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念願だった「微笑むブッダ様」との出会い

昨日までの数日、晴天が続きました。
香港はすでに夏ような暑さに突入している日も多いようですね。
日本でも暖かさを通り越して暑さを感じる日が増えてきましたね。
外へ出るとけっこう多くの子どもが半袖や短パン姿だったり。

気温上昇と共に、なんとなく飲みたくなってくるものの一つがビール?
そう、「なんとなく」なんです。
ウチは二人とも量は飲ま(飲め)ないので、グラス1杯で十分。
二人1缶で「スッキリ爽やか夏気分」になっちゃいます。

ということで、日本に居る日常ではあまり飲みませんが、
暑い香港に滞在している日々だと、ビール(啤酒)を飲む機会が少しだけ増えます。
香港ならではの気候やビールのアテになる叉燒などがあちこちで気軽に買えるので、
飲みたい気分になることが多いのかもしれません。

飲むと言っても、いつも飲むのは缶ビール1缶。
しつこいようですが、あくまでも二人で1缶。
超級市場(スーパー)やコンビニで買ってきて部屋の冷蔵庫で冷やしておき、
夜になって部屋に戻ってからプシュッと開けるというケースがほとんど。
外出中にハッピーアワーを利用してお店で・・・なんて、滅多にありません。
瓶ビールとは縁が無く、缶ビールと仲良し。

そんなウチ、もう何年も前から探し歩いていたビールがありました。
微笑んでいるブッダ様のお姿を浮き彫りにした瓶が特徴の「ラッキービール」です。
これは缶ビールじゃなくて、瓶ビールです。
香港製ではないのだけれど、日本ではついぞ見かけなくて。



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以前、どこかの本かブログ記事かで見かけていて、
それ以降、何年も探し歩き、出会いを楽しみにしていたラッキービール。
その品名とボトルデザインに惹かれて、まだ見ぬ出会いを待っていました。
香港で流通してるよ・・・という情報を得たので、
訪港のたびに期待をしていたのです。
けれど、
超級市場やアルコール小売店やビアスタンドでも出会えずじまいでした。
出向いた街町では、毎年必ず超級市場を覗き、
アルコールコーナーを端から端までくまなく確認し続けてきたのですが、
何年かけても1度も目にすることが出来ず。

というわけで、望めど願えど縁に恵まれることが全く無かったのですが、
とうとうお目にかかれる日がやってきました。
こういう日って、突然やってきます。

とある年の訪港中、「ひとりお楽しみ時間」で二人が別行動中に、
北角の百佳(パークン)で、太太がなんとこのラッキービールを見つけてきてくれまして。

待ち合わせ場所にしたトラム始発駅のベンチでぼ~っと座っていた僕に、
「いいもの見つけて来たよ。ほらっ!目をつむって。なーんだ?!」」
と持たせてくれたのは、なんだか硬くて冷たい瓶。
調味料の瓶にしては大きくて重い。
ん?王冠(栓)が付いてる?
「はい、目を開けて。」
緑のボトル・・・赤い王冠・・・おおーっ!念願だったラッキービール!
なんだなんだ?鞄の中にもう1本入ってる?
トラム站のベンチで、思わず喜びの声を上げる僕。



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思ってもいなかった「ひとりお楽しみ時間」のお土産。
けっこう貴重な単独行動中に、時間を割いて今日も探してくれていたんですね。
太太に感謝。
ありがとう。
え?どこにあったん?団地の下のいつもの百佳?あそこまで行ったの?うわあ~。
驚きと嬉しさとが、北角の站に止まってる120番の真ん前で交錯します。
ありがとう。

プリントではなく立体的な浮き彫りで福々しいブッダ様が描かれているユニークなボトル。
王冠部分の赤い色や、そこにプリントされているイラストも可愛らしい。
さっそく指先でなぞってみたりして。

今夜はこの2本を冷やしておいて、明日の夜にでも一緒に飲もう。
・・・って、
そのお味を楽しむ期待より、
このデザインの瓶を愛でることが、最大の楽しみなんですけれどね。
せっかくだから、明日にでもその出会いに乾杯しようということで。

何年越しかの片想いの末にやっと会えたラッキービール。
この日は北角での散策以降に紅磡や尖沙咀に向かう予定だったのですが、
店内でコレを目にした太太は、迷うことなくその場で買い求めることを決めたようです。
賢明な判断。
手荷物としては重いけれど、
もしもここで買っておかなかったら、次はいつ出会えるかの保証はありませんからね。
事実、これ以降どこの超級市場や百佳に行っても、見かけることはありませんでした。
どうやら定番で置いてあるものでは無さそう。
買えたその百佳でも、以後1度も見かけずです。



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夜まで持ち歩いててホテルに戻り、さっそく冷蔵庫へ。
翌日の夜、栓を開けました。
・・・で、空き瓶にしてからよくすすぎ、
ハウスキーパーさんが部屋掃除で処分しちゃわないように、トランクの中へ。
日本へ持ち帰るお土産のひとつになったことは言うまでもありません。
今は、こうしてPCを打っている部屋の本棚に2本で仲良く鎮座しています。

あ、
お味について、少しもレポしていませんね。
んー、何も覚えておりません。。。
もともとビールに疎い二人なので、お味の方はふだんから分かっていないわけで。
・・・という経緯で、
またひとつ香港グッズが増えてしまい、
ウチの部屋は、スッキリシンプルな部屋から遠ざかっていくのでした。
だんだんモノが溢れていく。
まあ、ゴチャゴチャと。。。
だけど、いいんです。
溢れていくのは、モノだけではないような気もしますから。
なあんてね。

・・・あのときの北角の場面と声とがよみがえります・・・。

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by hongkonggaffe | 2014-04-28 07:27 | 香港のみもの | Comments(32)

窓から下界を見下ろしてみると ~高い所は苦手なはずなのにね~

ここ何年かの間に気づいたのですが、
高い所に上がってずーっと下の方を眺めていると、
何となく足がムズムズ。背中にゾゾッと何かが走るような感じ。

ウチの近所にある河川の橋。
一級河川にかかる橋だから、高さはそれなりにあります。
今日もいい天気で、川も綺麗だねえ・・・なんて思いつつ穏やかな川を眺めると、
足元は穏やかではありません。
軽い高所恐怖症のはしり?

香港は徳輔道に面したホテル。
19階だったかな。
窓際のテーブルに朝食を並べて口に運びつつ下を眺めると、
道行くバスやトラムが楽しめます。
ハーバービューならぬタウンビュー、いや、ロードビュー?(笑)
地面までうんと遠い高層階からの光景。
高さあり・・・なのに楽しみつつバスやトラムをずっと眺めていられます。
なんだか都合のいい高所恐怖症。
たいしたことないのかも。



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朝のわりと早い時間、のんびり朝食をいただいている時間帯。
幹線道路なのに空いています。
このあたりは乾物屋街だから、荷を運ぶトラックなどで混み合うのだけれど、
早い時間帯だと渋滞も無くてトラムもスイスイ。
トラム停からトラム停までの間は、けっこうなスピードで走っていることも。
「あ、120番が走って来る。」
カメラを掴んで撮ろうとしている間も、120番はどんどん移動中。
視界からすぐに消えて行って・・・。
渋滞中ならお目にかかれない移動速度です。

二人でいったん出かけて、散歩して茶餐廳に寄り奶茶だけを飲み、
2時間ほどのちに部屋に戻って来た時だったかな、
窓から下界を覗いてみたら案の定グツグツ。朝の光景はどこへやら。
バスもトラムもトラックも、なかなか進みません。
日本の朝もそうですよね。
空いてた時のほんの2~30分後だと、同じ場所なのに渋滞が始まっていたりする。



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ちなみに、こうしてゆっくりめのトラムやトラックを上から眺めるのにピッタリなのは、
北角の春秧街に建つホテルだと思います。
春秧街沿いの「ニュートン・イン・ノースポイント」は、絶好のビューポイント。
このホテルの部屋は天井から足元まで全面ガラス張りなので、
ホントに飽くことなく下界を眺めていられます。
もっとも、人の波の中をトラムがのそのそとかき分け徐行するような道なので、
朝と昼間とでは、クルマの群れでなく人波の群れ(?)の変化が見られるのですが。

ハーバービューのホテルの部屋も良いと思います。
フェリーや客船などの行き来も楽しめますものね。
けれど、夜の海は暗いのみ?
ロードビューの道沿いの部屋からだと、けっこう綺麗なライトの流れが楽しめます。
徳輔道のホテルから夜の様子も撮りましたが、光の流れがなかなか美しかったです。

ここには、トラムやクルマがらみの眺めばかりを書きました。
でも、
唐樓やマンションの屋上や窓辺に目を向けるのもいいですよ。
違うホテルでのとある日。
この時こちらの屋上では、住人か友人かが集ってのバーベキュー。
きっと、ゆったりした楽しいひと時を過ごしているのでしょう。



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他にも唐樓の屋上に目をやると、
太極拳してたり、新聞読んでたり、洗濯してたり、ニャンコと遊んでたり・・・etc。
あんまり覗いてるとプライバシーにかかわるので要注意ですが、
ローカルの人々の暮らしの一端を垣間見せてくれます。
そうそう、広くても狭くても公園を見下ろすなんていうのも、いい眺めですよね。
だから、香港島側だけでなく九龍側でも、窓から下を眺めてみるのはいいものです。
下町の住宅街にあるホテルからの眺め・・・それはまたいつか。

下界を見下ろして、楽しく過ごす。
ん?
楽しく過ごせる?
高所恐怖症はどうした?

・・・やっぱり都合がいいのでしょう。いいかげんなもんやねえ~。
たいしたことないに違いない!!

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by hongkonggaffe | 2014-04-25 07:24 | 香港ふうけい | Comments(18)

いつもポロポロ  だけどね・・・・・・・・・

夜明け前の早朝散歩を楽しんで、「科記もうで(コチラ)」も終え、
いったんホテルへ戻った後は、朝食の相談。

「炒麺でも出前一丁でもないし、粢飯でもないねえ」と意見は一致。
だから自動的に茶餐廳や粥麺店はパス。
じゃあ・・・ということで、近所の麵飽餅店(パン屋)へ。
何パンにするか、太太のリクエストを聞いて、ホテルを出ます。

ひとりトコトコ。
部屋に残る太太って、こういう一人の時は何してるんだろう?
そういえば尋ねたことないなあ。
察するのみ。
戻るとTVがついてたり、バスルームを使った跡があったりするけれど、何かとあるんだろうな。
「買いに行ってくるよ」という僕のトコトコは、けっこう長め。
買うだけだったらすぐ戻るのだろうけれど、買う前にフラフラ寄り道したりしてるから。
ああ、こうなると、太太が何してる?より寄り道何してる?・・・かな。

この日の朝食には、
菠蘿飽(パイナップルパン)と蛋撻(エッグタルト)を選んだんですね。
店を出たら片手はふさがっているので、フラフラ出来ません。
とっととホテルに戻ります。



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窓辺の机に置いて、手を洗って、中身を並べて、「いただきまーす」。
日本に居るときは朝から菓子パンじゃないけれど、
訪港中はこういうパターンが多し。
並べる前にビニール袋の底をのぞき込めば、お約束どおりかけらがポロポロ溜まってて。
そうっと取り出して並べるのにもかかわらず、掴んだ手のひらやナフキンにもポロポロ。
どんなに気遣って持ち帰っても、このポロポロは避けられず。

いや、
麵飽餅店で店員さんがビニール袋にホイホイ入れてくれる段階で、
崩れることはすでに諦めているんですけれどね。
扱い方なんてけっこう気にせずに素早く入れてくれるから。。。
それはもう、「あららら・・・(心の声)」と見ているしかありません。
ただ、同じ店員さんでも、
出勤前の時間に追われるように待っているお客が僕の後ろに居ない時には、
「おお~今日はご丁寧!」とありがたくなるような手つきで入れてくれることがあるのですが。

菠蘿飽の表面部分も蛋撻の縁の部分も、ポロポロ剥がれたり欠けたり。
でも、こういう部分おいしくて好きだから、
拾い集めて食べるんですよね。(笑)

蛋撻だと、ウチは二人してパイ生地よりもクッキー生地のほうが好み。
パイ生地よりクッキー生地のほうが崩れやすいと思うのだけれど、好みには代えられません。
紙ナフキンの上でナイフで切るときに、さらにポロポロ。
半分こならまだいいけれど4等分にすると、なおさらポロポロ。

菠蘿飽は、帰国日の朝にいくつか買ってきて、手荷物で持ち帰ります。
朝食段階ですでにこれだけ崩れるのに、
手荷物とは言え何時間もかけて帰国するわりには、
こうした朝食時と同じ程度にしか崩れていないのは、ちょっと不思議。
タッパーにぎゅうぎゅう詰めにするからかもしれません。
肩を寄せ合って耐えていて、動かないからなのかな。
菠蘿飽がゆえの団結力というか。
でも、
蛋撻のほうは、だれもがみんな個人主義。
肩を寄せ合うことなんか、はなっから興味がないようで。
どんなに注意を払っても寄せ合わせつつ詰めても、
帰国後はタッパーの中で全員が力尽きています。。。
「ほうら、だから肩寄せ合ってって言ったのにー!」と責めても、後の祭り。
崩れるだけではなく、横方向の揺れに弱いから、
生地の部分だけじゃなく、もう形全体が崩れてて。。。
生地に囲われているフィリングの部分も潰れてクシャッと曲がってしまうわけです。
もう、そのなんとも悲しき姿、もはや形を成していません。
あ、あの「ムンク」の作品で「叫び」ってあるじゃないですか。
形としては、あんな感じ。。。



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話がずれました。
帰国日の話ではありません、ホテルでの朝食のお話。
そんなわけで(ってどんなわけ?)、
ポロポロを少しでも下に落とさぬよう、
紙を受け皿にして、出来る限りの注意を払いつついただきます。
美味しいものをほおばるのに、けっこうな緊張感。
香港の食べ物の中で、気を遣いつつ食べるものって、そうそう無いのでは。

「今日のお店のフィリングは好みだねえ。」
「・・・うん、そうかも。」
「味は濃いのにタマゴの臭みが全くないねえ。」
「・・・うんうん。」
「明日はあっちの店のを食べてみる?」
「・・・それもいいねえ。」
「あっちも常連さんで混んでるから、また素早く入れられるんだ。」
「・・・もう、崩れても潰れても、なんでもいい。」
「でもさ、キレイな形のまま食べてみたいと思わん?」
「・・・思うかも。だけど無理。美味しいからいいやん。」

指先でつまんだ小さな蛋撻と崩れた菠蘿飽だけで、会話は進みます。
穏やかで平和な朝です。

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by hongkonggaffe | 2014-04-22 07:18 | 香港たべもの | Comments(20)

せり出す樹木 と せり出す看板

以前から、
赤柱へ路線バスで向かうのが好きなウチ。
今でもそうしています。
香港島の賑やかな北側から、静かな南側へ山越えしつつ抜けるなら、
やっぱり路線バスで向かうのが楽しいな。

MTRは通っていないから、
赤柱へ向かうとしたら、タクシーかミニバスで・・・という方法があります。
その方が早く移動できますよね。
ただ、
タクシーやミニバスには無い魅力が路線バスには有って。



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ダブルデッカーの2階席に座っていると、山越えしてる時のスリルは倍増しますし、
その先頭席に座れたあかつきには、背丈の高い乗り物ならではの味も。
緑に包まれた道を通り抜けて、目の前に青い海が広がった時の気持ち。
緑色から青色の世界へ。
何度乗っても「おおっ!」と思います。

でも、今では味わえなくなったものもあるわけで・・・。
それが、
立っている木の枝との近さ。

以前は、走りながら2階席の前面窓に枝葉がバシバシ当たったものです。
「せり出す樹木」のいたずら。
現在はそういうことが無いように(?)、枝はきちんと切り落とされてて、
あのバシバシ体験が出来るポイントは、うんと少なくなりました。
なんだかちょっと残念だなって。
・・・こんなこと感じるのは、ヘンでしょうか。
いやあ、やっぱりヘンかな。(笑)

街中だと、せり出す樹木と同じように減ってきたものがあります。
バシバシ当たったらたいへんだから当たりはしないけれど、
昔ながらの看板。
「せり出す樹木」ならぬ「せり出す看板」。

下の写真1枚目は、7年前のもの。
続く2~3枚目は、昨年12月のもの。
まったく同じポイントではないけれど、同じ町でのもの。



7年前
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昨年12月
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あちこちの建物からニョキニョキせり出している横向き看板って、減りましたよねえ。
店そのものが変わったり、建物自体が新しくなったりすることで、
「せり出す看板」は、なんだか少なくなってきました。

こういう看板のネオンや迫力を間近に味わえる体験は、
場所によっては観光コースにもなっています。
今でも人気な「バス観光ツアー」で可能だと思うけれど、
看板が乱立してた頃って、彌敦道あたりで今よりももっと迫力を味わえたのかなあ。

年々スマートになってきちゃった、せり出す看板の目立たない街並み。
かつての香港名物は、少なくなってきているのかもしれません。
だけど、再開発・建て替えに縁が無さそうな町では、
せり出す看板たちは今でも健在です。



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朽ちて来て古くなりすぎて、
看板が落下したり危険だったりするのは、困りますよね。
ネオンが灯るものも、もう少ないかもしれない。
だけれど、
古い唐樓やあか抜けない町の中で、まだ変わらぬ看板の姿を見ると、
こういう町の雰囲気だって、古くからの香港らしい情緒は楽しめるんじゃないかな・・・
と、観光客の自分は思います。
そう、いち観光客として。
違うかなあ。
   。
   。
   。
   。
「せり出す樹木・せり出す看板」のどちらも、
撤去はきちんと検討されて手入れされたことなのでしょう。
一介の観光客のマイナーなお楽しみポイント(僕のこと)よりも、
その地で暮らす人々の安全や利便性を考えれば、
手入れするのはもっともなことだとも思います。
自分のような者が観光客目線になるのは仕方ないけれど、
「自分はお邪魔している」ということを忘れちゃいけない。
だからきっと、
山越えしたり下町を歩いたりしながら「なんだかなあ・・・」なんて思うのは不遜なのでしょう。
だめだめ。
   。
   。
   。
   。
とも思いつつ、
胸中ちょっぴりフクザツだったりします。
街町の進化は、ちゃんと受け止めるべきなのでしょうけれどね。

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by hongkonggaffe | 2014-04-19 07:24 | 香港ふうけい | Comments(24)

香港のインスタント麺文化 ~たとえば維記の一例~

近年・・・とは言っても、もうずいぶん経つのかな?
香港に日本のいろんなラーメン専門店が進出してから、けっこう経つと思います。
日本生まれの「ラーメン」。
海を渡って香港に迎え入れられた「ラーメン」。
香港では当初から今に至るまで、とても人気があるそうですね。

香港ならではの麺類とは確かに別物なのでしょうけれど、
人気を支えている理由は何なのでしょうね?
味やトッピングや麺自体に大きな違いがあるからなのかなあ。
それとも「日本生まれのラーメンという別ジャンル」だからということで、
異文化食として支持されるのかなあ。日本びいきの香港ですし。

在住の日本人の方々が食べたり、香港人の皆さんが興味を持ったりするのは分かるけど、
香港へ旅行中の日本人が「日本のラーメン店香港支店」に入っているのは、
なんとなく不思議。
「日本にあるその店舗との味比べに行ってみよう」っていうことかなあ。
・・・いや、行ったことが無いからただ分からないだけで、
ラーメン店へ何度も出向く日本人観光客を否定する気は毛頭ありません。



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でも今回の話はそういうラーメンではなく、あくまでもインスタント麺の話。
日本で食べられる即席麺を使った香港ならではの1品。
これは訪港すると早餐(朝食)や下午茶(おやつ)でよく味わっています。
香港ならではのインスタント麺を使った麺メニュー。
早餐や下午茶のメニューに当たり前のように載っていて人気です。人気?いや、定番?
麺自体は昔ながらの油揚げ麺。
逆に言えば、日本で最近主流になった「インスタントノンフライ麺」には出会いません。

ひとつの立派なメニューになっているインスタント油揚げ麺。
日本と違うのは「商品」になっていることだけでなく、それが出てくるときのトッピング。
両面焼きの目玉焼きがのっていたり、大きな肉がのっていたり。
揚げた肉だったり、ウインナーだったり・・・それぞれ。
野菜がほぼ無いのは、共通でしょうか。カラダにはちょっと良くなさそう。(笑)

油揚げ麺は公仔麺。
「出前一丁」とメニューに但し書きがあれば、プラス2~3ドルくらいで麺アップグレードも可。
日清の出前一丁は、ちょっだけ高級品なのです。
どうなんだろう?公仔麺と出前一丁とは、味違うかなあ?味覚音痴の僕には分かりません。

香港でとてもポピュラーなこのインスタント麺を店1番の看板メニューにしちゃってるお店も。
深水埗の維記も、その1軒です。
店は3店舗が仲良く並ぶように建っています。ご兄弟の店でしたっけ?



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常にお客さんで満席の維記。
香港では当然の「相席」。
隣りのお客と肘が当たるような近さでの食事。
そんな隣人も他のテーブルの皆さんも、全員と言っていいくらいこの1品。
迷うことなくその品を指させば、自動的に供されます。

待つほども無くおばちゃんがドンッと置いてくれるその1品は、この表情(↑・↓)です。
見てのとおり大量の灰汁(アク)が表面を覆っていますが、これが名物。
この日も見ている限り、灰汁を取り除くお客はいません。
野菜のかけらものってはいません。
厨房でこしらえてこうして出てくるまでの手間も、きっとかかっていません。
ついでに、
お客は会話などしている人はほとんどいません。
・・・いません尽くし。
どの客人も黙々と食べて、食べ終わるとそそくさと席を立ちます。
シンプルな料理・食べたらすぐに退場・・・
・・・故に回転が早いから、満席でも席はすぐに空きます。
メニューも作りもお客も、どれをとっても潔い(?)。



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太太と一緒に山東餃子で昼食を摂り、
現地解散して自由行動になってから、この日も一人その足でこちらに入りました。
食後のおやつ。
山東餃子で麺を食べ、維記でインスタント麺を食べる・・・自然な成り行き。麺つながりです。
麺つながりと言っても、まったく違うジャンルでの維記の1品。

美味しくいただき、僕もサッと席を立ってからお代を払い、外の歩道へ。
摂りすぎた炭水化物を消化するべく、深水埗の町へ散歩に出ました。
満足満足。

あ、香港で早餐や下午茶にインスタントラーメンを選んでみようかと思うかた、
他店では、こうして灰汁の浮いている麺(スープ)は出てきませんからね。
それを「ほっ」と思うか、残念と思うか、それはいろいろですものね。

インスタント油揚げ麺。
日本ではほとんど食べることは無いのに、
訪港するとなぜだか食べたくなります。
冒頭に記したような「日本のラーメン店香港支店」には足が向かないのに、
茶餐廳などで供されるインスタント油揚げ麺に惹かれるのは、どうしてなんだろう?
・・・って、食べた後にいつも思います。
美味しく食べてる途中は、そんなこと思わず。
麺が伸びちゃいますからねー。

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by hongkonggaffe | 2014-04-16 07:46 | 香港たべもの | Comments(22)

朝のトラムとレールたちにご挨拶

ホテルの部屋で、
外の麵飽餅店(パン屋)から買ってきた蛋撻や菠蘿飽を食べます。
美味しく今日の朝食を摂り終え、
今日のお出かけをする前に、その日の2度目の朝散歩。
階下の大きめの道に降りて行きます。

まだマイカーやトラックなどがさほど多くない朝の時間帯は、
徳輔道西のトラムラインを疾走して行くのも、路線バスかミニバスかタクシーくらい。
障害物なしでトラムを流し撮りするには、なかなか貴重な時間帯です。

二人とも、スターフェリー(天星小輪)やトラム(叮叮)といった、
スピードのゆるい乗り物が好み。
それらで不可能な場所へは、路線バスです。

香港へ通い始めた頃は、
九龍側のいくつかのホテルに滞在した時期があります。
だけど何年か経ってから後は、滞在先に選ぶのは香港島側ばかり。
理由は単純で、
トラムにいつでも乗って遊べるから・・・です。
トラム大好き。
乗るのも走行音を聴くのも大好き。
トラムに乗って過ごすのをメインにする日も設定しますし、
筲箕灣から堅尼地城までノンストップ2時間コースで、
乗ることだけをミッションにした日もあります。(笑)

あの揺れ、あの音。
どんなにはやる気持ちを抑えきれずに乗り込んでも、
「まあまあ落ち着きなよ。ゆっくりゆったり行こうや。」
と、諭してくれるようなあの低速走行。
あ、
ただ、早朝や夜遅くだと、ときどき意外な一面を見せて疾走することがありますけれど。

そんなわけで、
「今日もお世話になりますね~」と朝の散歩をしながらトラムたちにご挨拶。
この朝の時間帯だと、
西區の石塘咀トラムデポ(トラムの車庫)から東方面に出勤し始めるトラムが多いです。



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いろんなラッピングを施されたトラムたちばかりの中、
昔から変わらず素敵なホンコングリーン一色を纏ったトラム。
大御所のトラム120番が、東方面へとご出勤。
120番ファンの皆さんの為なのかどうか定かではありませんが、
例の趣きのある電球色室内灯を灯してくれています。

滞在中にトラムの近くを歩いていたり乗ったりすることが多いために、
1台しか走っていない昔ながらの120番に出会うことは、けっこう何度も。
でも、何度出会っても、目が向きます。

さて、
気持ちが向くのは、トラムの車体に限らず。。。
クルマが来ない隙を狙って、道路中央のトラムラインにちょっと侵入。
大好きなトラムのレールをパチリパチリ。
何度も顔を上げたり振り返ったりして、
クルマが来ないか確認しつつパチリパチリ。

クルマは要注意だけれど、
トラムが近づきつつあるときは、足元のレールを伝わって振動音が聞こえます。
だからクルマだけ気にしていれば大丈夫(?)っていう勝手な判断。
でもやっぱり危ないかな。朝からぼんやりしてる日は、止めた方が良いと思ってます。



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どこまでも美しく伸びていくトラムのレール。
車両と同じく、今日も1日とてもお世話になるレールですから、
カメラのモニターをのぞき込む目にも、
なんとなく特別な想いのフィルターがかけられているのかも。



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トラムを包んでいるラッピング広告は、次々と着せ替えられますよね。
訪港するたびに多種多様なラッピングで楽しめます。
そのいっぽうで、
トラムを支えているレールは、いつ何時であろうと訪港しても変わりません。
レールはいつも不変(普遍)。
でも、
なんだか毎回レールにレンズを向けたくなっちゃいます。

美しいカーブを描くレールを見つけた時はもちろん、
定点観測のお馴染みの直線レールでも、なぜだか毎回のように撮ってみたくなる・・・。
硬く冷たく、でも、健気なレールに、なんだか惹かれるんです。
「今日もお世話になりますね~」と、レールたちにもご挨拶。
こんな調子で、トラムにもレールにも挨拶して回る朝です。

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by hongkonggaffe | 2014-04-13 07:39 | 香港のりもの | Comments(26)

日本だと少年 香港だと大人?

こういう光景(下の方の写真)を見ると、小学生の頃を思い出します。
もう、ん10年も前のこと。
小学生の時の過ごし方。
4~6年生の頃。

授業が終わり掃除や帰りの会も終わって自由の身になり、
いったん帰宅してからボールとグローブを掴んで、急ぎ足で向かうのは小学校の運動場。
みんな下校した後の小学校に再び戻り、運動場があいているかどうかチラリと確認。
ラッキーなことに他クラスの男子たちが来ていないことを確かめると、
運動靴のつま先で、運動場の地面にホームベースやラインを引いていきます。
うん、「運動靴」でした。
この時代、「スニーカー」とは決して言いません。

そうこうしているうちに同じクラスのメンバーが揃うので、さっそくチーム分け。
はい。草野球のスタートです。

まだ少年野球チームや、ましてや少年サッカークラブが無かった時代。
放課後の遊びといえば、毎日のように夢中になれた草野球。
たくさん時間をかけられる土曜日の午後はもちろんのこと、
ウイークデイの放課後も、
雨さえ降って無ければ明けても暮れても草野球でした。
もちろんメンバーは男子ばかり。女の子たちって、何して遊んでたんだろう?



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今のように「5時になったら帰りましょう」という規則もアナウンスも無かったから、
明るいうちはいつまでもやっていた記憶があります。
で、
いいかげん暗くなり始めてボールが見にくくなり遊び疲れてくると、
試合を終えて、草野球メンバー全員で向かう場所がありました。
それが、小学校近くの駄菓子屋か肉屋。

駄菓子屋ならば、ベビーカステラか、ゲソの干物みりん味串刺し。
チロルチョコみたいなちっちゃなチョコか、クッピーラムネっていうパターンもあったかな。
これらのどれかが、キマリのおやつ。(いや、仲間内での夕食?)
そして、「今日はご馳走の日」と意見が一致した夕方は、駄菓子屋ではなく肉屋でした。
そう、肉屋へ行く日は、ちょっと特別なご馳走の日だったんです。
お目当ては、10円だったか20円だったかの「ハムカツ」。

小学校のほど近くの肉屋には、お肉系の揚げ物がありました。
コロッケや唐揚げは予算的にとうてい無理なので、目が向きません。
全員ハムカツ1枚ずつ。
今思えば、かなりペラペラなハムカツでしたが、野球少年たちのご馳走でした。
家族経営の小さな肉屋。「辰巳屋」って言ったかな。
おじちゃんかおばちゃんがいつも揚げ物をしていて、
すでにバットの中に横たわっているハムカツを僕たちの素手に持たせてくれまして。
ほどよく温かいソレをみんなして持ち、歩きながらかぶりついていたものです。



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・・・なんて、
そういうことをなぜか思い出すのが、香港でのこういうお店。
道沿いの小さな店舗で、揚げ物や串ものを売っているお店です。

歩道に面したカウンターや台の上には商品が並んでて、
その横やすぐ奥に、油やタレの入った調理スペースがあって。
品定めも注文もお代の支払いもカウンター越しですから、
これ以上の「オープンキッチン」は無いように思います。
全ての部分が思いっきり外気に触れていますが、
埃とか排気ガスとか、そんなこと気にしてちゃ味わえませんしね。

いつ見ても、仕込み以外の時間帯は、常に何かをこしらえている店員さん。
やっぱり、圧倒的に「揚げ物系」が多いかな。
道行く人々があれこれと指差しして注文し、ひょいっと手渡されて買っていきます。
その場で談笑しつつつまんでいたり、歩きながら食べつつ人混みの中へ消えて行ったり。

こういう店って中心街にもいまだにありますが、
高騰しているはずの家賃など払っていけるから、まだ商いしているんでしょうね。
1つ1つはとても安価ですが、薄利多売なのかなあ。
こうしてコツコツと商いをしている昔ながらのお店は、
続けていくのが難しい昨今だと思うのですが、
まじめにご商売を積み重ねてきているこういうお店に残って行ってほしいなあと願います。
一介の旅行者だから、何も出来ませんが。。。

超級市場(スーパーマーケット)の中では、あまり見かけない店頭販売。
やっぱりこういうお店も、昔の屋台から生まれてきているのでしょうか。
香港版スナック菓子屋、かつ、揚げ物屋みたいなイメージがありまして、
こうした店の前を通りかかると、僕は昔のハムカツ屋(正しくは肉屋)を連想するのです。
かつて日本で経験したスナック菓子屋と違うのは、
香港だと、子どもというよりも大人が買ってて買い食いしていること。

このタイプのお店、
どのお店も似たような感じで同じに見えちゃうけれど、
やっぱり人それぞれ贔屓のお店があるのかもしれませんね。
素材の組み合わせや見た目、揚げてる油の風味なども、
その店ならではの持ち味があるのかもしれません。

大人になった今は、少年だった頃のハムカツ体験を思い出しつつ、
こうしたお店に吸い寄せられます。
ただ、
ほとんどの場合が、目撃する前後に食事やおやつを食べた(食べる)タイミングなため、
なかなか立ち寄れずにいます。

こういうお店でこそ「おやつ」にすればいいのでしょうね~。
なのに、ついつい肉か麺に走ってしまってて。
そう、
滞在中は、肉類も麺類も「おやつ」に成り得るんですが、なにか?
ワタシ、別名「肉食星人」 ときどき 「炭水化物星人」ですもん。。。

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by hongkonggaffe | 2014-04-11 09:02 | 香港たべもの | Comments(24)

Quiet Car って何を指す意味?

郊外の町である大埔へ行っていた日でした。
大埔への目的はただひとつ。
町の賑々しいエリアの中にある盅飯専門店で、
具のしっかりした美味しい盅飯を食べることでした。
あ、ただし、盅飯は“おやつ”であって、昼食ではないですが。(笑)
新明發というお店。



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まったく異なる街である深水埗を散歩していた時に、新明發の分店を見かけましたが、
こちら大埔の方が本店ではないかと思います。
本店の店先には、もうもうと湯気の上がるでっかい蒸篭が何段も。
その蒸篭の山に向けて、盅飯を外賣する人たちが常に長蛇の列をなしていて。
蒸しあがったばかりの盅飯が飛ぶように売れて行きます。
列に比べれば比較的空いている印象の店内だと、テーブルでアツアツが食べられます。
やっぱり回転のいいお店だと、作りたてが味わえますものね。
店内では蒸篭から出したばかりの「壺(勝手にそう呼んでます)」の状態で登場します。
盅飯が盛られているこの「壺」、最近ステンレス製の器でこしらえるお店が多いですが、
ここでは昔ながらの白い陶器。
底が深めの「白い壺」で供されると、気分もあがるものです。
ちなみに、
外賣の方だと忙しげな店員さんにお任せするしかないタレも、
店内だと、テーブルに置かれている自家製ダレのポットから自分の好きなだけかけられますよ。

この日はこの後に大埔から北角に移動して夕食を食べようかな・・・なんて思ってたので、
大埔散策を十分に味わってから、MTR(地下鉄)の駅を探しました。
そう、駅の在りかが分かっていなくて。
いつもほとんど移動は路線バスを利用する二人なので、
MTRに乗る回数は、とても少ないです。
MTRだと早く移動できるけれど、もともとゆるい速さの乗り物が好み。
外の景色をゆっくりと楽しみたい・・・という気持ちもあります。

でも、この日は短時間で移動したかったのでしょう。
人々が夕食の時間を迎え混み合う前に店に入りたいなという気がしてて、
ビュンッと行きたかったわけです。
不慣れなMTR駅の場所を探しつつ、「站」マークの青い看板を探して歩きました。
香港って駅の方向を示す表示が至る所にあるから、
最初の一つを見つければ、場所は分かりやすいんですよ。

駅を探し当て、そそくさと中へ。
大埔駅のホームに立った時に、足元にこんな表示を見かけました。
Quiet Car
この車両ではお静かに・・・という意味なのでしょうか?
どういう意味なんだろう?
ここの1両を指すもの?それとも他の意味?

一般的に香港の車両の中では、けっこう賑々しい方々(本土の人々中心)を見かけますが、
香港人の皆さんが賑やかだったのは昔の話。
本土の人々は別にして、声高らかに話す人はあまり見かけなくなったように思います。



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表示には♫に×が記されているけれど、
携帯などの着信音や会話のことなのかなあ。なんだろう?
近年は、会話が少なくなった代わりに、
みなさんの多くが、こうしてスマホを手にして覗きこんでいます。
「話す」という行為が少なくなったような気がするのは、時代の変化の一つなのかも。

昔に比べたら、やたら静かになってしまった香港のMTR。
Quiet Car の表示はありませんが、バスの中やトラムの中も、声はけっこう少ない感じ。
それはそれで、ちょぴり寂しいかなあ。。。



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声大きく響く広東語。
そんな賑々しさを味わおうと思ったら、
商店街や街市を歩くと良いのかもしれませんよね。
夕食を食べに向かうMTRの車内、
「声に包まれるところに行こう。北角に着いたら、まずは春秧街からだね。」
そんな事を思いながら、揺られていました。

そうそう、
この「広東語の賑やかさ」を自宅へ持ち帰りたくて、
録音機能付きウォークマンを持参してた時期があります。
乗り物の中や街市の真っただ中でスイッチを入れ、
歩きながら録音してたことが何度もあるんです。
帰国してから、よく部屋で流していました。
もう20年近く前の話かなあ。
今やカセットテープを再生する機器も持っていませんから、幻と化したお宝です。

天気に恵まれた日の大埔でのおやつと散策。
MTRを久しぶりに利用して見かけた表示。
そこからつながった「賑やかな場所を歩きたくなった」気持ち。
そんなことを思い出しながら、今こうして写真を眺め返す自分です。

ウォークマンで録音したり再生したりは出来なくなったけれど、
写真から、香りや音を思い起こす。
歩きながら録音した遠近感やリアル感には及ばないかもしれないけれど、
静止画から思い出す今も、録音時期と同じくシアワセです。

・・・ああ、今日もまた、脈絡の無い文章~。(笑)

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by hongkonggaffe | 2014-04-07 08:22 | 香港のりもの | Comments(18)

トラムと仲良しの仕事自転車

香港島の幹線道路の中央をゆっくりマイペースで歩むトラムたち。
観光客にも地元民のみなさんにも人気で、
暮らしの中で必要でもある、香港らしい交通機関ですよね。
どこから乗ってどこで降りても、一律たった2ドル30セント。
可愛らしい料金で、街や人々の様子を鑑賞させてくれつつ、
私たちを運んでくれます。

トラムに乗り込むと、すぐ脇にある階段を上へ。
やっぱりいまだに2階席の座席を選んでしまいます。

開け放たれた窓からは、
移り変わる沿線の街ごとの匂いや音が、遠慮なく流れ込んで来ます。
それに加えて目線の位置が高いので、
遠くの方から近づいてきたり置き去りにしたりする情景や、
通り過ぎる合間に覗き見ることが出来る細い路地の中まで、楽しく見渡せますものね。

そんな魅力に加えて、
まるで座っている自分がトラムを動かしていたり、
車掌になったり(実際のトラムに今は車掌は存在しないけれど)、
・・・という気分をも味わわせてくれるのが、
2階の最前列や最後尾の座席。

車体の横に連なる座席からだと、進行方向90度の景観しか見えないのに対して、
この先頭や最後尾の座席からは、
グ~ンと広い180度の景観が味わい楽しめると言えるのではないでしょうか。

このトラムの最前席や最後部席から眺めていると、自転車をよく見かけます。
付かず離れずで、トラムと仲良く走っている自転車。
お兄さんやおじさんが漕ぐ、仕事中の自転車。

飾りっ気のない質実剛健なガタイの自転車に、
だいたいの場合、けっこうな量の荷物を積んで、トラムと同じレーンを走って行きます。
そのほとんどの自転車が、黒いフェニックス(鳳凰)の自転車。
自転車の前か後ろの荷台には、
大きな箱やプロパンガスなど、重たそうなものがイッパイ。
あ、
ときどき、外賣弁当の山を積んで走っていく姿も見かけるかな。



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自転車で運搬配達中の皆さん、
クルマの走る道路の端を走ったりせずに、
道路中央にあるトラムのレールの上を走っていくんですよね。
なにか、そういう決まりや暗黙の了解があるのでしょうか?
で、
トラムが前や後ろからやって来ると、
ひらりと走行車線を変えて、トラムレーンを走り続けるイメージ。
上り線と下り線のトラムにどちらからも挟まれそうになっても、
スピードを緩めることなく、器用にラインを変えながら走り続けます。
まるでトラムのレーンが自転車の為にあるかのような光景。



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そういえば、
仕事の自転車の乗り手のみなさんは、いつ見ても男性ばかりですね。
女性はどうして自転車でのお仕事をしないのかなあ。

こうした仕事の自転車たち、トラムと共に香港の風物詩の一つのような気がします。
ゆっくり走るトラムとマイペース走行の自転車。
トラムラインの両側をクルマがどんなに疾走しようと、
トラムと自転車は、ひょうひょうと同じレーンを分け合ってのランデブー。
仲良さげな共存を眺めていると、なんだかホッとしちゃいます。

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by hongkonggaffe | 2014-04-04 07:57 | 香港のりもの | Comments(20)

茶餐廳でレモンコーヒーのひととき

深水埗の町を散歩していました。
喉が渇いたのでどこかに入ることにしました。
12月でしたが思いのほか暖かく、
歩き倒していたので、休憩をしたいと思ったのでしょう。

確かこのあたりに店が在ったぞ・・・と思いつき、歩きました。
1軒の茶餐廳。
汝州街にある鴻昌茶餐廳です。
お客は大勢入っていました。香港では相席は当たり前。若いカップルの前に座りました。



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飲み物を何か一つ・・・と思い、メニューを拝見。
奶茶や咖啡や好克立や阿華田。
凍(冷たいもの)は気分ではなかったのでしょう。熱のほうで。
だいたいどの店でもメニューの上の方に載っている飲み物はいつものことなので・・・
・・・ということでメニューの中ほどを眺めます。

飲んだことが無いのでこれにしよう、
というわけで、「檸檬咖啡」に決定。
檸檬(レモン)+熱咖啡(あたたかいコーヒー)=檸檬咖啡。
この漢字4文字そのまんまの「レモンコーヒー」です。

いつだったか腰が引けて回避してしまった「滾水蛋(お湯に生卵)」もありましたが、
今日もそれは逃げてしまい、檸檬咖啡に。
16H$!!おお!奶茶や咖啡よりも数ドルお高い飲み物なんですね。高級品!!

待つほども無くやってきました。
覗きこんだ限りだと、ブラックコーヒー。
エバミルクが当然の如く入っている見慣れた咖啡(香港式コーヒー)の茶色ではないから、
なんだか新鮮に目に映ります。香港で黒いコーヒーを目にするなんて!
でも、
もっと新鮮なのは、輪切りのレモンがその中に沈んでいること。
パッと見では「オイラはここだぞヤッホーッ!」と、コーヒーの底の方にひそんでいます。



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底の方に集団でひそんでいるレモンたち。
スプーンでそっと持ち上げてみます。
4枚の元気なレモンが顔を出します。
はい。こんにちは。
     。
     。
う~ん、
     。
     。
     。
いやあ、見た目からしてインパクトあります。
黒に黄色、まさに阪神タイガース。ステキな色の組み合わせ。
輪切りレモンですから、当然それらをスプーンでガシガシ潰します。
あくまでも自己責任です。
でも、おきてに従えば、そうするしかないでしょ?
凍檸檬茶(アイスレモンティー)の時と同じように、ガシガシ潰します。
レモンの果肉の繊維が潰れるまでガシガシ。
しつこいほどガシガシ。
     。
     。
     。
     。
はい、出来上がり。
もう1度見た目を味わってから、カップの縁に鼻を近づけます。
まずは、香りだけを確認ね。
     。
     。
     。
想像通りの香りが鼻を突きます。
     。
     。
     。
カップをいったんソーサーに戻し、
「ええいっ!」と気合を入れ直して、さらにガシガシ。もはや開き直ってます。
ガシガシし尽したら、飲むべきですよね。
う~ん、いただきまーす。
     。
     。
     。
こんどは嗅覚をすっ飛ばして味覚で味わいます。まずは一口ね。
     。
     。
     。
     。
     。
んんんん。
     。
     。
     。
ぐふふ。ごほほ。
     。
     。
     。
     。
     。
想像してた通りの味が最初に舌を直撃します。
どうぞ想像してみてください。きっと、ご想像通りの味です。
すぐになんだか歯の裏がキシキシしてきて、黄色いキケン信号点滅。
信号が今度は脳を直撃します。
信号は黄色からあっというまに赤色点滅へ。点滅速度も速くなります。
ウルトラマンのカラータイマー状態。
     。
     。
     。
     。
     。
んんんん。
     。   
     。
     。
口に含んだレモンコーヒーを飲みこみ、
いったん休憩して、カップの中を観察。
カップの中は、ブラックコーヒーではなくなっております。
不思議な色をした液体です。
液体の表面に、果肉の粒たちがのんきに浮いています。

観察し、口に含む。
観察し、口に含む。
そうすることを2~3度くりかえし、考えます。
苦い+酸っぱい=???
●△×◆○*▼☐@@@???・・・答の無い味。
もしかして言えることは、香港ならではの味?
いやあ~先日の「香港ならではのチープなパン」とはちょっと違うけど、香港ならではの味?



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世界の国々には、じつにさまざまな食べ物・飲み物がありますよね。
その飲食物を作っている素材(材料?)も、それぞれ。
その国その土地ならではの素材もあり、
どこででも飲食出来るわけではない・・・。
しかし、
レモンにしてもコーヒーにしても、大部分の国だったら手に入れられそうなものたち。
ただ、
そのレモンとコーヒーとを組み合わせちゃうっていうのは、香港ならではなのかも。
当たり前のように茶餐廳のメニューに「檸檬咖啡」と記して提供するのは、
レモンの産地やコーヒーの産地では存在しない、香港ならではなのかも。
・・・そういう意味で、やっぱりこの飲み物は香港ならではの1品なのでしょうね。

香港ならではの1品ならば、歓迎です。
大切にしまっておきたい体験です。
そう、
しまっておこう。
しまっておこう。
記憶の中に大切に。

歓迎すべき体験。
ただ、
歓迎であって大歓迎にまではいかないのは、
「これだったら自宅で再現できるよねえ」と、ふと感じるから?

でもね、
やっぱりレモンコーヒーの香りと味は、ここだけでのもの。
自宅で再現するのはやめましょう。
ん、それがいい、それがいい。

自己完結できたので、気持ちよく茶餐廳をあとにしました。

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by hongkonggaffe | 2014-04-01 08:13 | 香港のみもの | Comments(22)


「暮らすように滞在していたい」 と思いながら里帰りする香港の日々。


by こえだ

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