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「 また街へ戻れるな 」 と 小学生男子は真剣に思う

ホテルをチェックアウトして、Cityflyer (機場快綫=空港バス) が停まるバス停へ。
ただでさえ重たいスーツケースやカバンたち、
段差の多い香港の歩道だから転がしにくくて、バス停まで歩くのは一仕事。
【 帰国しなきゃいけない日の気の重たさ + 荷物の重たさ 】 の両方を引きずって歩く。

バスがやって来て乗り込むと、荷物置き場がふさがってることが多いから、
スーツケースやカバンを出口付近のコーナーに置くしかない。
けっこうなスピードで走る香港のバス、荷物棚じゃない場合は、転がり出ることも多し。
そういう荷物の動きを気にしたり 盗難を用心したりする人々で、1階席は埋まってる。
せめて太太にはゆっくりして欲しいから 一人で2階席へ行ってもらい、
置いた荷物たちが転がり出ないように見張り番をしつつ、1階通路に立ったまま揺られる。
過ぎゆく香港の街並みを2階席からゆっくり見降ろして離れたいと思うけど、しかたが無い。

空港に到着してしまったら、自分達の荷物が一番外側なので、
他のお客に迷惑をかけないように早め早めに動いて車外へ出す。
乗客がいなくなった空のバス、これ、シートの陰に隠れてたら、また街へ戻れるな。
・・・・・・戻ってどうする、ホテルが無い。



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バス停まで引きずるのはあんなに重かった荷物なのに、
空港の屈強なカートに積むと、なんとスイスイ動けちゃうことか。
なんだよ、そんなにスイスイ動くなよ、少しは ひきとめてくれよ、出国をせかしてるん?

しかたないから しぶしぶチェックインカウンターへ行き、手続きをしてみる。
「すみません。機材のやりくりが出来ずにキャンセル便になりました。街へ戻って下さい。」
待ってるこの一言は、なかなか聞けない。
預け荷物はスーッとベルトコンベアで運ばれて行く・・・あ~あ、行っちゃった。
重い荷物は無くなったのに、引き換えに渡されたエアチケットが重くてしょうがない。

毎回のことながら恨めしい気持ちで眺め上げる 【 Departures 】 と 【 離港 】 の表示板。
なぜだか 【 離港 】 の2文字の方が決定的な表現で、グサッとくる。
「離れる」だなんて、ダメ押しされるっていう感じ。
【 離港する?どうする? 】 くらいの優しさが伝わる表示板にしてよ・・・と 見るたびに思う。

しかたない、入ってみよう。
入り口の警備員も荷物検査の職員も出国審査官も、全員お休み取ってるといいけどね。
悲しいことに、みんなちゃんと仕事をしちゃってて。
出国しようにもしようが無いとなったら、また街へ戻れるな。
・・・・・・戻ってどうする、荷物が無い。



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指定されたゲートへ とぼとぼ歩くと、29番ゲートに雅加達の表示。
雅加達って、ん?ジャカルタ?
ジャカルタかあ、インドネシアに行ってもなあ。。。
ナシゴレンはあっても叉焼飯は無いしなあ、コピはあっても咖啡は無いしなあ。。。

ゲートに到着、停まってスタンバイしてるのが、これから乗らなきゃいけない機材だね。
お掃除のみなさん、おつかれさまです。
みなさんのおかげで、今日も気持ち良く乗っていられるのですね。
入れ替わりで乗りこんでくるクルーのみなさん、おつかれさまです。
みなさんのおかげで、日本へ戻っちゃうんですね? (怒!)

機長さんもCAさんもお疲れでしょう?ちょっとうつむき加減で足取りが重いように見えます。
やっぱり今日はお仕事お休みにしませんか? のんびり休養しませんか?
飛べなくなってキャンセル便になったら、また街へ戻れるな。
・・・・・・戻ってどうする、さっきも言ったでしょ、延泊分のホテルが無い。



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搭乗までの待ち時間、ソファに座って過ごすのは ちょっと辛い。
日本行きのゲートのこのスペースに座ってるのって、ほとんど日本人だもん。
あっちからもこっちからも日本語ばっかり聞こえる。
今朝まで広東語の世界でシアワセだったのに、日本語ステレオ放送に包まれて悲しくなる。

せめて搭乗開始までコンコースを散歩して日本語から遠ざかろう。
英語に混じって、タガログ語やインドネシア語だって、聞けるかもしれないよ?
そうなれたら、中環や銅鑼灣に集まって来る アマさん達 を思い出せる。

あ~あ、搭乗受け付け始まっちゃった。
日本語に挟まれて並んでいるのってなんだかなあ・・・列に並ばずにもう少し座っていよう。
・・・。
・・・。
そろそろ列が短くなっちゃった?
しかたがない、行こうか。
新聞、どれにする?東方日報?それとも星島日報?
最後の方だから、日本の新聞はもうとっくに無くなってて、香港の新聞がゆっくり選べるよ。
この新聞、残ったらどうするんだろう?ワゴンと一緒に戻されるよね・・・?
あ、ブリッジと機体の間にすきまが・・・。
小人に変身して、ワゴンに隠れたりすきまから降りてみたりしたら、また街へ戻れるな。
・・・・・・戻ってどうする、小人を泊めてくれるホテルが無い。

「ホテルが無い」が やけに多いけど、
昨今の香港、宿泊費がとんでもない値段になっちゃってて、
本当に泊まれるホテルが無い。
冗談でなく、本当に無いもんなあ。。。



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離陸。
誘導路からコースに出る時に一瞬だけ見通せる滑走路、誘導灯が独特だね。
香港の街って、道路沿いでも街でも、共通のオレンジ色の街燈。
あのやわらかい色がとても好きなんだけど、
滑走路の誘導灯は、街の日常とはまったく違う世界を演出してるような。

見惚れて誘導灯を覗いてる間に香港の地面を離れるからか、
離陸する時の あの大好きな G を楽しめるからなのか、
空が焼けていく様子を眺めていられるからか、
知らないうちに諦めがついてるかも。
機内食が待ってるしね。(笑)
単純。



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ホテルのチェックアウトから水平飛行まで、
けっこう ちょこちょこと後ろ髪を引かれつつ帰国する離港の日。
「また街へ戻れるな」・・・「戻ってどうする」・・・が、いろんな場面でいっぱい。
まあ、
次の訪港の予定が立てられる時に、
今度は悪あがきしない意味で「また街へ戻れるな」と思えるから、その日を楽しみに。

里帰りの行き帰りは、そんな繰り返しをいつもしているような気がする。
そう思うと、
あの 行きの機内での忙しさ といい、帰国日の忙しさといい、
日本~香港を移動する日は、往路も復路も本当にアタマを使いすぎ。
もうちょっと楽に行き来するようになれたらいいのにな、とちょっとだけ思う。
今日で4月も終わり、今年の1/3が終わっちゃったよ。
今年中に・・・と思ったら、次回は何月頃にアタマを使えるんだろう?
楽しみ楽しみ、次回も楽しみ。カエルくんをポチッとしていただけると、、、。046.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-30 21:17 | 香港くうこう | Comments(20)

「 さあ いってらっしゃい!! 」 と 背中を押してくれる音 ~ 香港早晨の世界の天気のテーマ曲 ~

音楽はおもしろいもので、聞いてた頃の自分の事や周りの様子を引き出してくれますよね。
かつて何度も聞いてたことがある曲は、あっという間に記憶の宝箱を開けて、
懐かしい気持ちやその頃の体験に明かりをポッと灯してくれる。

昭和の歌謡曲やフォークソング、TVの主題歌、学校で習った曲・・・etc・・・。
もちろん、日本の音楽以外で ポップス ・ ロック ・ ジャズ ・ 70~90年代の曲とかも、
そこまでさかのぼらなくても平成に入ってとか、ついここ2~3年前の曲でさえそうだし。
そんなふうに、過去を振り返らせてくれる音楽だけじゃなくて、
それを聞くことで「また ☆☆☆☆☆ したいな」という気持ちにしてくれる音楽も。

いつも聞いているRTHK(香港のリアルタイム配信ラジオ)、
1ヶ月ほど前に気付いたのですが、第二台チャンネルの とあるコーナーで、
体がうずうずして来て香港へ飛んで行きたくなる【ある曲】が毎日流れて来るのです。
滞在してた時の場面が瞬間的に蘇る・・・でもあり、今すぐ香港へ行きたくなる・・・でもあり。
香港早晨(ニュースの方)のテーマ曲だったら 日本でいつでも聞けるのだけど、
【世界の天気】のこの曲の方は、
香港に滞在してる時だけしか聞けないと思っていたから、驚くやら嬉しいやら。



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香港に滞在したことがあるかたなら、
翡翠台の朝のニュース【香港早晨 Good Morning HongKong 】を観たことがあるかも。
ニュース冒頭に流れるテーマ曲 “ Golden Challenge ” は 有名な曲。
有名というか、香港早晨とくれば あのテーマ曲、
CMを挟んで何度も登場する、虹のようなカラフルな帯が走る画面と共に流れます。
でも、今日取り上げるのは あれじゃない方の曲。
ニュース終了時の【世界の天気】のコーナーで流れる方の曲のこと。
香港早晨を何度か観たことがあるかた、想像して頂けますか?

僕で言えば、朝活で1日をスタートしてホテルへ戻り、朝食を買いにまた外出して再び戻り、
ベッドに座ってぼ~っとしてるか 窓際で朝食を食べてるか の時間帯。
何度も繰り返されるニュースの最後の最後に【世界の天気】(世界天気概況)になって、
この曲が流れ始めます。
これで香港早晨が完全に終わり、部屋中に別な空気が吹き込まれるようなイメージの曲。



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曲が流れている間、画面には世界各地の天気が次々に映し出されます。
アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オセアニア・・・などなど 映し出される各国の街角。
けっこう何分間も続くのだけど、ある同じ部分だけが繰り返しずっと流れるメロディー。
この曲を聞くと「今日もそろそろ出かけよう」と部屋を出たくなる。
自分にとっては “ 背中を押してくれる音 ” という感じ。

瞬間看地球のBGMで流れるテーマ曲  Ron Carnel の 「 North Gate 」 。

メジャーコードとマイナーコードが交互に顔を出すからか、
光と影が織り混ざってるメロディーで、単に「元気いっぱい!」という感じではない印象。
「さあ、いってらっしゃい!今日もたくさん香港を味わって来てね」と背中を押してくれます。
全部で6分ほどの曲、最初はエネルギーが満ち引きするおだやかなフレーズが続き、
1分40秒を過ぎたあたりから、あのメロディーが一気に解き放たれます。
6分全部はちょっと長めなので、最初から再生して1分40秒過ぎまででも・・・(笑)。
よろしかったら 聞いてみて下さいね。







「さあ、いってらっしゃい!!」と背中を押してくれる曲。
香港で朝を迎えてることを実感させてくれる曲。
こうして日本に居る間なら、これを思い浮かべると香港へ飛んで行きたくなる曲。

ほんと、音楽はおもしろい。
音なのに映像をひっぱり出してくるんだもん。
思い出したり聞いたりするだけで、日々を思い出し、行きたい気持ちをかきたてられる。
“ 記憶 ” や “ 希望 ” を導いてくれるんでしょうね。

ここでは音楽で書いたけれど、【音】も、そうじゃないかなあ。
・・・街の歩行者信号のあの独特な音。
・・・MTR(地下鉄)の車内アナウンスの音。
・・・消防車やパトカーなど緊急車両のサイレンの音。
・・・「 いつまでやってんの? 」 と毎回思う あちこちで続く工事現場のドリルの音。
香港には、【香港らしさそのものの音】があるような気がしませんか?



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香港じゃなくても国内国外を旅すれば、各地ならではの音があるのでしょうね。
その音(または音楽)を聞くと、 ココロ揺さぶられる というか 琴線に触れる というか。
そんなことを思うんですが、どうでしょう?

「今度行った時は、香港HMVに行って North Gate のCDを探さなきゃね。」
皆さんの “ 琴線に触れる旅の音 ” は?・・・カエルくんのクリックをポチッと・・・。060.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-27 08:19 | 香港ふうけい | Comments(20)

貴重になっちゃった外テーブルで 一緒に休憩しませんか

昨日の事だけど、気温は24℃、ときどきカーテンがふんわり膨らむ心地よい風。
テラスで過ごすのがぴったりの日だから・・・ということで、クルマで20分のスタバへ。
隣町にある郊外のショッピングセンター、
2006年オープンからかれこれ9年、週1ペースで行きます。

SC1階のスタバ、東を向いて寛げる全面ガラス張りの広い店内。
ガラスを隔てた横に長いテラスには、椅子が3脚ずつ置かれた外テーブルが7卓。
テラスの21席と店内席を加えるとけっこうな客席数なので、平日はゆっくりできます。

豆を買いたいだけの時なら、もっと近い徒歩圏内の新しいスタバへ歩くけど、
スタッフさん(パートナー)に会いたいとかテラス席に行きたいという気分なら、ここ。
スタバって自分には味よりも結局「人」だから、食料品の買い出しがてら行っています。

田畑が広がる中に建つSC、テラス前にはイチョウの並木、駐車場の向こうには桜の並木。
のどかな風景の中で外のスピーカーから流れるのは、店内と同じ洋楽。
農機具を積んだ軽トラックやおじいちゃんが行き来する光景を眺めながらの洋楽も、
妙にミスマッチしてて和めるんですよ。(笑)・・・とっても心地良いテラス席なんです。

↑  ↑  ↑
~ 以下 色文字部分 追記 ~
↓   ↓   ↓
この記事の冒頭に書いた “ おらが町の地元のスタバ ” については、
3記事後の5月3日付で詳しく書いてUPしました。
文章と写真とで、店の様子や スタッフさんとの交流や スタバへの想いを書きましたが、
その記事の中で予告しておいた通り、その後の5月13日に削除しました。
このブログ【 Made in HongKong 】は、
香港で撮った写真と香港についての文章だけで書くようにしているので、
日本で撮った写真や 日本のスタバについての記事は 残しておくのは避けたいので。(笑)
なお、
5月13日までにいただけたコメントは削除せずに記事タイトルと一緒に残してあります。



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香港だと田畑も洋楽のBGMも無いけれど、外で飲食できるのが歩道の “ 外テーブル ” 。
昔ながらの茶餐廳や冰室には歩道にテーブルとイスを出しておいてくれる店が残ってます。
そう、「残ってる」と書かなきゃいけないほど減ってしまって、
外テーブルを残してくれている店は、今はとっても貴重になっちゃいました。

“ 出入り口の脇に外テーブルがある茶餐廳や冰室 ” = “ 昔ながらの店 ” だから、
地価高騰の波や、土地・建物の売買などによって、次々に姿を消しちゃって。。。
「あぁ、とうとう無くなっちゃったやん。」とガッカリして、わずかに残る他の店へ行くしかない。

筲箕灣の筲箕灣東大道にあった店は、ずいぶん前に無くなってしまったし、
觀塘の物華街の店は、再開発によって地区ごとそのまま消えちゃいました。
堅尼地城の爹核士街にあった店は、とうの昔に無くなってて、
灣仔の交加街の角のお店も、ひょっとすると何年か後には露店街と共に無くなるのでは?
・・・外にテーブルを出しておいてくれる店、本当にじわじわと減ってきているんです。



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上 ( ↑ ) は西營盤の水街の店、ここはまだ健在でした。
歩いて東へ行けば、上環の太平山街の店もちゃんと元気でいてくれます。
下 ( ↓ ) は觀塘の宣安街の店。ここも、このままでいてくれるといいな。
そう、歩道の外テーブルって、こんなふうにワンコと一緒にのんびり食事が出来ますしね。
食べながら雑誌を読んでいるお兄さんと、お利口さんして寄り添っているゴールデン。
ここに座りたくて周りを散歩した後に戻ってみたけれど、仲良し2人組はまだ休憩中でした。
相席あたりまえな香港でも、これはお邪魔しちゃいかんでしょ? にこにこ退散。(笑)



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以前、まだ香港が店内でタバコを吸えた頃はそれほどでもなかったけれど、
屋内でタバコが吸えないようになってからは、
こうした外テーブルって愛煙家のお客にとって貴重なスペース。
そういう事情もあって、店内が空いてても外テーブルを選ぶお客は多いし、
ただでさえ外テーブルを出しててくれるお店は少なくなっちゃったし、
だからこの場所は、けっこう争奪戦が激しいのです。(笑)
「あ、空いてる。」と見つければ、自動的に吸い寄せられていく自分。
開放的なこの特等席での飲食は、やっぱり美味しく感じますからね。

・・・なのに、
・・・貴重な特等席なのに、
お供え物を置いておく店や、売り物をほったらかしにしておく店が。。。(笑)

そりゃあね、
お供え物を特等席にのっけて車道にまで出しちゃうほどの敬う気持ちって素晴らしいけど、
外テーブルが好きなお客は、少しだけフクザツに思う光景かも。
だけど、
こうして外テーブルを使っているお店が残っててくれることは、ありがたいと思わなくちゃね。



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茶餐廳や冰室の外テーブル、あの蒸し暑い香港だから、避けがちかもしれません。
でもねえ、あの街ならではの雰囲気を体いっぱいに味わえる特等席。
自分が通うスタバのように 田畑の風景と一緒に流れる洋楽BGMがあるテラスとは違う、
行き来するクルマや人々の姿と一緒に流れる “ 街の音 ” というBGMがある外テーブル。
やっぱりねえ、ここでのんびりできるのはシアワセなんです。

次回の訪港でも「まだあった!異常なし!」って指差し確認できるといいんだけどなあ。
ましてや空いてたら「ラッキー!」っと使わせてもらわなきゃね。
香港行きは、まだまったくの白紙なのに、
この予定だけは忘れずにいるこえだに、カエルくんクリックをいただけませんか?056.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-24 08:19 | 香港ご商売 | Comments(26)

時計よりも 空の色 と 鳥の声 が教えてくれる

家の前の花木に2羽のヒヨドリが毎日来て、花の蜜を吸っています。
飛んできた時も、飛び去る時も、鳴き声をあげてて。
今は花の蜜だけど、木に実が付く時期だとその実を食べに来る。
秋以降にナンテンの真っ赤な実を鳴きながら美味しそうに食べてるのも 風物詩。

鳥は「鳴く」の? それとも 「さえずる」の?
2つの言いかたに何か違いはあるんだろうか。
心地よく感じるなら「さえずる」で、耳に障るなら「鳴く」?
鳥との距離が近いなら「さえずる」で、離れていれば「鳴く」?
どうなんだろう?・・・わからんなあ。

今日は香港で感じる鳥の声を思い出して。
読んで下さってるかたの中には、「また~、どうでもいいことを~、」って思う人も?
・・・いいんです。 情報提供のブログじゃないんだから。(笑)
って、そもそも【情報】と言えるものを持ってないからなんだけど。(爆)



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スズメは香港でも日本と同じようにさえずります。
日本のスズメよりも警戒心があまりない?けっこう近付いても飛び去らずにいて。
で、
日本では耳にしないさえずり(鳴き声?)の鳥がいて、以前から気になっているんです。
名前を知りたいんだけどなあ、香港でよく聞く声の “ あの鳥 ” の名前は?
「そんなあ~ “ あの鳥 ” って言われてもねえ~」  ですよね。(笑)
でもやっぱり名前を知りたいんだけど。ご存知ないですか?・・・「そんなあ~」。。。

日の出前にホテルを抜け出して、空が明るくなる前後を楽しむ早朝散歩。
この早朝散歩 ( dandelionさんが名付けてくれた “ 朝活 ” ね ) をしてると、
夜明けの空の変化にリンクして、鳥の鳴き声が変わるんです。
これ、おもしろいんですよ。



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まだ暗いうちに上環のホテルを出て、西營盤方面(西)へ歩く。
街の中で明かりが灯っているのは、コンビニと、早朝配達品を整理し始めた商店くらい。
「ここは、ヨシ。」 「ここも、ヨシ。」 「ここは、もうじき工事が始まっちゃうか?」 などなど。
異常が無いかどうかをひとり勝手に確認して歩いて。
「 あ~いいねえ~ 久しぶり~ 元気だった~? ただいまあ~ 」
店のシャッターや、寝静まってるアパート(唐樓)や、トラムのレールに挨拶して歩きます。

石塘咀あたりまでのんびり歩いて、Uターンして上環方面(東)へ戻って来ます。
あみだクジみたいにジグザグ歩いて西營盤と上環との境い目まで来ると、
東邊街を抜けて、その先は皇后大道西を歩き続けて戻って来ることが多いです。

皇后大道西をそのまま東へ戻って行くと、だんだんと鳥の声が増えてくるんですよ。
夜明けに向けて空の色が変わってくるから、鳥も活動し始めるのかなあ。
空も鳥の声も、気付かないほど徐々に変わるんだけど、気にして歩いてると分かるんです。

夜明けは時計ではなく鳥の声の変化が教えてくれる。

早朝散歩で近付いて来るこの声・・・なんて言う鳥の名前なんだろう?
ほんと、気になるし知りたいんです。知りたくなる理由、分かって頂けますか?(笑)
でね、
その鳥の声が東へ歩くにつれて増えるのは、このエリアならではの理由もあって。
戻ってきた終点に、ハリウッド公園(荷李活道公園)があるからじゃないかなあ・・・と。
鳥の声という朝のBGM、ボリュームアップしてくるBGMの出所がハリウッド公園なんです。
この公園の木々から飛び立って行ったり、
鳥も散歩を終えて公園に帰って行ったり、
そんなふうにハリウッド公園を起点にして鳥が飛んでいるからなのかな?
皇后大道西から荷李活道へと右に曲がると、鳴き声は もう最高潮に。



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公園の門に差し掛かると、高くから聞こえてた鳴き声が低く近い所でのさえずりに変わり、
門から中に入っちゃうと、もう、上から横からのシャワー状態のような。
鳴き声とさえずりに囲まれます。
木の枝葉がいくつも覆いかぶさるピンポイントに立つと、
枝葉のために暗めになってる中でシャワーを浴びる・・というちょっと奇妙な体験も可能。

まだクルマが少ない早朝、さらには大通りから道1本分山側に入っている荷李活道公園。
おもいのほか樹木がこんもりしているこの公園で鳥の声で歓迎してもらって、
開店時間を待って科記に行き、朝の奶茶をズズッとすすりながら休憩します。
毎回このパターンの朝活、これって、この界隈に泊まってるとどのホテルからでもOK。
イビス ・ 60Wes t・ バタフライ ・ LBP ・・・どこに泊まってても楽しめるコースです。



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公園に近付いてみる → 公園に入ってみる → 朝の空とリンクする鳥の声に包まれる。
きっと、九龍公園でも香港公園でも賽馬會徳華公園でも・・・他にもあるある。
そんなに広くなくても、樹木が茂っていれば、どこでもこうなるんじゃないかなあ。
早朝からクルマが近くを走る公園でも、樹木のおかげで鳥達は安心してるでしょうから。

これ、廟(お寺)でもそうなるのかな?
香港の廟には、その敷地内や横に樹木が立ってる場合が多いんです。
1本2本なんですけどね、まるで廟を守るかのように立ってて。
昼間に廟を訪れても鳥の声を聞くことはあるから、夜明けの朝もそうなんじゃないかなあ。
時計よりも朝を伝えてくれる香港の鳥の声。



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都会 とか コンクリートジャングル とか、そう思われがちな香港だけど、
じつは 街は樹木の緑に囲われてますよね。
香港全体を地図で見れば、その大部分が森林や山だから、緑色が目につきます。
そこに加えて 街のあちこちに公園がいくつもあって。

朝でなくても、昼間でも良いと思うんです。
都会部分やにぎやかな繁華街で過ごす時間も、夢中になれる。
そんな中で「ちょっと休憩~。」って、近くの公園に寄ってみると、癒される。
鳥の声が聞けるココロのゆとりが、少しだけあっても良いような・・・。
だから(「だから」って:笑)、どなたかその鳥の名前お分かりになったら、教えて下さーい。
と、今日も呑気なこえだに、今日は鳥の1クリックを押していただけると嬉しいです。043.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-21 08:04 | 香港ふうけい | Comments(12)

大事に大事に少しずつ味わうクッキー ~ 香港のお菓子 その2 ~

ジェニーベーカリーのクッキー(珍妮曲奇)と言えば、香港で名の知れたお菓子のひとつ。
情報に疎いウチでさえ、何年も前からその名前は聞いていました。
「香港クッキー」などと検索すれば、「ジェニー・・・」の文字がズラ~っと並ぶほどでしたし。

開店前からすごい行列とか、行列がどこどこまで続いてたとか・・・。
数少ない店舗の近くを通りかかった時、
キュートなクマさんのこの缶をいくつも持っている人を見かけたことも2~3回あったし。
とある年のMTR車内でも、優しげな表情のおしゃれなお兄さんが何缶か持っていました。



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「食べてみたいな」と思っても、無精なので腰が引けて買いに行ったことが無いウチ。
缶の中身を1度も見たことがなく、もちろん食べたこともないウチに、
写真でしか見たことがなかった珍妮曲奇の缶が、先月 突然やって来てくれました。
ブログを通じて仲良くさせていただいている sayachanさん が、送って下さって。

香港が大好きで何度も訪港し、幅広く美味しいものと街にお詳しい sayachanさん
3月に行ってらした時に買い求め、帰国後すぐに送って下さったのです。
もちろん、リクエストしたわけではありませんし、思いもしていませんでした。
少ない日数での滞在でいらしたから(記事を通して知っていた)、
香港での1日1日が大切なはずなのに。



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“ お初のジェニー ” を美味しく美味しく頂いたのはもちろんだけど、
なにより、
長時間並んで貴重な時間を割いて下さったことと気遣っていただけたお気持ちが嬉しくて。
sayachanさんのおかげで、
一期一会かもしれない珍妮曲奇の食感とお味を 楽しませていただけました。

「珍妮曲奇のクッキーは これからも買えないだろうなあ」と信じて疑わなかったウチは、
ローカルパン屋(またかい)の自家製クッキーを今も買ってきます。
クッキーは日持ちがするから、いろいろな街を散歩してて通りかかった時に。

パン屋で売られるローカルなお菓子の一部は 前記事 の通りですが、
“ 香港のお菓子クッキー部門 ” も、帰国日の朝にトコトコ歩いて買い足しに行って。
香港島側に滞在するようになって以来、おなじみのパン屋へ行き自分達用のお土産に。



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タッパーに詰めて帰国する菠蘿飽・椰絲巻や雞尾飽と一緒に買うのは、
プラスティックケースに入れて売られてるパン屋のクッキー。
西環で泊まる時は、3~4件の店で菠蘿飽などを買う途中に、西營盤の華爾登餅店へも。
いつも店頭に並べてあるのは、種類ごとに詰められたシンプルなクッキーです。
端から端までお試し出来ない種類の多さなので、訪港のたびに違うものを選んで。

31年前から商い続けているパン屋( 「SINCE1984」 と店のラベルに記載)ですが、
素朴でいながら日本のクッキーとは異なる味を感じるものが いくつかあります。
ココナツの風味や「似てるけど少し違う」と感じる風味がほんのり伝わるものもあって。
このお店ではケースで買ったことしかありませんが、
量り売りが出来る店だと、
少しだけ買ってホテルで試して、気に入った分だけ箱買いするということも出来ますよね。



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【香港製造】(の安心感?オリジナル感?)を前面に出していたり、
他国から香港に入って来て人気を得るようになったり、
チェーン展開で分店(支店)を増やすメーカーがいくつも生まれるようになった香港。
きちんと美味しい(なにをもって美味しいのかは其々でしょうけれど)クッキーが増えました。
可愛いキャラクターや カラフルな色でトッピングしてあるものも多いですし。
以前よりも、選べる幅や 場所・チャンスが うんと広がったのですね。
今までローカルパン屋のクッキーと奇華くらいしか食べたことがないウチも、
いずれはいろんなメーカーのを口にしてみる機会があるのかも。

珍妮曲奇もパン屋のクッキーも、チビチビかじって賞味期限ぎりぎりまで引っ張りました。
残り数を気にしながら「今日は食べる日にしよう」と取り出して(笑)、
お気遣い頂けた想いに触れながら・・・。
滞在した日々の記憶に触れながら・・・。

“ 香港のお菓子クッキー部門 ” の探訪は、まだまだこれからも続けて行こう。
・・・と思っているこえだに、カエルくんの1クリックをよろしくお願いいたします。011.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-18 10:30 | 香港たべもの | Comments(20)

「 香港ならではのローカルなおやつ 」 を いかがでしょう? ~ 香港のお菓子 その1 ~

雨が追い打ちをかけて、桜の木はスッキリ。
葉桜もいいね。来年の開花に向けた命の芽ぶきにつながるんだもん。

葉桜 → 気持ちを抑えられずに和菓子屋さんへ走って行き、やっぱり桜餅。
念願の桜餅をパクパク。
「もちもち系大好き」だし、この風味。1個目は葉なしで、2個目は葉も付けて、3個目は・・・。
和菓子なのだからしっとりいただくといい? おかまい無しの小学生男子は、パクパク。

日本に和菓子があるように、香港には香港ならではのお菓子が。
“ 和菓子屋さん ” のように “ 中華菓子屋さん ” があるかといえば、無いような香港。
名の知れたメーカーのお菓子やお店はあるけれど、それはここでは置いておくとして。
「自宅でちょっとおやつにね」とか、「小遣いもらって買ってくる」みたいなお菓子のこと。

香港だと、ローカルパン屋(麵飽餅店)の店頭にお菓子が何種類も。
日本のように木製のお盆で上品に・・・でなく、バットの中にザクザク・・・やっぱり違うねえ。



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揚げ菓子や焼き菓子やヌガー(鳥結糖)が多いかな。
もちもち系が好き ( ↑ ) という男子を十分すぎるほど満たしてくれるラインナップ。

よく買い求めるのは、豆沙角 ・ 糯米糕 ・ 煎糕 。
ホテルの部屋でのおめざや、散歩中のおやつにして公園でパクパク。
そう、小学生男子は香港でもやっぱりパクパクなんだ。
ただ、
豆沙角など、揚げてある物がけっこう多い。
揚げてないタイプでも、中の餡にラードが混ぜてある物も多い。
揚げた姿は見て分かるからセーブできるけど、
見えない中身のラード入りの餡に油断してると、あとから思いがけなくドカッとくる。
つい油断してパクパクすると小学生男子でも無理。「パク」くらいにしておいた方がいい。
でないと、和菓子の食べ過ぎと違って、油負けするもん。



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飲茶の時に出てくる点心でも、同じ。
或水角(モチ皮揚げ餃子)・荔芋角(タロイモのコロッケ)・葱油餅(揚げネギ餅)・春巻き・・・
食べ過ぎると、満腹感だけじゃなく油負け感も襲ってくる。
お菓子も点心も、ひとつひとつは小さくて可愛いのにね・・・食べ過ぎ禁物、侮れない。

侮れないと言えば、龍鬚糖(鬚=髭:ひげ)も、油負けとは別の意味で、手を焼いたなあ。
市場(街市)の小さなお菓子コーナー、ざるの中に並んでた龍鬚糖。
太太と2人じゃちょっと多いかな?と思いつつも1パックお買い上げ。



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バスを乗り継いだ離れた街だったから、
ホテルに持ち帰るまでにこれがどうなっちゃうか目に見えてるので、
市場の入ってるビル(大厦)の屋上テラスへ。

高層アパートや湾を望める気持ちのいいテラス。
気持ちはいいんだけどね、ただでさえつまんだだけでホロホロ崩れる龍鬚糖。
持ち上げるのも、半分に割るのも、なかなか気を遣って手を焼いちゃう。
崩れるというか、美しかった形が変身して「なんじゃこりゃ!」になるというか、
風にあおられて龍のひげがふわふわ飛んで行く~。
指先にふわふわ、足元の床にふわふわ・・・油負けよりはいいけど、扱いにくさ満点。
でも、いざ風がやんじゃうと、「風、吹かんかなあ。」なんて待ってたりしてさ・・・。
和菓子とはまた一味違った風流な味わいがあって、これはこれで、いとをかし。



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和菓子とはいろんな面で違う香港のお菓子。
姿形・表皮と中身の組み合わせ・餡の成分・売られかた・生い立ち・・・等々の違い。
でも、
国は違っても
“ ならではのお菓子 ” を楽しむひとときは、誰にとっても ちょっと良い時間なのかも。

けっこう種類が多い香港のお菓子。
“ ごちそう ” もいいけど、気軽に味わってみてはいかがでしょう?
ローカルなおやつを楽しむ・・・せっかく来てるんだもん、ホッと一息を 香港ふうに。
ばら売りもあるから、試してみることをお薦めしたいこえだに、カエルくんのクリックを。006.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-15 09:19 | 香港たべもの | Comments(22)

10年・20年後には昔になってる今の香港を

桜の花は散ってしまい、地面や川面(かわも)の花びら模様も消えつつあります。
花が満開だったあたりは雨が降ってたし、
その前後にさえ見に行けなかったので、写真は1枚も撮れませんでした。



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散り始めた翌日にクルマを運転してたら、通りかかった駐車場に桜の木が。
桜の木の真下に停めてある赤いクルマが、落ちた花びらを受けて “ 桜カー ” に。
全面を花びらで着飾ったクルマと、まだ少し花が残ってる木を撮りたかったのだけど、
運転中で叶わず、桜カーと今年の桜の見納めになりました。
“ 撮れなかったけど記憶には残せた ” と思えば、
それ で いいのかな?  それ が いいのかな?

シャッターチャンスって、なかなか来てくれないものですよね。

「シャッターチャンスに恵まれたんだ」と香港で初めて感じたのは、
太古を散歩してて迎えた 夜の始まる路地。
3棟の古いアパートがコの字型に建ってて、その下に奥へ続くどん詰まりの市場が。
たまたま通りかかった時に出会えたゾクゾクした光景でした。
「ああ香港や~」(何が香港かうまく言えないけど)と1枚だけ撮って。

フィルムカメラからデジカメになってまだ数年後だったから、画質はきれいとは言えず。
信じられないほどカメラの性能が上がった今だったら、また違う写真になるのだろうけど、
場所や時間に恵まれた1枚を粗い画質で残せたことは、初めての機会でした。



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今の香港も 今の自分も、10年後・20年後には必ず過去になる。
だったら今ならではのものを 今ならではの自分で撮り残せたらいいな・・・。
・・・そんな小難しいことなんて、普段ちっとも考えていないのだけど、撮るのは面白い。

一昨年だったかにデジカメを買い替えました。
「露出」?「シャッタースピード」?「ホワイトバランス」?意味を何も知らないので、
一眼レフのような本格的なカメラなんて使えないから、フツーのデジカメを。
  ★ 部屋の中や暗い時間帯や雨の日に、フラッシュなしで撮ることが多いかなあ。
    (外賣した夕食をホテルの部屋でとか、夜明け前からの朝活とか・・・・・・。)
  ★ 思い切り近付いて撮ったり背景をぼかしたくなったりすることが多いかなあ。
    (飲み物や食べ物に理由なく近付いて撮る・・・これも炭水化物星人の性・・・。)
カメラ用語や撮り方など、雑誌で見たことさえない面倒くさがり屋が思い浮かべたのは2つ。
その2つに「軽くて小さいといいね」が加わるんだから、おのずと選択は狭まります。
“ わがままな人 ” が手にしたのは、NikonのCOOLPIX ー P310。
故障時の保険として持って行ったデジカメで撮られる側に回った働き者くん。
訪港中はずっと活躍し続けているので、ホテルの机とシーツの上でしばしの休憩。

この★2つをカバーしてくれるとなると、開放F値(とやら)の数字が低いほど有利。
F値が1.8のデジカメを 家電量販店なら¥15000以内で手にしちゃえるのだから、
デジカメの進歩ってすごいなあと今更ながら思います。



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でも悲しいことに(じつは悲しんでいないからダメなんだけど)機能を使いこなせずのまま。
オートでお任せか、夜景設定か、モノクロやセレクトカラー設定か、他は宝の持ち腐れ。。。
PCに取り込んでからも、写真加工を一切しない(出来ないとも言う)ので、
せめて基本用語や取扱説明書は、ちゃんと知ったり読んだりした方がいいのかなあ。
・・・きっと、いや、ぜったい(笑)この先もそうしない(これも出来ないとも言う)と思うなあ。

冒頭の写真の時以来、暗めの場所でフラッシュを使わずに撮る面白さを知った。
いちばん撮りたいものを中心から外して撮ることが多くなった。
香港で迎える雨の日はとっても好きなので、雨天ならではの何かに惹かれるようになった。
あえてブレブレにしてみるとか、あえて逆光にしてみるとか、素直じゃなくなった。

ちょっと思い浮かべると、いつのまにかこうした撮り方が多くなってて・・・。
自分の好みや癖って、偏ったまま固まっちゃうものなんでしょうね。



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思えばフィルムカメラの頃よりも、すごく便利になりましたよね。
何本もフィルムを持って歩いたり、失敗しないように気を遣ったり、そういうのが無くなって。
おかげで僕は「数打ちゃ当たる」の世界をまっしぐら。
だけど、
便利になったぶん、自分は「出来るならそうしたいけど、なかなか出来ないこと」もあって。
  ▼ 写真の中にあれこれ詰め込み過ぎてて、想像して楽しむ余地を残してない。
  ▼ カメラのレンズを通すよりも、 じかに目で見ておいた方がいい時 を見逃してる。
そう思うことが、年々増えてきているように感じるのです。
・・・ブログを通して友人でいてくれる皆さんの写真、
・・・「そういえば、どうなんだ?」という目で見た広告や雑誌、
こういうものを通して、そう思う(反省する?)ようになったかな。



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いずれは昔になる現在(いま)、大切な香港を 撮るか 見るか。 (僕はやっぱり両方か:笑)
撮るなら想像の余地もある写真を残せる日が来るか。
今の香港を 楽しみながら撮っていきたいなあ・・・と思っています。
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by hongkonggaffe | 2015-04-12 09:11 | 香港ふうけい | Comments(20)

露店で花を 部屋に花を ~ 「暮らすように滞在していたい」 の手始めに ~

滞在が中盤にさしかかった夜、
旺角から大角咀のホテルへ向けて旺角道を歩いてて。
途中に左側(康樂街だったかな?)の細い道を覗いたら、
1軒の花屋が店の片付けをしていました。
【時新花店】、お姉さんが一人、バケツに入った花を片付けながら忙しそうに動いてて。

「ホテルの部屋に花があったら和むね。外賣での部屋食も多いことだし。」
以前からそう思っていたけれど、花を買い求めるのをいつも忘れる自分。
「あ、花屋へ行くんだった」と思い出すのは、きまって滞在の後半ばかりで、
毎回ついついチャンスを逃していたのです。
今回も忘れてた・・・けど、露店の小さな花屋のおかげで思い出せました。



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花のほとんどが片付けられた後だったので、残ってるのは わずか。
地面にあるバケツには、バラとチューリップとカーネーションと菊。
棚の上に残ってるのは高級そうなものばかり。
「どうしよう」 → 「買って帰ろう」 → 「どれにしよう」 考えてる間も次々に片付けられていく。
「せっかくならなあ、香港らしさがある花だと良かったんだけどなあ。」

迷っているうちに、バラもチューリップも片付けられて、カーネーションと菊だけに。
「カーネーションと菊、どっちがいいだろうねえ?」
・・・と、この時点で “ 香港らしさがある花 ” は、すっかりどこかへ吹っ飛んでいて。
二者択一で、菊のバケツに近寄りました。白・黄・オレンジの中でオレンジ色に決定。
「どの子がいいかねえ」と選んでたら、1本だけ葉っぱが疲れてて元気の無さそうなのが。
なんだか全身しおしおしてるけど、花は最後の頑張りで咲いてるっていう感じ。
今夜はとりあえず片付けられて、明日はバケツから消えてるんじゃないか?
はい。きみにしよう。きみ、ウチにおいで。
片付けで忙しげにしてるお姉さんを呼び止めたら、
髪を後ろに束ねたお姉さんは、 “ なんだよ今頃オーラ ” を振りまきながらこちらへ。



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以下、英単語。
 僕:「これ、いくら?」
 姐:「10$よ」
 僕:「これ1本」
 姐:「あなた日本人?」
 僕:「日本人。この花、名前は?」
 姐:「●▽*◆◎△■」
 僕:「@@・・・???・・・これに書いて。(財布の中からスーパーのレシートを出す)」
 姐:「(ポケットから出したボールペンで書いて)これ。」
 僕:「これ?・・・う~ん・・・・・・これ?」
お姉さんが書いてくれた花の名は2文字。・・・・・・菊花・・・・・・。
菊花?なんだあ、まんまやん。もっと難しそうな漢字を期待してたんやけど・・・菊花?

以下、英語ふう日本語の ごちゃごちゃ。
 僕:「セイムネーム イン ジャパン。」
 姐:「リアリー? オー セイムネーム?」(お姉さん初めてニッコリ)
 僕:「イエス セイムネーム イン ジャパン。」(むだに繰り返す)
 姐:「インジャパニーズ プリーズ。」(僕にボールペンを渡してよこす)
 僕:「(“菊の花”と書いて) イン ジャパン。」(インジャパンが好き)
 姐:(ひらがなの【の】に大注目で)「ホワット ドゥーユーセイ イン ジャパニーズ?」
 僕:「【ノ】。」
 姐:「ノー?」
 僕:(Yes or No のつもりで) 「ノウ!!【ノ】!」
 姐:「ノウ?」
 僕:「ノウ!!【ノ】。」
 姐:「ノウノ?」
 僕:「ノウ!!【ノ】。」 (もう、自分でも【No!】か【の】かどっちを言ってるのか分からん)
 姐:「ノオウ?」
 僕:「ノウ!・・・ウ~ン(どう言えばいい)・・・【ノ】。 」(たぶんお姉さんは混乱してると思う)
 姐:「ンンンン~ノ?」
 僕:(ああ、Noの意味で言ってるノウを言わなきゃいいんや) 「【ノ】。」
 姐:「ノッ?」
 僕:「オ~ グゥ~ッド イエス イエス 【ノ】。」(ホントか?)
 姐:(ニコニコ顔で) 「オ~ ノッ! ノッ! ノッ! ンン~ン ノッ!」
・・・。
・・・。
まだ他に なんだか会話(元々会話になってない)したはずだけど、忘れました。
菊1本を持って、ホテルへ向けて歩きました。



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どう 逆立ちしたって無理だけど、「暮らすように滞在していたい」をモットーとするウチ。
【ホテルの部屋に花を】も、そのひとつ。
毎日水を替え、夕~朝は窓辺で、外出する朝~夕はカーテンの陰になる机の上に。
菊一輪は元気が無いままなりに、その後6日間、最終日までもってくれました。

最後の朝チェックアウトする時、命を摘み取ってしまうのはちょっとかわいそう。
隣部屋でベッドメイキングをしつつお仕事中だったハウスキーパーさんに
受け取って(やや無理やりだったかも)もらいました。
ただ、帰国してから「菊って渡して大丈夫やったか?葬祭向けじゃなかったんか?」
と、なんだか、とても気になって(手遅れ)。
シャングリラさんを経由して香港在住の爽子さんと、
同じく香港在住のmangonaokoさんに、ブログのコメ欄を通してお尋ねしてみました。
「大丈夫ですよ。オレンジ色だったら なおのこと大丈夫です。」とのこと、一安心。

次回の訪港では何にしようかな、菊以外で何か、こんどこそ香港らしい花はないかな。
次回は もっと早く思い出して買わなくては。
花屋へ早めに行っておきたい・・・次の訪港の “ 楽しみ ” のひとつです。



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~ 追記 ~
載せた写真を見直してて、今頃になって気付いたのだけど、
しおれかけで、なんとか頑張って咲いてた菊の花、
これ、時間によって・向きや陽のあたり方によって、いろんな色を見せてくれてたんですね。
「こんなに表情を持って咲いててくれたんやねえ、ありがとう。」です。

「ノッは、やっぱり日本らしさを表す文字なのね。」と花屋の姐さんに思わせちゃったか?
姐さんにとっては「ノッ」が、
僕にとっても【の】が印象に残った買い物。
姐さんの顔つきも 交わした会話(会話か?)も、しっかり思い出せます。
へんなことについてだけは妙に記憶力のいいこえだに カエルくんのクリックを!018.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-09 09:00 | 香港ご商売 | Comments(12)

清仔ファミリーの清仔と妹とお母ちゃんが来日 ~ 香港の出前一丁 その2 ~

ウチへの香港土産には、スーパーで買った出前一丁を忘れずに入れます。
カップ麺タイプ(碗麺)だと かさばって数に限りがあるので、袋麺(包装麺)を。



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前記事で触れたように、茶餐廳やファミレスでは、
出前一丁の麺は使っていても、トッピングとスープの味は店によってそれぞれ。
各店が独自にアレンジしてしまうし業務用だから、
スーパーで売っている出前一丁は、自宅でしか味わえません。
だから、あれもこれもと試してみたくなります。
試してみてお気に入りがあったら、次回の訪港で忘れずに買う・・・。
そんなふうにしています。

ただ、ときどき新製品が加わったり、
今まで無かった組み合わせでの “ 5種類入りパック ” が販売されるので、
訪港するとインスタント麺売り場の周辺をくまなくチェック。
麺の売り場だけではなく、あくまでも “ 周辺 ” というのが大事。(笑)
同じ惠康(Wellcome:Lふたつです:笑)なのに、支店によって仕入れも陳列も違うので、
棚の隅々までチェックしたり、特設コーナーが無いかチェックしたり。
もしも「これ試してみたい」があったら、散歩の途中でも迷わず買うべきというのも鉄則。
支店(分店)によって仕入れが違うわけだから、次に他店で出会える保障が無いので。



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今回は坑口のスーパーで、今までに見た覚えがない10袋入りパックに出会いました。
ビールコーナーをぼんやり見てた僕に、音もなく近づいてきた太太。
「あのね、ちょっと。」と袖をひっぱられて連れて行かれたのは、
インスタント麺売り場から離れた通路の柱の横。
あれれ、出前一丁の段ボール箱がドカドカっと積んである。
1箱だけ開けられているその中に、清仔ファミリーの揮春( 正月飾り )が。
「おおお~」と声を上げる僕。「10袋入りパックが3種類あるんやけど、どうする?」と太太。



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どれどれ と パックを1つずつ手に取ると、
辛いシリーズ(全辛滋味系列)の5種類全部が2袋ずつ入ってるミックスパック。
同じ味だけの5袋入りパックはふだんから見るけれど、
違う味でのミックスは初めてだったし、いつもの5袋じゃなく10袋入りの大きいパックだし、
なにより 旧正月前ならではのオマケ(フェルト生地で作られた揮春)が付いてるし。
「どうする?買ってみる?」なんて言葉は互いに口に出す必要は無いので、
買うのは当然という大前提で太太は「どれを買おう?」と迷っていました。

組み合わせてある麺の種類は、どのパックも同じ。
だから “ 3種類あるオマケをどれにしようか ” という意味で迷うわけで。
太太:「どれが(どの揮春が)いいと思う?」
僕  :「どれって・・・どれもええねぇ・・・。」
太太:「3つともっていうのは無理やねえ。鞄には入るけど、30袋は食べ切れんもんね。」
僕  :「いいやん、食べれるよ。3パックとも買えばいいやん。」
太太:「空港(帰国日の)までがねえ・・・30袋はちょっと重くない?他の麺も瓶もあるし。」
僕  :「重いけど、まあ持ってけるんやない?ええって、持つあいだ文句は言いません。」
太太:「いやあ・・・荷物重いと、いっつもこえだは機嫌悪くなるからさあ・・・。」
僕  :「がんばります。信じて下さい。」
なんだかんだ迷った挙句、太太は揮春の絵柄が違う2パックだけを選んで買いました。

辛いシリーズ5種類が10袋入りのパック × 2 = 出前一丁20袋 + 揮春2種類 。
こんな簡単な数式、ちっとも重くない荷物(なのさ)。
清仔と妹が刺繍してある【前程錦鏽】と、清仔とお母ちゃんが刺繍してある【一本萬利】。
今回は、清仔と妹とお母ちゃんに来日してもらい、
お父ちゃんとおばあちゃんには香港に残って留守番してもらうことにしました。
「次回キャンペーンをしてたら、お父ちゃんとおばあちゃんに来てもらおうな。」ということで。



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近年はピリ辛味にチカラを入れてるみたいな出前一丁。
香港で人気になっている韓国料理の流れにのっかっていることもあるんかな?
辛いシリーズの5種類は、
微辛(咖喱味)・香辣(麻油味)・辛辣(XO醤海鮮味)・火辛(海鮮味)・極辛(豬骨濃湯味)。
いま発売になっているのは、この5種類です。
同じ「ピリ辛」でも、【微】 → 【香】 → 【辛】 → 【火】 → 【極】 の順でピリ辛度がUPします。
分かりやすい表記ですよね~。(笑) 辣の1文字は、唐辛子かな?まさに唐のカラシ。

おととい(土)の昼に火辛(海鮮味)と極辛(豬骨濃湯味)を2つ同時に食べ比べてみたら、
【極】の方がちゃんとピリ辛が強めに効いてて、唇の端がヒリヒリしました。
日本と香港では同じ “ 辛い ” でもスパイスと段階が違うみたいで、やや別のピリ辛かな?



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種類が多い香港の出前一丁。
トラムで、タクシーで、バスで、TVCMで、ガチャガチャで、麺のオマケで・・・他にも。
香港の人々に愛されて45~6年、いろいろな場面で楽しませてくれる清仔ファミリー。
10年・20年先も、家族5人で仲良くにぎやかに暮らしていて欲しいです。
これからもずっと応援するからね・・・日本人だけど・・・。

香港では、日本以上にノベルティーグッズ(販促品のオマケ)が多いような気が。
食料品だけでなく、化粧品・日用品でもそう感じますが、
本来の売り場はもちろん、ちょっと離れた他のコーナーで売られている場合もあります。
だからスーパーマーケットの探検には、やや時間がかかります。
スーパーに入る時には、予定時間を多めにしておいた方が良いんじゃないかな。
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by hongkonggaffe | 2015-04-06 08:53 | 香港たべもの | Comments(12)

食べかたもトッピングも種類もデザインも 違うんだね ~ 香港の出前一丁 その1 ~

香港に行き始めて初めてスーパー(超級市場)に入った時、
インスタント麺コーナーには 様々な出前一丁がズラリと並んでいました。
香港ではいつから食べられるようになったんだろう? と検索したら、
1969年(昭和44年)には、日本から香港へ渡って販売がスタートしたとのこと。
そんなに昔から・・・ウチがスーパーで目にしたのも当然です。



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「え?出前一丁が香港にも?」と驚いて間もない年に、
ファミレス(美心か大家楽か大快活かは忘れてしまった)に行った時、
入口に掛けられたメニュープレートに「一丁」の文字とお馴染みの赤白ペアを見つけて。
「一丁早餐(早餐=朝食)」に書き添えてあるのが「Ramen Breakfast Set」。
その下には、具の種類は違っても「一丁麺」の3文字が共通して入る品名がいくつも。
香港の朝食セットで出前一丁(その他に公仔麺も)が普通に使われている事を知った年。

「インスタント麺でお金を取る?」・・・初めて知る時は、きっと誰でも驚きますよね。
しかも、麺料理の本場のような香港(中華圏)でRamenという言葉が使われる不思議。
ここ数年でこそ日本のラーメン店が香港に進出して人気を得てるけど、
“ ラーメン ” なんていうジャンルの無かった時代から、言葉が独り歩きしてたRamen。
Ramenは商品名であって料理のジャンルではないからこそ、定着してきたのでしょうね。



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ファミレス以外の茶餐廳で初めて朝食を選んだ時は、
興味津々で迷わずインスタント麺が入ったセットにしたことを覚えています。
「香港に居られるんだから、朝から一丁早餐しなきゃね!」というワクワク感。

“ 丁 ” とか “ 一丁 ” が品名に付いていれば「出前一丁を使ってるよ」の意味だけど、
同じ一丁早餐でも上にのっかるトッピングは店によって様々。
目玉焼きかハムかソーセージか揚げた肉か・・・他にも色々な「?!」が泳いでいます。
スーパーなどには、インスタント麺に加えるばかりにしてある既製品もあるとか?
茶餐廳が店で作ってトッピングしてるのか、既製品を使う店もあるのか、それぞれかも。

日本の家庭で作るインスタント麺だったら考えられないトッピング・・・いいよねえ。(笑)
「ここはどんな?」が楽しみで、初めて入る茶餐廳ではいつも一丁早餐を選んでいました。
今はローカルパンや粢飯・盅飯をあれこれ楽しんでいるけれど、
当時は2~3日に1回ペースで「朝から一丁早餐」の日々だったような気がします。
・・・若かったからか胃もたれした覚えはなく、「一丁早餐=旨いもの」の記憶のまま。



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出前一丁は油揚げ麺。
そこに「肉~っ!」とか「ソーセージ~っ!」とか、野菜類ほぼ無しでのっけちゃうんだから、
「食のバランスとして、どうなん?」って思うしかないですよね・・・しかも朝食として。
香港の人々って、涼茶とか野菜(とくに近年は安全な野菜)とか薬膳とか、
“ 同じ食べるなら身体に良いものを ” という思いで飲食することも多いのに、
一方で、脂っこいもの+炭水化物 を朝から食べちゃう(麺セットにはよくパンが付くし)。
「健康志向じゃないん?どっちなん?」と、いつも不思議に思うんです。
人によってそれぞれなのか、朝昼晩でバランスとってるのか。
朝も昼も夜も外食で済ませる忙しげな人々が多い香港、
毎日のことだから「作りたてを手早く安価に」だから?



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ちなみに、
食べ方だけでなく、出前一丁の味そのものも、日本と香港では大きく違いますよね。
日本だと、今でもごまラー油が付いたプレーン味が定番。
これが香港のスーパーだと、すごい数の種類。
【海鮮味】と【XO醤海鮮味】を食べ比べても「ん?違うかあ?」って分からなくて、
さほど差が無いものもあるけれど、「うわあ、言われてみればそうや。」もあって。
「どれどれ どんなん?」と試してお気に入りを選ぶおもしろさがあります。
時々入れ替わるから何種類あるのか分からないけど、パッケージの袋も各種カラフル。

じつは、日本と香港で違うのは他にも。
【出前坊や】が【清仔】と呼ばれるように、袋のイラストだってよ~く見ると違うんです。
・・・日本の出前坊やのほっぺは赤いけど、香港の清仔だとそばかす。
・・・日本の出前坊やの肌の色は濃いけど、香港の清仔だと色白。
そういう分かりやすい部分以外にも、耳の色も、ハチマキのドットの入り方も、
丼から流れ出る湯気の形やくぼみの深さも、“出前一丁”の文字輪郭の処理も、
袋のイラストの違いは、他にもまだあるんですよ。
ベトナムの出前一丁は、これまた違うんです。・・・どこの国に何人兄弟が居るんだろう?
昔ふと気になって3ヶ国横に並べて見比べたことがある ひまじん。。。



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日本ではノンフライ麺がジワジワと勢力拡大していますよね。
油揚げ麺には【昔ながらのインスタント麺の味】があって、それはそれで好きなんだけど
カロリー数や食感などで肩身が狭くなってきてて、日本の新製品はノンフライ麺が中心。
そのうちに、今の園児や小学生たちが油揚げ麺を知らない時代になっちゃうのかなあ。
日本・香港で40年以上に渡って人気者の出前一丁が、姿を消す日がくるのでしょうか?

慣れ親しんで育った世代としては、
「これからも出前坊やと清仔には、元気で走ってて欲しいなあ。」と思います。
おかもちを片手にこっちを向いてニッコリしながら走り続ける健気な子。
国を越えて頑張ってる出前坊やと清仔に、カエルくんの1クリックで応援を・・・。038.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-03 09:22 | 香港たべもの | Comments(20)


「暮らすように滞在していたい」 と思いながら里帰りする香港の日々。


by こえだ

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