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思いのほか多い 香港の花木 ~ 今年もいらして下さって ありがとうございました ~

年末を迎えたおらが町の神社では、初詣に向けての準備が完了。
本殿前のかがり火を焚く松明籠や、その脇に積み上げられた出番待ちの薪の山。
近くの竹林から切り出してきた竹で 大きな門松が設置され、
門松の足元を彩る葉牡丹も添えられて、もうあとは参拝客を待つばかり。
時節の行事を控えた街町では、やっぱり何かしらの花木が活躍するんですね。



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香港でもそれは同じで、花木が季節を伝えてくれているのかも。

春節を控えたフラワーマーケット(花墟市場)には、
桃や水仙の花 ・ ツノナスやキンカンが鈴なりになった鉢 などなど、
縁起を担いだ福々しい花木がズラリ(・・・と並ぶらしい → 写真でしか見たことがない:笑)。
花市(年宵花市)だと、華やかな花木と それを買い求めに来た人々で 賑わうんだろうなぁ。
1度行ってみたいなぁ。

11~12月頃の時期に訪港すると、まずは空港で出迎えてくれるポインセチアが風物詩。
到着ロビーを出て 市街地に向かうバス乗り場へと歩く時、
ゆるく下るスロープのわきに、真っ赤なポインセチアが並ぶのです。
ドーム状の透明な天井なので、適度に陽光が差し込んできてるから ちょうどいいのかな?
冬の香港への里帰りを祝ってくれていて、到着したワクワク感が輪をかけて高まる場所。



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人通りの多い街の中でも、歩道わきに飾り付けられたポインセチアに出会えます。
観光客が多い尖沙咀の廣東道だと、決まって見かけるなぁ。
いや、設置される花々は、なにもポインセチアや特別な期間だけのものではなく、
何月に訪港しても、何かの花が当たり前のように街を彩っていて。

とある日、待ち合わせの約束があって 上環から中環に向けて急ぎ足で歩いてた歩道。
飾ってある花木を一つ一つのぞき込みながら、水を与えたり間引きをしたりする人々が。



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傷んだ物が無いかどうかを確認しつつ、
台車に載せた新しいプランターを「よいしょっ!」と持ち上げて設置したり、
植え替えた花の根元は土が乾き気味になるから、たっぷり水を与えたり。

手入れする様子を見ていたら、
“ 飾られた花 ” と “ 手入れをしている人 ” の どちらからも、和ませてもらえたんですよ。

もしかしたら、花に向き合ってお仕事されてる皆さん自身も、
仕事とはいえ、そのひとときだけは気忙しさの無い気持ちで作業をしてらっしゃるのかな?
・・・とも感じたり。

急ぎ足だったのに立ち止まってぼ~っと眺めてたものだから 約束時間が迫って来て、
和みのひとときとは正反対のダッシュで、徳輔道中を慌てて走ったおバカな自分。。。



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いつも忙しげで時間の流れが早足になってる香港だけど、
花木に出会える空間は、思いのほかたくさんあるんです。

そもそも海に囲まれた緑地帯の多い香港、地図を見れば、そのほとんどが緑色。
山の緑じゃない場所にしたって、どんな街町でも必ず目にする公園に花木があるし、
都市部の幹線道路から1本中に入った道路沿いや住宅街の中にも、大小の公園が。
九龍公園や香港公園のような広い有名どころだけじゃなく、
小さな公園を含めると、かなりの数のオアシスが散らばっています。
そしてどの公園もオアシスでいられるように 人の手がちゃんと入ってケアされてて。

そうそう、余談ですが、
公園の中だけは例外なく禁煙が徹底されている事も、人に優しい場所の証ですよね。
香港のタバコ愛好者、これね、本当に見事にこのルールをきちっと守ってるんですよ。



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高層ビルや高層マンションがそびえ立つ香港、確かにそれは一面だけど、
建物の谷間には花木がけっこう息づいています。
小さな植え込みや小さな公園に 思いのほか恵まれている香港。
「忙しそうにしてばかりいないで、ちょっと一息ついてはいかが?」
花木の声なき声に気付けば、
ついつい倍速で動いてる時間の使い方が 少しゆるやかに出来るかも。
・・・と、
掃除の合間にブログに逃避しつつ あたふた3倍速で動いてる大晦日の自分。。。(笑)

今年もここに遊びに来て頂けて、ありがとうございました。
2016年も、記事やコメント欄に ちょこちょこ覗きに来て頂けるよう、
偏ったローカル記事を綴りたいと思っています(笑)。
よろしかったら、これからも香港製造品を手に取ってみてくださいね。
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by hongkonggaffe | 2015-12-31 14:59 | 香港ふうけい | Comments(20)

お店の袋に惹かれたり 生命物のことが気になったり

ブログを通して仲良くさせていただいている 大の香港迷の たまさん が、
買い物をした際の “ 店の袋 ” のコレクションの一部を記事に載せていらっしゃいました。
そのコレクションが、もう、どれも素敵で。 ( こちら

ずっと一途に、香港と香港に暮らす人々に温かな想いを向け続けてらっしゃる たまさん。
持ち帰られている袋は、多岐にわたります。
G.O.D ・ 上海灘 ・ Citysuper ・ 蓮香樓 などなどはもとより、
國貨有限公司 ・ 甜品舗 ・ 書店 ・ 涼果舗 ・ 茶行 ・ 文具店 ・・・などなど、
「 うわぁ この袋ええなぁ 」 と、琴線に触れるものばかり。
ちょうどウチも年末掃除や片付けをして 貯めてた袋を整理したタイミングだったので、
「そう、こういう素敵な袋類って、捨てられないんだよねぇ~。」 と ただただ共感。
たまさんがお持ちの袋の魅力には届かないけど、整頓した袋の束を大事に仕舞いました。



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「あぁ~この袋いいよねぇ~」って感じちゃうのは、やっぱり理屈なんて無いような。。。
どんなところが好みのツボに入るの?・・・と尋ねられても、自分じゃ上手く言えないなぁ。
魅力を感じるのだから、きっと何か目を引く部分があるからなんだろうけど。

「理屈なんて無いような」 ( ↑ ) と思いながらも あらためて見てみると、
惹かれるのは、そりゃぁやっぱり袋のデザイン。
絵や文字の色とか字体とかに くすぐられるのかなぁ。

色も字体も、ありそうで無い独特な柔らかさや可愛らしさ。
ましてや、そんな袋を手にした時のエピソードが印象深ければ、
魅力はますます大きくなっちゃって、とてもじゃないけど捨てられない(笑)。



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店の袋にもいろんな種類があるけれど、
ウチはパン屋(麵飽餅店)で手に入れた小さなビニール袋も何枚かとってあります。
先日整理した時も、昔の百貨店の包装紙とパン屋の袋がいちばん多かったかも。
ツボにはまる包装紙を使ってた百貨店は どこも姿を消してしまったけど、
パン屋の多くは まだ現役で商っているのでコレクション進行中。

初めて入ったパン屋の袋は、朝食後に裏返して洗い、お持ち帰りしています。
近年は、未使用の同じ袋をもう1枚余分にもらう方法を考えついた(笑)ので、
“ 魅力度MAX ” の袋の場合は 未使用袋 &使用済み袋 の2枚を持ち帰って来たりも。

滞在している間の朝食は、ローカルパン屋で調達することが多いウチ。
朝が基本的にパン食で、ときどき 粢飯 ・ 盅飯 ・ 出前一丁 ・ 炒麺 で気分転換するだけ。
ローカルパン屋のビニール袋とは、切っても切れない縁があって(笑)。

コレクションのきっかけになったパン屋の名前は忘れてしまいましたが、
石塘咀の小さなパン屋 【 生命物麺飽西餅 】 の袋を持ち帰って以来、
パン屋の袋に描いてあるキャラクターや模様を意識するようになったような気がします。
パン屋の袋だと「色や字体がすごく良いから」・・・とまではいかないんだけど、
必ずプリントされてる キャラクター ・ 当て字 ・ 模様 が色々あるから面白くて。



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上環のホテルに居ても石塘咀まで てくてく散歩しながら買いに行く生命物。
このたび移転することになったようです。

深い香港愛を持って かなりの回数で訪港し続けていらっしゃる 杏♪ さん、
いつも素敵な滞在の様子や旬な香港情報をブログに載せて下さっています。 ( こちら
杏♪さんがとても気に入ってて、すっかり贔屓のパン屋にしてらっしゃる生命物。
いつ どの時間帯 に覗いてみても客足が絶えない人気店だけど、
地価や店舗代の高騰から余儀なくされる閉店(結業)じゃなくて、移転でホッとひと安心。
杏♪さんが撮って来て下さった施工中の新店舗は、現店舗の7軒隣りという近さです。

ただ・・・。
すでにお目見えしてる部分を見る限りだと、
現店舗の魅力的な店名デザイン(色の配色)が変わっちゃってるかな?
年月を経て身に纏ってた店内外の使い込まれた味が無くなるのは仕方がないことだけど、
店名の看板が再現されなかったのは少し残念だなぁ(一介の旅行客の勝手な想い)。
で・・・ビニール袋のデザインも変わるのかなぁ。
新たな袋になるのかどうか、ちょっと気になるけれど、
まぁ、どちらになっても通い続けたい1軒に変わりはありません。



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・・・と、店舗や袋のデザインよりも肝心なのは、やっぱりお味。
そりゃあ、味は第一ですものね。

10月の訪港で、いつものように買い求めたエッグタルト(蛋撻)。
今までずっと食べ続けてきたフィリングの味が、変わったような気が。。。
フィリング部分の厚みも薄くなった気がして、
そのぶん受け皿のクッキー生地も高さが低くなったような。。。

僕より味覚がちゃんとしてる太太も同じことを言っていたから、
食い意地が張ってる自分だからそう思っただけ・・・でも無いような気がするんだけどなぁ。
焼き手や厨房の機械や経費のかけ方など、どれか一つで変わるでしょうし。



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新店舗になることで、きっと何かしら変化がある生命物。
今と変わらず 多くのお客に支持される小さなパン屋でありますように。
・・・・・・お店の袋のことから生命物の話に飛んでしまった・・・・・・。
とりとめのない話。。。ですが、カエルくんをクリックして頂けると励みになります。012.gif

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by hongkonggaffe | 2015-12-28 12:32 | 香港ざっか | Comments(10)

節約と小さな楽しみを兼ねて チャイナエアラインを選んでみる

「香港へ行く飛行機は、どの航空会社にする?」
・・・人それぞれだと思うけど、
どこのキャリアであれ、安全最優先を望むことに変わりはないと思います。

では、2番目にくる選択理由は何だろう?
“ 気配り・おもてなし&on time ” の日系?
“ 乗ってすぐその瞬間から香港 ” のキャセイ(國泰航空)?
“ 荷物を控えて格安で行きたい ” のLCC?
多くのキャリアが乗り入れている空港だと その他の選択肢もあるだろうし、
マイルの関係で選ぶ場合もあるでしょうね。

マイルや提携グループ等が関係しないウチは、チャイナエア(CI)を選ぶこともあります。
エア代を出来る限り抑えて、滞在費にまわしたいし。



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チャイナエアだと台北経由便になり、直行便よりも時間がかかる。
ただ、
直行便で飛んだ場合でも、ウチは移動日はホテルチェックイン後にほとんど動かない。
近場のスーパーで翌日必要な物を買うか、夕方~夜のトラムに乗って遊ぶか だけなので、
初日は移動日だと割り切って、「午後遅め~夕方に到着すればいいや」と決めています。
歳のせいもあり、早朝の自宅出発~ホテルチェックインまでで疲れちゃって。
あぁ、 「動かない」 じゃなくて 「動けない」 なんだな(笑)。

それに加えて、移動日は日曜日にもってくることが多いです。
(日)って、香港の街は普段以上に人々で混んでいるでしょう?
ならば、あれこれ動かずに大人しくする(大人しくするしかない)日に充てようということで、
(日)は移動日にする、、、と割り切って。
・・・そんな行動パターンと割安傾向の価格で、日曜日午前発のチャイナエアを選ぶことが。



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台北で乗り継ぐ待ち時間は、選んだ便の組み合わせによってまちまちですが、
1時間半~2時間ほど待つ便で調整することが多いかな。
そのくらいの待ち時間だと、台北の桃園空港で、ターミナル1~2を行き来して遊んでいて。

以前は、機体から出ずに機内で本を読んだり眠ってたりすることもありました。
台北 ←→ 香港 の乗り継ぎで、乗ってきた機材と同じ機材に乗る場合には、
機体から出ずにそのまま機内に留まるか1度機外へ出るか、選択する場合があったので。
「お客様は一旦出るか機内に留まるかお選びください」というアナウンスがあって、
残る場合は搭乗者名と座席番号をきっちりチェックされたうえで 出なくて良かったのです。
この選択は、保安上の理由で今はあり得ないのかな?まだあるのかな?

機内に留まっていると、
清掃係員や機内食搬入の職員さん達がドヤドヤ入って来て、それぞれの作業をします。
裏方さん達の仕事ぶりを見ていられるので、機内に留まるほうを選ぶこともありました。



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台北で積み込まれる機内食(通常の機内食や軽食)も、それはそれで面白かったことも。
往路の 台北 → 香港 だと、台北で調理された軽食ですし、
復路の 香港 → 台北 だと、香港で調理された軽食になりますよね。
飛行時間は1時間ほどだから、 日本 ←→ 台北 の機内食とは違う簡素な軽食です。

とある年は、台北製造の魯肉飯(るーろーふぁん)と、香港製造の魯肉飯でした。
台湾のキャリアとして台湾人客を意識した “ 台湾の国民食 ” のような同じ魯肉飯でも、
製造地の違いで風味が全然異なってて 食べ比べが楽しめて。
便の組み合わせを 敢えて最短時間の連続便で選ばなかった場合だと、
軽食も通常機内食も、どちらもたまたま魯肉飯が選べたり(笑)。

しょせん飛行機での食事だから 味は無難な感じで万人向けにされちゃってるけれど、
よく出てくる フリッジのトマトソースあえ や 米線の炒め物 よりは異国風味があるので、
魯肉飯だと「当たり!」とニッコリするわけです・・・って、なんてささやかな楽しみ(笑)。



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こうして、節約旅行の精一杯の理由付けをしながら、経由便を選ぶことも多いウチ。
香港機場から台北桃園空港までは、日本語は滅多に聞くことはなくて まだ異国気分。
でも、台北から日本行きに乗る際には、搭乗口に溢れる日本語。。。
台湾で過ごした旅の事を楽しそうに話す日本人に囲まれながらも、
「まだ台湾へと浮気はせぇへんよ~」と思いつつ、次の里帰りを想うウチです。

・・・そう言えば、チャイナエアのCAさん達の多くが、左手首にサポーターを巻いてたなぁ。
制服に似合わないサポーター・・・・・・身体をはっての仕事が見て取れました。
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by hongkonggaffe | 2015-12-24 19:26 | 香港くうこう | Comments(22)

バーチャルトリップを ご一緒しませんか?  ~ 記録ノートにも ナビにもなる 地図 ~

香港への里帰りを決める時や 以前の事を思い出したい時、
地図(地圖)を眺めます。

滞在中にあちらで地図を開くことは 僕はほとんど無く、
太太がホテルの部屋や外出中に開いて調べ物をする時だけ。
バス番号や路線図を探すのは彼女ばかりで、お任せ or 選ばせてもらうだけ の自分。



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頼りにするのは太太にばかりではなく、
「ここ(訪問地やお店)、行ってみたいな。」と思った時のデータだって、
いつも、皆さんの情報や体験談から頂いたものばかり。

その土地なりお店なりの魅力を ブログなどで綴ってらっしゃる方々のデータ。
見どころや所在地・営業時間などを明記して下さってるから、ありがたいです。
「自分がそこへ行ったら、どんなんだろう?」
想像・妄想 が 膨らんで。
自分の体験をデータとしてきちんと残して来ない僕は、
いつでもどこでも他力本願。。。

そんなわけで、
誰かに頼りっぱなしのまま 地図を片手に想いを膨らませます。
実際その地にいなくても、仮想旅行が出来ちゃう遊び道具。
皆さんの体験を重ね合わせながらのバーチャルトリップは、格安旅行。
地図購入の代金だけで、エア代もホテル代もかかりません(笑)。



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【香港街道地方指南】 を見て場所をつかみ、
【通用乗車地圖】 で詳しいバス路線(ミニバス含め)やバス停の場所を確認。
・・・と、これは太太の使い方。
他力本願の小学生男子は、ポケットサイズの【香港導遊地圖】を開いて遊ぶばかり。。。
「 “ 東龍洲 ” って、この島、どこから船に乗ったら行けるん?」
「 “ 凹頭 ” ? ぼこあたま ?すんごい気になる地名やん、どんなとこ?」
・・・etc・・・。
しかも遊び道具は、もう、くたくたになった2008年発行の古い1冊。

もちろん、当時の地図と今売られてる地図では、違いはいくつも。
中環のフェリー埠頭(天星小輪碼頭)は、海だった部分が埋め立てられて地形が変わった。
深水埗でバス停を調べて待ってたら、バス停移転の末に路線廃止で、待ちぼうけをくった。
などなど、実際の役には立たないことが多い古い地図。
ただ、
香港の変化(いろんな意味での変化)をいつでも何度でも感じさせてくれるから、
処分できない遊び道具なのです。



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地図って不変なものだとばかり思ってたけど、
年月を経ながら、価値を変えていくものなんですね。
今どんなに最新情報が載っている地図でも、
いずれは必ず当時を物語る過去の地図になりますしね。
現実的に役に立たなくても、
体験したことの記録ノートになり、体験したいことのナビにもなるし。



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「来年用の最新版は、もう出てる?」と探しつつ書店に入ったら、
いつもの地図の横に、見慣れない表紙の地図が置いてありました。
同じエリア同士で見比べると、やっぱり持ち味の違いがあって面白い。
麒麟書業有限公司が出している “ 香港路路通(RoadRoadGuide) ” という地図。
調べてみたら・・・2010年からあったの?・・・気付いていませんでした。
こちら 香港全図が出ます )

「どうする?使ってみる?」
・・・・・・少し迷った末、今回は見送りに。(これ、重そうだったし:笑)
まだしばらくは、
いつもの(3冊とも通用圖書有限公司)で使ったり遊んだりしていこうということで。

・・・それにしても、
・・・ナンですな。
香港好きな人間が集まったオフ会で、テーブルに地図を1冊ポーンと置いたら、
地図を眺めつつ話が尽きないような気がするなぁ。
それこそ、 “ バーチャルオフ会 ” ですね(笑)。
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by hongkonggaffe | 2015-12-20 15:53 | 香港ざっか | Comments(14)

雨の日は 雨の日なりの 楽しみを

ふだん仕事をしている日々だったら、朝から雨だといい気分だとは言えない。
「あぁ。。。雨かぁ。。。」
“ 仕事+雨 ” のダブルパンチのような。。。
だけど、
休日だったら雨も悪くないな。
「▲▲しなきゃいけない」みたいな予定さえなければ、むしろ雨だと落ち着くような気がする。
「ゆっくりしよう」「出掛けずに過ごすか」・・・雨天なりに、楽しめて。



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香港に里帰り中だと、日本の休日と同じことで、雨天だって歓迎気分になる。
“ 里帰り中 = 毎日が休日 ” だから。
日本に居ても香港に居ても、雨を味わう余裕さえあれば歓迎気分になるってことかな?

味わうだけの気持ちの余裕を持てていることに、すでに満たされる。
香港で、しとしと降っている程度の雨だったら、気持ちが落ち着く。
・・・新界で、文物径の歴史ある建物を巡ったり、遠くに山々を望んでたりしつつの小雨。
・・・街の路地を散歩してたり、早朝にまだ眠ってる都市部を散歩してたりしつつの小雨。
なかなかいいもんだね。

人が多くない場所だったら、雨傘や歩く速さを気にしないでいられるし、
気を遣わずにゆったり歩いて雨に濡れる周りの物を楽しむ余裕があるから。
だけどこれが、
「この人混みは何!?どこから人が湧いてくるの?」と思うしかない旺角や銅鑼灣だと、
小雨の中を歩くのは、自分には絶対に無理(笑)。



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小雨ですまない場合もある。
いきなり雨雲に覆われてスコールのような激しい雨がやって来たり、
弱まったり強まったりしながら ほぼ1日中降り続けていたり。
そんな時、
タイミングさえ合えば、乗り物に乗って楽しんじゃうのも面白いと思う。

路線バスの2階から眺め通す雨の道や街は、
都市部でも新界の外れの方でも楽しめて。



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広めの横断歩道の前で信号待ちになると、
一斉に渡り始める人々の傘の花が開く。
一番見応えがあるのは、やっぱり銅鑼灣のSOGO前のスクランブル交差点。
苦手な銅鑼灣だけど、見下ろしてるぶんには楽しめる(笑)。

雨が降っていなくても、ただでさえ見応えのある交差点の群衆。
そこに傘の色と動きが加わるんだから、雨の都会を俯瞰してるような気分。
色が交差しながら、それぞれの花がちゃんとぶつからないように歩いてるんだよねぇ。
雨天時の交差点の最前列で、バスやトラムが止まってくれたことが1度もないから、
自分の目で見たこともカメラで撮ったこともない。
いつか、香港最大の雨傘の開花を間近で見てみたいな。



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香港島側だと、トラムの先頭席から眺めるのが楽しみ。
特に夕方以降~夜なんて、きれい。
雨粒が光を引き立ててくれるような気がして。

窓ガラスに溜まった雨粒に焦点を当てれば、トラムの速度に合わせて雨粒が形を変える。
窓ガラスの向こうの景色に焦点を当てれば、雨粒の数だけ光が灯って散らばる。
昼も夜も飽きずに遊んでいられるのは、雨のおかげ。
肉眼だと見逃したり見えなかったりする模様を眺められるのは、カメラのおかげ。



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乗り物だったら、バスやトラムだけじゃなくて、スターフェリーもいいかも。
雨に煙るヴィクトリア湾。
7分間の乗船を雨と一緒に楽しめそう。

楽しむなら、やっぱり下層階に乗らないと(笑)。
上層階と違って 壁や窓が無いぶんだけ、雨に近づける。
手が届きそうな近くに横たわる湾の水面(みなも)に雨が模様を作る。
潮の香りと、雨の日ならではの ぬるい香り。
その香りにディーゼルエンジンや床のワックスの香りが混じる。



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濡れる?・・・・・・濡れる(笑)。
あまりにもひどい風雨の時には、セーラー服の皆さんがビニールカーテンを引いてくれる。
けど・・・・・・濡れる(笑)。

そもそも、日常の中で、雨の日に好んで船になんて乗らないよね。
あり得ない。
船旅でもしてるならいろんな天候にも出会うだろうけど、ちゃんと雨からは守ってもらえる。
なのにスターフェリーの下層階だと守ってもらえる物が少ないわけで・・・。
だから、やっぱり特別な7分間になるんだと思う。



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1度だけヴィクトリア湾に雨のスポットが現れたのを見かけたことが。
西營盤のホテルの窓から偶然見かけた雨のスポット。

「馬の背を分ける」と言われるように、
ほんの一部分だけに雨が降り下りていて。
周りは晴れているのに、雨雲がいたずらした一帯だけ雨の柱としぶきが立ってて。



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スポットのすぐ外に居たフェリーが、まさに雨の柱の中に入って行く。
うわぁ、どんなんだろう?
降ってない場所に居て前方に雨を見て、
その中へある一点から突然入って行ってシャワーを浴び、
またいきなり降っていない部分に入る・・・。
「運賃は少々高くなるけれど、そういうコースをご用意してます。」だったら、
ぜひぜひ乗ってみたいと思う。

香港では、雨を(雨も)楽しもう。
なにも街のSCしか雨宿りが出来ないわけでもない。
・・・テントの下に避難しても、店の主人は快く受けてくれる。
少々の雨だったら、散歩をやめちゃうのは もったいない。
・・・何度か歩いたことがある道や公園が、新鮮な顔を見せてくれる。



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さすがに、ガイドブックや香港案内パンフには、雨天時の写真は出てこないものね。
雨降りの香港島の表情なんて、載ってるのを見たことが無い(笑)。
でも、
・・・というか、
だからこそ、
自分だけの “ 雨の日の情景や情緒 ” を見つけて楽しんじゃうのも良いと思う。
まだ紹介されていなかった香港の顔を 自分で見つけて楽しんじゃうんだから。

・・・なぁんて。
やってみたこと半分、まだ味わっていない or 見つけていないこと半分。
香港に滞在してる間に 雨に恵まれたら、もしかするとチャンスかも。
狙って、は 不可能だから、気まぐれ天気に任せたまま、楽しみにしていたいと思う。

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by hongkonggaffe | 2015-12-16 21:42 | 香港ふうけい | Comments(18)

こころのよりどころ になった子たち  ~ Golden と Shiba ~

人の心を癒してくれるペット、飼い主にとっては、きっと家族。
さほど広くはない香港だから、
香港島側に滞在していると散歩中のワンコをけっこう見かけます。

特に、自分がよく歩く道だったら、お馴染みさんも。
早朝散歩を終えた後に科記咖啡餐廳で過ごし、ホテルへ戻る時、
右に曲がる角のセブンイレブン(七仔)前で出会うのは、ゴールデンレトリバーとお兄さん。
いつも普仁街の坂道を下りてきて太平山街を横切り、荷李活道へと歩いて行きます。
セブンイレブンの前まで来ると店の前で立ち止まり、手が空いたレジのおばさんにご挨拶。
思いきり撫ぜてもらってから おばさんとバイバイするのが、毎朝のコースです。

ノーリードで歩いてるけど、お利口さんでご主人から離れず歩道をゆったり歩いての散歩。
暑さ最高潮の季節だと、胴体と足の毛がサマーカットにされていることが多いこの子。
体を覆うふさふさした毛が特徴のGoldenなのに、刈り込まれた羊のようになってて。
サマーカットにしてもらってるGoldenを見かけるのは珍しいことではなく、
香港のGoldenには しばしば見られる姿・・・ご主人達の配慮なのでしょうね。



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ノーリードのままお利口さんに歩道だけを歩いているのですが、
香港のワンコ達はリードを外されている姿をよく見かけます。
住宅街に近い場所は分かるけれど、都市部と言える中環の2~3本裏手の道でも、そう。

で、ご主人の手にはリードの代わりにペットボトルが。
ワンコがマーキングをした際にピュピュッと水をかけて、散歩を続ける。
お国柄の違いで、リードで繋ぐことよりも、水をかけることの方がマナーなのかな?
アマさんが雇い主のワンコを散歩させている時は、さすがに繋がれてますが。

そう言えば、ワンコの糞が落ちてるのを見かけたことがありません。
郊外の町や村だとゴロンと落ちた糞を見るけれど、飼い犬のものかどうかは不明。
住宅地や都市部に近い場所だとワンコの糞を入れるBOXやトイレが設置されてるので、
糞はきちんと処理されているのかも。

よって、都市部の裏道や住宅街では、
糞よりも、踏まれてペシャンコになったゴキ君を踏まないことの方が注意点です(笑)。



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個人的には、ワンコの中でもなぜかGoldenを目にする機会が多いです。
自分が好きだということから目が向くのかなぁ。
でも、
「一世帯の部屋が狭いはずの香港で、この大型犬とどうやって暮らしてるんやろ?」
と、見かけるたびに不思議に思う回数が多いから、
やっぱりGoldenは香港で多く飼われてる方じゃないかなぁ。
イギリス原産の犬だから、返還前からの名残り?・・・これは考え過ぎか(笑)。
とにかく、見かけることが多くて。

同じように見かける率が増えてきたのが、柴犬。
柴犬は、高めの湿度・気温に強いそうだけど、そういう面では香港向き?
Shibaという犬種として知られていますが、人気が出てきているのかも。



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西營盤を散歩していたら、人が集まっている向こうに 5匹のShibaが。
微笑みながら撫ぜる人あり、飼い主にいろいろ質問する人あり、
大勢の笑顔の中でお利口に座っていました。

5匹の横には、【WE5】とタイトルが記されている写真集が積んでありました。
写真集のキャンペーン中(笑)?
日本でも以前からYouTubeで配信され続けている有名な柴犬が何匹か居ますよね。
ここ香港では、今ブームになりつつあるのかな?
たしかに、Goldenよりは小さくて同居しやすそう。


そう言えば、荃灣で見かけたShibaは、キュートな顔をしながらご主人と一緒でした。
荃灣街歩きをしてて休憩しようと向かった嘉樂冰室。
お腹もすいてたので、あのぶ厚い タマゴサンド (蛋三文治)を食べようかと向かった時、
店の前に1組のカップルが並んでいて。
Shibaは散歩中?・・・いやぁ、こりゃ散歩じゃない・・・デート同伴中?

出入り口前で抱き合ったまま順番待ちしている仲良しカップル。
おやおや、男性ご主人が背負ったバッグの中に Shiba。
Goldenだったら、コレは出来ないよねぇ。



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カップルはずっと抱き合ってるんだけど、Shibaだけ居場所が無さそうにキョロキョロ。
ピッタリくっついて動かないままの背中で、顔だけ動いてる図。
「おらぁ、どうしたもんだ~?ご主人の気持ちは分かるけど、さっきからずっとこうやでぇ~。」
目つきが訴えてます。
飼い主に忠実なShibaだけに、困惑するしかないよね。
この子、いつまで困ってたんだろう?
・・・食べ終えて店を出るまでだったらタイヘンだったよねぇ。おつかれさま・・・。



それに比べて、上環で見かけたShibaは開放(笑)されてました。
こちらは店先のカウンターでブランチを楽しんでたカップル。
脇のベンチで、ずっとご主人の幸せなひとときを見守りながら座ってて。

通りかかって出会ったこの光景に引き寄せられ、近くで見ていたら、
僕に気付いたご主人がニコッと微笑んでスツールから立ち、
カメラの方を向くようにShibaに呼びかけてくれました。

名前を尋ねたら【モリー】とのこと。
うまくカメラを(僕を)見ないので、
ご主人は、わざわざ僕の背後に回り込んでモリーを向かせるまでの温かな配慮。
「モリー。モリー。」
「モリーーーーー。」
呼ぶたびに一瞬ご主人(つまりカメラと僕)を向くんだけど、
モリーはなぜか 右横に立ってる太太ばかり見てて、カメラ目線にならず。
優しい眼差しをモリーに向けつつ苦笑いするカップルでした。



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ワンコやニャンコって、思い出してみると昔はペットとしての姿を見なかったような。
ウチが住宅街を散歩するようなことをしてなかった時代だから、
ペットとしてのワンコが
今のようにご主人と連れだって散歩してる光景を見逃していただけかもしれません。
でも、当時すでに動いてた中環のエスカレーターから茂みの中にワンコを見かけたり、
クルマの下に隠れてて呼ぶと逃げていくニャンコに出会うばかりだったり。
野良ちゃん達が街の片隅でひっそり生きている印象でした。

その頃と比べると、香港のペット事情はいろんな面で変わってきたように感じます。
ペットショップだって、こんなに多くなかった。
今はけっこうあるし、スーパー(超級市場)には普通にペット用品コーナーがあるし。



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愛護動物協會も活動が定着していて人とペット(野良ちゃんを含めて)との距離が縮まり、
飼って “ あげる ” のじゃなく、 「 この子にそばに居て “ もらえる ” 」 というような、
家族として欠かせぬ存在になっているワンコたち。

日本とは暮らす環境も散歩のマナーも、やや違いを感じる香港。
ただ、
以前の事を思えば、とても大事にされているこの子たちが、
人間にとっての 心のよりどころ になってきているのだったら、
それは日本も香港も同じですよね。

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by hongkonggaffe | 2015-12-11 14:46 | 香港ふうけい | Comments(14)

見慣れた場所に 見慣れない物を見つけた時  ~ 変わる街の光景 ~

上環が終点だったMTRが堅尼地城まで延長開通されて、早いもので1年が経ちます。
1年経つのに いまだになんだか違和感を感じちゃうのは、
ウチが日常をここで暮らす住人じゃなくて旅行者だから なんだろうな。
西區(上環よりも西の地区)にMTRが走ってること自体に、なんだか慣れない。

小さな事だけど、街のあちこちに駅の方向を示す表示板が立っている事も不思議な光景。
・・・乾物屋街(海味街)の中に表示板?(西營盤駅用)
・・・石塘咀の高架線の下にも表示板?(香港大学駅用)
・・・トラム終点の卑路乍街にも表示板?(堅尼地城駅用)
「 う~ん・・・ここにMTRマークかぁ・・・なんかヘンやなぁ・・・・」
ずっと見慣れてきた街並みの中に 見慣れない表示板がニョキッと立ってるのは、
いまだに違和感があって(笑)・・・頭のカタイ自分。



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見慣れない物が出現するだけじゃなく、
そのために見慣れていた物が消えて無くなってるというのも、これまた不自然。
石塘咀街市の手前に建ってた古いアパートとカラフルアパートが、そう。
古いアパートが跡形もなく消えてて、カラフルアパートのまわりも変わってしまいました。

道のカーブはそのままだし、道路の黄色い停車禁止ラインもそのまま。
だけど、古いアパートが消えて大きく空いたままの空間。
人が出入りする気配なんてまるでなかった場所に、
人々が常に出入りしてる駅の出入り口があるのだから、
やっぱり見慣れない光景に不思議な感じがして。。。



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   ↓      ↓      ↓
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色が印象的なカラフルアパートと言えば、とても好きな場所がもう1ヶ所あります。
そう、こちらはまだ残っててくれて「あります」だから、「ありました」の過去形ではなくて。
それはホテルLBPの真ん前、皇后大道西と荷李活道が繋がる場所。
乾物屋が仲良く並んでる古いアパートです。
ふだん店を開けて商ってる時間帯は何も感じないのだけれど、
この店たちがシャッターを閉めていると カラフルな色が並ぶのです。



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このアパート、1棟のアパートじゃなくて、
まるでそれぞれが別々に建てられて寄せ集められたように でこぼこしてます。
古いアパートって、壁は灰色一色のことが多いけど、
こちらのアパートは、1棟1棟の壁の色が微妙に違う。
薄いピンク ・ ミントグリーン ・ グレー ・ オフホワイト ・ ベージュ など、いろいろ。

寄せ集めのパッチワークのような壁を足元で引き締めているのが、シャッターと間口の色。
ブラウン ・ オレンジ ・ イエロー ・ グレー ・ ホワイト ・・・
さらに、シャッターの造りとデザインが違うから、開け閉めの方法もそれぞれ。

そうしたこれら全体の美しさは シャッターが閉じられた時に映えるので、
朝~開店時間までや 定休日の日曜が、いちばんの観賞タイム。
LBPに滞在してた時にこのパッチワークに気付いて以来、
早朝散歩を終えてホテルに戻る時、これを観賞するのが楽しみのひとつになりました。

アパートには、それぞれの部屋ごとに、人の暮らしがある。
色と形が違うように、その数ぶんだけ別々の家庭が違う日常を営んでいる。
だから、どれも同じ色同じ造りにされてしまったアパートよりも、こちらの方が味わいがある。
なのに、けっしてバラバラじゃなくて、個を持ちながらも互いに肩寄せあって建っている。
・・・そんな古いアパート ( だろうなと思って惹かれる:笑 ) 。



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ここを通りかかると、観賞タイムが楽しみなこのアパート、
先日見に行ってみた時は、竹で組まれた足場とネットに覆われていました。
あらら、どうしたんだい?どうかなっちゃうのか?

ネットには垂れ幕がかかってて、 “ 樓宇維修綜合支援計劃 ” の文字が。。。
文章を正しく理解できない僕、推測しかできないけど、
“ 建物の修理 ・ 手入れなどに関わる面で、行政側が援助していくプロジェクト ” なの?
正しく理解できないから、あかんね~。

もしそうだとしたら、住人にとって何よりの事だといいな・・・と思います。
それぞれの色形のように違う、それぞれの暮らしが守られると良いな・・・と。
で、
できることなら、
その象徴のようなこのパッチワークの味も、何らかの方法で残ってて欲しいな・・・とも。
勝手なことを想いつつ、ネットの向こう側にあるパッチワークを目に焼き付けてきました。



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MTRの表示板と駅の出入り口、手入れが始められている古いアパート。
建物が変わり、街の光景が変わる。
見慣れた物が消え、見慣れない物が出現した時、
そこに暮らす人々にとって、より良いものになっていれば なによりですよね。
だったら、
「う~ん・・・なんかヘンやなぁ・・・。」
なんて思ってちゃぁおかしいよね、、、と思いつつの散歩でした。

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by hongkonggaffe | 2015-12-06 11:20 | 香港ふうけい | Comments(10)


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