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渦巻き線香と廟の中の男性 の記憶  ~ 香港の廟 その2 ~

香港の廟に初めて訪れたのは、旅行会社のツアーに参加していた時だった。
3泊4日だったかのJ☆Bのパッケージツアー。
啓徳空港の出口で出迎えてくれる初日から、空港へ送ってくれる最終日まで、
香港人の現地添乗員さんが付きっきりで観光案内をしてくれた4日間だった。

最終日以外の3日間で、あちこちの観光地へ連れて行ってくれた。
すべてツアー会社が選んだ場所や店に行き、指定されたレストランで食事をするのだから、
今思えば、 “ 市中引き回しの刑 ” だったような?

いやいや、そんな 横柄な見方をするもんじゃないし、団体ツアーを軽く見ちゃあかん。
やっぱり初めての国の初めての土地で観光案内をしてもらえることって、大事だと思う。
自分で回るわけじゃないから土地勘なんてまったくつかめないけれど、
連れられて行ったどこかには、必ず再訪したい場所や食べたいものが残るのだから。

「 あの時に見たアレ、もう1回見てみたい。 」
「 あの時に食べたアレ、もう1回食べてみたい。 」
もしもツアー先で惹かれた物があったなら、「いつか個人でもう1度」と願うきっかけになる。



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上環の文武廟に初めて入ったのも、初香港のこの最初のツアーだった。
淺水灣やビクトリアピークや初飲茶体験と同じように、観光コースに組まれていて。
有名どころと同じ観光コースに入っている文武廟は、今もかつても名所なんだなぁ。

廟の真ん前の荷李活道にツアーバスが停まり、添乗員さんの後について内部へ入った。
入るなり目に飛び込んでくる無数の渦巻き線香と、立ち込める煙や匂い。
添乗員さんは廟の由来やお参りの方法を きっと教えてくれた ( はずだと思う ) 。
だけど、語りかけてくれる話なんて耳に入らないくらいの光景に、ただ見入っていたと思う。

廟の内部の光景の他に ただひとつ思い出せるのは、
とある香港人の男性の姿から 廟の中でのマナーを学んだこと。
もっともそれは、その男性から直接なにかを話しかけられたわけじゃないし、
マナーを学んだというよりも、別なことを教わったような気がするんだけど。

ウチより先に入っていた欧米人の観光客達が、フラッシュをたいて撮影していた時のこと。
何度かフラッシュを光らせてパチパチ撮影している観光客達に、
廟の管理担当のような雰囲気で隅に座っていた香港人の男性が静かに近付いて来て、
フラッシュ撮影NGだということを 言葉の無い言葉で告げたのだ。



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ゆっくりと歩み寄った男性は、カメラのフラッシュ部分を指差しながら黙って首を振り、
フラッシュ撮影はNGだということをすぐに理解した欧米人に向けて、にっこり微笑んだ。
穏やかな動きと顔つきで元の場所に戻る男性を見ていて、何か感じるものが残った。

撮影をするならフラッシュを使ったり参拝する人々を撮らないことがマナーなのだと知った。
“ 少しだけお邪魔します ” という気持ちをいつでも持っていられることは大切。
それは香港以外の国々でも同じだけど、
観光で気分が高揚してると つい忘れがちになること。

それと同時に心に残ったのは、
廟の中でのマナーを静かに伝えた香港人男性の立ち振るまい。
離れた所から叱ったり 声を強めてとがめたりするのではなく、
静かに近付き、そっと制して、相手が理解したことを受けて穏やかに離れる・・・。

廟の中でのマナーを伝えた香港人の男性の姿は、
廟内に流れる空気そのもののような気がしたのかな・・・自分には忘れられない光景。
渦巻き線香の様子や匂いと共に、その男性の接し方が 特別な印象になった。
ガイドさんの話は何一つ覚えていないけど、今でもそんな事だけは思い出す。



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いろいろな街のあちらこちらに廟はあるから、見かけると今でもそっと入る。
自分なりのご挨拶をさせてもらった後に、どこの廟でも 天井を仰いで見る。
無数の渦巻き線香から細い細い煙が昇って、天井近くで もやを創りながら漂う。
廟によって形は違うけれど、天井から外へと開いている部分まで、もやが漂う。
外から差し込む光に照らされて、廟の中に “ 天使の階段状態 ” が生まれたり、
廟の外から眺めた時に 廟の屋根越しに もやが空へ抜けていったりする。

神様を敬い、何かを願ったりお礼を伝えたりして祈る人々の想いは、
ゆっくりゆっくり焚かれて昇った煙と共に 廟の内部から外へ抜けて廟の周りに漂い空へ。
小さなものでも1週間、大きなものだと1ヶ月近くかけて燃えていく渦巻き線香。
想いをのせて穏やかに立ちのぼり、時間をかけて消えていくことを考えると、
何でもせわしなくて時間の速さや変化が急な香港だから、特別な存在だなぁ と思う。
なにも 有名な文武廟でなくても、どの街のどの廟でも、それは感じる。



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ほんとにそう感じてるのに、僕には物欲がやっぱり付いてまわるんだよなぁ。。。
添乗員さんに連れられて入って一目惚れした渦巻き線香をどうしても手に入れたくなって。
2回目か3回目の訪港のわずかな自由行動時間に、仏具屋さんに買いに行ってしまった。
冒頭に書いたけど、
「 あの時に見たアレ、もう1回見てみたい 」 が、 「 買っておきたい 」 になっちゃって。
・・・。
・・・。
あかん・・・その頃から 既に僕は物欲のカタマリ。

上海街にあった梁永盛香庄という仏具屋さんで、いちばん小さいのを2つ買い求めた。
厚紙の上に蚊取り線香を畳んだ状態で売られてて、直径30㎝ほどで1つが当時35$。
超貴重品扱いの手荷物にして持って帰り、
1つは買った時のまま保存し、1つは部屋に吊り下げた。
その吊り下げた1つは今でもそのままで、こうしてブログ書いてる左上にぶら下がってる。

吊るした年から数えると、もう25年~26年。
だけど、畳んだまま保存してある方はもちろん、
吊るしたままの1つでさえ、1回も折れたり色褪せたりしないのがすごい。
人の想いを届ける渦巻き線香だけに、そういうものなんだろうか?
火を灯した瞬間から尊い物になるのだろうけれど、
火を灯す前から すでになにか持ってるものがあるんだろうか?・・・とさえ思うほど。



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いやぁ、本当にそう思う。
初めての渦巻き線香に圧倒されたことも、
廟の中で見かけた男性の姿から何かを教わったことも、真実。
今でも滞在中にあちこちの廟に入って思い出すことや想うことも、真実。
だけど、
いまだに部屋の天井から吊り下げたままの状態は、現実。。。

物欲と俗っぽさにまみれてるから、本来の使い方もせず飾りにしているだけ~。
・・・。
・・・。
某日本人観光客が神聖な渦巻き線香を持って帰って部屋に吊るしているだけと知ったら、
もしかすると、
文武廟で見かけたあの男性が 静かにたしなめに来てもおかしくないかも。。。

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by hongkonggaffe | 2016-04-10 22:15 | 香港ふうけい | Comments(6)

里帰りから戻る時は 新聞に遊んでもらう

香港へと里帰りをしに行く機内では、「もうすぐもうすぐ。いま行くよ~。」と満面の笑顔。
飛行モニター観察 やら 機内食後のお遊び ( こちら ) やら で、
あっというまに4時間半が経ちます。
それとは対照的に、
香港から日本へと戻って来る機内では、「・・・。・・・。・・・。」と、浮かばない顔(だろうな)。
しかたがないから、何か遊べるものはないか? ということで、
機内へ入るすぐ手前で 香港の新聞を取って搭乗します。
日本の新聞は、要らないからパス。
あくまでも、香港の新聞。

漢字の新聞、大好き(笑)。
最後の最後まで異国を味わわせてくれるのは、新聞です。
ボーディングブリッジを歩いて機内に入る直前、ワゴンの上に新聞が置いてありますよね。
これが唯一の遊び道具。
日本への直行便ではもちろん、台北乗りかえの経由便でも、
日本語の新聞でなければ、ほぼ100%の確率で手に入ります。



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登場前のゲートで「お待たせしましたー。搭乗開始しまーす。」のアナウンスがあると、
あっという間に乗客の列が出来ますが、ウチは列に並ぶのが遅い。
「えぇ~。。。乗るの~。。。乗っちゃうの~。。。ヤメようよ~。。。欠航にしようよ~。。。」
僕がブツブツ言いながら嫌々並ぶので、重い腰を上げるのは列が長~くなってから。
太太は僕と違ってスパッと気持ちが切り換えられる爽やかな人(笑)なのですが、
小学生男子はウダウダしてるので、太太の足を引っ張る。。。

そんなことしてるから、
新聞ワゴンまで歩いてきた時には、もらって行ける日本の新聞は ほぼ残っていません。
だけど二人とも日本以外の新聞を期待しているから、困らない。
“ 新聞遊び ” をしながら日本へ戻るウチとしては、
じゅうぶん ありがたい状態になっているわけです。
困らないから早く並ぶ必要がないために、毎回ウダウダのまま成長しないんですけど。。。



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どこの国のどの新聞がワゴンに残っているかは、直行便と経由便でやや傾向が違います。

日本への直行便なら、帰国する日本人搭乗率が一番多いわけだから、
朝日 ・ 読売 など、日本語の新聞は まっ先に無くなりますよね。
そのかわり、
東方日報 ・ 星島日報 ・ 蘋果日報 ・ 南華早報 などの香港の新聞が、
けっこう手つかずのままで残ってます。
これが、ありがたい(笑)。
“ 新聞遊び ” をして過ごすウチとしては、困らないパターン。

一方、何度か使う台北経由便なら、当然 搭乗率が高いのは台湾人や香港人。
台湾と香港の新聞は置いてあっても、日本の新聞は まったくお目にかかりません。
しかも、香港から台北なんて1時間半ほどの飛行でしかないので、
新聞を読もうとする人が少なめのような気がします。
短い飛行時間の中で 軽食を食べる時間が差し引かれることを皆さん知っているし、
旅行や仕事で飛ぶ人は それぞれ必要なことをするだろうし。
短時間でも機内で新聞を読むつもりの人は あらかじめ自分で買ってきて乗るので、
ウチのような呑気なヒマ人さんは少ないとみえて、“ 遊び道具 ” は かなり残ってます。



( ↓ 直行便の、日本新聞あり。 )
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( ↓ 経由便の、日本新聞なし。 )
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国が違えば、新聞も色々ですね。
インクの匂いって好きなのでいつもそっと嗅いでみるけど (へん?) 、匂いは大差なし。
だけど、紙の質感や大きさは それぞれ違うから、指触りや広げやすさが違う。
香港の新聞だと「おいおい毎日が日本の元旦新聞かい?」と嬉しくなるような枚数と重さ。
エンタメ情報(まっ先に見る) から 経済情報(ほとんど見ない) まで、充実度は高いです。

“ 新聞遊び ” をする時に欠かせない紙面は、 求人 ・ 不動産 ・ 天気 などのページ。
なんのことはない、
「あぁ~この漢字やから、あの意味なんや。」
「この字って何なの?」
「へぇぇ~なるほどねぇ~。漢字ってよく出来てるよねぇ~。」 ・・・etc 。
漢字の勉強をしながら、異国ならではの情報を読み解いて遊びます。
日本人として “ 漢字の国に生まれたこと ” に感謝するひととき。

文字以外だと 【色】 も興味深いです。
地にしている紙そのものの色がいいなぁっていう新聞もあるし、
見出しや小見出しの文字色が素敵だなぁっていう新聞もあるし。
白黒のモノトーンで徹底してる紙面の美しさがあるかと思えば、
色とりどりのカラフルな紙面で 眺めてるだけで楽しくなっちゃう新聞もあって。



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楽しませてくれた新聞紙ですもん、機内でサヨナラするのは忍びない。
そのままお持ち帰りするので、手荷物は増えます。

飛行機に乗ってて手荷物が増えるって・・・まぁ・・・あんまり無いんだろうな。
ふつう、手荷物が増えるとしたら、考えられるのは免税品くらいでしょうか?
搭乗前や機内販売で免税品を買い求めて ほんの少しだけ手荷物が増える方々と同じ。
ウチは免税品の代わりに、読み終えた もとい 遊び終えた新聞紙 が増えるだけのこと。
まさに、自分達用のお土産 というか 免税品(笑)。

お土産って、いろんなタイプがあって いろんな使い方があって いいような?
日常暮らしの中で、ちょっとプレゼントを包んでみたり、
あまりにもお気に入りのページならば額装してみたり。
額装のこと、以前書きましたね。
すっごくダラダラ書いたから、
読み始めて下さった方も途中で呆れて きっと読むのをやめた記事、、、です。

でも、ほんと、
異国の新聞には、文字だけ取り上げても、形だけで惹かれる部分があるような。
表す意味は何も分からない字であっても、単純に 【形】 に魅力を感じて。

民族楽器や陶器を探し歩いていた頃に、
包んでもらったり、その店やホテルで 余分にもらって来たりして、
今でも自宅にとってある アジア各国の新聞たち。
タイ語(ไปยาลน้อย)、ベトナム語(sắc, nặng)、ヒンディー語(भारत की भाषाएँ)、
アラビア語(اللغة العربية)、タミル語(சிங்கப்பூர்)、ハングル語(훈민정음) などなど、
文字の形一つをとっても、異国の新聞は魅力があるなぁと思います。


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ただし、香港発の機内で “ 新聞遊び ” をする時、
タイミングを間違えたり 度が過ぎたりすると、CAさんの手を煩わすことにもなります。
機内食のカートが近付いて来て お肉か魚かを尋ねられる時、
たとえば星島日報で遊んでると広東語で声をかけられちゃう。
台北経由便で中國時報を開いていると台湾華語で声をかけられちゃう。
そういう手間をかけないように気を利かせられなかった時、ウチは2人して固まります。
「 ゴメンネ ワレワレハ ニホンジン 」。。。

遊び道具にも お土産品にもなってくれる、香港発の新聞たち。
「遊びは ほどほどに。 タイミングや場をわきまえて。」
と CAさんから無言で優しく諭されているような時があるので、
ウチの “ 新聞遊び ” は、引き際が肝心なのかもしれません。(笑)

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by hongkonggaffe | 2016-03-29 22:21 | 香港のりもの | Comments(10)

里帰りのカバン

里帰りする時のカバンは、いまだにあれこれ試行錯誤を繰り返してるウチ。
旅行する時、皆さんはどんなカバンを携えて行くのでしょう?

色々なかたのブログ写真や 空港で見かけるCAさんたちの姿を見ていると、
ほんと、スムーズ&スマートに旅をしてらっしゃっていいなぁと思うのだけど、
ウチはそれがまったく出来ず、ガタガタと垢抜けない移動をし続けています。



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天気のいい日曜日の午後、太太が日向の暖かい部屋に座って、チクチク縫い物を。

先日、ユニ☆ロのワゴンに、底値になって行き場がなくなっちゃってる手提げバッグを発見。
「これ、この後どこへ行っちゃうんやろねぇ。良さそうなのに。」と太太。
彼女が 「良さそうなのに」 とつぶやく時は、「良さそう=手を加えれば使えるやん」なので、
迷わず500円でお買い上げ。

で、「チクチクしてるのは、きっとアノ作業なんやろなぁ」と思いつつ 他の部屋にいたら、
「ちょっと~。」 っと呼ばれて、僕の出番。
何のために呼ばれてるのか想像がついてるので、部屋に入ったら、即、後ろ向き。

「まだ途中ね。」
「・・・・・・。」  ( 一言念を押されつつ、リュックになった手提げバッグを背負う )
「背負い心地は、どう?」
「はい。良いです。」
「もうちょっと上げてみて。」
「・・・・・・。」  ( 作られたベルトの調節部分で少し短くして背負い直す )
「それだったら背負い心地は、どう?」
「はい。良いです。」
「う~ん・・・・・・じゃぁ、後ろ向いてみて。」
「はい。」  ( くるり )
「う~ん・・・・・・なんだかなぁ・・・・・・亀みたい。」
「・・・・・・。」  ( 亀って。。。 )
「分かった、もういいよ。」
「これで完成じゃないの?」  ( 自分は これで満足 )
「まだ。」
「・・・・・・。」  ( 30秒で出番終了・・・また呼ばれるけど )

上1ヶ所と底2ヶ所に金具を縫い付けて 取り外し可能なベルトを通し、
内側にファスナー付きポケットを2ヶ所増やし、リュック兼用になった手提げバッグ。
これでいいと思うんだけどな、彼女は まだ何か物足りないご様子で。。。

以前からそうなんだけど、
「次に里帰りする時に、もうちょっと便利なカバンにならないものか?」と改造する太太です。
改造品を里帰りの2~3回ぶんほど試してみて、改良の余地があると また手が加わり。
「最初から満足のいくカバンを買えばいいのに。」
・・・は 僕の心の声であって、間違っても口にはしません。。。
親しき仲にも礼儀あり・・・やっぱり、これは言っちゃぁ あかんやろ



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「出来る限り両手をふさがないようにして里帰りしたい」という希望だけは2人とも共通です。
“ 自宅 ~ 日本の空港 ” は 往復なにも問題無いのだけど、
“ 香港機場 ~ ホテル ” が 往復どちらも、いつも課題になるので。。。

ウチはタクシーを使えない(どうしても慣れない:笑)ので、路線バスでの移動がお決まり。
だから必ず、
“ バスの乗り降り & バス停~ホテルの徒歩移動 ” が毎回いつも試練の場所。
香港の歩道って、なにかと段差が多いし路面が凸凹してる部分も多いので、
キャリーがスムーズに回ってくれない場面が多々ありまして。

そんな香港で、散歩は好きなのに 荷物を持って歩くのがすっごく苦手な僕。
いつ、何度里帰りしても、
往復の徒歩移動で荷物を持ってると 僕は疲れ果てて 不機嫌&空腹 になるんです。
「はぁ・・・・・・」と何度か溜め息をつき、ガス欠になってプスプスプスプスと止まる。
ヒジョーにイヤな奴に豹変し扱いにくくなる小学生男子 に手を焼く太太は、
片手だけでも空くように背負えるカバンになるよう 機能を加えなければならないわけで。。。
“ 機能 ” を加えて “ 希望 ” を持つ彼女。
本当に申し訳ない。。。

「ごめんねぇ。。。悪いよねぇ。。。どうしても 初日&最終日の移動 は しんどくて。。。」
と反省するくせに繰り返す小学生男子に呆れ腹立ちながらも、
試行錯誤は今でも続けてくれています。



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昔は母から譲り受けた 巨大なトランク を連れての里帰りでした。
そのうち、そこに華僑バッグと深水埗の露店にぶら下がってたソフトカバンが加わり、
大きなカバン3つを使ってて。
古いトランクは容量は大きいけど、なにせ重い。
華僑バッグは本当に丈夫なんだけど、あの薄さなので中身がゴツゴツ足に当たって痛い。
ソフトカバンは4~5回の使用で車輪が外れ、付け直した車輪もその後うまく回らなくなり。

そんな歳月を経て、現在はソフトケースのバッグ2つと手荷物を持っての往路。
その中に忍ばせてあるのが、折り畳んだ段ボール&クツ箱&華僑バッグ。
畳んだ段ボールは、2ℓペットボトル8本入りの、スーパーで貰って来るあのサイズです。
スポーツ飲料とかお茶とかが入れられてたアレ、丈夫だし使い勝手のいいサイズなので。
ワインの箱も試してみましたが、これもとても良くてお洒落なプリントなので好きです。
・・・誰も見もしないのに(笑)。



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華僑バッグはゴツゴツ痛くても、軽さと丈夫さには替えられないのでずっと使用中。
街でこれを何袋も持って買い出しに来てるような向こうの人たちを見かけると、
「香港に出入りするんだから、やっぱりこれはピッタリ。ウチも使い続けなきゃね。」
と、へんな見栄を張って手放せません(笑)。
でも、あの華僑バッグって、本当に耐久性があって、輸入品数も気分も アガります。

「物はなるべく買わない!」 と毎回思うのに 物欲は続くままなので、
「軽いままのカバンでは帰れない!」 と開き直っての里帰り。
自宅を出る段階で段ボールやら華僑バッグやらを忍ばせていくんだから、まだダメだなぁ。
いつか大人になった時 (大人ってなに?)、
空港のラゲージクレイムラインの横を涼しい顔して通り過ぎたいと思ってるんだけど。
それまでは、試行錯誤を続けていかないとね(笑)。



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くだんの手提げカバンは、このあと S字フックを掛けるタグとカラビナが付き、
上部にファスナーの蓋が付いた 長方形のリュックになるのでしょう(予想)。
これを背負って、自分があれこれ不機嫌にならずスマートに歩くことが大事なのかも。
“ 少ない荷物で旅慣れてる姿がスマート ” より先に、
“ 途中で 不機嫌&空腹 にならない立ち振る舞いがスマート ” にならんとねぇ。。。
自分にそう言い聞かせて、次の里帰りに備えたいと思います。

とは言え、里帰りは まだまったくの白紙だから、いま出来ることは 体力づくりだけ。
せっせと有酸素運動を続ける日々です。

今日2月8日は、春節(旧正月)の初一(元旦)
皆様、新年快樂。 カエルくんをクリックして頂けると励みになります。001.gif

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by hongkonggaffe | 2016-02-08 06:15 | 香港くうこう | Comments(14)

旧正月(春節)の香港は どんな様子かなぁ? ~ 人と人の間で灯る ランタンの明かり ~

今年の旧正月(春節)は2月8日(月)。
香港の街角は すっかり赤い世界に染まってて、人々もワクワクそわそわしてるのかな?
旧正月を祝う習慣が無い日本に居て、おめでたい色や飾り付けに彩られた香港を想う。
せめて・・・と、ブログスキンも旧正月用に替えてみたりして(笑)。

ときどき気まぐれで設定を替える ブログスキンや文字の色。
今回は、去年の春節前の滞在で見かけた ショーウィンドーを撮った1枚。
新年の到来を歓ぶ子どもたちの 笑顔いっぱいなポスターでした。

今までも気付いてたかたが いらっしゃるかもしれないけど、
季節や記事に少しだけちなんだ写真をスキンに使ってみたり、
トップのその写真のどこかに使われてる色に合わせて ブログ下地の色も替えてみたり、
それに合う右欄の文字色にしてみたり、 カーソルを置いた時の文字色を替えてみたり。
いろいろ遊んでるんです・・・写真日記のような感じだから、今はせめて旧正月気分で(笑)。



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で、香港。
去年の旧正月は、2月19日でした。
そのちょうど1ヶ月前の1月21日まで滞在してたので、旧正月まっさかりではなく、
すでに赤く染まりつつある街が 旧正月まで ちょうど1ヶ月になり、
どんどん加速しながら変身し始めた時期でした。
そう、まさに1ヶ月前から先が、旧正月に向けて街も人々もラストスパートするのかな。
そんなことを学んだ去年、ギリギリのところで1ヶ月前に入れず、残念だったなぁ。。。
できることなら、もう1週間先まででもいいから 滞在していたかった(笑)。
・・・「春節前の香港を楽しんでみたい」とお考えの方は、ご参考にして下さい。



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街のあちこちで “ にわか正月用品店 ” が建ち並んでて、
揮春・年桔・糖果盒・干支の飾り・ランタン等々、どれにも使われる赤&金&黄の色たち。
着飾った街は、ふだんの香港とはまた違った魅力に溢れていました。 ( 去年はこちら

その魅力は昼間だけではなく、夜になると夜ならではの美しさが顔を出します。
それはやっぱり、ネオンや明かりの美。
九龍側から眺める香港島の春節模様のイルミネーションは、素敵です。
あの最高の夜景スポット以外にも、街の至る所に華やかな光を放つ飾り付けがされてるし。

いや、表通りの大々的なネオンの飾り付けじゃなくても、
旧正月を祝う素敵な明かりは あちこちで灯ってるんですよ。
住宅街だって、マンション下の敷地や入口にランタンが並び、
街角の公園だって、樹木や街灯をぐるりと囲むようにランタンが並ぶ。
ランタンって小さな物だけど、ポッと灯った時の明かりが あたたかくて素敵でしょう?

皇后大道西に仏具屋さんが3軒ほど並んで商ってる一角があって、
春節や中秋節が近付くと、店先に吊るされたランタンがいっそう賑やかに灯ります。
前記事 ( ) のように、古めかしい唐樓の階下にあるお店なので、
周りの商店がシャッターを閉めた後にも煌々と灯ってる明かりが映えて、素敵な光景。
吊るされたランタンのもとに、明かりに誘われるようにお客が寄って来たりして、
見上げながら選んでたり 買い求めて店から出てきたりする姿も、これまた素敵な光景。



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“ 素敵な光景 ” と言えば、前回こんなことが。
去年1月のことじゃなく、9~10月に滞在した中秋節でのことなんだけど、
トラムに乗ってて ほんわかしたことがあったんです。
旧正月のランタン じゃないけど、中秋節のランタン で。

とある日の夜のこと、
トラムの先頭席に乗ってて、前を走ってる車両を何気なく見てたら 「ん? 」 と。
すぐ前の車両の最後部で、小さな物が揺れてるような?
「 ん? ・・・ なに? 」

前を行く21号トラムの2階の窓に、ポツンと小さな明かりが。
トラムの2階最後尾に明かりなんてないはずだし、それが揺れてるし。
2階窓部分に小さく小さく写ってるオレンジ色の球、見えますか? ( ↓ )



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ご存知のように、トラムは前後の車両が近付いたり離れたりしながら ゆるゆる走ります。
で、停車駅まで差し掛かると、その近さはどんどん詰まっていき、最後は手が届くほどに。
おかげで、
「 なに? なんなん? 」 の正体が、だんだん明らかに。
で、それが何か分かってきたとたんに、なんとも言えずニコニコと・・・。



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見えてきたのは、アヒルちゃん。
「 おぉぉぉぉ~ アヒルちゃ~ん。 」 思わず口走った(笑)。

小さなアヒルのランタン、
これ、持ち手が付いてて、ぷら~んと下げながら歩ける携帯ランタンです。
持つ部分に乾電池が入ってて、小さなスイッチがあります。
(カップヌードル(合味道)のランタンを買ったから仕組みを知ってる:笑) →

最後部席に乗ってるのは、欧米人のご家族。
パパとママと女の子、3人で ご旅行中かな?
いいねぇ、アヒルちゃんのランタン、買ってもらったんやね。
で、トラムに乗って、灯ったままのアヒルちゃんを手すりに結わえてもらって。
幼い女の子が 「パパ、ここに結ぶといいよ。」って言ったわけじゃないよねぇ。
・・・ということは・・・パパさん、Good-job 。

あまりに可愛い光景に出会っちゃったので、
近付いたと同時に 思わずパチパチ拍手しちゃった。
可愛いのはね、アヒルじゃなくて、女の子でもなくて、じつは パパさんなんだけどね(笑)。
でも、まぁ、このほのぼのとした光景全部に 拍手したくなったような。

さすがGood-jobのパパさん、ウホウホ拍手してる僕に気付くわけです。
で、
「ねぇねぇ、ほら、後ろのトラムから男子が拍手しながら手を振ってるよ。」とママさんに。
ママさんもこっちを向いて、ニコニコ笑顔。



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駅での停車を終えて 発車していく車両、だんだん距離が離れる僕とご家族。
お礼を言いたいよね・・・「サンキュ~ッ!」
けっこう大きな声で叫んでる僕に、パパさんママさんが笑顔で手を振ってくれました。
でもね、
このジョンレノン風のGood-jobパパさん、手を振り返すだけで終わらないんです。
「ハヴ・ア・ナイスデ~。バ~イッ!」と言いながら、アヒルちゃんをクルリン。
お分かりになります? ( ↑ )
持ち手の位置を変えて アヒルの顔が隠れないように結わえ直し、
アヒルの顔が見えるように、こっちへ向け直してくれたんですよ。

車両を挟んであれこれ声を出してる欧米人家族と日本人小学生。
パパさんの向こう側の乗客たちは「なに?」てな顔しながらこっちを見たり家族を見たり。
離れていくアヒルちゃん、、、じゃなくて、パパさんママさん女の子。

ありがとう。 本当に。

こういう時って、次の駅や信号で また距離が縮まると どうなんでしょうねぇ?
今、 「サンキュ~ッ!」 「バ~イッ!」 ってお別れしたところだから、
また近付いたら ちょっと気まずいような?
もう1度「ハ~イッ!」って手を振りにくいような?(笑)
・・・。
・・・。
残念ながら、というか、これでよかった、というか、
ちょうど違う方向へ曲がって行く跑馬地行きのトラムだったので、
ご家族とは そのままお別れでした。

ランタンが灯るお祝いの季節の、
“ トラムの中で揺られるランタンとHappyご家族 ” に 思いがけなく出会えた夜でした。


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いよいよ旧正月を迎える香港。
ランタンの明かりは、あちらこちらで家族を照らしているのかな。
家族をつなぎ、
友人どうしをつなぎ、
もしかしたら、他人どうしも取り持ってたりするのかもしれませんね。029.gif

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by hongkonggaffe | 2016-02-03 18:21 | 香港ふうけい | Comments(18)

香港から連れ帰ったローカルパンを 自宅で食べる幸せ

「自宅で香港を味わいたい」・・・という想いを簡単に叶えようと思いたった頃から、
パンを持ち帰って来るようになりました。
最初に始めた頃はぎこちなかった方法も、いつからかウチなりに工夫して定着。
パンの梱包は、 “ 香港を出る最終日の朝の儀式 ” として 欠かせません。



【 ( ↓ ) とある日の朝、出来心で買い過ぎた朝食用のパン。試して気に入ればお土産に 】
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【 ( ↓ ) 最終日の朝、4店を巡って買った食べ比べ自宅用の菠蘿飽 (1個は小豆餡入り) 】
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ウチなり の “ 輸入のコンテナ ” として使っているのは、靴の箱。
あの箱って、丈夫ですよねぇ。
・・・ん?
もしかして、メーカーによって違うのかな?
ずっと買い続けているメーカーの箱だと、とても丈夫なのですが・・・。

「えー?靴の箱ー?それってちょっと。。。」 と抵抗があるかたもいらっしゃるかも。
自分もそう思ってた頃、香港のその専門店で1足買い求めた時がきっかけになりました。

香港の店で売られてるスニーカーは、同じメーカーでも色使いが違ってることが多く、
日本で手に入らないモデルがあると、訪港するたびに買い求めてた頃でした。

とある年、下調べして行ったモデルと銅鑼灣の裏道にある支店でご対面。
ディスプレイのはあったのだけど、在庫を確認しても他店へ問い合わせてもらっても、無く。
唯一あったそれを買うことに。
「ディスプレイ用の1足が元々入ってた箱ならば、
 試し履きされた後に入れ戻された箱じゃないんだから、新品なわけだよね?」 と思い、
それ以来 ずっと使い続けています。



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箱の中に新聞紙を敷き詰め、ビニール袋やタッパーに入れたパンを入れ、
念のために必要ならば衣類や追加の新聞紙を緩衝材に。

パンはもとより、ペストリー ・ クッキー ・ 糯米糕の団子類 などなど、
連れて帰りたい “ 輸入品 ” を厳選して梱包。
トランクじゃないソフトケースのバッグでも大丈夫だったので、
何箱も入れられて、持ち帰る種類の幅と個数が増えました。

オキテを知らなかった昔は、叉焼飽も何も気にせず輸入してたけど、
「 それって、じつは密輸だった! 」
と知って以降は ( 知らないままでいた方がよかった ) 、していません。。。



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持ち帰って、さっそく翌日の朝食で香港を感じつつ食べる幸せ。
もちろん、1~2回ごときで無くなりはしないので、あとは冷凍保存。
以降、日が経つにつれて我慢できなくなったら、
「これ以上冷凍してたら冷蔵庫臭が移るやん!」と言い訳を付けながらパクパク。
幸せな日々は けっこう続けられます。

自分はトースターで温めるよりもレンジを使う派。
香港ローカルパンの、あの もちもち感 が好きだから、しっとりふわふわな方を選ぶので。
ただ、
どんな方法で再び味わうことが出来ても、大切な輸入品は減っていくのが定めですよね。
自宅で食べ続け、確実に少なくなる状況の悲しさは、
同じように楽しんでらっしゃるかたなら分かってもらえる心境かと思います。。。

そんな時、「自分でこしらえられたらなぁ」とつくづく思う。
杏♪さんや池上さんがなさっているように、
菠蘿飽MIXや雞尾飽MIXを香港で買い求めて来てハンドメイドが出来たら、
“ あの風味 ” と “ 手作り感 ” で、絶対に美味しいに違いないと思っています。
思うだけ・・・が あかん のやけど・・・。
いや、
金装倍醇奶茶を淹れながら食べるシアワセ を想って、実行しなきゃ。
次回はお二人に続くことが出来るように、チャレンジしたいと意を決しております(笑)。



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きっと1回じゃ成功しない(と自信を持って言える)から、何箱買えばいいんだろう?
・・・。
・・・。
待てよ、その前に、オーブンレンジを持っていないウチは、どうすりゃいいんだ?
・・・。
・・・。
実家で借りるか。
・・・。
・・・。
えっと、そもそも いつ里帰りが出来そうなんだ?
・・・。
・・・。
このハードルが高い。。。

「部屋食で味わえたローカルパンを持ち帰ることが出来た!」の頃の歓びを思い出して、
ハンドメイドにチャレンジしたい(本当か?本当だな?ここに書いたな?)と思っています。
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by hongkonggaffe | 2016-01-23 04:05 | 香港たべもの | Comments(27)

バーチャルトリップを ご一緒しませんか?  ~ 記録ノートにも ナビにもなる 地図 ~

香港への里帰りを決める時や 以前の事を思い出したい時、
地図(地圖)を眺めます。

滞在中にあちらで地図を開くことは 僕はほとんど無く、
太太がホテルの部屋や外出中に開いて調べ物をする時だけ。
バス番号や路線図を探すのは彼女ばかりで、お任せ or 選ばせてもらうだけ の自分。



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頼りにするのは太太にばかりではなく、
「ここ(訪問地やお店)、行ってみたいな。」と思った時のデータだって、
いつも、皆さんの情報や体験談から頂いたものばかり。

その土地なりお店なりの魅力を ブログなどで綴ってらっしゃる方々のデータ。
見どころや所在地・営業時間などを明記して下さってるから、ありがたいです。
「自分がそこへ行ったら、どんなんだろう?」
想像・妄想 が 膨らんで。
自分の体験をデータとしてきちんと残して来ない僕は、
いつでもどこでも他力本願。。。

そんなわけで、
誰かに頼りっぱなしのまま 地図を片手に想いを膨らませます。
実際その地にいなくても、仮想旅行が出来ちゃう遊び道具。
皆さんの体験を重ね合わせながらのバーチャルトリップは、格安旅行。
地図購入の代金だけで、エア代もホテル代もかかりません(笑)。



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【香港街道地方指南】 を見て場所をつかみ、
【通用乗車地圖】 で詳しいバス路線(ミニバス含め)やバス停の場所を確認。
・・・と、これは太太の使い方。
他力本願の小学生男子は、ポケットサイズの【香港導遊地圖】を開いて遊ぶばかり。。。
「 “ 東龍洲 ” って、この島、どこから船に乗ったら行けるん?」
「 “ 凹頭 ” ? ぼこあたま ?すんごい気になる地名やん、どんなとこ?」
・・・etc・・・。
しかも遊び道具は、もう、くたくたになった2008年発行の古い1冊。

もちろん、当時の地図と今売られてる地図では、違いはいくつも。
中環のフェリー埠頭(天星小輪碼頭)は、海だった部分が埋め立てられて地形が変わった。
深水埗でバス停を調べて待ってたら、バス停移転の末に路線廃止で、待ちぼうけをくった。
などなど、実際の役には立たないことが多い古い地図。
ただ、
香港の変化(いろんな意味での変化)をいつでも何度でも感じさせてくれるから、
処分できない遊び道具なのです。



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地図って不変なものだとばかり思ってたけど、
年月を経ながら、価値を変えていくものなんですね。
今どんなに最新情報が載っている地図でも、
いずれは必ず当時を物語る過去の地図になりますしね。
現実的に役に立たなくても、
体験したことの記録ノートになり、体験したいことのナビにもなるし。



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「来年用の最新版は、もう出てる?」と探しつつ書店に入ったら、
いつもの地図の横に、見慣れない表紙の地図が置いてありました。
同じエリア同士で見比べると、やっぱり持ち味の違いがあって面白い。
麒麟書業有限公司が出している “ 香港路路通(RoadRoadGuide) ” という地図。
調べてみたら・・・2010年からあったの?・・・気付いていませんでした。
こちら 香港全図が出ます )

「どうする?使ってみる?」
・・・・・・少し迷った末、今回は見送りに。(これ、重そうだったし:笑)
まだしばらくは、
いつもの(3冊とも通用圖書有限公司)で使ったり遊んだりしていこうということで。

・・・それにしても、
・・・ナンですな。
香港好きな人間が集まったオフ会で、テーブルに地図を1冊ポーンと置いたら、
地図を眺めつつ話が尽きないような気がするなぁ。
それこそ、 “ バーチャルオフ会 ” ですね(笑)。
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by hongkonggaffe | 2015-12-20 15:53 | 香港ざっか | Comments(14)

今年も開催することが出来た月餅祭り・・・で 想うこと&思い出すこと

【8】は末広がりという事で、【中秋節の香港】も 前記事の【その8】まででおしまい。
・・・にするつもりなのに、月餅の事だけは触れておきたいな・・・と。

ウチは毎年の恒例行事で、中秋の季節になると自宅で月餅を食べます。
参加人数2人だけ・・・静かにひっそり開催する、自称【月餅祭り】。
過去には中秋直前まで月餅が手に入らなくて開催が危ぶまれた年もあったけれど、
友人・知人のあたたかなお気遣いのおかげで、どうにか続けて来ることが出来ました。



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11月5日だというのに、今年も いまだに月餅祭りの真っ最中。
里帰りから戻ってすぐに冷凍しておいた月餅たちを 少しずつ出して来て、おやつに。
本格的な冬を迎える前に、カロリー摂って肥えておかなきゃ。
長く引っ張りたいから、冷凍室にしまっておくことも忘れずにしなきゃ。
・・・。
・・・。
・・・まぁ、なんと言うか、
冬眠前のリスやクマのような感じ。
食べられるだけ食べつつ、土の中にも大切に埋めておく・・・という。

今年は恵まれ過ぎている月餅祭りです。
科記で頂いた榮華月餅に始まり、友人宅で頂いた美心と喜来登(シェラトン)の月餅。
月餅に限ったことじゃないけれど、
社名(ブランド名)って、ほんと、縁起の良さやおめでたさが滲み出る字になってますよね。
“ 榮華 ” “ 美心 ” “ 喜来登 ” ・・・当て字もあるけど、漢字を見るだけで福々しい。
型取りで成型してある月餅の表面には それぞれの漢字が浮き出ているから、
福々しいお顔の月餅を頬張るのは、やっぱりシアワセです。



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冷凍庫には、
村人たちの憩いの場 スターバックス(星巴克冰室)の月餅も まだ半分眠っています。
ん、星巴克冰室は さほどおめでたい文字が無い?・・・新参者だからなのかな?

今年のスタバ月餅も、近年と同じく 風味は4種類でした。
   ★ Hojicha Tea & Osmanthus         ほうじ茶餡&キンモクセイ
   ★ Green Tea Mochi & Red Bean      抹茶餅&あずき餡
   ★ Salted Caramel Mochi & Chocolate  塩キャラメル餅&チョコレート餡
   ★ Espresso & Almond              エスプレッソ餡&アーモンド
お馴染みの、和洋中のミックスタイプ。
頬張りながら「和菓子みたいや」と思ったり、「ちゃんとキンモクセイ香るやん」と思ったり。
香港在住の友人にお願いして8月第1週に予約をし、里帰り中に店頭で受け取りました。

紙製ながらも、しっかりした造りのシックな箱2段に 8個が入って1セット。
香港で手に取って眺め、日本で口にする前に眺め、
つい言葉に出てしまうのは、「立派になっちゃったよなぁ~」のひとこと。
何年か前、初めてスタバの月餅に出会った時の品を思い出し、感慨深くなるんです。
なんだか、こう、我が子の成長を見るような感じ(笑)。

(2~3年前?のもの ( ↓ ) だけど、月餅そのもののイメージは 今年と似ています。)



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スタバが初めて月餅を商品化した時、「うわぁ!ついに出た!」と嬉しかった記憶が。
「中華圏はええなぁ、なんで日本じゃ出さへんの?」
・・・と羨ましく見つめながら食べたのは、炮台山に建ったばかりのAIA Towerのスタバ。
以前ブログで書いた “ スタバスタッフのアンサン ” が、
勤務中の店で休憩時間にご馳走してくれた月餅でした。

彼とのことは以前書いたとおり ( こちらの記事 ) で、
日本と香港 お互いの国で扱っている限定販売のグッズや豆を贈り合うのが恒例。
「こえださん、MoonCake って知ってる?食べてみて。」
「ディカフェのハウスブレンド売ってないって言ってたね?これだよ。飲んでみて。」
気を利かせて持って来てくれたおかわりのコーヒーで、一緒に月餅を食べた午後でした。

1枚だけ撮った写真、もっと撮っておけばよかったな(笑)。
なつかしい写真は、スタバ月餅第1号です。



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今のスタバ月餅からは想像もつかないような、幼い月餅。

ペコペコのプラスティック容器に入ってる姿は、スーパーで売ってる和菓子のような感じ?
形だけ月餅っぽいチョコ風味の、硬いスポンジ。
その上にちょこんとのっかってるのは、スタバのロゴが浮き彫りになってる薄~い板チョコ。
「へぇぇ~!すごいやん~!月餅やん~!」
って板チョコを触ってたら、あっけなくペキッと割れた。。。
スポンジの中には特に何も入ってないから、かじっても何かがこぼれる心配は ない。。。

でもねぇ、感激だったんですよぉ、これ。

彼と1個ずつ、大事に大事にかじりました。
アンサンは 撮影用にナイフとフォークを添えてくれたんだけどね、
1個が小さくて、とてもじゃないけど切る大きさじゃなく、指2本でつまんで食べてて(笑)。
まさか今みたいに月餅らしくなって種類も増えるだなんて、想像すら出来ませんでした。

ただ、ほんとに美味しかった。



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進化して人気者になり、今年も完売だったスタバ月餅・・・もちろん美味しく頂いています。
今回は運良く手にしただけで、来年以降に持ち帰れる保証は何もありません。
考えてみれば、ウチの月餅祭りは いつも他力本願。
本当にありがたいことに、なにかしらのご縁で 毎年 月餅が手元に来てくれています。
過去を振り返ってみると、どなたかに助けられていて。
  ◎ 香港で暮らしてらしたTさんご家族が、「中秋節を一緒に」と送って下さった月餅。
  ◎ 「月餅祭りの開催が危うい」の記事をご覧になったKさんが、分けて下さった月餅。
  ◎ 上海から一時帰国したPさんが、重い荷物の中に入れて運んで下さった月餅。
  ◎ 北京で働いていた後輩のYさんが、忙しいのに手配して送ってくれた月餅。
  ◎ 隣県に住むお菓子作りプロ級の友人Sさんが、「どうぞ」と焼いてくれた手作り月餅。
それぞれの年に、いろいろな方々のおかげで、月餅祭りは細々ながらも続けていられます。

今までのも、今年のも、
例外なく 誰かの手を通して届けられ、ウチのテーブルに上がる月餅。
本当に ありがたいこと。
気遣って下さった人の想いと、受け取ったウチの気持ちは、どれも貴重品。
だから少しずつ冷凍室から出して来て、チビチビと味わっています。
先週の週末も、「まだ(冷凍してあるのが)あるよね?」と確かめながら包丁で切り分けて。
今年の月餅祭り、今のペースだと 今月中旬までは続く気配(笑)。

他力本願ながらも、一応、ヤマザキと中村屋の月餅は、毎年確保しておくウチ・・・
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by hongkonggaffe | 2015-11-05 18:44 | 香港たべもの | Comments(18)

人々が迎えた2015年9月の火龍 ( FireDragonDance ) ~ 中秋節の香港 その8 ~

香港の中秋節と言えば、火龍 ( Fire Dragon Dance = 舞火龍 ) 。
毎年中秋節の夜に、香港島の大坑と薄扶林村で行われます。
大坑の火龍は、中秋節の 前日 ・ 当日 ・ 翌日 の3日間。
薄扶林村の火龍は、中秋節当日の1晩だけ。
香港島西端の薄扶林村までは往復の交通機関が少ないため、
終了後の混雑と戻る方法を考えた末に、大坑の火龍に行くことにしました。



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3年前の2012年に初めて行ったけど、台風余波の雨で迷った末に遅れて参加。
今回は最初から観ていたかったので、リベンジということで。
里帰りでの目的は【友人に逢うこと】と【火龍を観ること】が最大の目的。
3日間行われる中、2日連続で行ってみました。

大坑の舞火龍は、昔、疫病をはじめ その他の災いから町を救うために・・・と、
中秋を挟んだ前後の三日三晩にわたって火の舞いを続けることから生まれた祈りの催事。
1880年に始まり今年で135年の歴史を持つ 無形文化財(國家級非物質文化遺産)です。

今回、この記事に載せる写真は、とても多いです。
でも、
たとえばこの出来事を2回に分けて載せると、
この日のことが途中で途切れ、ぼやけてしまうような気がしてしまうのです。
順に載せると どれも外せなくて・・・・・・(嫌になるようでしたら流してくださいね)。
火龍の様子を そのまま時系列で載せます。



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ビクトリア公園(維多利亞公園)前でトラムを降り、中央図書館横を大坑方面へ。
町に向けて規制線に従って歩くと、
コミュニティーセンター(大坑坊眾福利會)の出口に、線香を挿す前の龍が。
その前では、火龍を先導する太鼓と中華シンバルがすでに序章を奏していました。
規制線を避けつつ碁盤の目になっている小道を抜け、メインストリート(浣紗街)へ。



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開始時刻の20:15になり、道の両側で待ち構える群衆の前にまず登場するのは、
何人もの可愛らしい女の子達。
しっかりポーズをとりながら女の子たちが行き来している間に、
龍は裏道で 火のついた線香を全身に纏って火龍に変身しつつあるようです。

女の子たちが姿を消すと、遠くから近付いて来る太鼓と中華シンバルの音。
群衆が待ちに待っていた火龍の登場です。
その姿がまだ見えてなくても、沿道の人々から沸き起こる歓声。
どんどん近付く音、鳴りやまない大歓声と拍手。



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燃える線香で全身を着飾った龍が、蛇行しながらやって来ます。
回転しながら浮遊する2つの火の玉を追うように近付く龍。
67mの体から放たれる煙で沿道一帯がいぶされ、周りにたちこめる白い空気。



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練り歩く途中のところどころで掛け声役の一人の叫ぶ声が合図になり、
龍の胴体がうねって、思いきり歩道に近付きます。
担ぎ手の吠える声と、歩道でのけぞる群衆の嬌声が混じり合う、龍のBigWave。
最後尾の火の玉が通過すると、メインストリートから奥の小道に入って龍は歩き続けます。

龍の消えた方角から近付いて来るのは、バグパイプを盛大に奏でて行進する一団。
タータンチェックで着飾った団体が、堂々たる行進で群衆を圧倒します。
後ろに続くのは、アイリッシュダンスを繰り広げる女性達。

整然とした隊列から解き放たれる美しいメロディー と 躍動する素晴らしい踊り。

じつは、くしくも この日は1年前に雨傘運動が始まった日。
香港が香港でいられるために大勢の人間が立ち上がった日、
まさにその日からちょうど1年目の夜。

かつて、イギリスとアイルランドが和解するきっかけの一つになったアイリッシュダンスが、
イギリス領だったここ香港で、雨傘運動のジャスト1年後に繰り広げられる・・・・・・。
これ、楽隊とダンスチームは、今年でなくても毎年出演しているのでしょうか?
それとも、昨年~今年の今日だから なのでしょうか?



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やっぱり胸がいっぱいに。
誇り高き演奏と踊りに向けて、火龍と同じだけの歓声や拍手が送られる。
この夜ここに集う人々の想いが飛び交っているように感じる。
一介の旅行者に、そんなこと、、、気がするだけ、、、なんだけど。
ただ、強くこみあげるなにかがあって、どうしようもなく胸がいっぱいに。

楽隊が去った後は、龍に付け替える線香が道路に準備され始めます。
線香の束と 点火するための着火剤が要所要所に置かれ、
担当する人々の手渡しによって、次々に線香が煙を上げ始めます。
龍が戻ってくれば、いつでも素早く線香を取り替えられるように、
見事な連係プレーで準備が進み、交換を終え、火龍は息を吹き返して また練り歩きます。



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こうした繰り返しが何度も続き、
何往復もする火龍と 沸きに沸く人々を観ながら、1晩目が終わりました。

大坑の町と同じぶんだけ全身に線香の匂いを浴びて トラムに乗り、ホテルへ。
ほんの少し線香の残り香が漂う部屋で眠り、
翌日の夜は、前夜のメインストリートではなく、細い路地の中で火龍を待ちました。
至近距離に迫る火龍と 狭い道を埋め尽くす群衆に もっと近付きたかったので。

建物の谷間で渦巻く 大歓声と拍手。
規制線は、あって無いようなもの・・・火龍を迎える人々 ・ 見送る人々 ・ 追いかける人々。
そんな人々に囲まれ混ぜてもらえること自体が、また胸熱くなるひととき。
火龍にもだけど、2日目は そんな群衆の方に自分の気持ちが行っちゃって。
“ 火龍にカメラを向ける群衆にカメラを向ける小学生 ” って、どうなん?(笑)

災いを鎮め平穏な日々を願って行われる火龍。
誇り高い音色とダンスで、和解と融合を暗に鳴らすようなバグパイプとアイリッシュダンス。
くしくもちょうど1年経ったこの夜、大坑に集まった人々はどんな想いでいたのだろう?



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いろいろと想わずにはいられなかった火龍。
あまりの凄まじいエネルギーに触れてしまい、翌々日まで ぼ~っと過ごしました(笑)。

伝え聞く話だと、会場で燃え落ちた線香は、ラッキーアイテムとされるそうです。
ウチも少しだけ頂いて、特別な夜を後にしてホテルへ戻りました。
声が渦巻き熱かった夜の線香・・・なのに、
持ち帰った1本1本は、香りをかぐと とても静かな香りがします。
今は自宅に飾ってある線香。
あまりに穏やかな数本なので、火龍の夜は 遠い日の出来事に思えます。

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by hongkonggaffe | 2015-11-01 20:07 | 香港ふうけい | Comments(14)

故郷の 八百屋・よろず屋・村人たちの憩いの場 でのお土産品 ~ 中秋節の香港 その7 ~

記録を兼ねて書いている “ 中秋節の香港 ” シリーズ。
初冬の日本で中秋節をいつまで引っ張るのか、いまのところ先が見えていません・・・。
“ その① あたたかいお出迎え ” から②~③~~~⑥まで来たから、
やっぱり、持ち帰って来た物も・・・ということで、しつこく “ その7 ” を。



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せっかくの里帰りだから、あそこと ここと そっち は 欠かさず覗いておこうという場所が。
故郷ならではのお店たち。
八百屋さんと よろず屋さんと 村人たちの憩いの場になってる店へ という感じ?
きっと誰にもあるような、里帰りしたら挨拶だけでもいいから寄っておきたいお店たち。

      : 八百屋は、スーパーマーケット(超級市場)。
      : よろず屋は、日用雑貨店(家品舗)。
      : 村人たちの憩いの場は、スターバックス(星巴克冰室)。

この3ヶ所は抜かすわけにはいかない定点観測の店。
「おらが町には無い 【 お茶や手打ちそば ・ お皿 ・ 湯のみ茶碗 】 は、ないか~?」っと。
買い求めて自宅へ戻る時に荷物に入らなかったら諦める、、、そんなの悔しいから、
毎回カバンの中に折り畳んだ段ボール箱&ガムテープを忍ばせて 里帰りしています。
今回、最終日の雨でかなり濡れちゃったから、次回持って行く段ボール箱を探さねば。



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八百屋(スーパー)で手に取ったのは、
おなじみリプトンのスティック奶茶各種や醤各種やお菓子&袋麺たち。
鴻星食品の荔枝甘露や、ランタン付きの合味道(カップヌードル)のパックも楽しくて。

維他奶茶は特濃と鴛鴦茶が出てて、荔枝甘露は、楊枝甘露 → 榴璉甘露に続く第3弾。
合味道のパックは、3種類のフレーバーに 同じ大きさのランタンが1個付いて1セット。
ちゃんと単三乾電池が付属品で付いていて、ほわ~んと優しい明かりが灯ります。
電池付きだなんて、故郷の気配りは やっぱり優しくありがたい(笑)。

よろず屋(日用雑貨店)で手にしたのは、普段使いの中華箸・トング・タレ差しのスペア。
メラミン皿と 型抜きと 陶製の小皿も買い求めてから、少し迷って魚柄の陶器の皿を。
中華な柄じゃないけれど、「魚」と「餘 (余裕が出ること)」の発音(yu)が同じことから、
「金銭的なゆとりが生まれますように」という縁起を担ぐ意味があり、魚は重宝されるとか。
旺角の金魚ストリート(通菜街)でも 金魚がた~っくさん売られていますが、
香港の皆さんは金運UPを願っての縁起物としています。

大き過ぎなければ持ち帰られるので、外賣してのホテル部屋食用に買いました。
このお皿はホテルで総菜などを盛って使い、今は日本の自宅でふだん使い中。
昨夜は大小お皿3枚に モヤシ炒め ・ ヒジキの煮物 ・ ラム肉のソテー がのっかってたよ。



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村人たちの憩いの場(スタバ)は、中華圏限定品のグッズが多いので、
出掛けた先のそれぞれの街で 思い出したり見つけたりしつつ、何店舗かを回ります。

友人に事前予約しておいてもらった月餅を店頭で受け取り、グッズをいろいろ見ていたら、
普通サイズのマグカップに挟まれて デミタスカップが ぽつんと1個だけ置いてありました。
外側が白く、内側が緑・・・ White and green の、まさに香港カラーの組み合わせ。
一目惚れで手に取ったら離せなくなって。。。
「待っててくれたん? 逢えたねぇ。 さ、おらが家に一緒に行こか。」
と ブツブツ言いつつ 即 レジへ直行。

訪港する前にWebでHKスタバの季節商品などを見て行くのだけれど、
HKスタバは香港のスーパーと同じ傾向で、支店(分店)によって仕入れがバラバラ。
琴線に触れた時に手に入れないと、他店でも置いてあるとは限りません。
この配色のデミタスカップも、
觀塘と中環と旺角で1個ずつ、太古で2個・・・滞在中にそれ以外では見かけませんでした。
「中心部は品薄で郊外店だと在庫豊富」 かと言えば、そうとも限らず、その逆もまたありで。
出会えて嬉しい品っていうのは何でもそうだけれど、一期一会の場合が多いですよね。



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八百屋 ・ よろず屋 ・ 村人の憩いの場 で手に入れたお土産品たちは、
街で無料配布される新聞(免費報紙)に包んで、さらに【小心地滑足ふきマット】でくるみ、
持参の段ボールに詰め込んで、FRAGILEシールをペタペタ貼って 預け荷物に。

今回一番気を遣ったのは・・・・・・・・・合味道のランタンが潰れないようにすること!(笑)
「里帰りする時は、荷物は出来る限り少なくしたい。」という理想はどこへやらで口ばかり。
身軽に旅が出来るオトナになりきれない小学生男子と太太でした。
いやぁ、やっぱり故郷を離れる時って、
「これ持って行け。」「あれも持って行け。」 になるでしょう?・・・ま、しかたないということで。



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それにしても、毎回ながら ふと思う疑問。
香港迷の気持ちをガシッとワシ掴みにしちゃう品々って、
そもそも誰にターゲットを絞って 企画されているんでしょう?
外国人香港迷のココロに直球ストライクで入りこんでくる品々。

近年は住好ロ的だけじゃなく PAGE ONE でもそういうグッズがどんどん投入されるけど、
それらの品々って、香港人の気持ちをもくすぐるから企画販売されるんだろうか?
小心地滑マット(業務用品)にヤラれちゃって持ち帰る日本人が他にいるかは疑問だけど、
香港の家庭や飲食店で日常使っている生活用品ならともかく、
続々投入される素敵な小物たちって、香港人の皆さんも望むものなの???
・・・ずっと不思議に思っているんです。
・・・自国 他国 問わず、アイデア&デザインが優れている物なら、支持されるってこと?



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ちなみに、iPhone6用のケースが続々登場していました。
維他奶vitasoyのパックそのままを見事にコピープリントしたものや、
香港の紙幣各種をプリントしたものや、的士の色とサインを模したケースもあったりして、
スマホ用のも含めて、香港ならではの絵柄の物が色々と。

「あぁ~。。。iPhoneかスマホ、使ってればよかった。。。」とさえ思う おばかな自分(笑)。
お持ちの方々には、香港ならではのケースを手にする楽しみもあるんですよね。
「 いつも手元に香港を 」 って出来るんだから、うらやましいなぁ。

物欲に火をつけてしまう品々を小出しに出してくる香港って、、、罪な街です。
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by hongkonggaffe | 2015-10-28 13:31 | 香港ざっか | Comments(22)

「ただいま~。」 「おかえり~。」  ~ 中秋節の香港 その1 ~

中秋節を目前に控え、
中秋節の当日を祝い、
中秋節の余韻が消えて日常に戻った、そんな香港。
里帰りから、日本へ戻って来ました。
何の間違いか戻って来ちゃった、、、どうしてだろう、、、?



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里帰りを終えて、日本へ戻る。
「日本へ帰って来た」 じゃなくて、「日本へ戻って来た」 なわけで。
「帰る」のは、あくまでも里帰りの香港へであって、
「戻る」のは、仮住まいの日本。
前世が香港人の僕としては、「日本へ帰って来た」とは言えない。
あほですが、小学生男子は けっこう真剣に そう思ってる(笑)。



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毎朝いそいそと日の出前からの朝活(dandelionさん命名の “ こえだの朝活 ” )。
朝活の締めくくりに、毎日ホッと一息の科記咖啡餐廳へ。

香港の中秋節といえば、
親しい人へ、あるいは仕事の取引先へ、月餅を贈る習慣がありますが、
科記では 思いがけなく月餅の詰め合わせ(老舗の榮華月餅)をプレゼントして頂きました。

「 いつまで香港に居るの?・・・・・・そう、じゃぁ 明日も必ず来てね。」
前日にそう尋ねられたとはいえ、思ってもいなかったサプライズの月餅。
僕は何も持ち合わせていなかったから、
一方的に頂くだけで “ 贈り合う ” にはならなかったけど、
「お返し?日本ではそんなこと考えるの?気にしないで。」と笑われちゃって。

「蓮の餡なんだけど、食べたことある?・・・そう?こえださんも好きなんだ。同じ。よかった。」
「今は若い人達が月餅から離れているんだよね。でもやっぱり伝統的な物って良いよね。」
「食べるとおなかいっぱいになっちゃうでしょ?1度に2個食べたらクレージーだよ。(笑)」

ローカルの日常の営みの中に混ぜてもらえたような気持ちになった 嬉しい朝でした。



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【中秋節での習慣】といえば、
月餅を贈る他には、中秋節の夜に家族が全員そろって晩ご飯を食べる習慣も。
この晩ご飯、団圓飯と言います。
満月のように家族も円満であることを願って食べる団圓飯。
「食べに来ませんか?」とお誘いを頂いて、
友人ご夫妻のご実家の団圓飯に招いてもらいました。

「こえださんが もうじき香港に来る予定だけど、また夕飯を一緒にどう?と両親に言ったら、
『一緒に食べたらいいかもって私も思ってたの。よかったら来てもらったら?』
と 母が言ってるんですよ。だから遠慮なさらないで。」
と。



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満月のように家族円満でいられることを願っての夕食で、
円い食卓に並ぶ円い器と円いお碗たち。
円い食卓のおかげで、どこに座ってても自分以外の全員の笑顔が目に入ります。

友人ご夫妻と、ご両親と、ウチ2人での、6人で囲む団圓飯。
街で食べるご馳走とは、まったく異なるご馳走。
異なるのは、味はもちろん、空間ももちろん、そこに居る気持ち。
なんて言うか、やっぱり、家庭の味と想いを分けてもらう温かみに溢れてて。

どこのどんな家庭でも(香港の家庭でも 日本の家庭でも ウチの自宅でも)、
料理する側は、食べさせる家族に、なにかしらの想いを持って料理をこしらえるでしょう。
コトコト煮込みながら。
ジュージュー焼きながら。
客人を招く時だって、きっと同じ。
そう思うと、やっぱり口の中も胸の中も、ホカホカします。

食が細くなったはずの自分なのに、
「これ、もう、食べちゃっていいですか?」 「あれも、さらえますけど、いいですか?」と、
美味しく完食。
美味しかったのと嬉しかったのとで、すべてさらえちゃった後の食器を撮る始末。。。

おなかいっぱい、胸もいっぱい。
皆が、お互いの笑顔と健康と絆とが これからも続くことを願っての団圓飯でした。



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科記で頂いた月餅と、友人夫妻のご実家で頂いた団圓飯。
今回の中秋節での里帰りは、
こうして迎えてもらいながら始まりました。

「 I came home to HongKong!! 」
「 Welcome back!! We were waiting in HongKong!! 」
・・・・・・どちらも、誰も、声にしないのだけど、
声にしなくとも じゅうぶん通じる 幸せな里帰り。
これからポチポチと書き残していきたいと思います。
お付き合いして頂けるなら、幸いです。

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by hongkonggaffe | 2015-10-07 17:42 | 香港たべもの | Comments(34)


「暮らすように滞在していたい」 と思いながら里帰りする香港の日々。


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