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遊ぼう 使おう メニュー表 ~ お店で謎解きも楽しんじゃいましょう その1 ~

街歩きをしていてよく見かける、飲食店のメニュー表。
出入り口の近くに箱があって 無造作に入れてあったり、束ねて吊るしてあったり。
太太はこれをホテルや自宅に持ち帰って 読み解くのが趣味 なので、
通りかかって見つけると ヒョイっと取ってバッグの中へ。
いつからか僕も協力するようになり、
“ お一人様単独行動中 ” に見かけると取って来て、合流後に渡します。



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彼女にとって店のメニュー表は 日本へ持ち帰る大事なお土産。
フェリーの中で眺めたり、バスを待っている間に眺めたり、ホテルに戻った後に眺めたり。
ふとした時に開いて、遊びながら読み解いています。
だから、飲食店に入ると、太太はメニュー表を開いて知恵を使い、僕はぼ~っとしてて、
全部お任せして候補を絞ってもらい、僕がその中から選ぶ他力本願の繰り返し。。。

なにも学んで来なかった僕、 “ お一人様単独行動中 ” にメニュー表を見ると迷うわけで。
そもそも1人で入店する時っていうのは、
よほど空腹(ガス欠)か、喉が渇いてる(オイル切れ)か、、、なので、
1人で読み解きしている余裕など まったく無い。
メニュー表の漢字を見ながらめまいを起こしてて、プスプスプスプス・・・思考回路停止。
「せっかくだから何か変わったものを」なんて言ってられない状態。
非常事態に読み解いている場合じゃないので、けっきょく同じパターンのものを注文。
今まで学習しなかったツケは、新規開拓の楽しさを奪うことにつながっているんでしょう。



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漢字の並ぶメニュー表を読み解く面白さって、
漢字で育ってきた日本人には、少しだけ親しめる謎解き かもしれません。
同じアジアでも、タイ文字やハングル文字だったら、もうお手上げ。
記号のようにクルクルしたあの文字は見るぶんには美しいけれど、読み解くのは難しい。
目までクルクル@@しちゃいます。
だけど漢字表記だと謎解きは楽しめます(ガス欠・オイル切れの非常事態は除外)からね。

例えば品名に 「茄」・「椰」・「韮」・「蒜」 などの1文字が入っていれば、
日本語でも使う漢字の一部分だから、「ああ、アレだね。」と想像できそう。
これが、
「菇」・「蠔」・「魷」・「蛋」・「粟米」・「青椒」・「米粟」等々見慣れぬ文字が入ってると???。
それぞれ何の食材を表す文字だか、想像できます?

ローカル店の飲食で生きている僕としては、ある程度の文字は知っていないと死活問題。
太太のように楽しめないけど、必要に迫られて学んでおかないといけない過去があります。
ちなみに、上の ( ↑ ) 7つの「  」だったら、
左から順に「シイタケ」・「カキ」・「イカ」・「タマゴ」・「トウモロコシ」・「ピーマン」・「タピオカ」。
無精者の僕でさえ、最低限でいいから、
「お、これ食べたい」や「こりゃあかん、食べられん」と判別できるようになってきた過去が。



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漢字と言えば、同じ品なのに店によって表記がまちまちな場合もあります。
表記の順番が前後してたり、まったく違う字があてはめられてたり。
これだと、基本(つまり自分の好きな物:笑)を見慣れてるので、
「へえ~、これって、こんなふうに書くのもOKなんだね」と知ったりして。

ミルクコーヒーは咖啡。でも店によって香濃咖啡とか招牌咖啡と書かれてて「なるほど」と。
ミルクティーだと奶茶。でも店によって西冷紅茶とか立頓紅茶とか経典紅茶とか。
「ウチじゃこう書くよ。」とこだわりがあるのか、たいしたことじゃないのか。
それぞれの店での書き表し方、香港で見かけるけれど日本でもありますものね。
・・・そう、たいしたことじゃないんだろうな。(笑)



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自由に持ち帰って来て謎解きしたり 予習・復習したりできるメニュー表。
無料(免費)のお土産品です。
ローカル店ならではのお土産品なので、
レストランをはじめ 冊子になってたり置いていない店では、お土産品の入手は不可。

ぺらんとした紙がメニュー表になっているから、書き込みだって自由に出来ますよね。
品名が細か~い字でびっしり並んでて、指差しではピンポイントで伝えられなかったり、
ペン先を使っても正しく伝わらず 上下に載ってた品が来ちゃったり、
・・・だったら、囲みや下線を書き入れればいいかなあ・・・と。
持ち帰るメニュー表に書き込みが残っても、その記録が思い出と一緒に保存できます。
まっさらできれいなのを持ち帰って額装したい時は、1枚余分にもらってきたことも。(笑)



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広東語が話せないウチとしては、飲食店のメニュー表は必需品&お土産品。
なにより、
大好きな香港の 飲み物・食べ物 が全員集合で載ってる夢のような紙。(笑)
眺めてニヤニヤしていられる地図のような遊び道具。
これからも飽くことなく取って来て、想いを馳せていくに違いない・・・と思っています。
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# by hongkonggaffe | 2015-05-27 09:08 | 香港ざっか | Comments(16)

寒い夕方だったけど 寒くはなかったパン屋の店先

1月12日、とても寒かった夕方。
幼稚園へお兄ちゃんのお迎えに行った帰り道。
お母さんと3人で立ち寄る 荃灣のパン屋。



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人気のパン屋、混んでくると店内には居辛いものね。

出入り口をあけて、ここで、こうして。



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どんなに混んできても、お母さんの背中は見える。



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風の中で ぴとっ。

お母さん、お兄ちゃんは ちゃんとお兄ちゃんだったよ。



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# by hongkonggaffe | 2015-05-24 08:08 | 香港ふうけい | Comments(14)

走り続けてきたトラム 走り続けていくトラム ~ 香港というテーマパークのアトラクションたち その4 ~

トラムと同じ西の発着点(堅尼地城)までMTR(地下鉄)が開通したことで、
打撃を受けているトラムの運営会社(香港電車有限公司)。
対抗策として試み始めたのが、前記事で触れた冷房完備車両の導入です。
存続のためには新しいものを取り入れ、何かを削らねばならない・・・。
一介の観光客の想いは安易に出せないけれど、
香港に暮らす人々の中にも、それぞれ賛否両論があるようです。
天秤にかけることは難しいけど、 “ 運営できなくなる = 消滅する ” ですし。



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昔からずっとずっと愛されてきている人々の足、トラム。
今年で111年を迎えます。
昨年の訪港で何度も見かけたのは、
110週年紀念 ( 香港では 「週年」 「紀念」 と書きます。 ) のラッピングを着せてもらって、
誇らしげに走っているトラムでした。

とある日、乗っていた車両の前に そのトラムが。
110週年を謳うラッピングは、ちゃんと110号車が着せてもらえているんですよ。(笑)
粋な計らいをサラリと・・・「さすが香港電車有限公司!」とニッコリしつつ付いて行きました。



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何年前に撮ったのか記録していないんだけど、
車両をラッピング広告で包んで着飾る以前のトラムは、
深い緑色のシンプルな姿だったんですよ。
広告は貼られていたけど、部分的で。
でも、そうなる前からすれば、 素の車体に広告を貼る って、大きな1歩だったんでしょうね。
トラムが “ 走る広告塔 ” としてすっかり定着している今、
素の姿の車両って、なんだか新鮮な感じがしませんか?



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まだそれほど広告契約が取れなかった時代、
後ろの車両の側面には Hongkong Tramways Limited (香港電車公司)の輝く文字。
これはこれでカッコイイような。

以前(上) と 今(下) と、どちらも発着駅の筲箕灣の回転場。
東の端まで走ってきて、ここで くるりと回って折り返し、
香港島の東~西を何往復もしています。

働き続けるトラムくん、
ここ筲箕灣でも西の堅尼地城でも、
終点としてお客を降ろし、ほんの10分ほど停車していて、
始発としてお客を乗せたら、休憩を終えて また街へ出て行きます。
バス・ミニバス・タクシーに追い抜かれつつマイペースで走り、
何往復かして1日働き続けたら、「あ~今日も働いた~」とマイホームへ帰宅。



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トラムのホームタウンは、東の西灣河 と 西の石塘咀 。
労働日数によって判断されるのかな?
石塘咀のマイホーム ( TramDepo = 電車廠 ) では、手厚くケアしてもらえます。

シャワーを浴びて すっきり爽やか。
着古してきた衣装も たまには着せ替えてもらいましょう。
広くて大きな屋内点検場で 体調もしっかり診断してもらわなくちゃね。
待機場で十分リフレッシュしたら、日の出前後の出勤時間。
運転手(司機)さんが停止バーの通過前に記録を入力したら、また街へ元気にGo!



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緑の衣装の頃から 華やかな衣装になった現在まで、
年月を経ながら走り続けていられるのは、
こうしていつもきちんとケアしてもらい大切にされてきたからかも。
そして何より、香港の人々に愛され 頼りにされてきたからかも。
111年目を迎えた今年からも、ずっとそうでいて欲しいです。

トラムから街の風景を眺める人は、きっと多い。
幼い頃から馴染み親しんできてて。
母親に促されて降りる直前まで、バーを握ってずっとこうしてたこの子のように、
2階の窓に貼り付いていた日は、誰にも1度はあるんじゃないかなあ。
風景と匂いと音を 体いっぱいに受けとめながら。



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まるでこの子のように、いつも先頭席にかじりついてる僕、
・・・。
・・・。
・・・。
・・・見惚れてるこの子、振り返ったら・・・・・・
・・・眺める子を眺める僕でした。
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# by hongkonggaffe | 2015-05-21 10:03 | 香港のりもの | Comments(20)

だからトラムで ぜひぜひトラムで ~香港というテーマパークのアトラクションたち その3 ~

香港ランドのアトラクションといえば、トラム(叮叮)も欠かせない一つ。
道路にクルマが少ないと けっこうなスピードを出すことがあるけれど、
基本、いつでも ゆっくりゆっくり走ってくれるトラム。
香港島の乗り物の中で、一番のんびりした乗り物ではないでしょうか。
駅停車中に自転車に追い抜かされるから、自転車と同じか、自転車より遅く感じる場合も。



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1階は囲まれ感を感じるので、やっぱり2階が好き。
2階からだと、繁華街も問屋街も住宅地も見渡せますから。
トラムの良さは、街の景色だけではなく、開いた窓から “ 匂い ” も “ 音 ” も伝わること。
走りながら移り変わる街と一緒に、それぞれの街らしい匂いや音も 変化するような気が。

銅鑼灣←→中環あたりの、バスやタクシーの走行音、賑わう街ならではの雑踏。
上環←→西營盤あたりになると 乾物問屋街の匂いに包まれるし、
北角の春秧街に入り込むと 市場(街市)の匂いと呼び込みの声。
北角←→筲箕灣や 跑馬地へ向かう街になると、穏やかで静かな雰囲気が伝わるし。
行きかう人々の姿だって場所が移動すれば、
庶民的な様子から スーツを着こなしたビジネスマンが増える場所まで、やっぱり違いが。

街ごとの “ 匂い ” や “ 音 ” の特色って、少しずつ違うものですよね。
それに加えて共通して窓から入り込んでくるのは、
歩行者信号のあの独特な音と、トラムがカーブに差し掛かった時に出す鳴き声。
こうした匂いと音に包まれて、ゴツゴツした優しい振動に揺られるのだから、
もう、香港ならではの多彩な表情をたくさんたくさん味わわせてくれて。
それらを どこからどこまで乗っても、わずか2$ちょっとで楽しませてくれるアトラクション。



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そんなトラム、
最近になって試験走行され始めた冷房完備の車両になっちゃったら、どうなるんだろう?
窓が閉め切られれば、匂いも音も トラムらしい魅力は減っちゃうような気が。。。
ましてや1台だけ残されて活躍している古いタイプ120号トラムは、どうなるんでしょう?
そんな想いがあるので、120号トラムについて少しだけ。

香港トラムについては 今まで何度も記事で取り上げてきたけれど、
今日ここで載せる写真は120号トラムだけに限定してみました。

大半を占めていた一般的な車両に代わって、かなりの台数が増えたハイブリッドトラム。
電光掲示板が取り入れられ、内装は一新され、座席の作りも替わった新型の車両。
だから、2世代前の120号は ますます貴重な1台になっている現在ですが、
もしも冷房完備の車両が本当に取り入れられたら、
この120号は3世代前の車両になってしまうわけです。



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なにしろたった1台だけだから、
見かけたり他のトラムに乗っててすれ違ったりすると、
「今日は縁起が良いかも」などとも思っちゃいます。
おみくじで言うと【吉】っていう感じ。(笑)
遠くからでも120号と分かるあの美しさには、情緒さえ感じるような。

これに乗れちゃったりした日には、車内も愛でてしまえる。
他のトラムだと、乗車したら車内はどれも同じですものね。
だから120号に乗れちゃった日なら、おみくじの【小吉】。

車内には優しく灯る電球型の白熱灯。
電球色が照らし出す木枠に藤が編み込まれたイスや 緑の内壁が映えるのが夕方以降。
・・・というわけで、夕方以降にどれかの路線で乗れたのなら【中吉】。

さらにさらにもっと贅沢なのは、その時の行き先が北角だった場合でしょうか。
終点の手前、北角の春秧街で 市場を歩く人々の中をかき分けてゆっくり進む120号。
ここ春秧街では人とトラムとが共存してて、トラムが人に道を譲ってもらうという感じ。
「あの~すみませ~ん、ちょっと通してね~」 「ああ、来たんやね、はいはいどうぞ~」。
トラムと人との間で そんなやりとりがされてるような。

低速運転だから、そのぶん窓から顔を出して市場の匂いも音もゆっくり味わえます。
市場の野菜&肉魚&果物などが混じった匂い、あちこちで飛び交う売り手の声。
「はいっ!ここがまさに香港ですよーっ!」と言ってるような1本道。
ここにしかないアトラクションのハイライト・・・もう、こうなると【大吉】でしょう?



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120号は、狙ってて見られるものじゃないと思います。
いきなりやって来てスーッと通過していく。
ましてや乗れるなんて滅多になく。
何年前だったか、中環の停車場で筲箕灣行きのトラムを待っていて、
2台後ろにやって来たのが120号で、行き先表示が見えた時に北角行きだと分かり、
急遽、筲箕灣をやめて北角に行こうと変更したことがある ひまじんコンビ。

香港島滞在が基本のウチだから そのぶん どうしてもトラムに乗る回数は多いです。
訪港するたびに何度も120号を見かけたり乗ったりはします。
だけど、
この120号の最前席に乗りながら春秧街に突入できたのは、初訪港以来5回か6回だけ。
【大吉】に当たるのって、そうそうありません。
だからこそ いいのでしょうけれどね。

ただ、【大吉】じゃなくたって、他のトラムでも 乗ったら【末吉】から始まるアトラクション。
2階席からの光景と匂いや音とを満喫できるに違いないと思います。
・・・これが、もしも、冷房完備になってしまったら・・・・・・【凶】になるのかなあ・・・・・・。



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どのおみくじを引いても【凶】しか出てこない・・・
・・・そんなことになっちゃってトラムらしさが減る日が来ないようにと願うばかりです。
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# by hongkonggaffe | 2015-05-18 08:40 | 香港のりもの | Comments(18)

バラエティー豊かな香港での船旅 ~ 香港というテーマパークのアトラクションたち その2 ~

じっとしてることが苦手で、あちこち動いていないと落ち着かない自分、
のんびりゆったりの船の旅は、国内で1度経験したことがあるだけです。
啓徳空港跡地のクルーズターミナル(啓徳郵輪碼頭)を利用することはなさそうな・・・。
だけど、アトラクションがいっぱいの香港、
滞在中は、ミニクルーズからミニミニクルーズまで、おもに4種類の船旅(?)を楽しみます。



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スターフェリー(天星小輪)で遊びたい
尖沙咀 ↔ 中環や、尖沙咀 ↔ 灣仔を行き来する時の風情いっぱいなフェリー。
ウチはやっぱり下層階、灣仔路線でこれが出来ないのは毎回残念だけど。
下層階に居られると、要所要所で船員さん達が仕事をする姿も間近で見られます。
ふだんは の~んびりしていそうな船員さん、小出しにするプロの仕事ぶりが素敵。
それに、スターフェリーの下層階には、琴線に触れるものが盛りだくさん。
上層階と違ってまわりに壁が無いので、ダイレクトに感じられるものはなんでも歓迎です。

ビクトリア湾の潮や、ディーゼルエンジンや、板張り床のワックス・・・素敵な匂い達。
波をかき分けて進んだり、波が船体に当たったりする時の不規則な音が心地良い。
ガイドブックなどには絶対に載っていないけど、雨の日に乗船するのも良いんですよ。
水面(みなも)に落ちた雨滴が作る模様の美しさ、潮と雨とが混ざったような湿った匂い。
雨に煙るビル群を愛でてみたり、夕陽が揺れる水面に見惚れてみたり。
ビクトリア湾を木の葉のように漂うスターフェリーで、ミニクルーズを味わえちゃう贅沢。



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ファーストフェリー(新渡輪)で遊びたい
離島を行き来する時にお世話になるのは、快速船ではない方の普通船。
中環から長洲島や坪洲島へのクルーズ、4~50分が長くは感じない船の旅です。
スターフェリーがあっというまに横断してしまうビクトリア湾と違って、
ファーストフェリーは “ 湾 ” よりも “ 外洋 ” を航海するような感じじゃないかなあ。
中環から西へと行き来するのだから、上環や堅尼地城を海から眺めるのは新鮮です。

島へ到着したら、帰りの便の出航時刻をちょっと確認。
ウチは、日没の3~40分前あたりに島を出る便が好きだから、「この便かな?」と。
日没時刻は季節によって違うから、まあ、太陽の傾き方でおおざっぱに見当つけて。
路地歩きや ビーチ ・ 街市の散策を楽しんだら、埠頭へ。

島を出る時に期待してたタイミングを 海の上で迎えると、
陽が傾き、香港島に近付くにつれて、海の表情がゆっくり変わり始めます。
夕陽のおかげで少しずつ塗り替えられる水面や空。
春夏秋冬は1年かけて変わるけど、夕暮れの海や空は数十分で衣替えしてくれる。
窓と壁に挟まれていないデッキが船体最後尾にある便だと、置いて来る時間を味わえて。
堅尼地城に近付く頃に 夕陽に背を向けて東へ目を向ければ、
行く手に近付く人工的なビル群の西側ガラス面が、夕陽の色や光を反射させてて。
なんだか、こう、 “ 変わりゆく街 ” と “ 変わらない自然 ” との共演のような。

もう一つのファーストフェリーは、紅磡 ↔ 北角をつなぐ路線。
香港人の皆さんだけが乗船してる便が多くて、スターフェリーよりもローカル気分。
ふだんお目にかかれない角度で 東から西を望むことになるので、
遠くに香港島側のIFCと九龍側のICCの2大高層ビルが向き合う眺めになります。
見慣れたビル群も 波に揺られながら見る場所を変えると、ちょっと新鮮。



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フォーチュンフェリー(富裕小輪)で遊びたい
ファーストフェリーの紅磡 ↔ 北角よりもさらに東にあり、
九龍側の觀塘や三家村と、香港島側の西灣河とをつなぐ小さなフェリー。
西灣河はジャスコやアピタその他のショッピングモールへ歩いたり、
下町の魅力が詰まっててトラムの発着点でもある筲箕灣へも歩いたりします。
九龍側だと觀塘のAPMや再開発近辺のローカルな街市や飲食店が楽しめるし、
三家村なら海鮮の町鯉魚門とか タイフーンシェルターの水上生活船を眺める楽しみも。

龍宮城からやって来たおとぎ話のような可愛らしい船は、珊瑚海という名前。
2階はスターフェリーの下層階と同じくオープンな造りなので、
音や匂いはもちろん、ローカル度がさらに濃くなります。
操舵するカジュアルな船長さんだって目の前だけど、他に船員さんって居ないような?



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南生圍の渡し船(正式名を知らない:笑)で遊びたい
元朗の北東部の村と、川を挟んだ南生圍の湿地帯をつないでくれる渡し船です。
いつもはおじちゃんがオールを漕いで渡してくれるけど、ご夫婦でいらしてる場合も。
桟橋から桟橋まで20m無いから、向こう岸に小舟が居る場合は「お~い」と呼ぶ。
呼べばいきなり乗船時間。
片道5$で渡してくれます。今は値上がりして6$になったとか。
20m無くて6$かあ・・・だけど乗船時間は気分しだいでいつでもOKだし・・・微妙なコスパ。(笑)

でもね、ハイカーやサイクリング愛好者を中心に、けっこう利用されているんですよ。
向こう岸の桟橋に待ち人の列が出来る場面もありました。
これは、フェリーじゃなくて小舟だけど、ちゃんと(船長さんだけは)屋根があるし、
自転車(軽車両)も積めるんだから、カーフェリーかもしれません。
雨の日はどうなっているんだろう?
おじちゃんはお元気なのかな?
いろいろと気になる渡し船です。



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他にも船はあちこちで活躍してて、街から街へ、町から島へ、今日も動いています。
ブログを通して仲良くさせていただいている 香港を愛してやまないかたがお二人。
杏♪さん (離島編の一部 ) と Naokoさん (離島編の一部 )、
街に詳しくて、ローカルからフォーマルまで食に精通していらっしゃる旅の達人。
熱烈香港迷のお二人が西貢から島へ飛んだ高速ボートは、ウチの次回以降の目標。
香港からマカオ(澳門)へフェリーで出国したことさえないウチだけど、
やっぱり島へ向かうことの方を優先したいなあ。
今後も暫くの間は、香港から澳門へ出てみたいという気持ちになれない気がして。。。

まだ楽しめていない未知のアトラクションに乗ってみたい。
乗ったらきっと味わえる “ その船ならではの良さ ” を何度も感じてみたい。
ほんと、【香港ランドのアトラクション】は、
ミニクルーズ から ミニミニクルーズ まで バラエティー豊かです。
景色・音・匂い・揺れ・乗客の人々・・・それぞれの海・湾・川での船旅は いかがですか?

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# by hongkonggaffe | 2015-05-15 09:02 | 香港のりもの | Comments(14)


「暮らすように滞在していたい」 と思いながら里帰りする香港の日々。


by .

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