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「サジュネン!!」 ぶんの 誇り

自宅で目が覚めると、毎朝 まずは湯を沸かす。
多めに沸かすので、沸騰するまでの間にコーヒー豆を挽く。
ガリガリ挽き終えて プレスの器に粉を入れたタイミングで湯が沸き終わるから、
上から注ぎ 軽くかき混ぜて、残した湯で2個のマグカップを温めておく。

着替えを終えるとちょうど4分ほど経つので、ギューッと押し込んでマグに注ぐ。
部屋の中に香ばしい香りが広がる。
普通の大きさのマグはブラック。
小さなデミタスマグには 牛乳を加えてミルクコーヒー。
香りで頭が起きて、マグカップ2杯でお腹が完全に起きる。

いつだったか、ふと思ったのは、
「湯を沸かし始めるこの時刻って、ちょうど科記のお父さんと同じかな?」ということ。

いつも “ お父さん ” って言うけど、じつは “ おじいちゃん ” かもしれない。
ご家族の大将には間違いないけれど、お父さんかおじいちゃんかは、正しくは分からない。
どっちなんだろうねぇ。



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お父さん(としておこう)も、
毎朝お店のシャッターを開けた後に最初にするのは 湯を沸かすこと。
店の前に届けられてるトマトの重い箱や缶詰を厨房に運んだりするのは 奥さんと娘さん。
店内の掃除とイスや調味料・箸・レンゲなどのセッティングは お兄さん。
お父さんは、外の小さな神様にお供えをした後から、ずっとカウンターの中に入りっぱなし。
そのカウンター内で、まずは隅にある銀色のボイラーで湯を沸かし始める。

僕が自分のために湯を沸かすのと、お父さんが仕事始めに湯を沸かすのとでは、
意味も量も全然違う。
ただ、
それを1日のスタートのルーティンにしてることと時刻だけは、似てる(ような気がする)。



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前回だったか 前々回だったか 忘れてしまったけど、
とある朝、いつも2匹の猫の朝ごはんを作ってあげているMさんに、尋ねたことがある。
朝ごはんを与えてテーブルに戻り一息ついてるMさんに、思いつきで尋ねてみた。
「科記咖啡餐廳って、店を始めて何年になるの?」
まるでご家族のように毎朝お世話をしに来ているMさんだから、知ってると思って。

「何年? さぁ~、何年なのかしら?分からないわ。聞いてみるね。」
いつもの一番奥のテーブルから5~6歩あるいて、
カウンター内のお父さんに広東語で尋ねてくれた。

すると お父さんがMさんの質問を聞くやいなや、すかさず一言。
「サジュネン!!」。
小さな店の中で初めて聞く大きな声。
お湯を沸かす手をとめて、カウンターからぐっと顔を出して叫んでくれた。

僕がMさんに英語で尋ね、Mさんがお父さんに広東語で尋ね、
「サジュネン!!」は Mさんを飛ばして即答で返って来た。

まぁ、たしかに店内には、まだ僕とMさんと 他にご常連の4~5人しかいないけど、
明らかに日本人の僕に向けての大きな声の返答。
30年も商ってきたことよりも、
お父さんが大きな声の日本語で即答したことに驚いちゃった(笑)。
「あの日本人、今日はこの質問してくるはずだ。」なんて思ってなかったはずなのに。。。



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肩をすぼめ、両手を広げながら苦笑いして戻ってくるMさん。
「よく即答できるわね。」 なのか、「日本語で返されちゃったわ。」 なのか、
そんな仕草で歩いてきた。
その苦笑いがステキなので、こっちはどうしたって笑顔になる。
お父さんの「サジュネン!!」 そして Mさんの苦笑い、
Wで嬉しくさせてくれるなんて どんな朝なんだ。

この場所に引っ越してきてから30年なのか、以前の場所も含めての30年なのか。
店が入っているこのマンションの造りからすると、
以前の場所で科記咖啡餐廳を始めてからの トータル30年じゃないかなぁ。
違うかなぁ。

“ お父さん ” なのか “ おじいちゃん ” なのか、
“ いつからの30年 ” なのか、
分からないことばっかりだ。。。

まぁ、分からないままでいいや。
そんなことより、
昼の前後は信じられないくらい お客で混み合う科記。
お父さんの身体の事だけは 気になる。

そういえば、以前シャッターを開けてるお父さんの背後から朝の挨拶をしたことがある。
僕から「早晨(おはようございます)。」と声をかけて返ってきたのが「コニチハ。」だった。
「サジュネン!!」
「コニチハ。」
どっちも 「ン」が省略されてる お父さんの元気な声。
この元気な声のままで いてほしい。



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次回チャンスがあったら、
朝の1杯を飲ませてもらった後、お店を出る時に
お兄さんにだけではなく、お父さんにも「唔該(ごちそうさま)。」と言ってみよう。
もしかして、やっぱり日本語で返してくれるかな?
だとしたら、どんな日本語なんだろう?
ちょっと楽しみ。

お父さんは サジュネンの間、この時刻に湯を沸かし続けてきたんだね。
7時に湯を沸かし始め、出来上がった順にカウンターの上に飲み物を差し出す。
入口から一番遠い奥のセピア色の絵は、ここに来た時の記念の1枚なのだそう。
絵のこの色は、お父さんの「サジュネン!!」の一部のような気がする。

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by hongkonggaffe | 2016-03-10 21:11 | 香港ご商売 | Comments(26)

思いのほか多い 香港の花木 ~ 今年もいらして下さって ありがとうございました ~

年末を迎えたおらが町の神社では、初詣に向けての準備が完了。
本殿前のかがり火を焚く松明籠や、その脇に積み上げられた出番待ちの薪の山。
近くの竹林から切り出してきた竹で 大きな門松が設置され、
門松の足元を彩る葉牡丹も添えられて、もうあとは参拝客を待つばかり。
時節の行事を控えた街町では、やっぱり何かしらの花木が活躍するんですね。



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香港でもそれは同じで、花木が季節を伝えてくれているのかも。

春節を控えたフラワーマーケット(花墟市場)には、
桃や水仙の花 ・ ツノナスやキンカンが鈴なりになった鉢 などなど、
縁起を担いだ福々しい花木がズラリ(・・・と並ぶらしい → 写真でしか見たことがない:笑)。
花市(年宵花市)だと、華やかな花木と それを買い求めに来た人々で 賑わうんだろうなぁ。
1度行ってみたいなぁ。

11~12月頃の時期に訪港すると、まずは空港で出迎えてくれるポインセチアが風物詩。
到着ロビーを出て 市街地に向かうバス乗り場へと歩く時、
ゆるく下るスロープのわきに、真っ赤なポインセチアが並ぶのです。
ドーム状の透明な天井なので、適度に陽光が差し込んできてるから ちょうどいいのかな?
冬の香港への里帰りを祝ってくれていて、到着したワクワク感が輪をかけて高まる場所。



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人通りの多い街の中でも、歩道わきに飾り付けられたポインセチアに出会えます。
観光客が多い尖沙咀の廣東道だと、決まって見かけるなぁ。
いや、設置される花々は、なにもポインセチアや特別な期間だけのものではなく、
何月に訪港しても、何かの花が当たり前のように街を彩っていて。

とある日、待ち合わせの約束があって 上環から中環に向けて急ぎ足で歩いてた歩道。
飾ってある花木を一つ一つのぞき込みながら、水を与えたり間引きをしたりする人々が。



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傷んだ物が無いかどうかを確認しつつ、
台車に載せた新しいプランターを「よいしょっ!」と持ち上げて設置したり、
植え替えた花の根元は土が乾き気味になるから、たっぷり水を与えたり。

手入れする様子を見ていたら、
“ 飾られた花 ” と “ 手入れをしている人 ” の どちらからも、和ませてもらえたんですよ。

もしかしたら、花に向き合ってお仕事されてる皆さん自身も、
仕事とはいえ、そのひとときだけは気忙しさの無い気持ちで作業をしてらっしゃるのかな?
・・・とも感じたり。

急ぎ足だったのに立ち止まってぼ~っと眺めてたものだから 約束時間が迫って来て、
和みのひとときとは正反対のダッシュで、徳輔道中を慌てて走ったおバカな自分。。。



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いつも忙しげで時間の流れが早足になってる香港だけど、
花木に出会える空間は、思いのほかたくさんあるんです。

そもそも海に囲まれた緑地帯の多い香港、地図を見れば、そのほとんどが緑色。
山の緑じゃない場所にしたって、どんな街町でも必ず目にする公園に花木があるし、
都市部の幹線道路から1本中に入った道路沿いや住宅街の中にも、大小の公園が。
九龍公園や香港公園のような広い有名どころだけじゃなく、
小さな公園を含めると、かなりの数のオアシスが散らばっています。
そしてどの公園もオアシスでいられるように 人の手がちゃんと入ってケアされてて。

そうそう、余談ですが、
公園の中だけは例外なく禁煙が徹底されている事も、人に優しい場所の証ですよね。
香港のタバコ愛好者、これね、本当に見事にこのルールをきちっと守ってるんですよ。



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高層ビルや高層マンションがそびえ立つ香港、確かにそれは一面だけど、
建物の谷間には花木がけっこう息づいています。
小さな植え込みや小さな公園に 思いのほか恵まれている香港。
「忙しそうにしてばかりいないで、ちょっと一息ついてはいかが?」
花木の声なき声に気付けば、
ついつい倍速で動いてる時間の使い方が 少しゆるやかに出来るかも。
・・・と、
掃除の合間にブログに逃避しつつ あたふた3倍速で動いてる大晦日の自分。。。(笑)

今年もここに遊びに来て頂けて、ありがとうございました。
2016年も、記事やコメント欄に ちょこちょこ覗きに来て頂けるよう、
偏ったローカル記事を綴りたいと思っています(笑)。
よろしかったら、これからも香港製造品を手に取ってみてくださいね。
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by hongkonggaffe | 2015-12-31 14:59 | 香港ふうけい | Comments(20)

トラムの運転士さんたち  ~ 彼は cool ? それとも・・・?(笑) ~

訪港するたびに、忘れがたくて顔を覚えちゃう人っているものです。
いろんな場面であるけれど、思いもしなかったアクシデントで印象付いちゃった人とか。

たとえば去年の7月、ホテルで助け出してくれたレスキュー隊の人の顔。
ロビーのフロアすぐ上で止まってしまったエレベーターのドアをこじ開けて、
ガガッと入って来たレスキュー隊員さんは、
防護服とヘルメットで顔が半分隠れてたけど、やっぱり顔は覚えてる。 

たとえば今年の1月、キャセイのラウンジスタッフの顔。
僕のジャケットに大量のソースをドバッとこぼした後、謝罪も対応もなかったスタッフさん達、
やっぱり顔は覚えてる(笑)。

アクシデントっていうのは、思い出としてやんわりと丸められて記憶に残り、
その時の相手の顔と共に けっこう覚えてるものです。



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アクシデントじゃないけれど、トラムの運転士(司機)の中にも、顔を覚えてる人が。
その内の一人は、女性の運転士さん。

ウチが体験した限りだと、トラムの運転士は男性ばかりなのだけど、女性がお一人だけ。
トラム運賃がまだ2$だった頃に初めて見かけたとき以来、
毎回のように出会う、いつも黒い腕時計をはめている女性運転士さん。
ウチはトラムに乗車する回数やトラム沿線の歩道をテクテク歩くことが多いからだろうけど、
年1~2回の訪港なのに、必ずと言っていいほど見かけるのです。

それは乗ったトラムがそうだった時ばかりじゃなくて、
信号停止中の時に、トラム駅で待っててやり過ごした時に、走り去る時に・・・と いろいろ。
HONGKONG TRAMWAYS Co に、一体何人の運転士さんが居るのか知らないけれど、
縁あってか、目を引くからか、記憶は毎回濃くなっていきます。
見かけるたびに、カッコいい・・・She is cool (笑)。



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今回9~10月の訪港では、記憶に残る運転士さんがもう一人増えました。
cool か、どうか、ちょっと分からないんだけど。。。

とある日の夜、時刻が遅いし疲れていたので、中環から西營盤までトラムに乗ったのです。
歩ける距離だけど、まぁ、乗って行こうということになって。
普段なら2階へ上がるんだけど、すぐ降りるのだから1階でいいねと。
で、1階なので運転する様子や前方を見ていたくて、車両の前の方に。

ふと自然に目を向けた運転士が、初めてお見かけするタイプの人でした。
「おぉ~っ!」と見入っちゃって、前方の風景なんて全然目に入らない(笑)。



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どうも顔がよく見えないぞ?と思ったら、マフラー?ネックウォーマー? で覆面の彼。
排気ガスから守ってるんか?寒いんか?(寒くはない夜)と思ったら、
いやいや、耳の上こそ寒そうな刈り上げヘア(笑)・・・刈り上げ? というか、モヒカン?
イケてます。
“ 運転士が若者 ” というだけでも珍しいけど、それに加えて個性的なお兄ちゃん。

トラム駅でお客が乗り降りする時は車内ミラーと乗車口モニターを注視してるけど、
信号待ちの停止中や、直線道路の運転中は、しきりに髪を気にして右手で整えてる。
・・・整える髪の部分は、少ないんだけど・・・(笑)。

ヘアスタイルの乱れを気にする割には、窓を開けてるから、
走る間ずっと、モヒカンのてっぺんが風になびいてる。
うはは、ステキ。
風を切って走るオープンカー状態は、そりゃぁ気持ちが良いのは分かるケド。。。

トラムらしい速度 ( でも、やや早め ) で運転してくれてるんだけど、
なぜか、右足が左足の上にのっかってる。。。
をいをい(笑)。
新型トラムは足元部分がドアで仕切られてるから見えないのだけど、
トラムって、片方の足だけで運転可能でしたっけ?
足元には、ペダル操作って何も無いのでしたっけ?
背の高そうな彼だから、あの狭い運転席で足のやり場に困るのは分かるケド。。。



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「彼はどんな男性なんやろ?」
「やっぱ、トラムに特別な想いを持ってるんやろか?」
「彼の今までの体験や信条があっての、運転士の選択やスタイルなんやろか?」
大きなお世話だと思いつつも、なんだか気になっちゃって(笑)。
“ トラム運転士って、一般的にはこんな感じの男性達 ” っていう勝手なイメージが、
ガラガラガラーッと崩れていく体験は、新鮮でした。

幹線道路の真ん中を
バス ・ トラック ・ 自転車 などに惑わされること無く、マイペースで走行するトラム。
トラムの運転士さん達って、あの女性も他の男性運転士も、皆カッコいい。
It's cool !
初めて会ったこのお兄ちゃんも cool? それとも運転は danger? (笑)

残念だったのは、短区間しか乗っていられなかったこと。。。
中環から西營盤までの新鮮体験は、あっという間でした。
後ろ髪を引かれながら降りて、遠ざかるトラムをずっと見送っちゃいました。
次回も乗り合わすことは出来るかな?
トラムに毎回目が行く僕だけど、これからも ますます目が離せなくなった夜でした。

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by hongkonggaffe | 2015-11-30 21:19 | 香港のりもの | Comments(8)

そっと優しく起こしてくれる 香港製造の目覚まし時計

学生時代から つい3年前まで、四角い黄色の目覚まし時計を使っていました。
目覚まし機能を使わなくなってからも、ん10年のあいだ、よ~く働いてくれたなぁ。

セットした時間になるとグリーグ作曲の【朝】という曲がデジタル音で流れた目覚まし時計。
出勤時間が早い日だった頃は、この【朝】という曲で起き上がらなきゃいけないのが辛くて、
これが鳴り始めると「あぁ~・・・なんだよぉ~・・・もう朝かよぉ~・・・」となるわけで。。。
そのおかげで、グリーグの この 【朝】という曲は、今でも好きじゃありません(笑)。

さらに言えば、曲が流れ始める寸前に「カチッ!」と目覚ましのスイッチが入る小さな音。
昔の目覚まし時計やタイマーって、設定音が鳴る寸前に「カチッ!」と音がしませんでした?
時計の内部でスイッチが入る音なのかな?
もう、あの 「カチッ!」が 眠ってる自分に聞こえちゃう。。。
そして次の瞬間、情け容赦なく【朝】が流れ始めて、完全に たたき起こされちゃう。。。
“ 爽やかな朝の様子 ” を表現して作られたはずの曲なのに、ちっとも爽やかになれん!!
・・・というわけで 、
「カチッ!」 ~ 【朝】 の一連流れは、本当に いまいましい音だったのです(笑)。



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香港島の徳輔道西に面したホテルに泊まることが多いのだけど、
早朝に1台目のトラム(叮叮)が通過する音で目が覚めるんですよ。
普通のトラムじゃなくて 始発のトラムでもない、
始発の前に1日1回 早朝だけ走行する “ 線路点検トラム ” の音。

滞在する季節によって、日の出の時間や 普通のトラムの始発時間が違うので、
この “ 線路点検トラム ” が通過する音を聞ける時刻も違ってきます。
夏だと、うっすら明るくなり始めた時刻での目覚まし音。
冬だと、夜明け前のまだまだ暗い時刻での目覚まし音。

今回の9~10月の滞在では、毎朝5:10くらいに聞こえてきました。
日の出30分くらい前のタイミングで 線路点検トラムの音が近づいて来て去っていくと、
「あ、200號か300號が通過したな。」と目が覚めるわけです。
( ふだんはお目に掛かれない “ 線路点検トラム ” の車体は、 こちら の記事。 )

これをベッドの中で聞くという事は、この朝は、もう200號と300號に出逢えないという事。
1日1回しか見られない貴重な2台に逢う予定でいた朝は、
「あーぁ、間に合わんかった。」と少しだけ失敗した気分でベッドから起き上がるしかない。
徳輔道西沿いのホテル滞在では、2台に再会することも早朝散歩の楽しみなので。



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ここで言う “ トラムの走行音 ” っていうのは、カタンカタンっていう一般的な音じゃなくて、
トラムがカーブを曲がるときに必ず出す “ 鳴き声 ” のこと。
あの独特な鳴き声って、どうして出るんだろう?
何が鳴かせているんだろう?

いまだに正しく知らないのだけど、
カーブの時に、左か右に車重がかかるぶんだけ、車輪とレールが強くこすれ合って、
そのこすれた音が車両に響いて大きく共鳴するから鳴くのか?
それとも他の原因で鳴くのか?

そのたびにレールには1日で数え切れない回数の負担がかかっているからこそ、
あんなに頻繁に線路と線路付近の地面を掘り起こして工事しているのか?
とか、
酷使するレールだから、毎朝始発前の点検が必要で線路点検トラムが走るんだろうな
とか、
あれこれ想像するだけ。
・・・鳴き声が生まれる本当の原因は、まだ分かりません。



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・・・というわけで、トラムの鳴き声は、かすかに聞こえる優しい目覚まし時計。
上環の徳輔道西沿い(トラム沿線)の イビス か 60WEST に宿泊している場合なら、
何階の部屋に居ても(今回ウチは19階)穏やかに目覚めさせてくれます。

山側へ1本入った皇后大道西沿いの LBP だった時でさえ、
あれだけビルやマンションを挟んでいるのに かすかに聞こえてきて、
心地良く目覚まし時計代わりになってくれたことがありました。
ちょうどカーブから皇后街が皇后大道西まで谷間のようになって延びて来ているので、
静かな早朝なら、小さな音でも建物の壁が反響板になって伝わるのでしょう。
そのLBPから少ししか離れていない バタフライ・オン・ハリウッド の部屋まで来ちゃうと、
荷李活道公園の広い空間で音が散ってしまうからか、聞けたことがありません。




(qountaさんというかたがUPしていらっしゃった映像です。上環總站を出たカーブから、
  鳴き声が入っています。動画終了の そのすぐ先に、文中の2ヶ所のカーブ ↓ が。)


いや、けっして眠りの邪魔をするほどの音じゃないんですよ。
トラムに興味が無ければ、まったく気にならない聞こえないほどの音だから大丈夫(笑)。
ホテルの部屋まで届く鳴き声をあげさせるカーブは、永樂街の角と、皇后街の角の2ヶ所。
このゆるい2ヶ所のカーブが存在しててくれることに感謝です(笑)。

同じトラム沿線のホテルでも、西營盤の ラマダ(最近別名に変わりました) だった時は、
その近辺にカーブが無くて直線のレールだけなので、鳴き声は聞けませんでした。
馬力を出す時のモーター音が大きく変わる音と、通常のカタンカタンの音が聞こえるくらい。
・・・やっぱり、カーブに差し掛かって 車重を片側にかける時だけ、
遠心力に負けないように トラム君が「おぉ~っとぉ~!!」と踏ん張る声なんだろうな。
そんな気、しません?



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眠りの中で、かすかに聞こえて、優しく目覚めさせてくれる “ 線路点検トラム ” の鳴き声。
寝ぼけながら、 「んんん・・・今日も香港に居られるんやねぇ・・・うひひ・・・」 と、うとうと。
あの、いまいましかった “ 「カチッ!」&【朝】 ” とは、大違い(笑)。
トラム音が設定された目覚まし時計が もし発売されたら、絶対に買うだろうなぁ。
着うた・着メロみたいに 鳴き声と走行音 が入ったアプリがあるなら、スマホだって買うぞ。

ちなみに、
日本の日常で、
“ 「カチッ!」&【朝】 ” が もしも聞こえてこなくても100%目が覚める自信がある朝が。
・・・。
・・・。
午前便で香港へ向かう出発の朝ですな(笑)。
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by hongkonggaffe | 2015-11-22 16:13 | 香港のりもの | Comments(12)

小さなことでいいから ホテルで “ ウチの部屋感 ” を  ~ 中秋節の香港 その5 ~

前記事&前々記事と続けて、今回のホテルについて記録してるけど、
この2記事は “ 暮らすように滞在するための部屋 ” を確保するまでを書いてるだけで、
部屋での様子は なにひとつ書いていない、、、。

【ホテル情報】だけを探してここに辿り着いた人がいたなら、(ホテル名書いてないけど)
珍しく情報的なことを書いた記事なので、少しは何かの役に立つのかな?

だけど、来ていて下さる皆さんは重々ご承知の通り、情報提供ブログじゃないから、
ここから先のホテル記事は、いつものように思いっきり偏ります(笑)。
あしからず。。。



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前記事の下の方に書いた、旅先のホテルで習慣にしてる★4つ。
一番最後の★の “ ウチの部屋感 ” は、このホテルでも少しだけ作って遊びました。
ここに限らず、どのホテルでも ほわ~んと楽しんでる遊び。

◎ テーブルには、なんでもいいからクロスをふんわり。
◎ 備品のガラスコップや皿には、ハンカチを敷いて小物入れ。
◎ 置き時計やティッシュボックスなどで挟んで、パンフ ・ 本 ・ 新聞 立て。
◎ 花を活けておくなら、ペットボトルを花瓶に。(1月からのスタート)
◎ テーブル増やしたい時には、段ボール箱にバンダナ広げて部屋食用サイドテーブル。
    他、こまごまあることを書き出すと 貧相な気分になってくるので、あとは内緒。

ただ、
今回のホテルに限っては、段ボール箱でのテーブルは、やってはいけないこと。
これ、床に置くことになるから、ハウスキーパーさんの床掃除の邪魔になっちゃいます。
今回の “ 暗黙の最優先リクエスト ” は “ 床掃除 ” だから絶対に邪魔しちゃいけない(笑)。



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・・・で、話を戻して。
「今回は飾りも加えて」と書いたとおり、
窓ガラスやミニキッチンに 小さな花飾りを吊るして過ごしました。
こんなささやかな遊びが、僕と太太の “ ウチの部屋感 ” 。 真剣に遊ぶひまじん。

この造花は、街のいろんなパン屋(ウチは生命物で調達)や菓子店で売られていました。
中秋節が近づいてくると店に吊るして売られる【中秋節ならではのお飾り】です。
ゆるゆるな香港、12月のクリスマス飾りが1~2月の春節寸前までそのままだけど、
なぜかこの花飾りは、中秋節翌日以降、お店で見かけることはありませんでした。
香港なのに、けっこうシッカリしてた(笑)・・・どうしてなんだろう?

花と一緒に、豚さん(豬さん)を入れておく赤いカゴが付いています。
で、そのカゴの中には、豚さんの顔形をした小さな焼き菓子が入ってて1セット。
カゴで運んだ乳猪を 皆で分け合って中秋節のご馳走に・・・という感じなのかな?



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店先に飾ってあったり吊るしてあったりしたカラフルなこの飾りを買い求めました。
子どもがおねだりして買ってもらい、ニコニコぶら下げて歩く・・・
・・・まさに そのとおり。子どもになって ウヒヒとホテルへ持ち帰ったウチ。
チェックイン翌日に買ってきたから、チェックアウトの日まで → もちろん日本へお持ち帰り。

火龍(ファイヤードラゴンダンス)を 2日続けて観に行ったのですが、
会場で取って来た線香をカゴに挿しこんで 過ごしていました。
練り歩く龍の全身で燃えた後のこの線香は願いが叶うラッキーアイテムとされているので、
これを吊るしてたこの部屋では、Goくん達と対面することがなかったんでしょう。
よかった(笑)。

ちなみに、ガラス窓に付ける吸盤は、
洗濯物を洗面スペースや窓で ひもを渡して干すために いつも持参してる物。
これで、今回もクリーニング店を使わなかったのがバレバレですよね(笑)。



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上に挙げた◎のあれこれも、今回加えた飾りも、すべて太太のアイデア。
太太は、どんな場面でも “ 遊び&有効活用 ” を思いついて知らない間にやっているので、
僕は旅の間中 「うわっ、ありがとうございます。」と再敬礼するだけ。
香港に通うようになってからも、例外なしです(笑)。

上手く言えないけれど、豊かなひとときをさりげなく創るヒト なんだろうな。
大きなモノ・コト じゃなくて、 小さいけど何かを・・・っていう、これ大きいんですよねぇ。
ウチの香港滞在のプロデューサー。



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オトナ女子のプロデューサーと 小学生男子のADは、
この部屋でも、いつもの通り外賣して持ち込んだ物で部屋食していました。
このホテルは、すべての部屋にミニキッチンと電子レンジが備わっています。
もちろん、ルームチェンジ前の1203号室にも。
・・・Goくん達が大勢出没したため、使う気になれなかっただけで。
レンジを使った後の匂いとか、「いらっしゃい」と 誘いそうでしょう?

ミニキッチンは まぁいいとして、電子レンジは本当に役立ちますよね。
こうして読んで下さってる方々も、電子レンジで温めたい物、色々思いつくんじゃないかな?
昨夜つい残しちゃった糯米飯や茶菓を ちょっと温めて朝食に、、、とか。
今朝買ってきた蛋撻(エッグタルト)を ちょっと温めておやつに、、、とか。



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ランドリールームもあるし、アイロン&アイロン台もあるから、洗濯物もすぐに乾かせるし。
引き出しや棚が多くてすっきり暮らしていられるから、便利&快適。

だから、やっぱりハコ(造り)と立地に恵まれてるこのホテル、
経営サイドの在り方が変わるといいのになぁ、、、と思わずにはいられません。

そうそう、線香のご利益は、Goくん達と縁を切るだけではありませんでした。
ルームチェンジ以降、最終日まで掃除が行き届いてて。
“ クレーム出したヤツの部屋だから ” っていう感じはしなかったんだけどなぁ、なぜ?
ということで、火龍のご利益はありましたーっ!!

ただ・・・この部屋といい、ご利益といい・・・今年の 運 は、すべて使い果たしたな・・・・・・。
そんなウチにカエルくんをクリックして頂けると嬉しいです。039.gif

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by hongkonggaffe | 2015-10-20 20:36 | 香港ざっか | Comments(14)

アップグレード後の部屋でも いつものように三択を考えるウチ ~ 中秋節の香港 その4 ~

前記事 ( こちら★ ) に記した通り、なかなかキビシイ状況で始まった里帰りのホテル滞在。
小さなフロントで青島刑事になって 踊る大捜査線ごっこ をするのは、やや疲れましたが、
やっぱり “ 暮らすように滞在していたい ” は 忘れたくないので。



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昔、ビクトリア湾(維多利亞港)が眺められるホテルの部屋から外を見てて、
「ウチは、きっとハーバービューよりタウンビューの方が楽しめるんやろな。」
と確信して以来 ( 「 ウチは 」 ですよ:笑 ) 、
事前のリクエストには いつも必ず【ツインベッドでタウンビュー】を入れています。

青島刑事が 小学生男子が 今回のルームチェンジの際に強く希望したのも、
「最大限まわりの住宅に近い部屋 に替えて欲しい」という1点だけ。
書いたとおり 3人の女性スタッフは 苦心しながらその希望に応えてくれました。



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1203号室から、1905号室へ お引っ越し。
撤収した荷物を持って1905号室のドアを開けてみたら、
和久さんと すみれさんと 真下くん が、ウチを迎えてくれました。
「おぅ~青島~。遅かったじゃねぇか~。なぁ~んてな。」と微笑む和久さん。
「ここだったら、暮らせそうでしょ?」と胸を張るすみれさん。
「先輩、今夜からは外賣してレンジでチン!一緒に部屋食しましょうね。」と誘う真下くん。
湾岸警察署は、広い空間を用意してくれました。

念のため書いておきますけど、「アップグレードして欲しい!」とは1度も言ってませんよ。
「12階だけはやめて、 (この間取りで) もっと近隣住宅に近い部屋を」 と言っただけで。
前記事の通り、あの流れの中でフロントがこの部屋を提案してくれただけです(笑)。



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前記事に載せた写真だと、
Goくん達との部屋は452sq.ft(スクエアフィート)、約42平方メートルで25畳。
ルームチェンジ後のこの部屋が621sq.ft、約58平方メートルで35畳。
10畳ほど広くなって、上から2つ目のランクになりました。・・・珍しい体験やぁ(笑)。

中央に クローゼット付きの収納棚やソファ ・ もう1台のTVとデスク などを配していて、
2ルームに近い造りなので、10畳の差以上に空間の広さを感じます。
ウチはここ10数年、1泊¥7000~¥10000までをリミットにしていますが、
価格そのままで3倍以上価格の “ 暮らすための部屋 ” を提供してくれました。
残り9日間は、ここで暮らすことに。



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与えてくれた環境を どう維持するかは、ウチ次第でもありますよね。
毎日掃除に入るハウスキーパーさんには、
感謝の気持ちとリクエストとを1セットにして毎日アピールしたいです。
これはなにも香港だけのことじゃなく、日本のホテルでも他国でも習慣にしてることで。

   ★ 使ったタオル類は カンタンに畳んで すべて洗面スペースにまとめて置く。
   ★ シーツと枕は フツーに整えておく。
   ★ コップ類は 軽く水洗いしてまとめておき 机上の私物にはバンダナを被せておく。
   ★ 前回は 花 (こちら) で。今回は飾りで(またいずれ)、 “ ウチの部屋感 ” を。

いつでも どこのホテルでも、外出前の朝のルーティーン。
苦にしてないから、ゆるゆるながらもずっと続けられるルーティーンになってるんでしょう。
ほんのこれだけで、感謝とリクエスト(ある場合)のアピールになるような気がしてて。
アピール、、、ん、、、 【 気持ち良く暮らしてますよアピール 】 っていうような。
【 ここで気持ち良く暮らしたいんですよアピール 】 とも言える感じかな(笑)。



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毎日掃除してくれるハウスキーパーさんも “ ひと ” です。
“ ひと ” に賭けて三択。
   ① 「あら、ここのお客、こうなのね。だったらアタシもキレイにしなくちゃね。」
   ② 「あら、ここのお客、こうなのね。キレイにしてるからあまりやらなくていいかぁ。」
   ③ 「あら、ここのお客、こうなのね。ふぅ~ん・・・。(特に何も感じず気付かず)」
・・・どうなんだろう?
いつも、どこのホテルでも、楽しく考えるんだけど、こちら次第で何か違うものでしょうか?

ときどき太太と話すんだけど、【ことば不要のアピール】って、やっぱりあるような?
ウチはもちろん①を期待しての、いつもの習慣です。
感謝と打算のミックス(笑)。
この1905号室でも、毎朝こんなふうにして外出してました。

外出先からホテルに戻って来て何してたか・・・・・・いつものこと(笑)。
・・・また次記事へ続きます。
よろしかったら ご一緒して下さいね。

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by hongkonggaffe | 2015-10-16 18:45 | 香港ご商売 | Comments(22)

今回のホテルに 想うこと & 望むこと ~ 中秋節の香港 その3 ~

誰もがいつも言う事だけど、香港のホテル代って、高騰し過ぎ!!
今回も、あれこれ検討している時に、1月に滞在した大角咀のホテルも考えました。
だけど・・・・・・あれれ?・・・大角咀の3軒、えらく高い。
メジャーな場所とは言えない大角咀なのに、なぜ高値?

考えてて思いつくこと・・・・・・偏った見方かもしれないけど ( ↓ ) ・・・・・・。
大角咀の大きめの主な3軒のホテルは、大陸からの団体さんをお得意様で受け入れてる。

1月に滞在した時も、そうでした。
毎日ツアーバスがホテル前に横付けされてたし、ホテル裏には大陸行きのバス停も。
部屋履きスリッパを履いたままエレベーターに乗って来る人達と何度も一緒になったし、
全員が両手に紙おむつの束を抱えてロビーにやって来るグループとも遭遇しました。

団体さんを常に受け入れるパイプがあるから、ホテル側の収入は確保できてて、
わざわざお得価格にする必要もないのかな?・・・なかなか強気の価格だったんです(笑)。
というわけで、むしろ優しい価格だった上環のホテルを選んだのでした。



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で、今回は2度目になるホテルにお世話になりました。
チェックイン当日~チェックアウトの朝、、、までを一言で言い表すのなら、
・・・。
・・・。
・・・。
「 このホテル、やっぱり相変わらず もったいないことしてる。 」
でした。

立地条件はとても良いのです。
   ★ 上環エリアだし、開通済みのMTR西營盤站も近い。
   ★ ホテル目の前には、東西両方向行きのトラム站がある。
   ★ コンビニ・粥麺店・パン屋(麵飽餅店)・飲茶処・茶餐廳など、豊富に選べる。
どうでしょう?一般的に言って、好立地でしょう?

では、部屋は?
   ★ 同価格帯のホテルと比べると、ずいぶん広いし、収納棚や引き出しが多い。
   ★ 窓が大きくて明るくて、多めの照明のおかげで 夜だって室内が暗過ぎない。
   ★ コンセントがたくさんあるし、電子レンジ&シンクもあり、外賣時に活用できる。

そして、ここからは “ ウチ向き ” だけど(笑)、
   ★ タウンビューで、周りのマンション・アパートが ほど良い近さで感じられる。
   ★ 徳輔道西に面してるので、トラム眺め放題&トラムの鳴き声がかすかに心地良い。
おおざっぱに言うと こんなホテルです。(あくまでウチの印象&価値観ですよ。)



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エレベーターでも 小さなフロントでも、顔を合わせたのは欧米人か台湾人で、とても静か。
「暮らすように滞在したい」 がモットーのウチとしては、とても良い【立地&造り】でした。
・・・が!
・・・。
・・・。
・・・しかし ですね。
・・・。
・・・。
【ホテル】という名を謳ってお客を迎える時に、この衛生管理では、いかがなものか?と。
これこそが、「このホテル、やっぱり相変わらず もったいないことしてる。」なのです。
上に書いたように2度目の滞在だったけど、残念なことは1度目と同じ。。。

チェックイン時に割り当てられたのは12階の部屋でしたが、
初めて部屋に入ったら、床にも洗面スペースにも髪の毛が何本か。。。何かのゴミも。。。
「あぁ、以前と何も変わってない。掃除あますぎ。水周りのカビももうちょっと削れるのに。」
と。

残念な気持ちを引きずっててもしかたがないので、すぐに外出。
とりあえず翌日要る物だけをスーパーで買い求め、部屋へ。
休憩してシャワーを浴びようとシャワーカーテンを開けたら、Gokiくん2匹がお出迎え。
・・・。
・・・。
「こんにちは。」・・・見つめ合う僕と2匹・・・。
・・・。
・・・。
まぁ、こういうことはあります。他のホテルでも今まで1度も無かったわけじゃないし。



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だけど、
このチェックイン当日夜以降、朝・夕・朝・夕と3日連続で複数匹で出てきて下さって。。。
うぅぅ、ご挨拶頂けるのは せいぜい2回まででよい。。。
それに、髪の毛も、
床に落としたゴミ ( ごめんね。小さなゴミを幾つかわざと落としておいてみたのです。 ) も、
毎日、そのま~んま。これも以前と同じ。

3日目は外出前に「 Help! 」とメモを残しました(力んで書いたのでpleaseのeがない:笑)。
赤マジックは荷造りの時に 【 FRAGILE 】 を書く場合 必要ですし、
以前 とあるホテルでGoくん初襲撃( ホント大変だった → イラスト付きのこの記事 お!この時も12階の部屋じゃないか!! 12階は鬼門か?! ) 以来、毎訪港のたびに持参してます。
今回も赤マジック登場。
でも、なぜか「さぁ!マジックの出番だ~!」と嬉しそうに取り出す太太。
Goくん嫌いな太太が、「これでどんな反応が返って来るか、ちょっと楽しみ。」と笑ってて。
そんな太太を見てて、「こんな事で楽しみを見つける太太は、只者じゃない。」と思う僕。

で、メモを残した日の夕方。
楽しみにホテルへ帰る太太 & 憂鬱な気分でホテルへ帰る僕。
部屋を色々チェックしてたら、ベッドの下にポツンと “ 香港版ゴキブリホイホイ ” が1個。
太太これに大ウケ・・・やっぱり只者じゃない・・・。
ウケて笑ってる太太のおかげで、僕は少しだけ救われました。

「きっとハウスキーピング後のゴミの集積場が、この階にあるんじゃないか?」
と言い合っていたのですが、もしもそうなら滞在中ずっとご挨拶しに来て頂けるってこと?
髪の毛もゴミも、毎日そのまんまということ?
いやぁ、
あかんやろ、
そりゃぁ、あかんやろ。
【 暮らすように滞在していたい 】 のに、これでは暮らせん。これは、もう、あかん。
・・・・・・ということで、フロントに交渉しに。



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(矢印の先には、戦った後の赤ちゃんGoくん付き。成人くんのもあるけれど自主規制。)



フロントの女性2人が対応。
チェックイン当日から今日にいたるまでのことを すべて詳細に伝えました。
小学生英語だけではダメだと思ったので、すべてのゴミ類の写真&Goくん達の写真つき。
事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!
青島刑事になりきって訴えるこえだ でした。

フロントの2人、「そういうのは香港ならあり得ることですよ~。」と来るかと思いきや、
話すにつれ、だんだん気の毒そうな表情になってきて。
最後まで聞いてくれた後、「お部屋を替えさせて頂きます。」と。

2人でしばらく端末を操作して「★★階のこちらでいいでしょうか?」
館内の見取り図を見せてもらって確認したら、
周りのマンション群にもっと近い側の部屋が存在する。
他はないですか~?と贅沢を言ったら「でしたら★★階のこちらはいかがでしょう?」と。
うう~ん、タウンビューだったらココがいいんだけどなぁ。。。と、だだをこねる小学生。

「分かりました。しばらくお待ちください。」と言いながら、奥からもう1人呼び出して、
フロントスタッフ3人がかりで あれこれ検討してくれました。
たぶん、翌日からの部屋割予定を多少なりとも変えるのですものね。
3人でずっと端末を操作しながら相談してて・・・多少でなくて大幅に入れ替えたのかな?

しばらく待った後に掛けてくれた声は、
「こちらではいかがでしょう?タウンビューです。アップグレードさせていただきました。」
という笑顔。
希望を叶えてあげられそう & なんとかやりくり出来たわっ!・・・の笑顔?(笑)
「ありがとう」 と 部屋を引っ越すことになりました。



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長々と書いたけど、実際にウチが “ あまり良い気分じゃない ” 日は、長かったのです。
でも、
替えてもらえた部屋で暮らしたその後を一言で書けば、「快適に暮らせた!!」です。

ただ、
結果オーライにしたけれど、
リクエスト&クレームを出さなかったら、【暮らす日々】には、ならなかったと思います。
詳細を伝えて初めて対処する(ただしここではフロントだけの事。掃除等は?)ならば、
やっぱり根底から何かを変えないと、
「このホテル、やっぱり相変わらず もったいないことしてる。」 と思わずにはいられません。
(それは、チェックアウトの日にフロントに伝えました。日本で出てるレビューの内容も。)

ルームチェンジに3人がかりで尽くしてくれたスタッフだけの問題ではない、です、よ、ね?
この3人だけでなく、フロントで、ドアやエレベーターで、
気持ち良い対応を毎日してくれていたスタッフはいらっしゃいますし。
“ 伝えれば応えてくれる彼女・彼ら ” に相応しい “ ホテルの在り方 ” が追い付けば、
もっと心地良いホテルになると思うなぁ。

西環も含めて、西環以外のエリアにも各方面へMTR路線が伸びつつある今、
ホテルは建設ラッシュの一面も持っています。
基本的な部分で弱いホテルだったら、経営母体が変わるか、淘汰されるか。
立地条件も使い勝手も良いホテルだけに、「もったいない」から卒業して欲しい想いです。

12階の部屋から19階の部屋に変わった その部屋の様子は、次回書き残そうと思います。
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by hongkonggaffe | 2015-10-13 19:01 | 香港ご商売 | Comments(22)

出歩いた場所 & 散歩とトラム旅を楽しむためには始発駅へ! ~ 中秋節の香港 その2 ~

~ 追記 ~
いつも記事UPした翌日あたりに、校正しながら記事の見直しをするのですが、
本記事でも、始発トラム事情について少し書き加えました。




今回は、上環(正確には かなり西營盤寄りの場所)のホテルに宿泊しました。
その理由については、また いずれ書き残しておこうと思います。
   ★ やっぱり団体客を取らないホテルが良いかな。
   ★ 滞在日数を考えると宿泊費を抑えたいな。
等々の理由で。
里帰りのたびに頭を悩ます理由ですけれど(笑)。



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恒例にしている 【 滞在中に香港から自分に宛てて出すポストカード 】 。
今回も その中の一部が今朝 届きました。

投函日から7日間かかって届いてるのは、日本に到着しても おらが町が遠いからか?
でも、いいよねぇ、ポストカードは 片道たった3.7$で飛べる。
今どきの1$≒16円計算なら、60円しないんでしょう?
人間のエア料金を考えると、ポストカードって いかにおトクに飛んでるか。。。
。。。あぁ、できれば自分がシールになって貼られて飛びたい。。。



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ここでは、そこに書いてある “ 出歩いた場所 ” を。
( いずれも発着点は上環のホテルなので、始まりと終わりの「上環」は省略。)

  ◎ 台北経由で香港機場~ホテルチェックイン~石塘咀
  ◎ 西營盤~石塘咀~中環~佐敦~西貢~觀塘~尖沙咀
  ◎ 西營盤~石塘咀~堅尼地城~太古~觀塘~藍田~中環
  ◎ 西營盤~石塘咀~堅尼地城~上環~銅鑼灣~大坑
  ◎ 西營盤~石塘咀~西營盤~上環~大坑
  ◎ 長沙灣~深水埗~旺角~西營盤
  ◎ 赤柱~北角
  ◎ 西營盤~銅鑼灣~灣仔~將軍澳~上環~中環
  ◎ 西營盤~石塘咀~荃灣~おひとりさま自由行動(こえだ:上環、太太:堅尼地城) 
  ◎ 中環~尖沙咀~九龍城~土瓜灣~北角
  ◎ チェックアウト~香港機場~台北経由で なぜか 日本へ。
       ・・・何か書き落としてるかも・・・。

今までブログに来て下さっているかたの中には、
「おや?元朗が入ってない?!」 とか 「あれ?筲箕灣は?」とか 気づくかたも?
・・・そうですよねぇ、故郷というのは何日いたって足りないもの。
また次回のお楽しみです。

こうしてポストカードの記載をあらためて書き写してみると、
“ 上環のホテル出発~西營盤~石塘咀(まで歩く) ” のパターンが いかに多いか(笑)。
上環から西營盤~石塘咀に向けて歩くのは、単純な理由があるんです。
  その①・・・かなりの回数かよった粥麺店(粢飯・炒麺・粥・腸粉・咸豆漿・点心)がある。
  その②・・・その粥麺店の流れで西へ少し歩けば、トラム始発駅が石塘咀にある。
この2つが理由です。



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滞在中はトラムに乗りたいばっかりのウチ・・・でなくても、
どなたにでも、トラムの始発駅というのは魅力的ですよね。
   ☆ なにしろ絶対に乗れる。
   ☆ しかも、望むなら かなりの確率で2階先頭席に座れる。
   ☆ 発車するまでずっとトラムの車体を観察していられる(どうでもいい?)。

上記の その② のトラム始発駅ですが、石塘咀の始発駅は本当に便利(穴場)です。
地図で言うと石塘咀の“山道”西側にあるループ状の線路部分。
ギリギリで写っていないけれど、記事の写真3枚目右後方。
東から「屈地街電車廠」という行き先を出して来るトラムが、折り返し運転をする場所です。

ここからの乗客が少ないのは、
「開通済みのMTR堅尼地城站の方が近いし早い」という理由があるからかも。
それでもやっぱり近辺の住宅から出て来てトラムを利用する乗客はいますが、
その人々は、もう1駅 or 2駅ぶん進んだ屈地街か水街から一斉に乗るので、
やっぱり始発駅は空いているのです。
もっと西の堅尼地城からやって来るトラムは本数が少ないだけに混んでるけれど、
このループ状始発駅には堅尼地城発のトラムは回りこんで来ないので、影響しません。

じゃあ、ホテルからもっと近い上環站の始発はどうなのか?というと、
場所がら利用客が多いし、
朝の時点では東の車庫からここまで到達しているトラムや折り返し車両がまだ少ないので、
混み合ったり 待機している車両が少なかったりする傾向があります。
だから空席にも期待できず、待ち時間もかかっちゃうんじゃないかな。



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・・・というわけで、ウチ的にはお薦めな 石塘咀の始発トラムを利用する方法。
今、ホテルが増えてきたり人気が出てきている上環~西營盤あたりのエリア。
ここに滞在することがあったら、
「朝食に向かったりちょっとだけ散歩を楽しんだりしながら石塘咀の始発駅まで行く。」
という選択肢があっても良いような気がします。

空き空きのトラムに乗り込み、選び放題の席に座って身体を休め、トラム旅を楽しむ。
悪くはないでしょう?

じつはこういうことって、なにも石塘咀じゃなくても出来ます。
銅鑼灣や大坑・天后で遊んでて、電気道を散歩しながら北角へ行き、始発トラムに乗る。
太古や鰂魚涌の後、やや頑張って歩くかMTRで少し動いて筲箕灣から始発トラムに乗る。
今居る場所から始発駅が近いなら、そこへ歩く途中と始発トラムとを選ぶのはお薦め。
トラム始発駅がある堅尼地城や筲箕灣や跑馬地で過ごしている時なら、もちろんです。



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マイナーながらも、銅鑼灣にも始発駅がある事をご存知でしょうか?
ビクトリアパーク(維多利亞公園)や中央図書館に近い RegalHK Hotel の横に、
ひっそりとループ状の始発駅があります。
「え?・・・ここ?」って思うくらいの ひっそりさ(笑)で。
正規の駅なのかどうか判断がつかず、乗っていいかどうか迷う雰囲気だけど、
休憩している運転士(司機)さんに咎められたことは今のところ1度もありません。
今回ウチは使わなかったけれど、前々回までは ここから何度も乗っています。
まだ利用できるはずだけれどなぁ。

「銅鑼灣と言えばSOGO」という印象の香港大厦前からはドッと利用客が乗りますが、
1つ手前だけなのに始発の回転場で待つ人は少ないのです。
ここを使えば、銅鑼灣に居た時に、北角始発駅まで歩かなくても済みますよね(笑)。

こうやって考えると、トラム始発駅(同時に終着駅)って、よく考えられて設置されてる。
東西を結ぶ筲箕灣と堅尼地城にあることはもちろんだけど、
その中間地点の北角と銅鑼灣にも 折り返しが出来る発着駅がちゃんと作られてて。
もともとは HongkongTramWay側 の諸々の都合と交通事情で
折り返し運転が可能な場所を確保してあるのだけれど、
それはそのまま利用客にも都合良い位置にあるんですよね。



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さて。
「上環~西營盤~石塘咀に向けて歩く、単純な理由」の1つめ・・・・・・。
上記 その① の粥麺店での朝食(早餐)は、今回お気に入りの2店になりました。
前まで気になってはいたものの、ゆっくり味わえたことがなく。
お馴染みだったはずのエリアでも、新規開拓を楽しみたいですし。
勝手知っているようでも、入ってないお店や入ったらハマってしまうお店があるものですね。

それはまたいずれ書き残しておきたいと思います。
中秋節の香港シリーズ、よろしかったら また お付き合いくださいね。018.gif
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by hongkonggaffe | 2015-10-10 17:19 | 香港ふうけい | Comments(18)

秋の匂い in おらが町  &  包まれたい匂い in 香港

晩夏があっという間に初秋に変わり、気づけば初秋も本格的な秋に。
栗・サツマイモ・カボチャ が旬の食べ物ですねぇ。
スーパーのパン&お菓子コーナーは茶色系のパッケージで染まってて、
栗・サツマイモ・カボチャの餡や風味を加えた商品がいっぱい。
食欲の秋!もう、どんどん片っぱしから食べてます。控えるという事なんてあり得ない。

魚だとサンマですね。
夕方になって秋刀魚を焼く匂いなんかが漂ってきたら いいんだけどな。
「秋刀魚を焼く匂いがしてきました~」だなんて、そんな都合よくブログに書けはしない(笑)。
祖母が健在だった頃は、いつも七輪で焼いてくれたんだけどな。



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ウチだと、まさに今の【秋の匂い】は “ 稲穂の匂い ” です。
夕方近くに 家の裏を歩いていたり帰宅したりすると、
もう、ほんと、稲の香ばしい匂いが漂ってて、「秋っ!!」という感じ。
ウチは田舎なので周りに田んぼが多く、秋になると こういう匂いは風物詩。

「夕方近く」と書いたけれど ( ↑ ) 、午後遅く~夕方で、風の穏やかな日だと良いんです。
天気が良いと午前中~午後にかけて太陽の光で稲穂が温められて(煎るような感じ)、
熱せられた稲穂が、ふだんよりも匂いを振りまくんですよ。

田んぼの横のアスファルトの道から覗きこんでても匂うけど、もっと近づいた方がいい。
田と田の間にある 細い土のあぜ道 まで降りて、稲穂に両側から挟まれるように立つと、
稲が風を受けてざわめく音と 香ばしい匂いと 懐かしい記憶 に、思いきり包まれます。

そのあぜ道にしゃがんで稲穂の間に身体をすっぽり入れてしまうと もっと良い。
ときどき通る帰宅途中の高校生に怪しまれて “ 危ないヒト ” になっちゃうので、
右見て左見て、高校生が来ないか確かめてしゃがむことが大事です。
まぁ、左右キョロキョロ見ながらしゃがんでること自体が すでにすごく怪しいんだけど。。。



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頭の上でトンボが群舞する稲穂の中で吸い込む(食べる) 秋の匂い(旬のごちそう)。

もうしばらくすると 稲穂の頭が垂れるようになってきて、漂う匂いがまた変わる。
刈り入れのコンバインの音がやんだ後は、藁(わら)を干す匂いに。
さらに何日か経つと、干した藁や もみ殻 を燃やす匂いに。
匂いで季節が伝わる時だけは、「田舎に住んでて良かった」と思うかな。(「だけ」です:笑)



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で、香港。
四季がほとんど無い香港だと、匂いで秋を感じることって 少ないかなぁ。
どうなんだろう?
乾物屋の店先で干してるハムユイ(咸魚)は けっこう強めの匂いで、晩秋~冬ならでは。
みかんの皮を干して作る陳皮は、よほど近付かないと匂わないかも。
屋台の 焼き芋&焼き栗 の匂いは、まさに食欲を直撃する罪な匂い。
こういうのは、香港の秋~冬の 季節便り だと思うなぁ。

でも、香港には 旬のものじゃなくても、1年中楽しめる魅力的な匂いがありますよね。

スターフェリー(天星小輪)の下層階に漂う エンジンオイルや床のワックスの匂い。
街市や乾物街に近付くだけで寄せてくる 肉・野菜・果物・魚・乾物が混ざった匂い。
スコールのような雨が上がった後に地面から立ちのぼる アスファルトや石の匂い。
廟(お寺)の近くや中に入った時に包んでもらえる ぐるぐる線香から生まれる匂い。



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香港の匂い・・・他にもありましたっけ・・・あぁ、ありそう・・・。
思い出せないけど、あれだけ何でもある香港だもの、まだきっとあるぞ。

包まれに行きたい。

香港の事よりも、おらが町のローカルな秋の匂いを延々と書いてしまった。
あまりにも個人的な(いつも個人的なマイナー内容で偏ってるやん)ブログだけど、
「旬のものは旬のうちにね」・・・ということで、まぁ良しとしましょう(してください:笑)。

今日は、旬の物に負けるカエルくん。
珍しく(初めてかも) 稲穂くん ですが クリックをよろしくお願いします。043.gif
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by hongkonggaffe | 2015-09-11 17:03 | 香港ふうけい | Comments(24)

時計よりも 空の色 と 鳥の声 が教えてくれる

家の前の花木に2羽のヒヨドリが毎日来て、花の蜜を吸っています。
飛んできた時も、飛び去る時も、鳴き声をあげてて。
今は花の蜜だけど、木に実が付く時期だとその実を食べに来る。
秋以降にナンテンの真っ赤な実を鳴きながら美味しそうに食べてるのも 風物詩。

鳥は「鳴く」の? それとも 「さえずる」の?
2つの言いかたに何か違いはあるんだろうか。
心地よく感じるなら「さえずる」で、耳に障るなら「鳴く」?
鳥との距離が近いなら「さえずる」で、離れていれば「鳴く」?
どうなんだろう?・・・わからんなあ。

今日は香港で感じる鳥の声を思い出して。
読んで下さってるかたの中には、「また~、どうでもいいことを~、」って思う人も?
・・・いいんです。 情報提供のブログじゃないんだから。(笑)
って、そもそも【情報】と言えるものを持ってないからなんだけど。(爆)



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スズメは香港でも日本と同じようにさえずります。
日本のスズメよりも警戒心があまりない?けっこう近付いても飛び去らずにいて。
で、
日本では耳にしないさえずり(鳴き声?)の鳥がいて、以前から気になっているんです。
名前を知りたいんだけどなあ、香港でよく聞く声の “ あの鳥 ” の名前は?
「そんなあ~ “ あの鳥 ” って言われてもねえ~」  ですよね。(笑)
でもやっぱり名前を知りたいんだけど。ご存知ないですか?・・・「そんなあ~」。。。

日の出前にホテルを抜け出して、空が明るくなる前後を楽しむ早朝散歩。
この早朝散歩 ( dandelionさんが名付けてくれた “ 朝活 ” ね ) をしてると、
夜明けの空の変化にリンクして、鳥の鳴き声が変わるんです。
これ、おもしろいんですよ。



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まだ暗いうちに上環のホテルを出て、西營盤方面(西)へ歩く。
街の中で明かりが灯っているのは、コンビニと、早朝配達品を整理し始めた商店くらい。
「ここは、ヨシ。」 「ここも、ヨシ。」 「ここは、もうじき工事が始まっちゃうか?」 などなど。
異常が無いかどうかをひとり勝手に確認して歩いて。
「 あ~いいねえ~ 久しぶり~ 元気だった~? ただいまあ~ 」
店のシャッターや、寝静まってるアパート(唐樓)や、トラムのレールに挨拶して歩きます。

石塘咀あたりまでのんびり歩いて、Uターンして上環方面(東)へ戻って来ます。
あみだクジみたいにジグザグ歩いて西營盤と上環との境い目まで来ると、
東邊街を抜けて、その先は皇后大道西を歩き続けて戻って来ることが多いです。

皇后大道西をそのまま東へ戻って行くと、だんだんと鳥の声が増えてくるんですよ。
夜明けに向けて空の色が変わってくるから、鳥も活動し始めるのかなあ。
空も鳥の声も、気付かないほど徐々に変わるんだけど、気にして歩いてると分かるんです。

夜明けは時計ではなく鳥の声の変化が教えてくれる。

早朝散歩で近付いて来るこの声・・・なんて言う鳥の名前なんだろう?
ほんと、気になるし知りたいんです。知りたくなる理由、分かって頂けますか?(笑)
でね、
その鳥の声が東へ歩くにつれて増えるのは、このエリアならではの理由もあって。
戻ってきた終点に、ハリウッド公園(荷李活道公園)があるからじゃないかなあ・・・と。
鳥の声という朝のBGM、ボリュームアップしてくるBGMの出所がハリウッド公園なんです。
この公園の木々から飛び立って行ったり、
鳥も散歩を終えて公園に帰って行ったり、
そんなふうにハリウッド公園を起点にして鳥が飛んでいるからなのかな?
皇后大道西から荷李活道へと右に曲がると、鳴き声は もう最高潮に。



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公園の門に差し掛かると、高くから聞こえてた鳴き声が低く近い所でのさえずりに変わり、
門から中に入っちゃうと、もう、上から横からのシャワー状態のような。
鳴き声とさえずりに囲まれます。
木の枝葉がいくつも覆いかぶさるピンポイントに立つと、
枝葉のために暗めになってる中でシャワーを浴びる・・というちょっと奇妙な体験も可能。

まだクルマが少ない早朝、さらには大通りから道1本分山側に入っている荷李活道公園。
おもいのほか樹木がこんもりしているこの公園で鳥の声で歓迎してもらって、
開店時間を待って科記に行き、朝の奶茶をズズッとすすりながら休憩します。
毎回このパターンの朝活、これって、この界隈に泊まってるとどのホテルからでもOK。
イビス ・ 60Wes t・ バタフライ ・ LBP ・・・どこに泊まってても楽しめるコースです。



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公園に近付いてみる → 公園に入ってみる → 朝の空とリンクする鳥の声に包まれる。
きっと、九龍公園でも香港公園でも賽馬會徳華公園でも・・・他にもあるある。
そんなに広くなくても、樹木が茂っていれば、どこでもこうなるんじゃないかなあ。
早朝からクルマが近くを走る公園でも、樹木のおかげで鳥達は安心してるでしょうから。

これ、廟(お寺)でもそうなるのかな?
香港の廟には、その敷地内や横に樹木が立ってる場合が多いんです。
1本2本なんですけどね、まるで廟を守るかのように立ってて。
昼間に廟を訪れても鳥の声を聞くことはあるから、夜明けの朝もそうなんじゃないかなあ。
時計よりも朝を伝えてくれる香港の鳥の声。



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都会 とか コンクリートジャングル とか、そう思われがちな香港だけど、
じつは 街は樹木の緑に囲われてますよね。
香港全体を地図で見れば、その大部分が森林や山だから、緑色が目につきます。
そこに加えて 街のあちこちに公園がいくつもあって。

朝でなくても、昼間でも良いと思うんです。
都会部分やにぎやかな繁華街で過ごす時間も、夢中になれる。
そんな中で「ちょっと休憩~。」って、近くの公園に寄ってみると、癒される。
鳥の声が聞けるココロのゆとりが、少しだけあっても良いような・・・。
だから(「だから」って:笑)、どなたかその鳥の名前お分かりになったら、教えて下さーい。
と、今日も呑気なこえだに、今日は鳥の1クリックを押していただけると嬉しいです。043.gif
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by hongkonggaffe | 2015-04-21 08:04 | 香港ふうけい | Comments(12)


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