(24)

今も健在の緑の箱 と 消えてしまった緑の箱 ~じつはその距離は縮まっていく?~

街を歩いていると【緑の箱】をときどき見かけます。
緑の箱・・・時間帯によっては閉まっていることもあるけれど、
緑色をした、小さな小さなお店。

この緑の箱、【鐵皮檔】と言うそうです。
この名前は、以前 mangonaokoさん に教えていただきました。
鐵皮檔の“鐵皮″は、鉄 の 皮 の字の通り、ブリキのような素材を表し、
鐵皮檔の“檔″は、外に建つ屋台のようなものを表すそうです。

最近の記事の中で「緑色って香港らしさを表す色」と書いたけど、
この鐵皮檔も、ほぼ全部が緑色に塗られていますよね。
偶然なのか、あえてそうしてあるのか、店主さんに尋ねてみたいなあ。

いろいろなものを売る鐵皮檔は、香港島側だと中環や上環あたりに多いかな?
九龍側だと旺角や深水埗などでたくさん見かけるかな?
鐵皮檔ごとに専門店になっていて、食料品・土産物・雑貨・印鑑・衣類・・・etc、
小さな空間の中で、様々なものが売られています。



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上環の荷李活道にあるこの鐵皮檔は、靴や手袋を販売したり修理したりする店。
扱っているのは中華テイストの靴たちです。
石段の途中にあるというところが印象的。
閉まっていることも多いですが、健在ですよ。
中環の皇后大道中から短い石段を上がる途中にも鐵皮檔たちが。
石段を上がった先には、あの有名な飲茶の店【蓮香樓】の看板が見えますね。

何軒も寄り添うように建っている鐵皮檔、開店時間になると店主がやって来て、
箱の外側に付けている南京錠の鍵を開け、棚をセットし商品を並べ始める。
閉店時間になったら手慣れた様子ですべてを中へ仕舞い込んで鍵をかける。
ご近所の鐵皮檔の店主と顔を合わせれば、
「おう!おはよう!今日も暑いねえ。」
「おやすみ。儲かったかい?また明日。」
なんて会話が交わされるのかな。
香港らしい緑の箱は、香港らしい商いの場であるとともに、
売り手と買い手、そして店主同士のコミュニケーションの場だと思います。

中環や上環で、あるいは旺角や深水埗で、今でも元気に商っている緑の箱。
灣仔にも、この緑の箱がたくさん並んでいた道がありました。
でも「ありました」の言葉通り、今はすでに幻に。
かつては賑わっていた、灣仔の利東街。
このように ( ↓ ) 閉められたまま箱は開けられることはなくなり、
それどころか利東街というこの道さえも地図上から消えました。
商いの場であるとともにコミュニケーションの場でもあったこの道は、
再開発(重建計画)という名のもとで、なくなってしまいました。



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ゴーストタウンと化してしまった利東街。緑の箱が寂しそうに並んでいた利東街。
これまた「しまった」「いた」と書いたとおりで、過去形なのです。
つまり、今はこの寂しい道さえ存在しない・・・という。
ちょうどこの写真 ( ↑ ) を撮った日に、再開発工事を一部始めていた現場で、
『利東街は無くなることになりました』と書かれた小さな告知板を見ました。
風に揺れている看板を太太が見つけ「えっ?通りごと消えるの?!」と驚いて。
それが2013年の7月のこと。
今年の2014年の7月に見に行ってみたら、すでにこんな ( ↓ ) 巨大な建物が。
放置された鐵皮檔が寂しく並び、面影だけはまだあった去年から、たった1年。
すっかり様変わりしてしまった現場には、
【利東街(だった)】という表示プレートだけが残っていました。



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いつ訪港しても、街を作り替える工事が必ずどこかでじわじわと進んでいる香港。
「あっちもこっちも長いこと工事してるよなあ」と思うことが多いのですが、
たった1年でここまで進む工事の速さは、何を物語るのでしょう?
・・・不動産価格が異常に高騰し続ける今が、とある人々にはチャンスだから?
・・・一握りの人々が投資として土地転がしするという追い風に乗ってるから?

風情あった緑の箱が栄えていた利東街跡地に高級高層マンションが建つようです。
香港の一般庶民にはとてもじゃないが手の出ない、常識はずれ価格のマンション。
出現しつつあるマンションを 香港の皆さんはどんな想いで見上げているのかな。

【 THE AVENUE 】と名づけられた(のか?)このマンションの工事。
工事現場をぐるりと囲む鉄の壁には、あちこちに 【 囍 】 の文字が。
本来ならば、おめでたい意味を表す 囍 という一文字。
「・・・囍??? なんだか皮肉でしかないなあ・・・」。
観光客でしかない自分がそう思えてしかたないのだから、
香港の皆さんはどんな想いでいるのだろう。

再開発を むやみやたらに批判・否定するつもりはまったくありません。
でも、
あまりにも急ぎ足で進められてしまう現実を 具体的に目の当たりにして、
それらの現実を集めつなげていくと、
一介の旅行者なりにいろいろと想うのです。



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この街の現実の一端を また垣間見てしまった日でした。
小さな小さな緑の箱が、巨大なマンションに変わっていく。
庶民のコミュニケーションの場だった道が一部のお金持ちだけが住む場で埋まる。
繁華街の灣仔。そのメインストリートでの再開発。
同じく中環や上環では、この先どこがどんなふうに変わっていくのだろう?

中環や上環で今も(かろうじて?)健在の緑の箱。
灣仔であとかたもなく消滅してしまった緑の箱。
今はまだ対照的な【鐵皮檔】という名の緑の箱だけど、
健在と消滅のその距離は、この先少しずつ縮まっていくような気がします。

きっといつの時代でも開発は欠かせない。分かっていても・・・。カエルくんを。
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by hongkonggaffe | 2014-10-23 16:07 | 香港ご商売 | Comments(9)

眺め上げたり 触れてみたり ~香港のガジュマルの木~

ウチの近所の広い公園には、さまざまな木が植えてあります。
サクラの木・ハンカチの木・カシの木・メタセコイアの木・・・。
今の時期だと、イチョウの木からは銀杏の実がぽとぽと落ちてくるから、
近所の皆さんが早朝から拾いに来てて。



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樹木に恵まれる公園でも「さすがに見かけないなあ」というのがガジュマルの木。
育つための気候がぴったり合う香港だと、あちこちで見かけます。
精霊が宿る木とか、ご神木とか、多幸の木などと言われるだけあって、
街の中で堂々と根を張ってても、切り倒されることはないようですね。
何年か前に尖沙咀のヘリテージ(高級ブランドショップ&ホテル)が建設される際も、
撤去反対の署名運動が起こったとか。
残したいと願う人々の気持ちを受けて、以前と同様に保存・移植されたと聞きます。



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岩や石などをものともせず強い生命力で根を張り巡らせ、
樹齢がとても長いガジュマルの木。
そのたくましい根と幹に出会うと、ついつい触れたくなってきます。
触れていると、ありがたい【気】のようなものが分けてもらえる気がして。
根や幹に近づいて、愛でて、掌で撫でてみる・・・。
・・・そんなことを味わえるガジュマルの木がいくつかあります。
(あくまでも個人的に。順不同だけど。)

♫ 彌敦道沿いのショッピングアーケード前の並木。
・・・酷暑の夏でも、涼しい木陰で守ってくれる。
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♫ 赤柱のメインストリート裏。
・・・根元に祠があり、いつでも拝める。
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♫ 荷李活道の情報発信スポットPMQの真ん前の石壁。
・・・変わりゆくエリアの中での、変わらぬ存在感。
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♫ 元朗の露店床屋がある憩いの広場。
・・・おじちゃんの露店床屋で散髪してもらったあとは、奶茶を飲みつつ休憩。
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♫ 觀塘の再開発エリアで残ってる(と信じてる)公園。
・・・昔、觀塘に初訪問した日に、根元でのんびりさせてもらった1本。
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街のあちこちにあるガジュマルの木の中で、
特にこれらの場所の木たちが、僕にとっては【気】を分けてもらえる再会相手。
「精霊が宿る」・「ご神木である」・「多幸の木とされる」・・・等々の存在。
そのありがたさゆえに、
木の下には【祠】や【廟】や【ご年配の方々が寛ぐベンチ】が多い気がします。
そういう光景が街に溶け込んで馴染んでいるというのが、
なんだか香港らしいと思いません?

昨今の日本でもたびたび話題になるパワースポット。
そういう方面にとても疎いからダメだけど、
香港の人々にとって日常の中にあるこの木は、旅行者の自分にはパワースポット。
それが街のあちこちにあるわけだから、ありがたすぎます。(笑)



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アジアの他国にもあるし、日本でも屋久島あたりだと出会えるのでしょうか?
香港に滞在しているときに、もしも見かけることがあったら、
ちょっと立ち止まって、眺め上げたり触れてみたりするのも、良いかもしれません。

もともと香港って、居るだけでパワーを感じちゃう街だと思うけど、
街のパワーが【動】なら、ガジュマルの木のパワーは【静】かな。
しばし眺め、そっと触れることで、
感じさせてもらえる何かが息づいているような気がします。

他力本願だけど、近所にもこの木があったらな・・・と。カエルくんをポチッと。
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by hongkonggaffe | 2014-10-20 07:48 | 香港ふうけい | Comments(16)

手作りおにぎりで満腹スタートの朝

今日の朝食は何にしよう?
・・・と、あれこれ考えるのは、朝三番の楽しみ。



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朝一番の楽しみは、起き抜けの早朝散歩。
朝二番の楽しみは、科記でのひととき。
そんな毎朝なので、朝食を選ぶのは朝三番の楽しみ。
朝から楽しみがいくつもあるのは、幸せなこと。
日本での朝だったら“楽しみ”なんて、なかなか見つけられないのにね。

この日はホテルからほど近い真正豆腐坊で朝食セット(早餐)にしよう
・・・ということで、太太と外出。
夕方近くからだと【あれこれそれ定食】が中心の店だけど、
6時~11時の朝食セットは、いくつかの素朴な品々。

今朝は何番にしましょう?
1 と 3 で。
どちらも15H$のセット。
茶葉蛋(港式ゆで卵)と豆漿(豆乳)は、2人とも食べたいから。
炒米粉(炒めビーフン)と粢飯(港式おにぎり)は、半分こということで。



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こうしてあらためてメニューを見てみると、
粢飯って、セットの中でけっこうなお値段を占めてることが分かります。
1、粢飯 + 茶葉蛋 + 豆漿 = 15H$
3、炒麺 か 炒米粉 + 茶葉蛋 + 豆漿 = 15H$
1と3だったら、茶葉蛋と豆漿は、どちらにも入ってて同じ。
ということは、
小さな粢飯1個と山盛りの炒米粉1皿が同じ価格・・・ということになります。
コロンとしてて小さいのに、山盛り炒米粉と同等の粢飯。

豚肉・搾菜・油條などでできた田附を 黒米か白米の糯米(もち米)で包む粢飯。
日本のおにぎりとは、具も形も違いますね。
赤飯のおにぎりに食感と重みだけ似ている感じ。
大盛りの炒米粉よりも腹持ちがいいかもしれません。

開店時に1個1個こしらえるだけあって、
1度に大量に作り置きしておける炒米粉や茶葉蛋たちより手間がかかってます。
個別にラップでくるまれてて、ほんのり温かい。
・・・そのあたりが、小さな割には大盛り炒米粉と価格が同じ理由かな?
価格設定も人気の理由も、なんだか納得です。
まだ蒸し器の中で保温されているぶんも、朝食時間帯にどんどん売れるようで。



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「粢飯って、小さいのに大きいねえ。」
なんて、メニューを眺めながらほおばってて。

同じ粢飯でも、店によって “具の配分やしょっぱさ” と “具の量” が違うし、
使う糯米の種類によっても味がそれぞれ。
・・・というか、
もっと言えば、
同じ店でも“作り手のその日の気分”(笑)によって味は違ってくるような。
白米よりも黒米の方が面白い・か・な?
プチプチした独特の食感と、ほのかな香ばしさを楽しめます。

「腹持ち良すぎるよねえ」
「豆漿のおかげで胃の中で膨らむ?」
「大盛り炒米粉もだから朝から食べ過ぎ」
昼食までに消化できるのかどうなのか・・・・・・。
朝食を楽しみつつも、すでに昼食のことを気にしたりしてて。(笑)



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1個1個が手作りの粢飯。
糯米だからというだけじゃなく、
手間がかけられてるぶんだけ、お腹も気持ちも満たされて。

「ちょっと詰め込みすぎかなあ」という状態で「ごちそうさま」。
茶葉蛋の殻を集め片付けながら、今日はまずどこへ行こうか?とミーティング。
とりあえず赤柱行きのバス停まで歩こうということで席を立ちました。

出口手前に並べられた粢飯たち。
出勤途中で買っていくご常連さんや、朝食を食べにくるご常連さんを
万全の態勢で待っている状態です。
整然と並んで、ずっしりと積まれて、臨戦態勢。
粢飯たちのヤル気の熱さがラップを曇らせているのでしょう。

出口へ向かう足が止まって眺めてたら、おばちゃんからお誘いが。
もちろん、「きっとそう言ってるよね?」という想像だけど。
「もう1個持って帰るのかい?どっち?白米の方?黒米の方?ひとつずつ?」
僕の顔から眼を離さず、おばちゃんの指が粢飯の上で踊ってます。
あはは。
朝から良いスタートです。

おにぎりの具は何がお好みでしょう?・・・カエルくんをポチッと・・・。
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by hongkonggaffe | 2014-10-17 07:50 | 香港たべもの | Comments(18)

香港郵政の配達員さん おつかれさま & ありがとう

個人的な印象だけど、
香港らしさを表す色って、緑 (グリーン) だなあって思います。
キャセイ航空の緑。
スターフェリーの緑。
トラムは120番をはじめラッピング広告をしていなかった頃の車体すべてが緑。
・・・それぞれの緑は、多少その色の濃さが違うけど、
なんだか 【 緑は香港の色 】 というイメージ。

偶然なのかどうなのか分からないけれど、郵便関連も、そう。
細かく言うなら、これについてはちょっとだけ残念に思っているんだけど、
イギリスから中国へと返還されたとき以降、
香港郵政 ( HongKongPost ) は、薄い緑を統一カラーにした経緯が。
返還以前のイギリス統治時代は、もちろんイギリスの郵便と同じ赤だったので、
日本の郵便局の色と似通うものを感じて良かったんだけどな~。



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街を歩いていると、郵便配達員さんによく出会います。
歩道で。
高層ビルをつなぐ回廊や出入り口で。
飲食店や商店が多いエリアでもマンションが密集するエリアでも。
郵政のクルマも見かけるけれど、
同じ色のシャツとグレーのスラックス姿の配達員さんたちをたびたび見かけて。

お仕事とはいえ、たいへんだろうなあ。
いつどこで見かけても、なんというか、
足取りが重そう・・・いや、担いでるものが実際に重いからでしょうね。
日本の配達員さんがバイクでブ~ンとやって来て、
軽いフットワークでタタタッと配って、またバイクで颯爽と消えて行く・・・
・・・というあの姿とは違って、明らかに足取りが重そう。

どの配達員さんも担いでいる、あの大きなカバン。
からっぽだったとしても重そうな頑丈なカバンが、いつも中身で膨らんでいます。
そんな重いカバンを肩にかけて歩いてて、
そこに加えて、香港のあの蒸し暑さ・・・・・・。
重みと疲れのせいで、前のめりの姿勢になって歩いておられることが多いような。
ときどき立ち止まって、持参のボトルから水分補給している姿をよく見かけます。



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ごくまれに、配達用の台車 (いつか記事にします) を押して利用する姿も見ますが、
やっぱり、こう、重いカバンを担ぐ・・・という姿が圧倒的に多いです。
さまざまなシステムが合理的に整った香港という街の中にあって、
あそこまで歩いて勝負する配達員さんたちのアナログな姿。
まさに、【 人海戦術 】 という言葉がふさわしいような。
バスやミニバスは網の目のように張り巡らされた路線図を見事に網羅してるけど、
配達員さんの歩く経路も、本当に細かな部分まで網羅されているんでしょうね。

一介の旅行者ながらも、そんな配達員さんにお世話になることもあります。
ポストカードにメッセージを書き、投函し、届けてもらうとき。

瞬時にメッセージが届く電子メールはすごく便利でありがたいけれど、
ときには手書きの郵便物も、いいもの。
香港を離れる前に、カードを書くことが。
滞在中に仲良くしていただいたりお世話になったりした友人に宛てて、
ホテルの部屋で短いメッセージをカードに記します。
友人がいてくれることに感謝して。
小さなポストカードにとてもじゃないけど入りきらない想いを込めて。



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書き終えて、街のポスト ( 信箱 ) へ。
【 空郵 (エアメール) 】 ではない 【 本地及平郵 】 の投函口へ。
受け取ってくれる友人のことを想いながら。
同時に、
重いカバンを担いで配達してくれる配達員の方に「お願いします」と言いながら。

ポストに記された香港郵政のシンボルマーク。
・・・鳥が飛んで運んでくれるかのような。
・・・青い羽根の3本線が 【 良い “ 気 ” の流れ 】 を添えてくれるような。
そう見えません?



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ふだん、郵便物を書いたり梱包したりする時だけでなく、
投函する時も、
人は誰でも、何かの想いや願いをもって、
投函口に手を伸ばしているように思います。
国内でも、海外でも。

香港でなら、青い羽根の鳥に託して。
良い “ 気 ” の流れに乗れるように願って。
前のめりの姿勢で歩いて届けてくれる配達員さんが、
電子メールではない、手から手へのメッセージを運んでくれることに感謝です。

手紙や小包っていいものだよねえ・・・というかた、カエルくんをポチッと・・・
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by hongkonggaffe | 2014-10-14 07:14 | 香港ご商売 | Comments(12)

残せなかった記憶 と ぎこちなくて困った記憶 ~どちらも良いもの~

香港というところへ、いちばん最初に行った時のこと。
初めて啓徳空港に降り立って、独特な匂いに歓迎されながらターミナル内を歩いて、
「J☆Bの現地添乗員さん、予定通りちゃんと待っててね」とツアーシールを胸に貼り直し、
不安になりながら、待ち合わせの到着ロビーへと向かいました。
小さなツアーバスに乗せてもらって、ホテルへ。
3泊4日だったかのツアー日程でした。

ホテルでチェックインしてもらった後、どうしてたのか記憶がなくて、太太に聞いてみました。
ずっと笑顔の添乗員さんが、流暢な日本語だったことだけは覚えてるんだけど。
   ◎ レパルスベイ(淺水灣)へ連れて行ってもらった。
   ◎ 昼と夜の2回もピーク(山頂)へ連れて行ってもらった。
   ◎ どこかのビルの中の土産物店に連れて行ってもらった。
他にもあったようだけど、2人とも記憶なし。
朝食だけは覚えてる。毎朝ホテルのブッフェで山盛り食べてたかな。
その頃からすでに炭水化物星人だったので、何皿もおかわりしてて。

すべてお任せのツアー、それでいいと思うけど、なにせ記憶がない。
「市中引き回しの刑に処す~!」だけど、そういうものだと思ったし。
それが良くないなんて今でもちっとも思わないけれど、
帰国した後に「なんだか疲れたなあ。今回だけで終わるのは ちょっとなあ。」と思い、
リベンジをすべく2度目からは少しだけ自由行動時間があるツアーに。
でも、いざ自由行動時間になってもどうしていいか分からず。
まだ開店前のレストラン(酒樓)の入り口前で途方に暮れてたり、
なぜか銅鑼灣のSOGO近くの円形陸橋の下で、2人でぼお~っと立ってたり。



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添乗員さんに連れまわしてもらえた中身は覚えていなくても、
自由行動時間にどこで困ってたかは覚えているんですね。(笑)

何年かして、
2人でヴィクトリアハーバー(維多利亞港)を眺められる尖沙咀のプロムナードへ。
ここで香港島の景色を初めて眺めたはず。
昼間の霞んだ香港島ビル群と、
夜のネオン(啓徳空港の事情で点灯したまま点滅しないネオン)が眩しい香港島ビル群。
どちらの時間帯でも目を奪われました。
さらに何年かが経過して、
同じプロムナードから、夕暮れの眺めに出会いました。
プロムナードからだと埠頭(天星碼頭)が視界を遮るので、埠頭の西隣りへ移動して。
ビル群のネオンが少しずつポツポツ灯りはじめるのって素敵だなあって。



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ツアーでスタートすることって、いいもんですね。
ウチの場合は記憶がないけど、「もっと★★★してみたいなあ」というきっかけになった。
自由行動時間が加わることって、これもいいもんですね。
途方に暮れたけど、どんな気持ちでどこに突っ立ってたかは記憶に残ってる。(笑)
その後は少しずつ少しずつ色に出会って、音や匂いにも出会えるようになっていって。
自分たちなりの香港旅が、ゆっくり肉付けされてくるものなのかも。

今でも香港滞在中に寄ってみたくなる場所。
途方に暮れてたレストラン前やSOGO近くの円形陸橋あたりを通りかかれば・・・。
尖沙咀のスターフェリー埠頭の西隣りに立てば・・・。
何をしたわけでもないのに自分たちで選んだ場所だけあって、
【あの頃】の懐かしい記憶がほわあ~んとよみがえってきます。

“ かんじんな中身を残せなかった記憶 ” と、
“ そのおかげで繋がったぎこちなくて困った記憶 ” は、
どちらもいいものだよね・・・・・・と思ってるウチです。

個人旅行のドキドキ感、あります?・・・カエルくんをポチッとお願いできれば嬉しいです。
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by hongkonggaffe | 2014-10-11 07:52 | 香港ふうけい | Comments(28)

コメント消去について





「 竹で支える 竹を操る 」 について、
皆様からその後に頂いた【非公開コメント】やメール、
たくさんありがとうございました。

皆様から頂けたコメントは、せっかく頂けたのに誤解を招くことになったら、
【非公開コメント】やメール等々をご親切に下さった方々に申し訳ありませんし、
それらの温かな【非公開コメント】をご覧になった方々にも
あらぬ心配をおかけしてしまうと考えました。
よって、最後の1通を残して消去させていただきました。
(消去といっても、僕のほうではすべてきちんと保存させていただいています。)

消去の理由については、前記事のコメント欄に記したとおりです。
ご理解いただければ幸いです。

なお、本文は【記事でも何でもないもの】ですので、
日が経ったら消します。






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by hongkonggaffe | 2014-10-09 06:55 | 香港ふうけい | Comments(1)

手と手 掌と掌

香港の街町を歩いていると、よく見かける光景です。
手と手をつないでいる姿や、体に手を添えている姿。
歩道で、横断歩道で、街市(市場)やSCの中で、トラムやバスの乗降時で。



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幼い子どもと親らしきペアのときは多いけど、大人と大人が・・・という姿も。

親と、その子どもでの姿もありますし、
お年を召したかたと、その孫やその子ども(つまり親子)の場合もありますし、
お年を召したかたと、その家のメイドさんらしきペアの場合もありますし。
また、
けっこうな頻度で見かけるのは、
お年を召したかたが横断歩道を渡ろうとしているとき、
若い男性や女性がスッと寄ってきて手を引いたり腰に手を回したりしてて、
渡り終えるとなんでもなかったかのように別方向へと歩いているという場合。
つまり身内や知人ではなく、通りがかった他人という出会いで。
これらは日本に比べると何度も見かけます。



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日頃の暮らしの中だと、
日本でも親子や、仕事上の握手や、幼い子供同士だったらありますよね。
でも、香港の日常の中で見かける手と手はちょっと違ってる。
というか、
幅広い年代層の間でつながれる手と手が多いような・・・。
親や年長者を敬う気持ちは同じだろうから、目にする光景が違うだけなのかなあ。

手と手だけでなく、掌に掌を包むことも。
手って、日頃からたくさん活躍するけれど、
掌と掌が命あるもの同士で触れ合うときって、少ないような気がする。
ペットに触れる掌はあるか。(笑)



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手と手。
掌と掌。
香港でなんでもなくその光景を見かけると、ちょっとほっこり。
手と手。
掌と掌。
自分は最後はいつだったのかなあ。
深夜になってもいつまでもちゃんと寝室で眠ろうとしないときに、
太太にグイグイ手を引かれて叱られつつ強制連行されたときさえ何年前だろう?

香港で見かける、手と手・掌と掌 の光景は、
僕にはとても貴重品です。

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書きながら、手や掌の感触を想像・・・カエルくんをポチリと押してくださると嬉しいです。
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by hongkonggaffe | 2014-10-08 07:48 | 香港ふうけい | Comments(27)

竹で支える 竹を操る

新界の北西あたりにある町、元朗。
訪港すると必ず1度は訪れる町なのですが、
この町にも好みの場所がいくつか。
その中の一つが、幹線道路から少し外れた所にあります。
青山公路から南へ入り込んだ小さめの道。
合益路・阜財街・又新街が、ごちゃっとしているあたり。
目印になる青山公路を頭に入れつつ歩いてても、細かく入り組んでるエリアなので、
いまでも「ん?今、どっち向いてる?」と、迷う所。

その一角に、大きな大きな【花牌】が飾り付けてあります。
この大きな花牌、毎回ここで見る気がするんだけれど、思い違いかなあ。



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花牌・・・おめでたい時の飾り付け。
竹で編まれた壁(?)に、にぎやかな色の布が飾り付けてあります。

商店が新規オープンする際や、
街町で時節のお祝いを迎える際に、よく見かけるかな?
手仕事で組み上げられた壁を覆う装飾は、香港らしくとても煌びやかなもの。
赤色・黄色・金色・それらを引き立たせる黄緑色などを多用したものです。
ときには中に電球がいくつも埋め込んであって、さらに派手なものも。

たとえばこちらのお店では、
12周年記念として、花牌を飾ったようですね。
手前の青いトラックには、壁を組むために使う竹が。



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花牌の横には、日本でも目にするような開店祝いの花が添えてあったりするけれど、
花牌が組んであると、このお祝いの飾りって、けっこう遠くからでも見えるんです。
足元の花より目立つので、ひときわ目を引く。
お店でこれを飾れば、「お、なんだろうね?行ってみようかね。」と足を運ぶ人が増え、
客足が集まってくる効果もあるのかな?
・・・なあんて想像するよりも、
花牌の美しさと、
花牌を囲む人々のめでたいお祝い気分を分けてもらえば、
それで十分ですよね。

花牌ひとつを組むにしても、
組み始める前の設計や手順など細かな準備があるとか。

街の大きなビルを建設・改築するときも、例外なく必ず竹を組む香港。
軽くて丈夫な竹は、高温多湿の香港で鉄骨よりも利点があり、重宝されて大活躍。
竹の組み方や扱い方を学ぶ専門の学校もちゃんとありますし、
【棚業】と呼ばれる竹組みの職人さんたちがいます。
資格を持ち登録してある職人さんは、1800人強(2009年調べ)とのこと。
香港らしい高層ビルや飾り付けたちには、
こうした職人さんたちの手作業が欠かせないんですね。
完成したビルや飾り付けは注目を浴びるけれど、
なかなか目にすることが出来ない裏方さん(竹も・操る職人も)は、地味な存在かも。



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日本では見かけることの無い花牌と竹職人さんたち。
旅行者の一人としては、表の華やかさも裏の骨組みの美しさも、
いつも気になっちゃって、ついトコトコ寄って行き、ニヤニヤしています。
特に組んである竹の編み方に目が行ってるから、
「ヘンな奴」「アンタ誰?」・・・なんて見られることも。
そうそう、職人さんが作業中の、この上の写真。
おおーっ!!と見惚れてたとき、職人さんと目が合って。
すっげーっ!!て思いながら笑って(きっと満面の笑み)手を振ったら、
「●▽■*★◎▲◇ーーーー!!!!」っと怒鳴られた。
「アブネーッ!!オマエ ドカンカイ!!」だったの・か・な?
笑顔を仕舞って、写真1枚だけとカメラを向けたら、さらに怒鳴られました。。。

花牌は、表も裏も美しい。
華やかな表の賑やかさ。
それを支える裏の編み方や職人さんの技。
裏と表との両方が美しい。
こういうふたつの美しさのおかげで、
眺めてる自分の気持ちも華やぎます。
「いいよねえ~」って見惚れてる時にニヤニヤしてたり手を振ったりすると、
きっとまた怪訝そうに見られたり怒鳴られたりするんでしょうけれどねえ。

花牌や竹の足場、見てみたいかも?・・・と思われたかたは、カエルくんクリックを~。
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by hongkonggaffe | 2014-10-05 08:05 | 香港ご商売 | Comments(30)


「暮らすように滞在していたい」 と思いながら里帰りする香港の日々。


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