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乗り物で海に近付き 歩いてビーチに立つ

香港へ向かう往路、着陸に備えて機体が少しずつ高度を下げると、まずは船が見えてくる。
ポツポツと見え始めた船に続いて陸地が目に入り、胸の高鳴りがぐっと上がる。
「帰って来たよ。もうすぐそこへ行くよ。」
飛行機から遠かった海に近付いて行く過程って、いつもワクワクする。



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乗り物の中に居る間は、なんだか遠さを感じる海。
だんだん近付いて行って やっと到着し、
目の前いっぱいに広がった時、海のよそよそしさは すっかり消えている。
そういう時って、自分と海の “ 気持ちの距離間 ” が 縮まったように感じる。
この嬉しさは、滞在中に何ヶ所かで味わえる。

たとえば 長洲島で。

中環からフェリー(新渡輪)の普通船(高速船じゃない方)に揺られて40分ほど。
長洲島に向かう間、海面はすぐそこに横たわってるけれど、
壁に遮られているものだから、近くて遠い。

だけど、島に到着後 そのまま東灣路を歩いてTungWanBeach(東灣海灘)に向かうと、
両側を民家や海の家に挟まれた小道から、いきなり目の前にビーチが広がる。
「 ほぅら、そろそろ見えるぞぉ~、 3! 2! 1! ほほぉ~ぃ!!」
突然飛び込んでくる光景に、いつも「うわぁぁぁ~」って思う。



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たとえば 赤柱で。

香港島の北側に集中している街から、南側の赤柱へ路線バスで向かう。
けっこうなスピードで山越えしていると、遠くに海岸線が見えてくる。
何度もカーブを繰り返しながら、少しずつ海へ近付いて行く。
西側から回り込む薄扶林道でも、中央からアプローチする淺水灣道でも、
山の木々に何度も遮られて じらされながら乗って行くと、海は近くに来てくれる。
やっと終点に到着してバスから降りると、赤柱の小さな町。

土産物屋が軒を並べる赤柱大街に向かって歩き 左へ曲がって細い路地に入る。
両側に並ぶお店が消えるまでまっすぐ歩き、観光客が引き返す突き当たりを更に進むと、
右側の木陰越しに小さなビーチが現れる。
引き返した人々は逆方向の赤柱廣場方面へ行きがちなので、
人影の無い 寄せる波の音だけが聞こえる 隠れ家のような秘密のビーチ。



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たとえば 石澳で。

筲箕灣のバスターミナルから 9番の始発バスに乗ると、
東から回り込む石澳道をくねくね走って山越えをし、小さくて静かな町 石澳に到着する。
ひなびたバス停で降りて、こっちにもそっちにも寝そべってる猫達に挨拶しながら歩く。
ゆるやかな坂道を上がりきると いきなり目の前に海が現れる。
視界いっぱいに広がる海は、遠洋まで見通すことが出来る。

突き当たりを左に歩けば、波が岩に激しくぶつかる荒々しい海岸が続く。
反対方向の右へ歩けば、のんびり過ごす人々が居る広いビーチが迎えてくれる。
ゆるく弧を描くような砂浜で、裸足になって歩きたくなる。



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どのビーチも、
乗り物の中から遠くに見えていたものが、わずかな時間で自分の足元に来てくれる。
街 から 町 へ。
コンクリートの街 から ビーチのある町 へ。
街と海とが隣り合っている香港だから、
エネルギッシュな街の空気から少しだけ離れたくなった時、海はいつでも迎えてくれる。

青空が広がる晴天の日は、自然を求めてやって来る香港の人々で混む。
だから、
曇った日や小雨の日だと、ビーチのある小さな町で 思う存分深呼吸できる。
じつは、晴れ渡った日以上に 海は「ようこそ!」と両手を広げて迎えてくれる。


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by hongkonggaffe | 2016-03-01 13:55 | 香港ふうけい | Comments(14)

雨の日は 雨の日なりの 楽しみを

ふだん仕事をしている日々だったら、朝から雨だといい気分だとは言えない。
「あぁ。。。雨かぁ。。。」
“ 仕事+雨 ” のダブルパンチのような。。。
だけど、
休日だったら雨も悪くないな。
「▲▲しなきゃいけない」みたいな予定さえなければ、むしろ雨だと落ち着くような気がする。
「ゆっくりしよう」「出掛けずに過ごすか」・・・雨天なりに、楽しめて。



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香港に里帰り中だと、日本の休日と同じことで、雨天だって歓迎気分になる。
“ 里帰り中 = 毎日が休日 ” だから。
日本に居ても香港に居ても、雨を味わう余裕さえあれば歓迎気分になるってことかな?

味わうだけの気持ちの余裕を持てていることに、すでに満たされる。
香港で、しとしと降っている程度の雨だったら、気持ちが落ち着く。
・・・新界で、文物径の歴史ある建物を巡ったり、遠くに山々を望んでたりしつつの小雨。
・・・街の路地を散歩してたり、早朝にまだ眠ってる都市部を散歩してたりしつつの小雨。
なかなかいいもんだね。

人が多くない場所だったら、雨傘や歩く速さを気にしないでいられるし、
気を遣わずにゆったり歩いて雨に濡れる周りの物を楽しむ余裕があるから。
だけどこれが、
「この人混みは何!?どこから人が湧いてくるの?」と思うしかない旺角や銅鑼灣だと、
小雨の中を歩くのは、自分には絶対に無理(笑)。



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小雨ですまない場合もある。
いきなり雨雲に覆われてスコールのような激しい雨がやって来たり、
弱まったり強まったりしながら ほぼ1日中降り続けていたり。
そんな時、
タイミングさえ合えば、乗り物に乗って楽しんじゃうのも面白いと思う。

路線バスの2階から眺め通す雨の道や街は、
都市部でも新界の外れの方でも楽しめて。



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広めの横断歩道の前で信号待ちになると、
一斉に渡り始める人々の傘の花が開く。
一番見応えがあるのは、やっぱり銅鑼灣のSOGO前のスクランブル交差点。
苦手な銅鑼灣だけど、見下ろしてるぶんには楽しめる(笑)。

雨が降っていなくても、ただでさえ見応えのある交差点の群衆。
そこに傘の色と動きが加わるんだから、雨の都会を俯瞰してるような気分。
色が交差しながら、それぞれの花がちゃんとぶつからないように歩いてるんだよねぇ。
雨天時の交差点の最前列で、バスやトラムが止まってくれたことが1度もないから、
自分の目で見たこともカメラで撮ったこともない。
いつか、香港最大の雨傘の開花を間近で見てみたいな。



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香港島側だと、トラムの先頭席から眺めるのが楽しみ。
特に夕方以降~夜なんて、きれい。
雨粒が光を引き立ててくれるような気がして。

窓ガラスに溜まった雨粒に焦点を当てれば、トラムの速度に合わせて雨粒が形を変える。
窓ガラスの向こうの景色に焦点を当てれば、雨粒の数だけ光が灯って散らばる。
昼も夜も飽きずに遊んでいられるのは、雨のおかげ。
肉眼だと見逃したり見えなかったりする模様を眺められるのは、カメラのおかげ。



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乗り物だったら、バスやトラムだけじゃなくて、スターフェリーもいいかも。
雨に煙るヴィクトリア湾。
7分間の乗船を雨と一緒に楽しめそう。

楽しむなら、やっぱり下層階に乗らないと(笑)。
上層階と違って 壁や窓が無いぶんだけ、雨に近づける。
手が届きそうな近くに横たわる湾の水面(みなも)に雨が模様を作る。
潮の香りと、雨の日ならではの ぬるい香り。
その香りにディーゼルエンジンや床のワックスの香りが混じる。



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濡れる?・・・・・・濡れる(笑)。
あまりにもひどい風雨の時には、セーラー服の皆さんがビニールカーテンを引いてくれる。
けど・・・・・・濡れる(笑)。

そもそも、日常の中で、雨の日に好んで船になんて乗らないよね。
あり得ない。
船旅でもしてるならいろんな天候にも出会うだろうけど、ちゃんと雨からは守ってもらえる。
なのにスターフェリーの下層階だと守ってもらえる物が少ないわけで・・・。
だから、やっぱり特別な7分間になるんだと思う。



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1度だけヴィクトリア湾に雨のスポットが現れたのを見かけたことが。
西營盤のホテルの窓から偶然見かけた雨のスポット。

「馬の背を分ける」と言われるように、
ほんの一部分だけに雨が降り下りていて。
周りは晴れているのに、雨雲がいたずらした一帯だけ雨の柱としぶきが立ってて。



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スポットのすぐ外に居たフェリーが、まさに雨の柱の中に入って行く。
うわぁ、どんなんだろう?
降ってない場所に居て前方に雨を見て、
その中へある一点から突然入って行ってシャワーを浴び、
またいきなり降っていない部分に入る・・・。
「運賃は少々高くなるけれど、そういうコースをご用意してます。」だったら、
ぜひぜひ乗ってみたいと思う。

香港では、雨を(雨も)楽しもう。
なにも街のSCしか雨宿りが出来ないわけでもない。
・・・テントの下に避難しても、店の主人は快く受けてくれる。
少々の雨だったら、散歩をやめちゃうのは もったいない。
・・・何度か歩いたことがある道や公園が、新鮮な顔を見せてくれる。



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さすがに、ガイドブックや香港案内パンフには、雨天時の写真は出てこないものね。
雨降りの香港島の表情なんて、載ってるのを見たことが無い(笑)。
でも、
・・・というか、
だからこそ、
自分だけの “ 雨の日の情景や情緒 ” を見つけて楽しんじゃうのも良いと思う。
まだ紹介されていなかった香港の顔を 自分で見つけて楽しんじゃうんだから。

・・・なぁんて。
やってみたこと半分、まだ味わっていない or 見つけていないこと半分。
香港に滞在してる間に 雨に恵まれたら、もしかするとチャンスかも。
狙って、は 不可能だから、気まぐれ天気に任せたまま、楽しみにしていたいと思う。

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by hongkonggaffe | 2015-12-16 21:42 | 香港ふうけい | Comments(18)

バラエティー豊かな香港での船旅 ~ 香港というテーマパークのアトラクションたち その2 ~

じっとしてることが苦手で、あちこち動いていないと落ち着かない自分、
のんびりゆったりの船の旅は、国内で1度経験したことがあるだけです。
啓徳空港跡地のクルーズターミナル(啓徳郵輪碼頭)を利用することはなさそうな・・・。
だけど、アトラクションがいっぱいの香港、
滞在中は、ミニクルーズからミニミニクルーズまで、おもに4種類の船旅(?)を楽しみます。



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スターフェリー(天星小輪)で遊びたい
尖沙咀 ↔ 中環や、尖沙咀 ↔ 灣仔を行き来する時の風情いっぱいなフェリー。
ウチはやっぱり下層階、灣仔路線でこれが出来ないのは毎回残念だけど。
下層階に居られると、要所要所で船員さん達が仕事をする姿も間近で見られます。
ふだんは の~んびりしていそうな船員さん、小出しにするプロの仕事ぶりが素敵。
それに、スターフェリーの下層階には、琴線に触れるものが盛りだくさん。
上層階と違ってまわりに壁が無いので、ダイレクトに感じられるものはなんでも歓迎です。

ビクトリア湾の潮や、ディーゼルエンジンや、板張り床のワックス・・・素敵な匂い達。
波をかき分けて進んだり、波が船体に当たったりする時の不規則な音が心地良い。
ガイドブックなどには絶対に載っていないけど、雨の日に乗船するのも良いんですよ。
水面(みなも)に落ちた雨滴が作る模様の美しさ、潮と雨とが混ざったような湿った匂い。
雨に煙るビル群を愛でてみたり、夕陽が揺れる水面に見惚れてみたり。
ビクトリア湾を木の葉のように漂うスターフェリーで、ミニクルーズを味わえちゃう贅沢。



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ファーストフェリー(新渡輪)で遊びたい
離島を行き来する時にお世話になるのは、快速船ではない方の普通船。
中環から長洲島や坪洲島へのクルーズ、4~50分が長くは感じない船の旅です。
スターフェリーがあっというまに横断してしまうビクトリア湾と違って、
ファーストフェリーは “ 湾 ” よりも “ 外洋 ” を航海するような感じじゃないかなあ。
中環から西へと行き来するのだから、上環や堅尼地城を海から眺めるのは新鮮です。

島へ到着したら、帰りの便の出航時刻をちょっと確認。
ウチは、日没の3~40分前あたりに島を出る便が好きだから、「この便かな?」と。
日没時刻は季節によって違うから、まあ、太陽の傾き方でおおざっぱに見当つけて。
路地歩きや ビーチ ・ 街市の散策を楽しんだら、埠頭へ。

島を出る時に期待してたタイミングを 海の上で迎えると、
陽が傾き、香港島に近付くにつれて、海の表情がゆっくり変わり始めます。
夕陽のおかげで少しずつ塗り替えられる水面や空。
春夏秋冬は1年かけて変わるけど、夕暮れの海や空は数十分で衣替えしてくれる。
窓と壁に挟まれていないデッキが船体最後尾にある便だと、置いて来る時間を味わえて。
堅尼地城に近付く頃に 夕陽に背を向けて東へ目を向ければ、
行く手に近付く人工的なビル群の西側ガラス面が、夕陽の色や光を反射させてて。
なんだか、こう、 “ 変わりゆく街 ” と “ 変わらない自然 ” との共演のような。

もう一つのファーストフェリーは、紅磡 ↔ 北角をつなぐ路線。
香港人の皆さんだけが乗船してる便が多くて、スターフェリーよりもローカル気分。
ふだんお目にかかれない角度で 東から西を望むことになるので、
遠くに香港島側のIFCと九龍側のICCの2大高層ビルが向き合う眺めになります。
見慣れたビル群も 波に揺られながら見る場所を変えると、ちょっと新鮮。



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フォーチュンフェリー(富裕小輪)で遊びたい
ファーストフェリーの紅磡 ↔ 北角よりもさらに東にあり、
九龍側の觀塘や三家村と、香港島側の西灣河とをつなぐ小さなフェリー。
西灣河はジャスコやアピタその他のショッピングモールへ歩いたり、
下町の魅力が詰まっててトラムの発着点でもある筲箕灣へも歩いたりします。
九龍側だと觀塘のAPMや再開発近辺のローカルな街市や飲食店が楽しめるし、
三家村なら海鮮の町鯉魚門とか タイフーンシェルターの水上生活船を眺める楽しみも。

龍宮城からやって来たおとぎ話のような可愛らしい船は、珊瑚海という名前。
2階はスターフェリーの下層階と同じくオープンな造りなので、
音や匂いはもちろん、ローカル度がさらに濃くなります。
操舵するカジュアルな船長さんだって目の前だけど、他に船員さんって居ないような?



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南生圍の渡し船(正式名を知らない:笑)で遊びたい
元朗の北東部の村と、川を挟んだ南生圍の湿地帯をつないでくれる渡し船です。
いつもはおじちゃんがオールを漕いで渡してくれるけど、ご夫婦でいらしてる場合も。
桟橋から桟橋まで20m無いから、向こう岸に小舟が居る場合は「お~い」と呼ぶ。
呼べばいきなり乗船時間。
片道5$で渡してくれます。今は値上がりして6$になったとか。
20m無くて6$かあ・・・だけど乗船時間は気分しだいでいつでもOKだし・・・微妙なコスパ。(笑)

でもね、ハイカーやサイクリング愛好者を中心に、けっこう利用されているんですよ。
向こう岸の桟橋に待ち人の列が出来る場面もありました。
これは、フェリーじゃなくて小舟だけど、ちゃんと(船長さんだけは)屋根があるし、
自転車(軽車両)も積めるんだから、カーフェリーかもしれません。
雨の日はどうなっているんだろう?
おじちゃんはお元気なのかな?
いろいろと気になる渡し船です。



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他にも船はあちこちで活躍してて、街から街へ、町から島へ、今日も動いています。
ブログを通して仲良くさせていただいている 香港を愛してやまないかたがお二人。
杏♪さん (離島編の一部 ) と Naokoさん (離島編の一部 )、
街に詳しくて、ローカルからフォーマルまで食に精通していらっしゃる旅の達人。
熱烈香港迷のお二人が西貢から島へ飛んだ高速ボートは、ウチの次回以降の目標。
香港からマカオ(澳門)へフェリーで出国したことさえないウチだけど、
やっぱり島へ向かうことの方を優先したいなあ。
今後も暫くの間は、香港から澳門へ出てみたいという気持ちになれない気がして。。。

まだ楽しめていない未知のアトラクションに乗ってみたい。
乗ったらきっと味わえる “ その船ならではの良さ ” を何度も感じてみたい。
ほんと、【香港ランドのアトラクション】は、
ミニクルーズ から ミニミニクルーズ まで バラエティー豊かです。
景色・音・匂い・揺れ・乗客の人々・・・それぞれの海・湾・川での船旅は いかがですか?

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by hongkonggaffe | 2015-05-15 09:02 | 香港のりもの | Comments(14)

「 これ絶対に機長のサービスや 」 と 小学生男子は真剣に思う

離陸の時に体にかかるG。
ふだんあんなに強いGがかかることってない。

誘導路までは のっそり動いてたのに、いきなり襲ってくる強引な力。
同時に、これまたふだん聞くことがない音。
シートに背中を押しつけられたら、待ってた瞬間。
このGと音って、香港へ向かう時の楽しみのひとつ。
いつまでたっても小学生男子のような。


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ここから先は、飲み物サービスが終わっても食事が終わっても、
目の前のモニター画面ばかり眺めてて。
眠る以外はずっと航路表示か窓の外を見ながら、ぼーっと過ごす。
搭乗するってウチには珍しいことだから、飛んでることを楽しむばかり。

「速度800㎞以上?・・・すごいもんやねえ。けど機体壊れんのやもんなあ。」
「高度10000m?・・・ここって雨降らんのやもんな。空の青さが深いよねえ。」
「んんん・・・外気温マイナス50℃って・・・・・・これ、窓開けたらどうなるん?」
モニターの中で上がり下がりする数字にいちいち見入ってて。
機内食で残しておいたコップで遊んで。
ビール1缶が限界の小学生男子は、上空10000mで思うぞんぶん遊べるから楽しい。
キャセイは香港そのものやから想いが入るんやね。



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沖縄が画面から消えて台湾さえ遠くなると、【HongKong】の文字に機体が重なり始める。
「もっとたくさん重なって!」と思う。
帰国便で遠のいていく【HK】の文字を眺めるのってなんとも言えない気持ちだけど、
近づいて来る経過を追うのは、良いもので。

やっとのことで機体が文字を隠すくらい重なると、窓枠から見下ろせる湾や陸地。
右翼が少しだけ下がったのかな?啓徳空港の跡地がはっきり分かる。
ということは、下ギリギリに見えてるのは、鰂魚涌?その右が筲箕灣やね?
啓徳空港跡地の右が觀塘。再開発真っただ中の觀塘、今どうなっちゃってるんだろう?
左端にICCビルが小さく小さくポツッと建ってて、対岸のIFCは見える?見えない?
いいんだ。もうすぐ近くに立てるんやから、待ってて。
「右側HとKの席ってやっぱ良いな」と、あてがってくれた人(機械?)にお礼を言いたくなる。



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ここまで眺め終えると、機体がいったん左へ旋回するので、
右翼が上がって、街を見下ろす特別な時間はおしまい。
「こうやって街を見せてくれるのって、絶対に機長のサービスやな。」
「 “ Welcome to HongKong ” って言ってくれてるんや。粋なことしてくれるんや。」
真剣にそう思う。

海側へ回り込んだ機体が姿勢を立て直すと、もう着陸への進入経路?
離陸する時の強引なGと同じくらい楽しみな着地の手応えがもうすぐ。
「あの感覚って、録画とか録音出来ればいいのにな。」と思うけど、出来ないから撮影。
昨年9月の撮影解禁のおかげで、最後のお楽しみが増えた。

どんっと小さな手応え、待ってました。
飛行機って生き物みたいに動くよね、翼の半分がパコッと持ち上げられてブレーキが効く。
「空で800㎞出してたのが、どうしてこんな短い滑走路で止まれるん?」といつも不思議。



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旅行や仕事で何度も搭乗する自分だったら、もっと落ち着いていられるんかな?
想像つかん。
4時間と少し、ほんと、いっぱい楽しませてもらえた。
だから出口のCAさんにいつも頭を下げてお礼を言う。
そのCAさんが日本人かそうでないか、直前まで分からないことがある。
「ん?ありがとう?サンキュー?この人どっち?」
「あ、CAさん、どっちも知ってるはずやん。なら、やっぱり日本人らしく“ありがとう”か?」
どうでもいいことにエネルギーを使って、小学生男子の頭は、最後の最後まで忙しいんだ。

いよいよ香港暮らしのスタート。
頭も体も もっと忙しくなる日々の始まり。

望む忙しさなら、大歓迎だよね。
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by hongkonggaffe | 2015-02-08 09:18 | 香港くうこう | Comments(18)

夜の主人公 と 昼間の主人公

先月パソコンが故障して入院した時、他に方法が無くて、しかたなく初期化。
入れていたデータはすべて消えてしまったので、
幸い保存していた写真を 全部ではないけれど入れ直しました。

入れ直しながらなんとなく見直していたら、ある傾向が見えてきて。
・・・叉焼飯の写真がダントツに多い。
「こんなにいらんやろ」と自分ながら呆れるほど多い。(笑)
よくまあ飽きもせずにこれだけ撮ってこれだけ食べてるもんだ・・・と。
その次に多く感じたのが、スターフェリーとトラムと路線バスでした。
乗り物が目立ってて、やっぱり男子だからか?・・・と。



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意識しないうちにたくさん撮ってるスターフェリー(天星小輪)。
フェリーだけを撮ることはありえないので、写真にはもれなくヴィクトリア湾(維多利亞港)も。
やっぱり九龍半島側から香港島側に向けて撮ってる写真が多くて、その逆は少ない。
そして、香港島の【夜景】ではなくて、明るい時間の【午前~夕方のもの】が多い。
夜景は何度撮ってもいつもブレブレでなんともならず、自分には撮れなくて。
なので、いつの頃からか、ヴィクトリア湾越しの夜景はあきらめました。(笑)
あきらめたからかもしれないけれど、
「・・・じつは自分は夜景よりも、午前~夕方の香港島の方が好きなのか?・・・」
とも思うようになったかな。

九龍半島側から眺める香港島側の夜景は、宝石を散りばめたように本当に美しい。
陽が沈んで夜の帳が下りると、ビル群がさまざまな光を放ち、それぞれの個性が出て。
そのいっぽう、
午前~夕方のビル群は、夜のきらめきが想像できないほど個性を消していて、
ビルの全部をひとかたまりにしちゃったような灰色の世界。
灰色一色だから、どっしりとしてて動きのない1枚の壁のよう。
夜になると見せるゴージャスな賑やかさが無いぶん、静かに広がる壁画のような。
灰色一色で描かれた壁画、あるいは淡く連なる山並みのようにも感じません?



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きらめく光が動いて個性を競い合う夜は、ビルが主人公。
・・・明かりやレーザー光線が点滅し、忙しく変化する。
じゃあ昼間は?というと、
灰色一色の壁を背景にして、唯一動いてるフェリーが主人公。
・・・じっと止まったビル群の前で、フェリーだけがゆらゆら動く。

どっしりかまえて動かぬ壁画の前で、動きまわっているのはフェリーだけですものね。
夜になると目立たないフェリーだけど、
昼間はゆっくり行き来しながら目を引きます。

灰色の壁画の前だから映える、緑と白の船体。
ヴィクトリア湾にはフェリー以外にもいろんな船が浮かんでいます。
じゃり運搬船、海上パトロール、タグボート、サンパン船、アクアルナ、たまに大型客船。
でも、それらはいつも居るわけじゃないし、わりと地味なモノトーンの船体。
そんな中で、休みなくずっと行き来してていつだって視界に入る緑と白のフェリー。
ちょうど今、スキンの表紙写真をヴィクトリア湾に設定してるけど、
やっぱり灰色のビル群を背景にしたフェリーと埠頭(碼頭)って、主人公になってる。
・・・と、自分には見えてしまいます。
(スキン写真のIFCビル左側、小さな黒い点は、鳥です。画面の汚れじゃありません:笑)



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夜の主人公は、ビル群。
昼間の主人公は、スターフェリー。
“夕方~夜の始まり”のあいまいな時間に、主人公が入れ替わります。

主人公を入れ替えさせてしまうヴィクトリア湾越しの景観。
「二つの顔を楽しませてくれるこの場所って、いつ居てもやっぱり惹かれるよねえ。」
なんて見入ってると、ついつい時間を忘れたままここから動けなくなって困る。
「もう何時になった?アカンやん、叉焼飯食べに行こか。」
花より団子で、街の燒臘店へと向かいます。
灰色の景観を背にして動くフェリーと、主人公のバトンタッチを楽しめた後は、
「夜になって混まないうちに。」と前のめりになって歩きつつ、叉焼飯を求めて街へ。

・・・どうりで叉焼飯とスターフェリーの写真が多いはず。
そうか、こういう流れになっていたんだね。
偏った写真の多さの理由が分かったような気がします。。。

“夕方~夜の始まり”は、あまり知られていない時間帯かも?・・・カエルくんをポチッと・・・。
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by hongkonggaffe | 2014-11-04 07:32 | 香港のりもの | Comments(12)

残せなかった記憶 と ぎこちなくて困った記憶 ~どちらも良いもの~

香港というところへ、いちばん最初に行った時のこと。
初めて啓徳空港に降り立って、独特な匂いに歓迎されながらターミナル内を歩いて、
「J☆Bの現地添乗員さん、予定通りちゃんと待っててね」とツアーシールを胸に貼り直し、
不安になりながら、待ち合わせの到着ロビーへと向かいました。
小さなツアーバスに乗せてもらって、ホテルへ。
3泊4日だったかのツアー日程でした。

ホテルでチェックインしてもらった後、どうしてたのか記憶がなくて、太太に聞いてみました。
ずっと笑顔の添乗員さんが、流暢な日本語だったことだけは覚えてるんだけど。
   ◎ レパルスベイ(淺水灣)へ連れて行ってもらった。
   ◎ 昼と夜の2回もピーク(山頂)へ連れて行ってもらった。
   ◎ どこかのビルの中の土産物店に連れて行ってもらった。
他にもあったようだけど、2人とも記憶なし。
朝食だけは覚えてる。毎朝ホテルのブッフェで山盛り食べてたかな。
その頃からすでに炭水化物星人だったので、何皿もおかわりしてて。

すべてお任せのツアー、それでいいと思うけど、なにせ記憶がない。
「市中引き回しの刑に処す~!」だけど、そういうものだと思ったし。
それが良くないなんて今でもちっとも思わないけれど、
帰国した後に「なんだか疲れたなあ。今回だけで終わるのは ちょっとなあ。」と思い、
リベンジをすべく2度目からは少しだけ自由行動時間があるツアーに。
でも、いざ自由行動時間になってもどうしていいか分からず。
まだ開店前のレストラン(酒樓)の入り口前で途方に暮れてたり、
なぜか銅鑼灣のSOGO近くの円形陸橋の下で、2人でぼお~っと立ってたり。



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添乗員さんに連れまわしてもらえた中身は覚えていなくても、
自由行動時間にどこで困ってたかは覚えているんですね。(笑)

何年かして、
2人でヴィクトリアハーバー(維多利亞港)を眺められる尖沙咀のプロムナードへ。
ここで香港島の景色を初めて眺めたはず。
昼間の霞んだ香港島ビル群と、
夜のネオン(啓徳空港の事情で点灯したまま点滅しないネオン)が眩しい香港島ビル群。
どちらの時間帯でも目を奪われました。
さらに何年かが経過して、
同じプロムナードから、夕暮れの眺めに出会いました。
プロムナードからだと埠頭(天星碼頭)が視界を遮るので、埠頭の西隣りへ移動して。
ビル群のネオンが少しずつポツポツ灯りはじめるのって素敵だなあって。



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ツアーでスタートすることって、いいもんですね。
ウチの場合は記憶がないけど、「もっと★★★してみたいなあ」というきっかけになった。
自由行動時間が加わることって、これもいいもんですね。
途方に暮れたけど、どんな気持ちでどこに突っ立ってたかは記憶に残ってる。(笑)
その後は少しずつ少しずつ色に出会って、音や匂いにも出会えるようになっていって。
自分たちなりの香港旅が、ゆっくり肉付けされてくるものなのかも。

今でも香港滞在中に寄ってみたくなる場所。
途方に暮れてたレストラン前やSOGO近くの円形陸橋あたりを通りかかれば・・・。
尖沙咀のスターフェリー埠頭の西隣りに立てば・・・。
何をしたわけでもないのに自分たちで選んだ場所だけあって、
【あの頃】の懐かしい記憶がほわあ~んとよみがえってきます。

“ かんじんな中身を残せなかった記憶 ” と、
“ そのおかげで繋がったぎこちなくて困った記憶 ” は、
どちらもいいものだよね・・・・・・と思ってるウチです。

個人旅行のドキドキ感、あります?・・・カエルくんをポチッとお願いできれば嬉しいです。
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by hongkonggaffe | 2014-10-11 07:52 | 香港ふうけい | Comments(28)

50セントの差以上に魅力が詰まった下層階

九龍半島側と香港島側とを結ぶスターフェリー(天星小輪)。
尖沙咀~中環の路線に比べれば回数は少ないけれど、
ときどき乗船することがある尖沙咀~灣仔の路線。
この灣仔路線だと、
上層階(白い部分)か下層階(緑の部分)かを選べずに、
いつも上層階へと通されてしまう印象です。
なぜだろう?
灣仔路線は、上層階だけで事足りる利用者数だからなのかな?
混み合う通勤時だけは、上層・下層の両方を開放することがあるのかな?

中環路線でスターフェリーに乗る時には、ウチはいつも下層階へと歩みます。
船体前後にも横にも壁やガラス窓が無くて吹きっさらし。
やっぱり、そのぶん直接外を感じられるので。

ヴィクトリア湾(維多利亞港)の潮の香りや風の流れ。
それらを身体いっぱいに楽しんでいると、なんとも言えない解放感を味わえて。



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昔から不思議に思っているのだけれど、
上層階より下層階の方がいろいろ味わえそうなのに、どうして運賃がお安いのだろう?
安いと言っても、わずか50セントの差。
平日の下層だったら、2H$。
平日の上層でさえ、2.5H$。
値上がりしたのだっけ?値上がってからこの運賃だっけ?
いずれにしても、日本円で約28円か35円かのミニ航海。(1H$≒14円の換算で)
信じられないほどの、ささやかな運賃。
ほんの50セントの差だけど、
お安い下層階のほうが、50セント以上の魅力を感じるから不思議なのです。

下層階に居ると、
穏やかな波が船体に当たる音や、ディーゼルエンジンがけなげに働く音が、
とても身近に感じられます。
下層階の床下にあるエンジン室から上ってくるオイルの香りや、
年季の入った板張りのデッキのワックスも、ほんのりと匂ってて。
それに、
下層階の方がどちらかというとローカルの人々が多くて、地元色が濃い印象かな?
10分に満たない乗船時間だけれど、日常生活の中に混ぜ入れてもらえる雰囲気。

尖沙咀から灣仔に渡る機会をつくって、灣仔路線(つまり上層階)に乗る日がありました。
せっかくだからふだん座らない船首部分に・・・ということで、
板壁とガラス窓で仕切られた部分へ入ってみました。

・・・一気に遠のくヴィクトリア湾の音や香りたち・・・。
あまりにつるつるピカピカで、後付け感ありのフローリングの床。
板壁やガラス窓に遮られてるぶんだけ、なんだか閉鎖的な船内。
・・・やっぱり下層階の方が趣きがあるなあっていう気持ちに・・・。
好き好きだけれど、どうなのかなあ。
ウチはこれからも下だなあ。
バスやトラムは上だけど、フェリーは下。(笑)
ということは、下層階の無い灣仔路線は、乗る機会がまた減るなあ・・・と。



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吹きっさらしの下層階。
雨風が強い日は?
雨の日の体験は何度もあるけれど、
いやあ~、ウチはやっぱり下層階でした。
多少降り込んでくるのも、雨の日のトラムと同じで風情があって、たまにはいいものです。

そういえば、灣仔のフェリーピアが新しくなったんでしたっけ?
「上層階しか乗れないからなあ」なんて言ってないで、利用してみたいかも。
・・・。
・・・。
・・・。
なあんて、
とってもいいかげんであてにならない我愛下層階。(笑)

スターフェリー(天星小輪)だなんて、いい名前ですよね・・・カエルくんをポチッと・・・。
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by hongkonggaffe | 2014-09-26 07:50 | 香港のりもの | Comments(13)

海と夕陽の私的ポイント

ふだん都会に住んでいないからか、
香港に行くと街中は好み。
エネルギー溢れすぎの人と建物の中に放り込まれてみたい・・・と思って。
でも、
旺角や尖沙咀や銅鑼灣などの中であまりの人の多さに「人酔い」してしまうと、
静かな場所へも行きたくなるわがまま。

ふだん海から遠い場所に住んでいるからか、
香港に行くと海に近づくのも好み。
絶えることなく漂って来る潮の香りと波の音に包まれていたい・・・と思って。
だから、
「離島へも渡りたい」っていう気持ちを抑えることが出来なくなって、
フェリーで少しだけ遠出したくなる無いものねだり。

その両方を叶えてくれるのが、
大都会の中環からファーストフェリー(新渡輪)で行ける、長洲島や坪洲島。
どちらの島も週末にはとっても混み合うので、
平日限定で、お昼前くらいに出かけます。

静かな静かな離島。
島に住み着く猫の足音さえ聞こえるかのような、穏やかな場所。
平日なら、ただでさえ訪れる香港人や観光客の少ない島。
そのまた人の少ない路地やビーチを歩いてゆったり過ごす。
冒頭に書いた「静かな場所」も「海の近く」も、
ふたつとも満たしてくれる場所。

島に渡り、お昼を挟んで、頭も体もすっかり島モードになれた後は、
少しだけ時間を気にして帰りのフェリーを決めます。
とあるタイミングを見計らって島からの出航時刻を決めるので、少しだけ気にして。

帰りのフェリーの本数は、まったく困らないほどなのですが、
選ぶ便は、夕陽を海の上で眺められることになるタイミングのフェリー。
季節によって時刻は異なるけれど、空を見上げて「だいたいこれくらい?」で決定。
島から中環へ戻る途中で、
ちょうど西の彼方の島影に陽が落ちるタイミングを選んで、フェリーに乗船。



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フェリーは、高速船と普通船とがあるんでしたっけ?
ゆっくりめの普通船を選べば、いちばん最後部にオープンデッキが。
高速船にもあるのかなあ?乗ったことが無いから、分からないんです。
置き去りにしていく西方向の夕陽を眺めていると、なかなか素敵なんですよ。
空だけでなく、海のみなもも波立ちながら染まって揺れて。
って、カメラを向けているのがもったいないから・・・というわけではありませんが、
言うわりには、海の上での日没写真の手持ちが少ない(笑)。

スターフェリー以外のファーストフェリーに乗るチャンスが無い・・・という日なら、
西方面の陸からの夕陽ということで、もうひとつ私的ポイント。
わりと海に近い堅尼地城での海岸散歩もいいものです。

ガードレールひとつで海と隔てられた道を歩きます。
道はクルマもときどき通るので、少々気を付けて。
堅尼地城のバスセンターから出発したばかりの2階建てバスが、
西日を背にしたシルエットになってやって来る。
いつもは街中で賑やかなラッピングのバスに囲まれるけれど、
色もデザインも逆光で消えたバスが、ちょっと新鮮。
こんな時ばかりは、「大好きなバスに乗らない楽しみも無いわけじゃないね」と思います。



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夕陽とフェリー。
夕陽と2階建てバス。
それぞれに花を添えてくれる海。

ウチが住んでいる所では見られないものばかりですから、
陽が沈むまでぼーーーっと眺めています。
ちなみに、
街から離れない場所で、もっと気軽に夕陽を楽しめるポイントも、いくつかあるでしょう。
尖沙咀の湾沿いでも、香港島側の灣仔でも、ヴィクトリア湾沿いに居れば観られるし、
スカイ100(だっけ?入ったことが無い!)の展望台からも、すっごいのが観られるだろうし。
ただ、
ウチは人の少ない場所も好みなので。(いつもながらマイナー思考)

そんなわけで、夕陽を眺め終えた後は街に戻っての夕食。
街と海と山と島々から成り立っている香港。
深呼吸できた後の街で夕食を楽しめるのも、この街での滞在中ならでは。
日本のとある場所にある「おらが町」。
日常を暮らしている「おらが町」では、とてもじゃないけれど出来ないことですから。

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by hongkonggaffe | 2014-05-28 07:15 | 香港ふうけい | Comments(18)

香港島側から眺めてみるのも アリかもしれません

1月31日の旧正月、農歴新年の1日目(初一)から初四くらいまでをお祝いする気持ちで、
スキンの写真も、限定変更です。(笑)
おめでたい金色(黄色)と赤色。

・・・さて、
香港のヴィクトリア湾沿いで、
夜8時から毎晩催されるのは、
何ていう名前でしたっけ?
毎晩やっていて、あまりに有名なのに、名前を失念。
・・・。
・・・。
・・・「シンフォニー」・・・。
・・・あ、「シンフォニー・オブ・ライツ」。
でしたっけ?
違ったかな?

外部スピーカーから、けっこうな大音量で音楽が流されて、
そのリズムや旋律の強弱などに合わせるかのように、
香港島側と九龍側とのビルが、光の七変化。
レーザー光線が賑々しく照射されたり、
ビルのネオンが点滅したり変化したりするコンサート。(と言っていいのかな?)



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九龍側のプロムナードは、
それを眺め楽しむ人たちで埋め尽くされます。

やっぱり観光客が大半なのでしょうか。
19:30頃から、既に場所取りが始まったりもしますね。
だから、九龍側のプロムナードは、けっこうな混雑ぶり。
音と光のショーをゆっくり楽しんだり写真に収めたりしようとしても、
思う様には行かないことが、たびたびあります。



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そうした状況から少し離れて眺めようと思う時、
九龍側ではなくて、
香港島側から眺め楽しんでみるのも、ひとつの方法かもしれません。

湾仔の湾沿いあたりでも良いでしょうし、
もっと人が少ないであろう中環から楽しむのもひとつの方法。

中環だと、遮打道あたりに居ると、
間近にあるビル群から光線が放たれたり、
ビルのネオンが変化したりするのを
仰ぎ見る感じになります。



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このときは、中環を散歩していて、
ちょうど20時を過ぎた頃でした。
誰も人のいない歩道から、
空を仰ぎ見ていました。

音楽は九龍側だけなのかな。
何も聞こえはしなかったような・・・。

写真にもぽっかり浮いているように、
お月様が見て取れます。
人工的なライトと自然のお月様。
静かな鑑賞でした。

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by hongkonggaffe | 2014-01-29 07:17 | 香港ふうけい | Comments(10)

刻々と変化し 一気に変わる台風シグナル ~衛生局のみなさんに感謝~

上の写真は、今日から中秋節までの3日間限定のスキンのヘッダー写真です。(笑)
ちょうど何年か前の9月に訪港し、
香港で中秋節を迎えたときに、雨上がりのヴィクトリア公園で撮ったもの。
ヴィクトリア公園でのランタンフェスティバルの一場面です。
この夜は、大坑の火龍(ファイヤードラゴンダンス)を観に行ったあとでした。

このとき、訪港中に、台風が近づいて来ている日がありました。

ホテルのフロントや出入口には、
いつものように台風情報を告げる立て看板が。
このときの台風シグナルは「1」でした。



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何気なく目にしていたのですが、
雨もまだ降っていなかったので、
早朝に決めたとおりの予定で、
長洲島へ行くことにしました。

香港の離島には、
街には無い魅力がたくさんあります。
青い海と美しい海岸・広い空・美味しい空気とのんびりした雰囲気、
クルマの乗り入れが禁止されていて静かな道路環境・・・などなど。
週末になると離島へ出かける香港の人々が多いのにも、納得の魅力です。

中環から新渡輪(ファーストフェリー)で長洲島へ。
島ではお昼ご飯を挟んで楽しく滞在し、
離島とビーチならではの時間をのんびりと楽しみました。

ただし、
午後をまわって帰るころには、雨。
雨のフェリーもまた情緒があっていいものでしょう・・・と呑気に中環まで帰ってきました。

しかし、
この時すでに台風シグナルは「3」になっていて、
あっという間に、夜には「8」までいったのだったかな。

この台風シグナルって、
4・5・6・7なんていう表示が無くて、
「3」の次は、いきなり「8」まで飛ぶんですよね。
4~7までの表示が存在しない分だけ、一気に危機感が高まるという雰囲気です。



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「8」や「9」にもなると、
公共交通機関は、すべて止まっちゃうんじゃなかったんでしたっけ。
朝は「1」だったシグナルは、昼過ぎには「3」へ。
「3」からいつのまにか一気に次の段階の「8」へ。

もしもフェリーが運航停止してしまったら、
長洲島から危うく帰れないところでした。
訪港中の台風シグナルは、侮ってはいけないな・・・という教訓でした。

訪港する最初の日や、離港する最終日には、
台風情報に目を光らせていて、
飛行機がちゃんと飛んでくれるかな・・・とは気にしているのですけれど、
香港滞在中も、
ちゃんと先の事を考えて予定を立てたり行動したりしないとアカンですね。



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そうそう、
台風シグナルが「8」にもなると、
街中に点在しているあのゴミ箱たちも、
飛んで行ってしまわない様に、いたるところに括り付けられます。

この1個1個を括り付ける作業、
街中で目にするあの衛生局のおばちゃんたちが、
雨の中で行なってくださっているんですよね。
ずぶ濡れになりながらの作業・・・お仕事とはいえ、降りしきる雨の中での大変な作業です。

ふだんからですが、
台風のこの季節も、本当にお疲れ様です。
そういう意味では、
どんな時にも街の環境をつかさどってくださっているのが、
じつは衛生局のひとりひとりのみなさんなんだということを感じます。


追記・・・春天さん、コメントの追加、ご覧になっていただけたでしょうか・・・。

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いらしてくださって、ありがとうございます。
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by hongkonggaffe | 2013-09-17 06:21 | 香港ふうけい | Comments(14)


「暮らすように滞在していたい」 と思いながら里帰りする香港の日々。


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